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【閉店・市内他店舗は継続の模様】ホーチミンの屋内店で食べるフォーの中では美味しい部類じゃなかろうか?! ~ Pho Ly Quoc Su

ベトナム料理:ローカル

ベトナムに来たらフォー!と思われる方が多いのですが、フォーは北のハノイの食べ物なので、意外とおすすめが少ない南部ホーチミン。でも、これだけ店があるのだから、美味しくないお店ばかりなんてこともない。

日々、行ってないお店を見つけては開拓してるのですが、やっと久しぶりにおすすめ店が見つかりました♪

※2021年12月 こちらの店舗は閉店していることを確認しました。尚こちらの他に、市内に数件あった店舗は継続している模様。

突如、角地にできた大型店

2018年11月

最近結構見かけるスタイルなのですが、角地を陣取り、かなりの面積を占めるフォー専門店。

あまり聞いたことがなかったお店名だった気がするのですが、それにしてはこなれた店構え。調べてみると同名のお店がたくさんハノイにあったりしたけど、これ、チェーンなのかなー。

それにしては地に足がついてる感じで、あまり安っぽさは感じないけど、単体店の造りにしては、定型っぽいんよな。

店内も可もなく不可もなく。ローカル店らしくそっけないくらいのシンプルさではあるけど、清潔でエアコンも完備、Wi-Fiも飛んでるという環境で、非常に快適。

そんなのベトナムローカルじゃ無いやい!汗をかきかき食べるのがいいんじゃ無いか!という向きもおられましょうが…

個人的には暑いの苦手なので、こういうエアコンの効いた店内で食べる方が快適にいただけるんですよねw 外気が無制限に流れ込んでくるよりも清潔感もキープしやすいし。

うん、カトラリーの一つ一つにまでロゴ入りのカバーがかけられてるので、これ、チェーンというか、少なくともグループとしての店舗展開されとりますな。きっと。ホーチミンにも数件あるようだし。ふむ。

メニューはシンプルそのもの

こちら本気のフォー屋さんみたいで、具材こそバリエーションがあるものの、選べる麺はフォー、一択。いろんな種類の麺や料理があるところも便利でいいんですが、こういうお店には、なんかちょっと期待しちゃいます(^・^)

一番シンプルなもので55k。280円くらい。この店構えでその価格なら、最近のホーチミンではありな価格ですね。もっとローカルな雰囲気のオープンスペースなお店でも、最近はこのくらいの価格が標準になりつつありますな。物価、上がった。。。

ちなみに、

Tai = 半ナマ牛肉
Chin = しっかり熱通し
Bo Vien = 牛肉のミートボール
Tai  – Chin  = 半ナマ牛肉+しっかり熱通しのミックス??
Tai – Nam  = 半ナマ牛肉+牛腹肉
Tai-  Gau = 半ナマ牛肉+肩肉?肩バラ?
Tai –  Gan   =  半ナマ牛肉+すじ肉
Tai  – Bap   =  半ナマ牛肉+スネ肉 

かなぁ。。ごめんなさい、一部ちょっと自信がないけど、これまで食べてきたものから推察するとそんな感じ?(いや単語調べろよ)

さて、こちらのお店のフォーのお味は?

その時の混み具合にもよると思いますが、お店の入り口にある調理場で、フォーのみを具材を変えて提供しているためか、オーダーしてから着丼までがすっごく早いです。

ハス茶は別料金。3000ドンくらいだったかな?
こう、どんぶりの中に湛えられたスープが、見目にもまろっとした感じで美味しそう!!

ちょっとフィルターかかってますが、実際にはもう少し淀んだ感じの、7割クリアな感じのスープ。その色自体は、関西のおうどんのお汁みたいに金色でも無いし、思わず歓声をあげたくなるような色合いでも無いのですが、経験上。。。

この手の色合いと水面にまろみを感じるスープは美味しいことが多い(๑•̀‧̫•́๑) 果たして…?

はーいキータ、おいすぃー!!!一つ前の写真をご覧になってもわかるように、珍しくパクチーが乗ってるフォーですが(日本ではフォーにパクチー入ってると言い張られてますが、実はそれって少数派という自己歴があります)ネギもたっぷり入っていて私好み。

あと薄切りの玉ねぎが、炊かれすぎず、シャキシャキした食感も若干残しつつ、スープの余熱でさっと煮られた感で散っているのも、また良し。

見た通りのまろっとした食感があり、塩は薄め。でも旨味がこっくり。おーーーー、好きなタイプだ!!

今回は一番高い75kのやつを頼んだんですが、半ナマ肉+スネ肉のコンビネーション。このBAPってスネ肉部分と推察される部位のお肉は、単体で茹でられたものがスライスされた料理があって、うまいんよなぁ。

あと、「半ナマだとぉ?!」と敬遠される方もおられるかと思いますが、薄く薄くスライスされた牛肉の上から、熱々スープをかけて加熱したもので、うん、衛生的にそれ完璧な処置か?と言われたら絶対の保証はできません(苦笑)

がまぁ、相当な数を日々出していて、大きな事件にはなっていないということも同時に考えて見てください。もちろん、諸々に耐性のあるローカルの方と一律に比べることはできないかもしれませんし、ご用心されるに越したことはないので、そこは個人の判断ですが。。。

私、結構食べてます(。-_-。)
もちろんお店の様子を見てってことになりますし、スープの温度が足りない時は、ちょっとドキドキもしますけど…w 半ナマ言うても、上の写真みたいに結構熱、入ってますしね。

少なくともこの食べ方をするのは牛肉だけ。ということは、ベトナムの方が牛肉に関する一定の知識をお持ちってことですわなぁ。当然ながら知識を持っていることと、そこにある安全性を確保する行動が完全に常に一致しているとは言えないわけですが…

ほんっま、食いしん坊やな、この国の人たちは、って思いますね(お前に言われえたくないやろ)。東南アジアで生野菜やハーブをこんなに豊富に食べるってだけでもすごいなって思うのに、リスクよりも美味しいものを食べる、という選択が随所に見られる。

ちなみに、この手のちょっと濁り系まろっとスープには、私、胡椒を入れるのが大好きです。これもハノイで覚えた食べ方だなー。胡椒をそもそも置いていないお店もありますんで、そう言う時に無理は言わんが、この手のスープのところには大抵置いてある気がします。合う、ってことやろなぁ。

フォーを美味しくする要素

材料や調理法、調味料など、直接的な要因以外に、フォーを美味しく感じさせる要素って、人によって色々あると思うんです。

例えば私は、暑い屋外店で蒸し蒸しベタベタしたところにいると、ついついハス茶を煽りたくなる。でも汁物の麺を食べる際に余計な水分はあまり体に入れない方が美味しく感じる。よって、クーラーのきいた屋内店で食べる、って要素は、フォーを美味しくなる要素になるんです。

逆に、暑い中、汗をかきかき食べるのが美味しいんだよ!って方もいれば、ある人は、道端のあの低いプラスチックの小さな椅子に座って食べることこそが、美味しさを後押しする要因、と言う方もいらっしゃるかも。

そこはもう人それぞれなので「どれが良いです!」と言い切れるものではないのですが、フォー屋さんを選ぶ時に、その辺の環境的要因も勘案すると、より自分にとって美味しいフォーに当たりやすいかもですね。

今回のお店は、直接的にも、間接的にも私の好みでしたわー。貴重。ホーチミンでお気に入りのフォー屋さん、発見できるのは、貴重。

しかもこの周り、私の好きなカフェが色々ある。

(おい、2番目のやつ、カフェじゃねーぞ)

こりゃ、軽くフォーを食べてカフェ、の流れができちゃいますな。いい感じー(^・^)

こちらの店舗は閉店したようです

2021年12月

こちらの店舗は閉店し、全く別の業態のお店が入っていました。

市内中心部に一番近いこちらは閉店してしまいましたが、他区にある別店舗は鋭意業しているよううです。

アクセスしやすい場所にあったので、なくなっちゃってちょっと残念(´・ω・`)

お店情報

Pho Ly Quoc Su 
63 Dinh Tien Hoan Q1
Time : 07:00 – 22:00  (一部18:00までとの情報もあり)
Spent : 83,000 vnd / person

※2021年12月 こちらの店舗は閉店していることを確認しました。尚こちらの他に、市内に数件あった店舗は継続している模様。

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コメント

  1. くに より:

    もともとはハノイの10Ly Quoc Suにあった有名店です。ここ数年チェーン化して店舗を増やしてます。リコクスーの本店?も美味しいですよ

    • ちぇり より:

      >くに さん
      お返事遅れました!  あーっ、やっぱりハノイのお店だったのですね!味わい的に似たスープをハノイで味わったのと、ホーチミンにしちゃすごいなーと思ってたのですが、納得ですっ。裏打ちしてもらえる情報、ありがとうございました!

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