ホーチミンはカフェ天国。あの手この手のスタイルがあり、全く飽きないのですが、そうなると「ここはイマイチかな?」と、見ただけで思うお店もあるもの。
しかし、騙されてはいけませんぞ???
※こちらは閉業されたようです(2022年5月現在)
あのエリアに、またもやいい店!
最近やたらにこのブログでもレポートしている、
こちらのサロンの周辺エリア。新しくできてるお店も多いのですが、実は前からひっそりとあるお店も長く続いてて、気になてはいたのですが、ついつい後回しに。
お店のつくり上、中がほとんど見えない小さな間口のお店。そこが、前から出してたかは気づかなかったけど、ランチセットのアピールをしてたんです。
どうも中華系っぽい感じ。そうか名前が、Heritage Chinatownだもんな。しかし通りがかって「わあ!」っと思ってはいるようなお店でもない。
のでしばらく放置してたのですが、なんかこの日はうっかり入ってしまいました。
チャイナタウン・テーマなお店
狭い入り口には、なぜ狭くなっているかの理由である「屋台」がカウンターがわりに置かれてました(笑)
入って右手。しかも派手やかな文字がたくさん書かれている、ザ・チャイナな感じの屋台。あれ、外で見ると小さいけれど、屋内に置くと圧迫感が(・∀・;
そしてその奥にはちょっとダイナーチックなインテリア。
天井が、低い。ので、かなり狭く感じますが、清潔感はあって、ホーチミンにあってはオリジナリティのあるデザイン。
もうランチタイムは過ぎてたのですが、食器の置かれ具合からすると、そこそこ入っていたらしい。
この周辺、結構オフィスなどが多いのか、ランチタイムはどのお店もすっごい人だかりができるんですよね。
少しレトロチックなアイテムが各テーブルに飾られてるのも、ちょっと素敵。すっごいセンスがいい!!って感じじゃないんだけど、ちょっといい。
空気感的んは、Cong Capheのチャイナ板みたいな?どことなく、日本にたまにある大正ロマン的なものも。へーっ、知らなかった。
カフェ、メインでちょい食べメニューも
この日はすぐに人と会う約束があって、あまり時間がなかったのと、何か食べておきたいけどそんなにガッツリは要らない、という感じだったので…
え?なにこれ?って感じですよね(笑)
これは、フィッシュボール in カレースープ。メニューには、これに麺を入れたものもあって美味しそうだったのですが、先ほど行ったように、あまりお腹が減ってなかったのでフィッシュボールのみ!
でも量が多いわ!!(笑)
ま、まぁベトナムのフィッシュボールは美味しいものが多いからな。わざわざ市場で買って食べてるくらいだし。まぁいっか…
…って、おーい!!このカレー、マレーシアン・カレーっぽい!!(喜)
しかしここは、Heritage Chinatown。マレーシアなんて言葉はこれっぽっちも入ってないが。。。私にはしっくりくる。
マレーシアは多文化国家。チャイニーズ系の方もめちゃくちゃ多い。インド系の方もいるのですが、チャイニーズ系の方のカレーは明らかにアレンジされており、それはマレーシアンとの融合でもある。
私はたまたまマレーシアでこの手のカレーに接したのが先だったため、この味を体験すると条件反射的に「マレーシア」のキーワードが出てくるが、そのルーツはチャイナにもあるケースがあるんですな。
みよ、このオイリーな感じ。そしてそこに沈んだエクストラクト。ここには肉類は入ってないので、もしかしたらエクストラクト部分はペースト系のものを使っているのかもしれませんが…(にしては辛味が少なかったけど)
オイル部分は、間違いなくココナツオイルを足した後にじっくりと炊き上げたから。そうすることでココナツミルクから油分が分離されるんですね。
自分でこの手のカレーを作る際には、この状態=オイルが分離した頃が「そろそろいいかな」ってタイミングの見極めどき。
こちらのお店のものはさほど辛くないのですが、私の大好きなカレーの味がする。私が人生で最初に、その作り方を覚えたアジアンカレーの味がする。
これで麺、食べたら。。。絶対美味しいやーん(≧∇≦)
今度、また食べにきますっ。もしもその麺がワンタンミーのウォリュウォリュ麺だったりした日にゃぁ。。。( ̄¬ ̄)
スイカジュースは、ちょっと甘かったかな(砂糖入り)。飾りのキュウリは「瓜という一貫性があって良いな」という感想しか。。。(笑)
や、悪くないし、ベトナムではよくあることです。いいんです。スイカも瓜だ。こちらにはさほどの感激を覚えませんでしたが、ごく普通に美味しくいただけます。
それより何より、あのカレースープで麺ですよ。食べたい。ものすごく食べたい。その後にあった予定の時間が近づいてるのが恨めしかったな。。。
実は大人気のお店なんですって
実は後から聞いたのですが…
こちら、ベトナムのとある芸能人の方が出されてるお店なんですってね。Day Timeはそんなでもないらしいのですが、夜は大変な混み様になるのだそうです。
そもそも日本でも芸能人情報に疎いので、大変失礼ながら、ベトナムの芸能人関連のことはとんと存じ上げないのですが、お店のFBをのぞいてみると…?
フォロワー数、43,000以上!(´⊙ω⊙`)
なるほど、これは一般人の方のお店の、しかも小さなカフェのフォロワー数ではありませんな。へーっ、以外!!
チャーミングなお店ではあるけど、そこんとこを前面に出してる感じでもないし(サインとかそういうの飾ったりってのはなかったと思われる)むしろ地味に見えたのになー。
ともあれ、カレー麺が気になります。近々きっと、再訪します( ・`ω・´)b
元気に営業しています!
相変わらずのサイバー香港感
なんてことだ。前回美味しいカレーを見つけて、これは面バージョンも食べないと!と思ってからもう、1年半も経つだなんて…。
というわけで、予告通りリベンジ!
コロナ後だったし、小さなお店だったので大丈夫かなーととちょっとだけ思ってましたが、ワタクシごときの心配などちゃんちゃら可笑しいほど大繁盛してるようですw
ま、昼はかなりのんびりなんですけどね。夜はすごいらしい。
小さなお店なんだけど、ブレードランナー感があって好きだわー、この店。きっと夜にネオンが立ち上がるとさらにそんな感じになりそう。
そういえば以前は気づかなかったけど、2階席もあるんですね。ここに来るお客さんには、フォトシューティングに来てる人も多く、後から入って来たベトナム人のお客さんがたが、きゃっきゃ言いながら上ったり降りたりしてましたw
座席は基本的に固定だったので以前と変わらず。
入り口すぐのところにある屋台的なスタンドが混沌を演出しててやっぱり好きだー。
メニューがちょっと変わってました
少しだけメニューが変わってました。
スタメンは変わってませんでしたが、小さなメニューがちらほらと。このCovidの大変な時期を乗り越え、パワーアップした、というのか…?
メニューの想定もグレードアップしてたし…
強いな。。。
念願の Mi Cari
というわけで、今回は迷わず Mi Cari ですよ!前回、麺が入らないと判断してフィッシュボールのみにし、スープの味を確認した結果、大変好みのマレーシア風と言うか広東風というか。そこらへんのことは前回書いたところですが…
うおっと。こうきたか。
細めワンタンミーの面を期待してたら、思いの外フット麺。見ただけでわかる加水率の低い剛の者系。下手すりゃ意麺並みじゃんこれ、とちょと引いたのですが…(ってか、どこから持って来たこんな麺)
おっと、思ってたより剛の者ではない感じ!ツルツルっと喉を滑らす感じではなく、ワッシワッシと噛み砕く感じではありますが、予想より嫌いじゃないヽ(・∀・)ノ
この場合、嫌い、というか敬遠したかったのは、重たい麺。日本のつけ麺によくあるような極太のずっしりしたタイプ。あれが自分はあまり得意ではなく(。-_-。)
でもこれは、噛むことを必要とするものの、さほど重い感じでもなく、カレースープに必要な風味は備えてるというマッチング。
それでもやっぱり細麺だと嬉しいなーと思うけども、これもあり。何よりこの料理はカレーが肝心。
見てこのテクスチャー。しっかりとチキンのエクストラクトが蒸し出された後に、伸ばされて行ったタイプのスープ。もしかしたらカレーペーストとか使ってる可能性はあるけれどw
ここにエビチリペーストとライムがあったらラクサ的に楽しめるのですが、この日はSate Tom。でもこれもまた美味しいんだよな。
ベースのカレー自体はそんなに辛くなく、むしろちょっとココナツミルクの風味でまろやか。かすかな甘みを感じるほどなので、そこにランダムにSate Tomを散らすことで、良いアクセントに。
ああ…麺は嫌いじゃなかったけど、割にそのあと近い時間に会食の予定があったので麺は控えめに食べようと思ったのに、うん、上の写真のあと、全部きれいに平らげたよね。。。
思ってたのとは違った麺だったけども、やっぱりこのカレーの威力は絶大。あ、ありどこにでもあるタイプのカレーじゃないので、マレーシアのチキンカレー(または広東系食文化内にあるカレー)がお好きな人にはおすすめ!
お土産コーヒー
さて…故あってこちらのドリンクを持ち帰ったのですが、なんとボトル入りだった。。。オサレ。
ってか、60kしないものでこんなボトルつけてたら大変じゃね?でもオサレ。
ちょっと甘めだけど、元のお茶の渋みなりがしっかりある、マレーシアのテタレ的なミルクティー。甘いけど、ちょみっとずつ飲むのに美味しい。
あとお茶の部分がキュッと効いてるから、ブランデーとかね。美味しいよ。うん。お酒、ちょみっと(^・^)
私的にはここの Mi Cari、ホーチミンではどこででも食べられる味ってわけじゃないので、覚えておきたい一品。このカレー、気軽な値段で、しかも単品で食べられるの超嬉しいーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
お店情報
Heritage China Town
10 Pasteur, Q1
Time : 24hours (ほんまか?!)
Spent : 80,000 vnd / person
※こちらは閉業されたようです(2022年5月現在)
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