ジャスミンライス、聞いたこともあるし外食では食べたこともあるけど、自宅では使ったことがない、という方、結構いません?
私も最近目覚めました。これがいいんですよー。味も香りも、しかも体にも優しいと来てる!!これは食べなきゃ損ソン!
ジャスミンライスは東南アジア住みのアドバンテージ!
Vetterさんの記事取材がきっかけだったのですが、ジャスミンライスにはまってます。
考えてみたらホーチミンに来て探していたのは日本米。まぁいうほど家で食べなくなったし、外で食べる現地のお米も大好きなので、さほど苦労はなかったものの、それでもお米、というと日本米を探していたような気がします。
実際たまに食べると美味しいですしね。俵屋さんのお米とか、日本にいたって身近にないほどの美味しさですもん。
日本人だし、そりゃあたまには美味しいご飯を食べたくなります。
が、ここがクセもの。
「美味しご飯=日本米」という図式が、いつの間にか頭の中にあって、その他のお米「も」大丈夫的な感覚が自分の中になかっただろうか。あったな、うん。
ですが考えてみてください。ジャスミンライス、日本で買ったら高いですよー?昔に比べたら買いやすくなりましたが、チョイスも売ってる場所も限定的。
ましてやその昔の米不足の際、知識がないままに輸入して日本米のように使おうとして「不味い不味い」といわれのない誹りを受けてた経緯があります。
あれは本当に失礼な話。あの時代に戻れるものなら、どんな風に炊いていたのか見てみたい。
長粒米が美味しくないとされたのは、日本のおかずに合わないから、なんて意見もあって、それもそうだけど、そもそも米の適正ってものが全く違うんです。そこを理解せず、日本米と同じ扱いをして不味い不味いと言っていた時代。
知識がないって、損するわねー。つまようじをドライバー代わりに使おうとして「使えねーなー!!」と言ってる人に誰が同調できますかっての。
きっかけはVETTERさんの記事執筆
Vetter さん、サイトリニューアルに伴って、改めていろいろ調べて見たのですが、美味しいのは知っていたけど、これ、体にも優しそうなんですよね。
しかしどんなに美味しく炊けたとしても、やっぱりおかずとの相性はあるし、日本人の大枠の好みってのもある。
そこで日本人家庭でも楽しんでもらえるようなレシピも考えてあれこれ模索してたのですが、まー楽しい(笑)
そして嬉しいことに、日本米を炊くときより手間がいらず、短時間で調理できるのも魅力。しかも何と言っても安い!日本ではわざわざ高いお金を出して買う人がいるくらいですが、ホーチミンだと激安で買えます!
このアドバンテージを使わない手はありませんよー!!
ジャスミンライスの基本的炊き方
記事内にもありますが、ジャスミンライスに一番適した炊き方って、湯取り方、という方法なんです。お米を炊く、というより湯がくという感じでしょうか。
①ジャスミンライスをさっと洗い、用意したたっぷりの熱湯ですぐに8分ほど中火で茹でる(浸水時間なし)
②ざるにあける、または湯を切り、鍋に戻して蓋。弱火で底がチリチリ言い始めるまで加熱しつつ水分を飛ばす
③火を消し蓋をしたまま10分蒸らしたら出来上がり
あれだ。飯ごうの炊き方に近いですね(笑)。それにしても…これ、日本米を炊くことから考えると驚愕じゃないですか?
▶︎糠の匂いを取るためによく米を研ぐ日本米と違い、ジャスミン米は香りがなくなるから米は研がない
▶︎なるべく冷たい水からゆっくり温度を上昇させることで澱粉質を最適に変化させて甘みを引き出す日本米に対して、吸水率が高さから米割れを防ぐため熱湯を使い短時間で火を通すジャスミン米
▶︎炊く間は蓋を取らない日本米に対して、蓋を取るどころか茹でた湯を捨ててしまうジャスミン米
こんなに調理法に違いがあるし、お米を炊く、という調理の概念が全く違う!!お米を茹でた湯を捨ててしまうなんて、お米の旨みが全部なくなってしまいそうなのですが、実際にはそんなことないんですよねー。興味深い。
ジャスミンライスのいいところ
・安い!!日本だと600〜2000円/kgのところホーチミンだと20k(役100円)/kg〜(もっと安いのもあると思われ)
・お米を研がなくて良い
・浸水時間がなくて良い
・水の量を計らなくて良い(たっぷりゆとりを持って茹でられる量)
・炊飯時間が短い
・火加減簡単
・冷めても日本米ほどの劣化がない(デンプンの質の違いによる)
お一人暮らしの方なんかだと、食べたいちょっとの量だけを調理するにも便利ですね♪
あと、カロリー自体は日本米より気持ち高めなのですが、血糖値の上昇スピードを図るGI値でいうと、ジャスミン米の方がグッと低い。
血糖値が急激に上がることの弊害は、太りやすい、体がだるく感じるなどがありますが、その可能性が減るってことですよねー。
食材が持つカロリーそのものより、そのカロリーの内訳がどのように体に対して働くか、を考えなければ痩せないとか、一時的な倦怠感の回避ができても、長期的には体にマイナス。気をつけましょう。
ジャスミンライス、ちぇり的応用レシピ
とはいえ、お米がいくら上手に炊けても、それに合うおかずがなければ始まらず、異国の地の料理を日常的に食卓に、と言われても難しいですよね。
そこで、ご飯自体を楽しむレシピを、Vetter.さんの記事ではご紹介しました。できるだけ簡単に作れるように、炊飯器を使うレシピです。
作り方は、各材料全部を入れて即、スイッチを押すだけ。日本米で作ってもいいと思いますが、ジャスミンライス特有の香りが調味料の一つとなって、実に豊かな風味に仕上がります。
インディカ米(長粒米)はその香りが「日本米とは違う」ということで敬遠される場面もありますが、その特徴である香りを「調味料」と捉えて味方につけると楽しいですよ♪
海老塩ご飯ピラフ風
ジャスミンライス 200cc
お湯 280cc
海老塩 大さじ1
仕上げに好みでバター 少々
材料全部を入れたら即、炊飯スタートボタンを押すだけ!ほんのりピクンクに染まるのが可愛いですね(笑)
炊くと唐辛子の辛味はかなり抑えられるようで、エビの旨みがたっぷりです!
きのこピラフ風
ジャスミンライス 200cc
お湯 280cc
きのこ 5mm角g切り 200cc
マッシュルーム出汁 大さじ1
好みで醤油や胡椒を混ぜる
食物繊維が豊富に取れる上にローカロリのキノコをたくさん使うことで、さらにGI値を抑える期待ができるかも?
ピラフ風にほろほろはしていますが、少し水多めで炊いているのでおにぎりにも。我が家ではこのおにぎりをたくさん作って冷凍し、いつでもレンチンで食べれるようにしています♪
カシューナッツ入り!カレーピラフ風
ジャスミンライス 200cc
お湯 280cc
玉ねぎのみじん切り 1/2個分
カシューナッツ 10-15粒
カレーパウダー 大さじ1~1.5
マッシュルーム出汁 大さじ1
カシューナッツがポイントですー!ベースの出汁までベジタリアンなわけですが、ナッツが入ることで味にボリューム感が出て物足りなさを感じません。
ナッツはカリカリのままではなく、少し柔らかくなり、コリュコリュとする感じ。もし物足りなさを感じる場合は、サラダ油やオリーブオイルを大さじ1杯ほど加えて炊いても良いかもしれません。
どのジャスミンライスを買えば良い?
ジャスミンライスならではの風味が加わることで、とても豊かな味わいながら、重すぎずあっさりと食べられるのが魅力です。今後もレシピを開発していきたいと思ってるので、また追加しますね。
せっかくお安く手に入るわけですし、何より美味しいので是非お試しください!
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コメント
ホーチミンでグリーンカレーのパウダー探しているのですが、売っている店ご存知でしょうか?
>ごますけさん
ベトナムのグリーンカレー、というのは私は経験したことがなく、タイのものになるかと思いますが、輸入されたものが、ちょっと良いスーパーにはあった気がします(確実ではありません)。例えば Namanとか、Annamとか。もしくは、輸入食材店の、Thai Hoaとかにあるかもです! http://cheritheglutton.com/blog/thai-hoa/ ちなみにこのお店の隣にも似たような輸入食材のお店があります。
>http://cheritheglutton.com/blog/thai-hoa/ ちなみにこのお店の隣にも似たような輸入食材のお店があります。
情報ありがとうございました。昨日thai-hoaで2種類を系10袋買えました。隣の店に最初にいったのですが、グリーンはなくイエローだけと言ってました。<店員談