さてすっかりおなじみのニコニコ野菜さん。
その名の通りもちろんお野菜がメインですが、こんなものもあるってご存知でした?これがまた使えるんだ!
ピーナツオイルってご存知ですか?
油が体に悪い、と言われたのは昔のこと。良い油に関しては、むしろ積極的に摂取する方が体に良いというのが定説の最近。
あれですね。油分でできてる化粧品を油分で流すようなもので、良い油を摂取する方が、体内の悪い油を流してくれるという話。この発見のおかげでカロリー制限が必要な場面の随分料理が楽になったものです。
で、まぁ、良い油ってなによ?って話ですが…
例えばオリーブオイル、えごま油、亜麻仁油、なんてのがよく代表に上がるかな?
それぞれ味に特徴があるので、そこはお好みなのですが、えごま油・亜麻仁油に関しては、加熱に弱いという特徴があり、美味しくないわけじゃないのですが、せっかくの栄養素が壊れてしまいます。
結果として、生のまま食べる=ドレッシングに使ったり、ジュースなどに混ぜ込んで「分からないように」飲んだり。なんかそれじゃせっかくの食材としての本領が削がれる気がしてちょっとかわいそうなのですが…
オリーブオイルなら多少高温調理にしても大丈夫。発煙点は210度くらいだったので、揚げ物も大丈夫。ですが…味わいが独特すぎて好みのものを選ぶのが大変。ひっくるめて「苦手」とする人もそこそこいる。
そこで。
ピーナッツオイルの登場です。こいつは本当に優秀なやつ。割と素直な味なんですが、かすかにピーナツの香りもする。それが日本人的に受けるコク。これ使いこなすと相当便利!
ってことで、我が家ではもうすっかりなんもかんもこれになってる。オリーブオイルは商品によって味の差が激しすぎる上に、日本やベトナムではお気に入りのに出会いにくいので自分的にとても使いづらくって…
というわけで、こちらを使ったお料理、第一弾!
キムチ+ピーナツオイルの相性最高=キムチ鍋!
このピーナツオイルを味見してみて、まず最初に浮かんだのがキムチとの相性。
そもそも油と唐辛子が相性が良い。唐辛子のカプサイシンは油に溶ける性質があるので、唐辛子の辛味を料理に生かそうとするときには、まず油で唐辛子を炒めたりしますよね。ラー油なんかもその性質を利用したもの。
逆に口の中が唐辛子で辛いー!!!となった時は、水や氷を含むのではなく、油。これを口に含むと、辛味成分がその油に移って速やかにお口の中の火事が治ります。
つまり「融合する」ので、それを同時に味わうのはとても有意義。
というわけで、キムチとの相性を試すのに買ってきたのはこれ。すんません、使った後のパッケージでww
7区のVina Freshさんで買いました。
また安くてねー。いくらだったかな。1kg100kちょっとじゃなかったかな。
これが日本のなんちゃって浅漬けキムチとは違って、ちゃーんとしっかり味わいのある濃いキムチ。プラス、量産してるだけあって安定してるのさー。
これを小皿に取って、このピーナツオイルをちょっとかける。
うまいぞー。すごい良いつまみになるぞー。もちろんご飯のおかずにもなるぞー。
え。小皿でチマチマ食べててもなくならない?
ふふふ。そんなもん、キムチ鍋にしてしまえば瞬殺!
ピーナツオイルでキムチ鍋
ちょっと写真撮り損ねてますが、まず豚肉をピーナツオイルでさっと炒めておきます。肉は取り出してちょっとお休み。
そして肉の脂が残るところに、もちょっとピーナツオイルを足して(結構トポトポ入れても油っこくなりません。むしろそれを摂取するのが目的なところもあるのでケチらずにどうぞ!)
そこに、キムチ投入。
キムチは、鍋にするにしても豚キムチなんかにするときも、まず炒めます。特に炒め物にするときは、最後の仕上げの調味料代わりに最後に入れる人いらっしゃいますが…
本物のキムチは加熱することで旨味が増します。そのままでも食べられるキムチを炒めるのは、ある意味、鍋の「味のベース作り」と思ってください。
で、ざっくり全体が炒まったら、お水を投入。もうね、スープとかじゃなくていいの。なぜならキムチが凄まじい旨味成分を持っているから。水で十分。塩もいらない。
ちなみに私は鍋の時の必須食材、白菜をこの時使ってません。キムチの白菜が鍋の具材代わり。と言うことで、この日は半袋分=500gくらいを突っ込みました。
ほらね?もう2回しか鍋ができない。1kgくらいじゃ。
で、お好きな具材を放り込みます。きのこ類、ねぎ、お揚げさんなど。ふわふわ豆腐さんとかもよく合いますな!
できるなら、山盛り盛って蓋をすると蒸し煮になって、よくよく素材の味がなじむのでおすすめです。蓋がないならアルミホイルでもOK。
で、お野菜るいがクタッとなったところで、ちょっと味をみてくださいよ、めーちゃーめーちゃー複雑な味になってますから。
私、日本にいた頃は、わりに普通に鍋を作って、ちょろっとキムチを入れた後(日本で手に入りやすくて安い浅漬けキムチ的なやつ)、それじゃ味が足りないから桃屋キムチの素を足してたんですけどね?(あれはあれで美味しい)
ベトナムで「濃い味野菜やその他の素材をふんだんに使う」贅沢を覚えたので、キムチ鍋はこのやり方。うまいぞー。キムチと野菜の旨味だけで取った出汁、めーっちゃ美味いぞー。
で、味が決まったら、焼いておいた豚肉をいれひと煮立ち。
焼いたお肉を取っておいた器にある水分も捨てずに入れちゃいましょうね。肉汁=旨味の素よ。
今回はちょっと厚めのお肉にしたのですが、もちろんもっと薄切りでも美味しい。そこはお好み。小さめ角切りでもゴージャスよっ(๑•̀‧̫•́๑)
で、Vina Freshさんで一定以上の金額のお買い物をすると、このおネギをくれるんですよねー。多分韓国料理ではたっぷりとネギをこんな風に使われるのでしょう。
ここまでにしようと思ったら細切りにして水にさらして水切って…ってしなきゃだから面倒なのよね。ありがたい。
で、これにまた蓋をして蒸してもいいし、煮崩れるのを待ってもいいし、まぁ生でも食べられるものだから、盛り付けたままにしてもよし。
でー?
こんな感じで!!!
ネギとかエノキとか、お好きな素材をたーっぷりと豚肉に巻いてガフーッと行って、ガフーッと!!!うんまいぞー!!!
で、お鍋の中に入れると際限なくトプトプしちゃうので、手元の小椀に追いピーナツオイル。コクは増すのに、油っこくないと言うよりむしろ豚の油をあっさり感じさせてくれるのは、その成分故か。流石ですな。
ねえ。このお鍋の調味料、本当にキムチとこのピーナツオイルだけなんですよ?めちゃくちゃ簡単じゃないですか?
コツは、美味しいキムチを選ぶこと。
キムチの量をケチらないこと。
ええでー、これ。ピーナツオイルとのコンビネーションがあんまりにも美味しかったから、我が家、1週間の内に2買い目やって、1kgのキムチ瞬殺やったわ。このコンビネーションに気づいた自分、ほんまにえらいっ(自画自賛)
翌日のお昼の楽しみ
鍋食べた時は満腹すぎて〆にまでたどり着かなかったので、残ったスープは取り置いといて、翌日の昼にラーメンでいただきました。うんまっ。
これに卵を落としてもいいし、雑炊にしてもいいし、新たに野菜を足して具沢山スープにしても良いし。
なんにしてもこのキムチ鍋は本気でおすすめっ。ピーナツオイル、ニコニコさんの誠実手作りのものなので、完全オーガニック。なのに大きいボトルが300kドン。安っ。
高熱調理にも強い(成分に影響がない)と言うのが何より強く、料理にコクを増してくれることが多いと言うのが、非常に良い。使いやすさと美味しさを兼ねてる。なんなら揚げ物もできてしまう(贅沢だけど)。
我が家は最近、サラダに揉み込むオイルもこれ使ってるし、ちょっとした炒め物もこれですわ。
このレベルの安心品質のピーナツオイル、日本だとなかなかな金額になるので、これを機会に是非お試しあれですよー!
ちなみに、ZUZUさんは現在お休みですが、物販はしてくれるので、ご連絡してみてくださいませ!!以下に電話番号と、インスタアカウント、置いときますね!
最新情報
on FB: https://www.facebook.com/cheriaatw
ピーナツオイルを買えるお店情
ZUZU
48A Tran Ngoc Dien Q2
Time : 09:00 – 18:00(月曜定休)
TEL +84 779 148 390
Instagram : https://www.instagram.com/zuzuconceptstore/
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