※こちらの店は2020年5月28日をもって、お店を閉じられるそうです。詳しくは記事末の部分をご覧ください。
日本茶カフェは珍しくないけど、ここは別格。日本人が唸ります。正直ほんとに驚いた。まぁよってらっしゃい見てらっしゃい、ですよ。やれやれ。またこんな素敵なお店ができてしまったか(胃袋足りない)
1区だけど頃良い場所に
場所はNguyen Trung Truc. 以前、West Coastという歯医者さんがありまして、お世話になってました、今は Ly Tu Trong 通りに移転されてます。
ここ、ベンタン市場からさほど離れていない上に、市街地側に近い方向で離れていないという距離なので、実に良い場所。
人の往来は多くないけど、わさわさいるところのカフェって、それだけである程度のイメージがついちゃう。入ってみれば素敵!ってお店は多いけれども、これから知られていくお店としては変な色がつかないというか。
お店の方や、私が感じるお店の姿勢そのままに、楚々とした感じだから、うっかり見逃してしまわないように(笑) 間口はかなり大きいのに、なんか控えめなんよなぁ。凛としてて格好良くはあるのですが、出張っていない。美しい。
朝から晩まで楽しめるらしい
1階のドアを開けて入ると、そこにはカウンターがあります。お茶なのにカウンター?とお思いでしょうが、実はこちら、お料理なんかにも力を入れていらっしゃって、夜はおばんざいで飲めるお店になるんですって!!
やーっ!!!日本的なところでちょっと一杯って、この界隈には少なかった気がするのでこれいいかもしれない!!しかも周りにはローカルの「ちょっと一杯店」があるのよ。そこに日本的なお店が同じような立ち位置でできたってのが素敵。
2階には窓向きのソファなんかもあって、お仕事するのに良さそうなんだけど、お気に入りは3階のお席。
内装が可愛いの!!!
そんなに広大って面積じゃないけど、エリアごとにデザインを区切って、いくつかのパターンを楽しめます。
上の写真と、下の写真が同じ階に同居してるの。そして下の写真の奥の棚に並ぶ茶器がまた素敵でね。
明るくてシンプルで、あまり和物和物していないんだけど、日本らしい要素もあって、いい感じ(^・^)
温かみのある優しいメニュー
物理的にも内容的にも。
ご覧の通り、こちらのメニューはイラストで紹介してくれてます。お気軽な、おにぎり+お味噌汁とか、洋食的なおかずを単品で頼むことも可能。しっかり食べたきゃ丼ものもあったりするし…
アーーーーッ、アテに良さそうなお魚もあるw
ってか、こんなに幅広いメニューにして大丈夫かいな。だってここは和カフェでしょう?と、正直最初は気になってたんです。天ぷらまで置いてあるし。
なんだったらお鍋もある。
で、正直にお尋ねしてみたんですよ。大丈夫かいこれ?って。そしたらお店の方が言われることには…
日本でも営まれているのはお茶とカフェ。スイーツは経験があるけどお食事はサイゴンが初挑戦。だから日本から京都の料理人さんをお呼びして指導をお願いされたんだと。
なるほど、料理ご専門の方がその場にいなかったとしても、そのようにしてご指導を仰がれたのであればかなり期待もできようというもの。知らない・経験がないからこそ、1からコツコツ。素晴らしい。
出来上がっている職人さんの料理も、もちろん素晴らしいことですが、色がついていないところだからこそ、基本を大事にされるというのも素敵なことですね。
門外漢だが飲食は適当にやっていてもなんとかなる、という輩も少なくない中で(輩呼ばわり…)、素敵なお心構えかと思われます。ってか…
朝食メニューまであるんっすかっ。ほうじ茶粥とか、めっちゃ美味しそうじゃないですか?!アップルクリームチーズと白味噌のバインミーとかめちゃくちゃ気になる気になる気になる気になる。
朝ごはん、食べに来なくっちゃ(๑•̀‧̫•́๑)
ひとまずランチをいただきました
んっとですね、実はソフトオープニングの頃にも一度お伺いしていて、花籠ランチをいただきました。紙鍋がついているものといないものと。
紙鍋、素敵よね。こういうのベトナムの方、喜んでくれないかなー。
※上の写真はソフトオープニング時のものなので多少変わっている可能性があります
で、この時頂いた感想だけでも、感心の一言。本当に一つ一つ丁寧に作られていて、お出汁も優しくきっちりと。小鉢のものなど、特に飛び抜けて個性的とかそういう話じゃないんですが、大事に大事に作られている。丁寧な日常のご飯、という感じ。
実は、本オープンされてから行った時に、偶然友人が来ていて、彼女はすっかりここのファンで3日も通ってるとのことでしたw で、彼女たちが頼んだ料理をパチリと拝借。
花籠御膳、あれ?ソフトオープニング時よりもさらに品数増えたりしてる?(・∀・; なんにしても嬉しいですよね、こういう小鉢を集めたお昼。これで150kドンくらいだったかしら。
+30kドンくらいでデザートも追加できちゃうお値打ち価格。これだけの種類、そして「きちんとした」和食でその価格だったら嬉しいわなぁ。お見事。
で、私の最初これ頼もうかなーと思ってたんだけど、気になってたお茶鍋をいただきました!!
おーっ、まぢかー。本当にお茶だ(笑)
まぁ先日私もほうじ茶のスープをお伝えしたばかりですので、お茶を出しがわりにというのはすごくわかるんですが、緑茶をこんなに盛大に使ったことがなかったので、なんだか贅沢気分です(笑)
ちなみにこれ、緑茶バージョンとほうじ茶バージョンがあって、ほうじ茶がこれまた一位押しだそうで。今度また食べに行かなきゃ。
でーっ、驚いたんですが。。。
このお鍋、2人前からのメニューなんですよ。で、メニューには280kって書かれてたんですよ。それは1人ぶんの価格かな?と思って、でも緑茶鍋を食べたい気持ちの方が勝ってしまい、その二倍を出すつもりでお願いしたら…
なんと、2人前の料金が280kドンでした。
えーーーーーー!!(´⊙ω⊙`)
うそやんっ!!上の写真くらいの量があんねんで?しかも豚が美味しいの!ちょっと見た目、脂が多いように見えるかもですが、食べたらわかる。美味しいのっ。よーく素材を選んでらっしゃると思うわこれ。
またお茶の効果か、もともと美味しい豚さんの脂が、さらにさっぱり。ペロッペロ食べれる。あんたそれ、麺、ちゃうで?ってくらいに豚バラの薄切り肉をズルッズル食べてたwww
手元の小湾にポン酢をくださっているのですが、お茶が美味しいのでこれ、なんならシャブシャブする鍋の中のお茶を手元のお椀に少し救って、塩を加えても美味しいかも。特にほうじ茶の場合は、ほんの少しのお醤油を足せば、とても美味しい出汁になりそう。
お茶しゃぶ、そういえば静岡のお茶園の近くでいただいたことがありましたが、
ホーチミンではあったのかなこれ。でもお茶屋さんじゃないと難しいな、いい加減なお茶で美味しくなるわけでもなし。
デザートのお腹は取っておきましょう
さて、お食事後のデザートです。これがまたね、本領発揮と言いましょうか、いや、お茶がメインなのでスイーツを本領、と言ってしまっては失礼になるかもしれませんが…
まずはこちら。盆栽をモチーフにしたパフェ。実にシンプルなのですが、抹茶の美しさが余すこ処なく、シンプルに表現されてて、パフェと言いつつ、なんとも見目味共に美しい一品。
人様が召し上がってるのを横から一口いただいたのですが、大変美味しゅうございました。
これまた友人が飲んでて面白かったのが、こちら。抹茶のように見えるでしょう?それがあなた、抹茶コーヒー!!
またまたそんな色物を。。。と思うなかれ。これが見事な融合っぷり!!美味しいのよ。飲める、とか、抹茶とコーヒーやねー、とかじゃなく、ちゃんと一品として成立していて、実に高いところにその融点がある。
えーっ、先日のビールコーヒーも意外だったけど、
これもかなり意外な美味しさ。飲む価値ありよ、わざわざ頼んで。とても面白い。そして不思議。
で、今回私が頼んだのが、わらび餅のパフェ。時計回りに手前の緑は抹茶ゼリーで左があんこ。これがまた良い感じ。こっちで作られてるのかな。その奥に(見えづらいけど)テロンテロンのわらび餅( *´艸`) 抹茶クッキーにアイスクリーム。
私抹茶を加工したスイーツは、あまり積極的には頼まない方なんだけど、ここのはいいわー。ベトナムの方には物足りないのかもしれませんが(もう沼色くらいになるまで濃くした抹茶が人気らしいですね…)実にお茶が生きるレシピ。美味しいわぁ。
もうね、大変ですよ。
これだけ幅広いメニューを揃えておられながら、ランダムに頼んでこれだけ丁寧ですからね。日本食屋さん、と紹介してもよくらい。カフェ、の域は完全に超えてる…。
朝ごはんも気になるし、夜も一杯飲みに行きたい。困った困った(大して困っていない)。しかもお手頃価格となると、こりゃ、晩御飯をつらっと食べに行きたくなる人、増えるんじゃないかな。
朝食を食べに行きました!
Jan. 2019
前回行った時にメニューで見かけて気になっていた朝食を食べに行ってきました!
営業開始は…朝7時! そう、ベトナムのカフェや麺料理のお店の開始は早い。。。まぁその時間に行っても多少遅れてることの方が多いのですがw、開いてましたね、こちらのお店は。。。
うおおお。。。朝日が入る様子が清々しいが、眩しいぞ。普段滅多に見ない光なので眩しいぞ。
でも清々しくていい感じー(*´ω`)
ホーチミンは朝が早いから、滞在時間を目一杯楽しみたい旅行者の方にも便利ひょねー。
で、朝ごはん。気になってたバインミーを「まず」頼んで見ました。こちら、正統派じゃなく、Scarab流にアレンジしてます。
一見普通なのですが、一つはテリヤキチキン、そしてもう一つが一番きになってた…?クリームチーズとリンゴと白味噌のバインミー!!なにその組み合わせ!!
照り焼きは想定内の味ですが、パン、私の大好きなこっちの中が綿菓子のようにふわふわのやつを採用してるんで、まずそれだけでポイント高いし、ヘヴィすぎないのがいい感じ。
プラスαで、ドリンクやフルーツ、サラダをセットにできるようなので、その辺のサイドでボリュームは調整するといいかも。
そして特にオススメだったのは、やっぱり気になってたクリームチーズと白味噌の方!これ、合うーーー!!チーズと味噌が合うってレシピは、かつての道場六三郎さんが、某料理対決番組で味噌汁にチーズを用いたことで一気に家庭に知れ渡りましたが(発酵物同士と言う共通点があるし)白味噌とクリームチーズ!
クリームチーズとリンゴはわかるわ。でも味噌とリンゴはピンとこない。だからクリームチーズと味噌が少なくとも繋がってないと味がバラバラになるわけですが。。。
お見事。。。そもそも今我が家には白味噌どころか味噌がなく(調味料はほとんどベトナムのものを使ってる)家では試しようがないと言うのはありませんが、この発想はなかった。。。
具材の量に関しては、照り焼きもクリームチーズも割に控えめ、ローカルのバインミーのようなボリュームではないのですが、具材の存在感があるので十分ですな。。いやぁ。。。この発想はなかった。これ、美味しい。
そしてもう一品。(え?!)
ほうじ茶のおかゆ!!えーーーー!!茶粥、しかもほうじ茶のおかゆなんてホーチミンで食べられるの?!
胃袋を貸してくれたお友達が教えてくれたんだけど、聞けばほうじ茶粥って、奈良によくあるんですってね。そういえば奈良駅横のお気に入りホテルの朝食にも置いてあったわ、ほうじ茶粥。。。
しかも見て、この御膳。
塗りの、由緒正しそうな御膳です。端っこの塗りが落ちているのは、この御膳が経てきた時間を語ります。こう言う塗りの御膳文化に親のない方に、これ、「掠れた食器使ってるで、ここ!」などと思われないなぁ、と言う老婆心が無きにしも非ずですが…
こんな趣のある御膳、日本の良きお宿でもなかなか出会えるもんではないぞ。こんなんをいくつ日本からお持ちになったのか知らんけども、なんと古式ゆかしいことか。朝から気分が大変豊か。
そしてぽってりと、ふっくらとしたほうじ茶粥は、炊くに炊かれていると言うのに香ばしく、香りを留めてとても優しく、食事をしていると言うよりは、風雅を口に運ぶ感じ。うわーっ、うわーっ、うわーっ、こんなん、食べれるんやっ。ホーチミンで!!うわーっ!!(風雅どこ行った)
お茶の専門店ならではの朝食ですなぁ。こんなメニュー、ホーチミンはおろか、日本でも食べられまへんで、そうそうは。茶粥なんかあったら一発で通勤前の食事として当たると思うねんけどなぁ。
なんにしても、朝のほうじ茶粥、大変大変気に入りました。これは美味しいっ。ちなみに、こちらのBreakfast Menuは、All Day Breakfast Menuってことで、一日中食べられるそうですwww
ホーチミンアドバンテージな抹茶フォンデュ!!※追加特典アリ!
本来なら2度に分けて更新したいところなのですが、ここ、行くたびに発見があってネタが溜まって行くばかりなので、今回は2ネタ連発更新(読む人大変やがな。。。)
推しは、これっ。
ジャジャーン!!抹茶のフォンデュー!!!
あんた抹茶のお菓子苦手や言うてたんちゃうんかい、と自分で自分に突っ込みたくなるほど、こちらに来ると何かしらのデザート食べてます(苦笑)
で、抹茶のフォンデュ。これね、実は日本の松江にあるこちらのカフェの本拠地のScarabさんでは、バレンタインシーズンにしかお出しになられてないんですってっ。
しかーし!ホーチミンにいるといつでもいただけると言う大特典。なんと言うアドバンテージ!!
白玉に、マンゴー、バナナ、マシュマロ、いちご。フルーツはその日によって変わることもあるんですが、見目に可愛い。
が。
うーん、抹茶かー。どれもチョコレートフォンデュの具材としてはよく見かけるけど、正直、あれはチョコをテロテロ絡ませる、と言う行為が目的で、味がそこまでうまいか?と言われると、大してそこまでマッチングしてないものも多い。
チョコバナナなんかは定番ですが、酸味と水分の強い果物なんかだと味の乖離が激しくて、会う、とはあまり言い難いんよな。それを抹茶かー。どやろな。。。と、非常に非常に懐疑的な姿勢からスタート。いややろなー、こんな疑った様子で自分とこが出したもんを食べようとする客(苦笑)
でもやっぱりこれだけのものが出て来ると、胸が踊る。ワクワクするw
落とすなよ。。。すっといけ、すっと。。。
で、こんな感じ。
まずは、二つあったバナナ。どれから食べるか迷った際、とりあえず2つあるものから行く小市民ぶり(苦笑)
…って、うおっ?!
合う?!と言うか、合う、合わないと感じるより先に、なんと自然な渾然一体。食べてみると、ソースは抹茶をホワイトチョコに溶かし込んだもの。且つ、その抹茶が。。。
「これ。。。採算大丈夫ですか…???」
と、不要な心配をしたくなる質と量。
違うんですよ、これまで食べてきた、こう言う加工に使われる用のお茶のそれとは。お茶に不案内な私が食べてもすぐにわかる。
そんな感じで主張しすぎないのにモノが良いので、香りが豊かなマンゴーなんていう南国の果物ともバランスを取れる。ベースがホワイトチョコってのもあってか、これまた違和感がない。
白玉なんかハートにしてくれてるんやで。しかもこんなもん、作り置きしたら美味しくなくなる一方なので、都度、茹でてはるらしい。。。
まぁ抹茶と白玉は合うとして、白玉とホワイトチョコレートって部分はどうやろうな?と思ったら、これまた意外に抹茶が上手に手繋ぎをして、もちゅトロ甘々。
いちごはある時とない時があるようですが…
ミルキーなホワイトチョコレートが底支えをしているので、まずそこで相性が良いし、そこにある質の良いお茶な。甘いミルキーな、例えば練乳だけだと、こっちのいちごの酸っぱさが、なかなか対立しちゃうんですが(口の中に入れたら「酸っぱいの」と「甘いの」って分けて感じられません?)…
なんやろ。この組み合わせも極々自然にお口の中で融合するの。もっとびっくりしたのなんかは、パイナップルやね。あの水分の多さと酸味の強さは、チョコの持つ甘みや油脂分とどれだけ対立するんだろうと思ってたのに。。。
「え、ごめん、私なんか味覚おかしい???」
と疑いたくなるほど自然なのー!!なんかとっても不思議!!!これってお茶のなせる技、なんかなぁ。。。
でね?基本果物やん?白玉あるけどちょっとやし、ソースも甘すぎないので、これね「程よいデザート」。しかもゆっくりいただけるから、おしゃべりしながらの時のアイテムにぴったり。
見目にも可愛いし、何より使われてるお茶が極上。
先日の抹茶コーヒーが美味しかったので、抹茶エスプレッソを合わせてみたんですが、良いお茶って、こうなんですかね。。。お茶にお茶を被せたら、いやらしいくらいのお茶攻撃になりそうなのに、大変品が良く美味しい。。。
前回レポでも言いましたが、ほんまに私が今まで食べてきた抹茶のお菓子ってなんやったんやろ。。。しかもそれをホーチミンで教わるて。。。
なんというアドバンテージっ(๑•̀‧̫•́๑)
お茶の良さをこんなにも美味しく伝えてくれるお店が身近にあるというのは、日本人としてありがたい限り。お茶、もっと楽しみましょーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
>> ちぇり特典をいただきました! <<
この、抹茶フォンデュを食べる際、
フォンデュの抹茶ソースを残し気味に食べた方&このブログを見ました!とお店の方に伝えてくださった方
のみ。。。
なんと、残ったソースでラテを作ってくださるそうで!ラテ?でいいのかな?ミルクを足してのホンワリ甘やかな抹茶ドリンク!
ただしっ。これは残ってるフォンデュソースに合わせて足すミルクの量が変わるので、残し具合によってはちょっぴりにしかならないこともあるし、たっぷりになることもあろうかと思いますw
あくまで、残ったフォンデュソースを余すところなく楽しんでもらうためのサービスです。このブログを見てくださってる方にだけの!ありがたーいヾ(@⌒▽⌒@)ノ
と言うことで、抹茶フォンデュ、お楽しみになられましたら、ぜひこのドリンクまでお楽しみください!
ちょい飲み&晩御飯にも!
Feb. 2019
さて、ちょーっと近くにいたのでサクッと飲みに寄ってみたんですよ。ここ、夜来たことがなかったから。でも結構知り合いとかが「夜に行って来たー」と言う話をしてて、晩御飯を食べるのにも、ちょい飲みするのにも使われてるとか聞いてまして。。。
これ、1階のカウンター。いかにもお湯を沸かしてお茶点ててー、みたいなのがあったので、うっかりおぜんざいをいただいてしまいました。飲みに来たんちゃうんかい。
朝食の時のように、この御膳でのご提供。御膳には数に限りがあると思うので、おぜんざいを頼んだ時に必ずこの御膳で来るかはわかりませんが、まぁ味わい深いことよ。見てこれ。こんな時間を感じる御膳を使わせてもらえるとか、なんと言う贅沢。
年季が入っていらっしゃるのに、このツヤ。風格。お手入れ、大事に大事にされてはるんやろうなぁ。美しい。
そして柔らかく、ホワッホワとした抹茶白玉に甘みに品のあるサラリとしたおぜんざい。チェーになれた口にはこんくらいの品の良さが嬉しい限り。
ちょっと前に銀座の老舗の和菓子屋さんのあんみつ食べた時、重たすぎて全部食べられなかったもんな。。。まぁ気候の差があるから、日本にはあれの方が向いてるんだろうけども。
で、御膳にお茶はついてたのですが、こんなものを見つけまして。
左は緑茶ハイだったかな。一応お酒。で、右のが、okoicha ハイ。okoicha???と思ったら「お濃茶」。ご覧の通り、沼のように濃い(๑•̀‧̫•́๑)
面白そうなので飲んで見たら、これが美味しい!!ってか、お酒(焼酎)そこそこ入ってるはずなんですが、あんまりそれを感じない?!そして、本来こう言うドリンクに使うべきでないくらいの良いお茶の味が。。。ぜ、贅沢。。。
結局、これ2杯お代わりしちゃいました。。。体にいいんだかお酒が負担になるんだか。なんとなくプラマイゼロ的な計算をしてしまうくらいに爽やかに飲めてしまう。これ、美味しい。
で、そうこうしてると小腹がすいてまいりまして。。。
おうどんを頼んだのです。Phu Nhuan にあるこちらの系列の別店、Senchasoさんにもあったのでずっと食べて見たかった。そしたら。。。
ちょっと時間かかってた理由がわかりました。ネギが実に丁寧に焼かれてる。これ、焦るとただ外側が焦げるだけになって、ネギの甘さもへったくれもなくなるわけですが、じっくり美味しく焼かれてました。
もともとキツネうどんを頼んだのですが、この日はお揚げさんが亡くなってしまったと言うことで、鳥南蛮にしたのですが、これ、正解。そして。。。
麺こそ冷凍のなんですが、それはそれでチルチルで美味しいし、何よりもお出汁っ。このお出汁、すごいっ。これまで他の小鉢料理なんかを食べた時に、すでに諸々しっかりされてはるなぁ、と言うのは十分感じてましたが、うどんの出汁!!
昆布と。カツオと。それぞれをきっちり引いて、合わせてある。なんと言う誠実なお出汁。
と言って、この出汁のために日本中駆けずり回って出汁の食材探してます!!!みたいな肩肘張った感じはなくて、基本に忠実で真摯なお味。日頃からきっちりお出汁を引かれている方にはこれ、普通のことかもしれませんが、海外ではこれとても貴重。
私、okoicha ハイを飲みながら、お出汁もきっちり、最後の最後まで飲み干しましたよ。すごい良い。ヒガシマルに慣れた舌には、塩気が一瞬足りない気がしたところもありますが、それを超えて「おいし。。。」と思わせるところがすごい。
偶然来ていたお友達は、チキン南蛮定食を食べてました。ちょっと味見させてもらったんですが、ホッとする味やねぇ。なるほど、晩御飯に通う方が多くいらっしゃると言うのもわかる気がする。
これを食べるならここ!!みたいな個性じゃなく、数ある料理のどれもが「誠実」。どれもが穏やか。今日も1日お疲れさん、と言ってくれるようなお味なんです。
お子様連れのお客さんなんかも多いんですって。禁煙にされてるのかはわかりませんが、お茶屋さんでタバコ蒸す方もおられませんでしょうし、こんだけお味が真摯だと、お子さんにも受け入れてもらいやすいのかもしれませんね。
あ、お酒のおつまみにはこのスジ煮込みも美味しかったですよー。その日によって部位の様子は違うんでしょうが、この日はアキレスの部分と、ちょっと肉肉しい部分とあって、品良く炊かれてるのがkoichaハイと良い兼ね合い。
でもokoicha ハイ、ちょっと危険。爽やかすぎて、延々飲めそう。あれでも下手な粉茶でやるときっと美味しくないので、ちょっとそう言うの飲んでみようかなーと思われる方がいらっしゃったら、ぜひ、こちらのお店でお試しください。美味しい手本を知った上であれこれ試すと、基準を捉えやすいですからね!
まだまだ続いてるプレゼントのお知らせ
〜2019年2月末まで
Scarabさんからのプレゼント企画、とてもたくさんの方が利用してくださっていると、お店の方からご報告をいただいています!
2月いっぱいはこのキャンペーンやられてます。LINE@に登録してもらえたら、そのホーム画面にクーポン常時掲載してます。このお茶が、企画でいただけるお茶なのに美味しくてねぇ。。。(あんたもちゃっかりもらったんかいw)
スイーツもいいが、食事も「安心・安定の美味しい日本のご飯」ってことでオールDay ユースで使えまっせ。
ってか、抹茶フォンデュ、美味しいから。
本当に。
よかったらぜひ!
500kから飲み放題?!夜のお得メニュー!
もうすっかり日本人コミュニティの間では「定番」となった感がある、Scarab Saigonさん。こちらの夜のお得メニュー、もう試されました?
始められて結構経つのでご存知の方も多いかもしれませんが、私、先日やーっと楽しめましたー。
500kからコースは3段階あって、お料理の内容も変わりますが、ドリンクの内容もそれによって変わります。
今回は、500kという超絶お安いコースでどのくらい楽しめるのかを検証( ・`ω・´)b
このプランにはワインが含まれていませんが、わたいの大好きなお茶ハイがある(≧∇≦) これがもうスルスル飲めちゃう。
美味しいお食事の味を邪魔しないので、ほんとお気に入り。玄米茶ハイやほうじ茶ハイも良かったのだけど、どれも美味しかったのでローテで延々飲んでましたw
まずはおばんざい料理が4種類。そしてサラダ。
揚げ物には定番の唐揚げ。どれももの珍しいわけじゃないけど、それがこちらのお店のいいところ。
あ、物珍しいものもありましたわ。だし巻き卵に乗ってる大根おろしがですね、一見柚子胡椒に見えてこれ、お抹茶混ぜてある大根おろし!なるほど(笑)
なーんとなく料理な今につまむのに嬉しいフライドポテトに…
締めは鍋っ。
まぢか。ここまでで結構もうお腹いっぱいなんだが。。。でもここのお出汁は外せないよな。。。
相変わらずの素材のよさ。シンプルだけどシンプルだからこそ美味しい、みたいな(ええこの間もお茶ハイ、ぐびぐび)
締めのデザートまでしっかり食べて、ごちそうさま。お料理はシンプルですが、なんせこれで飲み放題がついてるってのがすごすぎる。
ワインや日本酒を飲みたい、という方はグレードアップが必要ですが、それにしたってそれ飲み放題なら安い金額。ビールやお茶ハイがそもそもメインって人は、この500kので十分。。。
なんだこのリーズナブルな設定は。いいのかこれで。いいんだろうな。
4人以上からのお受付になるそうです。ちょっとしたグループで集まる際、飲む人飲まない人がいても、これなら全く気がね要らず。
知っておきたいお手軽飲み放題プランかと思います(^・^)
スカラベさんの月餅&イベントのお知らせ!
さて、街はそろそろ月餅一色。中秋の名月がある来月に向けて、ホーチミンのこの時期は、月餅商戦真っ只中!
まち角にも月餅の仮店舗があちこちに出てきて、ホテルやベーカリー、スーパーでは月餅コーナーが年々その質と包装の派手やかさを増してる気がしますね。
そして今年は、我らが Scarab Saigonさんも月餅をおつくりになったとか。中秋まで販売されてるそうですよー。
味は、
オリジナル
竹炭
ほうじちゃ
抹茶
の4種類。ほうじ茶、気になる。
しかしこれ、日本でもお作りになっているのか、ホーチミンだけのものなのか。。。すごいな。一定量とはいえ、こういう期間限定商品って開発・製造、大変やろうに。。。。
そして、イベントのお知らせです。
来たる
8月29日(木)
10:00 – 15:00
@スカラベサイゴン
Junco ko-bo さん
PLUMA さん
らによる、Pop Up Shop が開催されるそう。出品点数は、
Junco ko-boさんは、レザーアクセサリー、アクセサリートレイ、サングラスケース、がまぐちポーチなど40点ほど。
PLUMAさんは、アクセサリーと、タッセル、アレンジ籠バック、諸々合わせて〜50点ほど。
その他、アクセサリーと子供用ヘアゴム等…30〜40点もあるそうな。
スカラベサイゴンさんは、
オーガニックハーブティー
タルト2種(チーズ、抹茶チーズ)
シフォンケーキ
クッキー2種(抹茶、ほうじ茶)
月餅(オリジナル、竹炭、ほうじちゃ、抹茶)
を数量限定で販売予定。
お値段は、
月餅2個のセット + 巾着 (お茶あり) : 250.000
月餅4個のセット + お茶缶: 500.000
月餅6個のセット: 500.000 (お茶あり:650.000)
シフォンケーキ100k
クッキー20k
タルト30k
月餅は中秋まで販売で、タルト、シフォンケーキ、クッキーは29日のイベント限定だそうですよ!
シフォン、食べたいなぁ、スカラベさん、どんなの作られてるんやろ。あとお茶を使った月餅。月餅は苦手意識がなかなか抜けないのだけど、興味あるものを口にすればそれも変わるかもしれん。
イベントは入場無料。でもせっかくスカラベさんにいらっしゃるなら、ランチかお茶をしがてらにいかが?(^・^) この日だけの(アクセサリーや雑貨との)「運命の出会い」があるかもしれませんよ♪
2020年5月28日までの営業となられたようです ←Attention
とても残念なお知らせですが、Scarab Saigon さんが、5月28日をもって、一旦お店を閉められるそうです。
以下にお店の方からのご挨拶があったので掲載します。
「Scarab Saigon 閉店のお知らせ」5月28日をもちまして Scarab Saigonは閉店致します。1年半の間 ホーチミン1区のこの地で 営業して参りましたが 移転を決め、6月に 新店舗オープン予定で…
原田 由美さんの投稿 2020年3月24日火曜日
まだ、一ヶ月半ほどあります。
また現在はお弁当のデリバリーで活躍されてます。
流石にお店を閉じられるまでには外出解禁になっていることを願いますが、ひとまずは、お弁当などで楽しませてもらうことにします。
早めに告知していただけたので、悔いのないように最後まで美味しくいただく(๑•̀‧̫•́๑)
お店情報
Scarab Saigon
27 Nguyen Trung Truc Q1
Time : 07:00 – 22:00(平日)23:00(週末・休日)
Spent : 350,000 vnd
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