台南に行ったからと行って台南名物しか食べちゃいけないってわけじゃない。定番は抑えたいけど、その土地その店その人にしか作れそうにないものを見たら、食べるしかないでしょう!
李(リー)さんところの面白メニュー
テクテク歩いていた時に見かけた看板。
………。
「旦那さん、あれって…レ…モン?って書いてある?」
檸檬ってね、読めるんだけど自分でサクッと書くことができない漢字だから今ひとつ確信がなくて、旦那さんに確認。あまりこういう看板には見ない文字だしw
だってメインは餃子とかっぽいよ?しかし先ほどの看板にある、檸檬乾麺。この場合の乾麺ってのは硬い茹でる前の麺じゃなく、ドライ麺、和え麺ってことでうすな。
サイドメニューで確認すると、一番右に大小を揃えて持ってきてる。ってことは、これ、メインじゃないにしても結構推しのメニューなのね。
最初の写真の看板見ると「海鮮挽肉麺・檸檬乾麺・水餃」と書いてある(一部感じが違います)。が、他のお店の様子を見ても、読み方は左から右でも恐らく、優先順位は右から左。だから檸檬乾麺がかなりの推しメニュー。
表看板、そして写真付きで壁に掲げてるメニューの中では檸檬乾麺が2番目に位置してますが、なんにしても推しのメニューに違いない。
私は台湾語の漢字から内容を想像できても発音が全くできないので、メニューが近くにある場合は指差しで頼みますが、近くにない場合は写真を撮って画面を拡大、そしてそれを指差ししたり。
スマホ万歳(๑•̀‧̫•́๑)
親しみカニカマ檸檬麺
さて登場。
おや、カニカマ(^・^)
だから何ってことじゃないんだが、いいね、カニカマ。カニカマ自体も好きなんだけど、東南アジアじゃカニカマは日本と違ってある種の「贅沢」感が。
日本ではカニの代替品だからB級路線なイメージだけど、アジアの各地じゃ、もっと廉価な練り物がある。
だからベトナムでは、結婚式のお鍋にあえてのカニカマが使われてたりする。東南アジアに住む私から見ると、カニカマはきっと「ちょっとええもん」の位置付け(^・^)
プリプリした麺に全体に絡む檸檬の風味。ただ「檸檬」を冠する料理にありがちな檸檬ゴリ押しな感じじゃなく、酸味と風味はそこにきっちりあるけど、ベースの旨味もよく馴染んでてあーっさりと食べられる。
すだち蕎麦もそうだけど、安易に真似して失敗している例の多いこと。柑橘類と旨味の合わせは舐めたらあかんと言う反面教師は多いけれども、こんなふうにサラッとやって退けてるものに遭遇すると…
そんなに構えんでもええかしら?とかうっかり誤解させられそうになるのがまた曲者。
この一品のためだけに足を運ぶまでの華はありませんが、例えば3日。がっつり台南で食事するなら、合間に挟めると嬉しい味。近くにあったらちょいちょい通いたくなる気安さと、名物と取りざたされてないさりげなさ感がホッとさせてくれるんじゃないかと思います。
水餃子は、針しょうががたーっぷり!
そしてこのドーンとサイズ。いいねえいいねえ!!小さい餃子は飲んじゃうからね。これくらい大きかったら噛まざるを得ない!
味は庶民的な安心安定感のある味。はぷーっとお口の中に放り込み、上顎と舌でモニャッと潰すと、ジョンワリ染み出す馴染みのある餃子の風味。んふふ。ホッとする。初めて来た台南の地でんなんでホッとするのかわかんないけどw
そして卓上にある辛味調味料などで変化をつけつつモニャッとジョンワリ、モニャッとジョンワリを数回繰り返したら、あらおしまい。
間に檸檬麺の風味を挟んで、炭水化物攻めだったとは思えない胃袋の収まりの良さ。
うんっ、いいね。
こちらのお店、他の料理も食べてみたい。台南再訪は決まっているのでまた来よう!
おばちゃんがやってる小さなお店。常連さんらしき人たちの慣れた食べ方を見てシミジミ安心感を得られるお店。
うん、名物にこだわらず、アンテナにピピッと来たらとにかく食べて見るってのはやっぱり正解でしたわ(^・^)
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お店情報
李家食堂
700台南市中西區民生路二段270號
Time : 11:00 – 20:00(日曜定休)
Spent : 50TWD/person
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