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【Ho Chi Mimnh・Grab Food】あと気がついたらミシュラン店のフォーだったらしいけど…? ~ Pho Vietnam

ベトナム料理:麺料理

汁物が食べたいなーと思ってPhoで検索した一番トップに来てた店。知らないお店だからものは試しに、と頼んでみたら…?

偶然ミシュラン

まったく意識せず、汁物が食べたくてPhoで検索したら最初に出てきた。それだけの理由で頼みました。ら…?

この店名の後ろについてるエンジ色のお花マークみたいなの、ミシュラン・ピックアップのお店なのね。

多分混雑してるだろうし、急な値上げをしてたお店もあると聞いたので、気がついてたら頼まなかったのだけど、うっかりそのまま頼んでしまった。

オーダー後に気づいて、あー、待たされるかなーと思ったのですが、たまたまその時、プライオリティオーダーをしてたので、ま、そんなに待たされないだろうってことで。

細かなオーダー

お品を選ぶと更に細かなオーダーが。
なんかお肉の種類を選ぶタイプのものを選んじゃったので、まずは4種類のお肉を選んで(この辺ベトナム語と料理に疎いと難しそう)あと、麺とスープをわけて届けるかとかも聞いてくれてる。

この辺は細やかだなーと思ったのですが…?

到着状態を見てビビる

うあああああ。
一見、メントスープがセパレートで、具材それぞれも分けられてて良さげに見えますが…

生肉を一つ頼んでいたところ、なんと火の通った具材と一緒の袋に入れられてる😅

自宅でオーダーしたので、私はスープを煮立ててその中に入れて煮直す、ということができましたが、これ、出先で頼んでたら、お肉類全部パーです。正気か。

麺はきっちり分けられて良かったんですけどね。そして…

追加料金を出して頼んだ卵はついてませんでした。以下の写真にある卵は自前です。

通常の「オーダーされたものを出荷する」というオペレーションも、生肉の扱いも桁違いに残念なケース。他のローカル店でもなかなかないぞ。

ミシュラン選出されて忙しくなってバイトを入れて、指導が追いついていないとかかな。やはり知ってたら頼まないというスタンスは間違ってなかったか…。少なくとも落ち着くまでは。

煮立てたのちに食べてみた

肉が、生肉とごっちゃにされてたことで、そのままでは全滅状態だったので(ましてやぬるくなってるスープで、どう対応するつもりだったんだろう?)鍋にスープを煮立ててしばらく肉をくつくつやって丼に盛ってみる。(卵は自前)

最初は麺を入れずに食す。
肉吸いです。Pho Boの麺を抜いたら、それは肉吸い。

関西以外の方にはわかりにくいかもしれませんが、大阪には千歳さんという食堂があって、そこに肉うどんからうどんを抜いた「肉吸い」という名物がありましてな。

その肉は肉うどん用のお肉で甘辛系の味付けになってるので、このPhoのスープでさっと煮た肉とは違いますが、構成がそれに近いということで。

アキレス腱の具合などは大変良い具合で、蚊見応えがありつつも柔らかく、良い加減なのですが…

スープ、甘っ。
いわゆる、ホーチミンのフォーと言われるものと思われます。南のフォー。一方で塩の薄さは北によくある一、ジャンルのそれのような気もする。

ネギやパクチーの薬味類でどうにか吸い物の程を成すが、これに麺を入れると…

味、ぼっけぼけ。
でもこれがまずい、とは言い切れないのよな。自分の好みではなくっても、北には白湯のようなスープのフォーが、ジャンルとして存在する。

それを市場とする人たちには、これはむしろ(白湯に比べると)味わい深いほうで、「美味い!」称賛に値するタイプのフォーなのかもしれない。

人の好みはそれぞれで、私が理解できない美味しさ、というのも存在するわけで、この麺をミシュランが評価している限り、何かしらの評価要因はあるのだと思う。

例えばここの麺は、素晴らしく滑らかかつ、ぽっちょりとした質感は確かに個性的で、おっ?!と思った。

ただスープに入れると薄らぼんやりしちゃうけど。

北で知った味の広さ

以前なら、こんなの美味しくない!と間違いなく言い切ってました。実際、北に行ってもこれまで私が行くお店では、むしろ味が濃いくらいにしっかりしたところが多く、その中で甘さが少なくスッキリしたお出汁のお店が評価されてた感があったのですが…

何度かハノイに行く中で、現地に住む人に「ハノイのフォーは味がない」という話を聞き、しかもそれが複数人からで、どういうことだ???と思ってたらアンテナにひっかかったのか…

以降、2割くらいの確率で、白湯のようなスープの麺にあたることがありました。そしてそのどれもが大盛況のお店。ということは…

支持があるんでしょうね、そういう味に。
例えばローカルの食堂、社食、その他の定食的なものについてるスープにほとんど味がない、なんて話もよく聞きます。ただの野菜の茹で汁のようだ、みたいな。

物資が手に入れにくい時期のことならいざ知らず、今は塩も醤油もヌクマムもある中、あえてのその路線を貫いてるというのは、そこにニーズがあるからかと。

もしかしたらそれをベースに自分であれこれ、卓上の調味料で味付けをするのかもしれません。

プロの「美味しい」と素人の「美味しい」

こちらのお店のスープは、麺を入れずにいただいたらそれなりに美味しく食べられましたが、自分には少し甘すぎたし、好みではなかったです。

ただ薄らぼんやり加減を玄人好みとするのなら、私の舌では知ることができない美味しさがあるのだろうと思います。

とはいえ、あの肉の梱包と、初回でオーダー忘れに当たるってのは、オペレーションに疑問が残るところ。

ミシュランのリストを見て、納得な店も多かったのですが、懐疑的な部分が何かと多く、プロの選択眼ってのは理解するのが難しいなと思ってましたが、偶然とは言え、それを思い知らせてくれたお店でした。

自分のは仕事じゃないので、「自分の美味しい」をブレずに探すに越したことはありませんな😅

 


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お店情報

Pho Vietnam
@ Grab Food

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