一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミン・まさかのローカル安飯@ Fat Ape

ベトナム料理:カジュアル

ホーチミンのご飯の真髄は、ローカルにあり!こちらのブログ、結構良いお値段のところをご紹介すること、多々ありますが、やはり自分的にはローカル万歳。

今回は、意図して行ったわけじゃなかったのですが、偶然の出会いほどこう言うことが起こるんですよね。ナイスローカル。旅行者の方も結構楽しみやすいかもです!

 

ホーチミンでランチ難民?!

 

日頃から行きたくなったお店が見つかったらリストにしていて、時間ができた時に「よし、ここ行くぞ!」と決心した上で行くことがあるのですが…

そんな時に限って外れる、店が閉まってる、もう無くなってた、などの災難に見舞われ、目標を達成できないことが。さらにその不運は連鎖を生んで、じゃぁ次の候補に。。。と行っても、同じように何らかの理由で店が閉まってたりするのです。

で、時々ランチ難民になる。
あれこれやることは多いので、時間は限られている。しかし取材もしたい。でももうその周辺のリストは尽きた。さぁどうする?ってなった時。

たまたま横にあったお店だとか、たまたま目についたしらないお店だったりとか。しかもそこで「ええいもう間に合わせでいいや、とにかく腹を満たそうじゃないか!」と、半ば捨て鉢な気持ちで入ったお店に、ワクワクするような出会いがあったり。

今日のお店はまさにそんなお店だったのでした。

 

 

きっかけは、バインミー

 

旅行者の方に、「バインミーのお店を教えてください!」って良く聞かれるんですが、私、バインミーは屋台で売ってる安い安い、あの軽い軽いフランスパンんで、いろんな種類の具材をちょっとずつ挟んだものが好き。

もちろん、

 

 

こちら押しではあるんですが、14:30からだし、ちょっと街中からは離れているし、何よりあのボリューム。あれが美味しいことには間違い無いんだけど、ではあれがベトナムを代表する料理の一つであるバインミーのティピカルなものか?と言われたら。。。

ちょっと違う気がするんですよね。
でも炎天下に晒されてる屋台のものは、旅行者さんにはハードルが高いこともある。なので屋内で楽しめる、でも西洋人向けのアホほど高いものではなく、せいぜい45k未満くらいのものを探してたんです。

理想は屋台と同じくらいの15kとか20kとかなんですが、エアコンが効いた、家賃も光熱費も、お茶や皿洗いのための人件費もかかる店構えで同じ価格を望むのは図々しいからそのくらいの価格基準。でもこれがなかなか見つからない。あってもあまり美味しく無いとか。それが…?

 

 

おおっ、バインミー!しかも15k?!
店の前に屋台は出てたが、お店の中で食べて良いっぽい。それでこの価格ってのは良心的すぎる!しゅごい!!

と言うわけで、速攻お店に入ったのでした。

 

 

実はここは飲み屋さんです

実はこちら、メインは夜の飲み屋さん。ローカル向け+ちょっと良いクラフトビールを置いてて、夜になると、ぼーちぼーち流行ってるっぽいのは横目で見たことはあったのでした。

 

 

ただし、その店構えや規模から、なーんとなく惹かれないまま、行かずにいたのですが…

 

 

昼はこう言うランチメニューで、ローカルの人で大賑わい!ってかこれ、All Day Menuらしいけど、ランチにしたって安いがね。。。大丈夫か、と思いつつ、私の目的はバインミー!

「あ、すいません、それ朝食だけなんです」

ガビョーン(・∀・;
この日はとことんランチ難民になる運命だったらしい。。。仕方なくメニューの中から選ぼうとしたら、

「バインミー食べたかったんならこれがいいよ!これパンメニュー!」

とオススメしてくれたものがあったのでそれにしました。それにしても。。。

 

 

ここ、他にもフードがすごいいっぱいある。ソコソコの値段のものもあるけど、夜にしてはかなりお安いものもあり、露天とまでは言わないけれども、店構えのメニューにしては相当お安い。

 

 

揚げ物ー、とか蒸し物ー、みたいな分け方してくれてるのもイメージしやすい。あと鍋物とかもあったので、ほんとカバーしてる幅が広い。これで美味しけりゃ、なかなかいいんじゃ無い?ここ。

 

 

さて、お味はどうかいな?(^・^)

 

 

セパレートタイプの汁だくバインミー?!(なにそれ)

 

で、出てきたのがこれ。

 

 

ぬあ。目玉焼き?はいいけど、あとは成形に失敗したミートボールみたいなのと煮崩れた感満載のパテ。あとはたっぷりの玉ねぎ・シャキシャキ食感を残した炒め具合。

え?パンのメニューならこれだっつって勧めてくれたんじゃなかったっけ?え?と思ってたら、バインミーは後から登場。ちょっと炙ってくれてたらしい。パリッパリの皮部分がすごく香ばしい香りを放ちながら、堂々と登場されましたw

あ、ちなみにこのパン自体をバインミーと言います。間に何か挟んだものが通常バインミーと呼ばれてますけど、正確にはBanh Mi Vietnam、Banh Mi Ha Noiとかなんとかいうんだっけか?

 

 

で、バインミーが来て見て思ったのだけど、この鍋の中の具材。全部朝のバインミーの具材じゃね?

目玉焼きはオプラだっけか。成形に失敗したミートボールはバインミーシューマイ、パテは定番。炒めた玉ねぎこそあまり使ってないけど。。。これ、やっぱり朝のバインミーの流用レシピ?(笑)

いやいや、大事なんですよ?こうして仕入れを増やさず料理のrバリエーションを増やすことでロスを減らせる。小さなお店であれば、この辺、結構コストダウンの大きな鍵。

なのでメニューをざっと見た時に、その辺まで考えているお店なのか、どんな工夫をしているか、から、それを実現させるためにどんな技術を持っているかなどが見えてくるんですね。面白いですよ、メニューから見えてくること。

で、このパンはもちろん、巷の屋台のバインミー屋さんが使ってる「あれ」。周りがパリッパリに香ばしくて、中がフアッフアのやつっ。

 

 

パン特有の香ばしさやパリパリとした外側の食感はあるのに、中の生地は空気をたっぷり含んだタンポポの綿毛のように軽く柔らかい。幸せである。

 

 

こんなサイズのバゲット、丸々一本ん食べてたら、お腹が苦しくなって仕方がないはずなのに、これは楽々食べられてしまう。まさに霞がごとし。

で、最近思うんですけど、仙人さんは霞を食べていると聞くけれども、あれちゃう?ベトナムのバインミー食べてはるんちゃう?仙人さんって、なんとなく中国の方が多いという認識なんですが、ベトナム、中国に近いし、きっとバインミー、配達してもらってるんちゃう?お住いの山の上まで。

そのくらい軽い。そして私が旅行者の方にバインミー食べて見てほしいなぁ、と思うのは、この驚きのパンを味わって見てほしいから。私のバインミー初体験の時、もう衝撃だったもんなー。

で、バインミー&朝のバインミー・サンドイッチの具材の余ったのみたいなのを使ったおかずが目の前にあるわけです。ならば…?

 

 

具材を挟んじゃえヽ(・∀・)ノ
そしたらあっという間にバインミーサンドイッチじゃないか♪

しかし相変わらずのうまさである。このパン、多分街中でも一番安い部類の、どっかの専門のベーカリーさんが大量生産してバーっと朝に町中に配って回ってるような、決してブランド品じゃない気がするんですが、それが美味しい。

そしてパンの風味はこんなに豊かなのに、生地が軽くて邪魔しないから、具材の味わいがダイレクトに伝わってくる。同時に、こう、食べているのに腹の底から湧き上がってくるものが。

いいっ。このローカル感、すごくいいっ。
小綺麗なお店のレベルも高くて、それももちろんいいけど、基本的にはこのローカル飯の方が自分の中を駆り立てる「何か」がある気がするわー。すんげ楽しい。

ところでこの皿、量はそんなになかったんですけどね、非常に充実した内容。そしてこの汁だく。。。これが。。。いい!!

ベトナム醤油(ヌクマムではない)に少し甘みをつけた優しい甘辛味。これがバインミーにもとてもよく合う。日本人なら米に乗っけてもいいかもしれん。それも道理。このパンには米粉も使われてるっていうしね。

 

 

予期していなかったことに、なんとデザートまでついてきた!チェンドル…、ベトナムでは Banh Lotって言うんだっけか。米粉が原料のプニプニのチネって作ったような生地。これを薄っすらとしたシロップとに入れ氷を浮かせたもの。

非常にさっぱり。ベトナムに来た当初はこの手のチェー、なんだこの薄ぼんやりとした味の食べ物は、と思ったものですが、暑い国ではこれが良い。これが美味しい。

ってか。。。
料理と合わせて、39kドンですぜこれ。。。200円しないんでやんの。いいわーっ。

そしてお昼時、すごいたくさんのローカルの方が来て、それぞれ違うものを頼んで色々召し上がってらっしゃったのだけども、それがまたすごい気になる。。。

バインミーも朝、食べに来て見ないといけないし、大変大変(笑)

 

 

夜の雰囲気はわかりませんが

 

店内は、ポップなポスターやイラストのコラージュみたいになってて、なかなか元気。店内全体のトータル感ってのはあまり感じなかったけど、こんな感じでカジュアルです。

 

 

さすがにこのポスターはどうかと思ったけどね。どうかと思った、っていうか、ベトナム強えぇ。。。ってかwww

 

 

「アメリカ軍に、君も来ないか!」

シャレになってない( ̄ー ̄)
そしてこれ、ここに飾ったの、ベトナムの方やで多分。勝ったところはやることが違う(。-_-。)

ともあれ、こちら。
女子会を開くような雰囲気ではありませんが、本当に軽くチャチャッとランチを済ませたいときには良さそうですよ。安いし、何よりローカルのご飯が色々あって楽しいです!

夜の様子はちとわからんけど、機会を見て行って見ますー。まぁ朝のバインミーとランチの方が気になって仕方ないけどもw

 

 

 

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お店情報

 

Fat Ape
4/4 Nguyen Binh Khiem Q1
Time : 11:00 –  23:00(あれ?バインミーはいつ食べに行ったら…)
Spent : 59,000 vnd / person(ソーダ飲みました)

 

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