伊東で泊まったお宿の隣町?にあるお寿司屋さんが美味しいと聞いたので、観光がてらバスに乗って行ってきましたよ!
誰に勧められたかが大事という話
誰のおすすめに乗るか、とういのは大事な話。
どんなに健啖家、美食家の方でも自分と舌が合わなかったら、それは自分へのおすすめにはなりません。私と舌が合わない方がこのサイトを見ても何の役にも立たないのと同じ。
複数の方が書き込まれる口コミサイトで、ある程度の同意見で好評な口コミが集まっていれば信頼なるかというと、そんなことはないのです。私がどんだけそれを頼って外したことか。
それは優劣の話ではなく、例えば若くて運動量が多い方が求める味と、歳を重ねた人のそれは違うわけです。求める味でなければ美味しいとは感じにくい。
なので「誰が勧めるものなのか」が大事。
で、今回は一緒に食事をしたことはないのですが、日頃からSNSでアップされている写真や食べ物情報から、食の通りがお分かりになっておられそうだし、美味しいものを食べこんでおられそうだし…
この方の好きなものは自分も好きそうだなあと思っていた方だったのですが、伊東付近のことをご存知のようで、私が伊東にいると知るや、
「もしよかったら宇佐美というところのこの寿司屋が美味しいですよ」
と教えてくださった!
普段はベトナムと日本で、実際にはお会いしたこともない方ながら、というか、会ったことないのに、その方のとっておきを教えてくれるとか、なんてこと!
で、それが隣町だったので、旦那さんがすかさずバスの経路を調べてくれて、翌日のランチに食べに行くことに。ふふふ(^・^)
ってかこれ、私一人だったら、バス乗れってなかったかもな(苦笑)
バスに乗って
バスは駅から出てるのですが、泊まってる宿によってはすぐ近くを通るかもしれません。今回の、かめや楽寛さんは、湯川3丁目、というバス停がすぐ近くにありました。
しかしまあ、始発以上に時間がはっきりしているところはあるまいということで、昨今の状況も鑑みて、時間変更・ルート変更があるかもってことで、駅までトコトコ。
駅の真ん前にあるバスの始発場所、3番乗り場だったかな。そこから出てる「宇佐美港」行きのバスに乗ります。
この日はとても天気が良くて、15~ 20分くらいのバス旅は快適至極。途中海岸沿いも通るし、景色最高。
一部、ちょっと海より内側の道に入ることもあるのですが、線路があって、運の良いことに列車に遭遇!
車体にいお魚(多分キンメ)がいっぱい描かれてるー!😆
ふふふ。歩いてはなかなかこの道のりは来なかったから、これはバス旅のらキー。得した(^・^)
営業前から待つ人がちらほら
「宇佐美新町」というバス停で降りたら、そこからはほんの70m。バスの侵攻方向にむかて一直線に歩くだけなのですぐにわかります。
そしてこの日は平日だったというのに、開店よりかなり前に合わせてきた割ったし立ち寄り早くお待ちになってる方達が2組ほど。
これ、観光に来る人が多い週末とかはどうなることやら。しかし周りは特任観光をするという感じの場所でもない。それだけこのお店が人気ということか。
メニュー
メニューはこんな感じ。
特上に入りで3000円以内というのはどういうことなの。
お店のある位置的雰囲気は「町のお寿司屋さん」って感じなんだけど、お店自体の構えや内装はシュッとされてるというのに。
お酒類もほどほどリーズナブル。え。お寿司屋さんでこんなにカジュアルな価格でいいのか。もちろん内容にもよるんだけども。
プラス、いろんな地魚があるようで、これは握りにもしてもらえるし、頼めばお造りにもしてくれるかと(^・^)
さてさて♪
ランチは海鮮丼が人気の様子
さてさて、旦那さんはビールをご所望。この泡がとてもきめ細かくて美味しそうでしたー♪
そしてなんかベトナム味のあるカップ。
どこで手に入れた?
’
そしてランチだからから、前菜的に唐揚げが一つ。寿司前に油物はどうかと思わないでもないが、ランチはボリュームも必要だし、ナマ物だけってのは胃が落ち着かない方も多いしね。
ま、油物が苦手な方は後ほどに取っておくという手もあるかもしれません。
多くの方は海鮮丼や海鮮チラシを頼んでおられましたがここは一発、特上を。そしてもう一つは地魚にぎりを。
一貫ごと握って出してくださるので、ちょっと2つのコースが混濁してますが、マーッ、どのネタも綺麗!
ってか、大将のお仕事を間近に見てましたが、大変諸々美しく、握りも綺麗。
ランチだからか、多少シャリが大きい目で、好みとしては小ぶりだったので、言えばそうし絵くれたかもしれませんが、初見だったし、すでにネタは切ってあったので無茶なバランスにさせてもいけませんからそのままで。
ただこれ、りいクエストしなくて正解で、ネタの切りつけがものすごくボリュームがある。そしてそれは物により、ふるりと口の中で跳ねる物あり、とろけるものあり。
そしてそれがどちらもシャリと、実に仲良く寄り添うように融合する。そう、合わさる、ではなく溶け合うのです。
全体にボリームあるし、そんなに繊細さを感じる外観でもなかったのですが、一度口の中に入ると実に巧み。実に寿司の醍醐味を体感させてくれる溶け具合。
ああ…こういうのがあってこそ寿司を食べる甲斐があるというもの。
ネタだけが取り沙汰されやすい握り寿司ですが、どちらかというと私はシャリと、その握り方で食べる方。それを求めることすら簡単ではないというのに、この口どけまで堪能させてくれるとは!
特に中トロのとろけ具合といったらなかった。
大トロじゃない、中トロ。私はこれが大好きで。
もちろん大トロを否定するものじゃないけれど、どっちでもいいから好きな方食わせてやると言われたら、そしてそれが上等なものである確約があれば、迷わず私は中トロに行く。
見てもうこの肌感。
滑らかで丸でベルベット。
これがフニフニに頼りなく崩れるのではなく、しっとりとしながらも歯切れはよく、それでいて米とかみ合わさった瞬間に、それまで気を張り身を張り、耐えていたものを一気に解くように自由に広がり米と一体化する。
ああ今、思い出しても官能的な。
ちょっとぞくっとするような美味しさでしたわ。
そして細巻きなー。ネタとの比率、おかしいやろ。それにしたってこのシャリの乗りへの置き方よ。この薄さにふっくらと隙間を保ちつつ均一にシャリを巻くのは、素人にはできませんな。
またこの、握りにも負けない優しい詰まり具合の米の間に溶けたマグロがスルスルと入り込んで、まるで米とダンスをするが如し。
そして、デザートに穴子。
これはこちらのお店を勧めてくれた方が強くオススメしてくれた一貫で、とにかく美味しいと。そしてもうそれはスイーツがわりだと。
この日の特上の方には入ってたんだったかな。地魚握りの方に1貫、コースが始まって早々に追加。
その方から教えてもらったお店自体がとても素敵で、大将のお仕事ぶりにうっとりし、最初にいただいた握りがすでに極上だったので、コースア終わるまで待つ必要なしと判断。
そ知ったら↑ですもん。
でっかい。そして全体がホクホクしとる。そのホクホクを噛み分けると、中からホワッと穴子の豊かな風味が放たれる。
そしてツメはしっかりと。
ああ、これは…確かにスイーツだ。しかも品の良い。これは確かにデザートになるぞ。素晴らしかった。。。
いや、ごちそうさまです。
そしてこんな美味しいお店を教えてくれた方、ありがとうございました。隣町だったし、自分一人では全くノーマークのお店でしたわ。
しかしなんでこの金額なのか。都心なら倍は取られるし、取られても途中で食べるのやめたくらいのお店もチラホラしてるというのに。
食後のお散歩
食べおわてからまだバスの時間までゆっくりあったので海方面へお散歩。おお店を出って右手に見える大きめの通りを、バスで来た進行方向方面に歩くとすぐに海に行き当たります。
決して賑やかな通りじゃないのですが「え、これ営業してる?」なお店も途中にあって面白いい。
海の見える道まで行ったら、今度は左に。すると、お店近くにも止まるバスの、始発からほどないバス停がありました。
ま、そんなに時間に追われることもなかったので、時刻表を見確認。その爺感まで…?
うーーーーみーーーーー🌊
ちょっとした遊歩道もあっていい感じ。
石に刻まれてるお魚が結構よく描けててかわいかったな。
上がカンパチで下がカワハギなんだろうか。カワハギ、可愛い。
しかしそれにしても、雲の下が、ピーっと一直線に線を引かれた御館で幻想的。
で、遠目に見てたら野生のアザラシが?!と思いきや、ごめんなさい。サーファーさんが波乗りしている最中でした(笑)
でもこれ見えません?アザラシ・。。。
そうこうしているうちにバスが来まして、これがきっかり時刻表通り。さすがのニッポン。
特に派手やかに何があるという訳ではないのですが、美味しいものを食べてバスでトコトコ伊東市内に帰るという、ちょっとした数時間の過ごし方。
オススメですよ。寿司、たまらんです。至福!
しかしだったらほんとなんで以前あんなお値段なんでしょうね???とんでもなくお得なお寿司だ思います。伊東でお寿司を食べたくなったら是非ぜひなのです♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
すしとめ
静岡県伊東市宇佐美16
Time: 12:00 – 14:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 3400円/人
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
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