ホーチミンでヤギが食べられるってとこまでは知ってても、なかなかハードル高いですよね。鍋や焼き肉、人数少なきゃ行きにくいってのもあるだろうし。でもこれなら…?
ローカルの人気店らしい
店名に「3」ってついてるってことは、3件目なんだろうね。レビューを見てもかなり人気のあるお店みたいです。
んで、最近この付近にお気に入りのカフェがあるので、私も見かけて気になってたんですよね。
角地にあるので、どの方向から来ても目につくと思うんです。
なんかこの黄色い感じと、店名や料理をバンバン垂れ幕でアピールしてるのが目印。
調べたら朝からランチタイムはヤギモチーフだけど、一人でサクッと食べられるメニューがあるようだから行ってみた!
窓ないのでオープンスペースですね。
んで店内に入ると、なんかこう。。。
以前ホテルだったのかな?そしてここはそのロビー?みたいな作り。もしくはカラオケ屋さんだったとか???
飲食店としての作りではない気がするが、そもそもちょっとでもスペースがたたらカフェ開いちゃうお国柄。
いや実際には条件満たして申請をし許可を得る必要があるから、どこでも何でも開けるというわけではないが、チャンスがあったら商売をする、という姿勢は見習いたいものです(-人-)
メニュー(昼用)
というわけで、ランチメニュー。
ヤギ炒飯やヤギカレーなども魅力的ですが、ランチタイムは同僚の方と一緒に、ってグループもあり、みんながみんなヤギ肉を食べたいわけではないからか、ヤギが入ってないメニューもあります。
De というのが、ヤギのことなので、その文字が入ってないメニューを選んだらヤギじゃないです。
Com Chien Turung 卵炒飯とか、Com Chien Hai San 海鮮炒飯、Com Chien Duong Chau 揚州炒飯、Bun Ca 魚のブン、などがヤギ使ってないやつですね。
一品、250kという高額なものがりますが(といっても1400円くらい)、それは鍋。そんなもん昼から食べるか?と思われるかもですが、結構グループで来てシェアする方はおられます。
ベトナムの方、ほんっと、お鍋好きみたいでw
Pho De ヤギフォー
Pho De は、フォーイェー、的な音になります。
なので、Pho De Oh Yeah!などという駄洒落を言ってはなりませぬ。滑ります。
が!!
Oh Yeah!!
と言いたくなるルックスと香り。これはあああ!!
ヤギの麺といえば、以前Hu Tieu Deをご紹介したことが。
その際は、ほんっと、ヤギ鍋のスープをそのまま使ってるような感じで、澄んだビジュアルだったんですよね。
それが、白濁。
でもこれヘア豚骨みたいに、油が入荷して云々というよりは、あれだ。多分、これは腐乳混ぜてる。
旨みが強い!
柔らかいコクもある。フォーともすごく相性が良い!
腐乳、その文字だけ見ると敬遠する方も多いかもですが、中華系調味料で、豆腐を醗酵させた調味料。これがもう旨みの塊。使い方次第で、実に優秀なサポート調味料となる。
ヤギを食べる際には必須調味料のようで、大抵のヤギ屋のテーブルにはセットされてるが、なるほど、スープに使ってるのか(予想ですが)。この使い方は私はしたことない。勉強になる。
ヤギ肉もふんだんに入ってます。
皮の部分はコリュッコリュ。
よく日本でヤギを食べたことがあるという方は、沖縄でご経験をされている方が多い印象なのですが、沖縄のヤギとは種類が違うのか仕込みが違うのか、かなり別物といった印象。
クセは少なく、むしろ綺麗な味。もちろんお店によって獣臭を感じることもあるかもですが、大体の場合は食べやすく、脂は牛に比べて軽く、全くもって素晴らしい食材。
卓上の調味料に、腐乳もちゃんとありました。
上の写真の一番左、ピンク色みたいなのがそれ。
船生自体は豆腐を醗酵させたものなのである程度固形のものなのですが、ヤギ料理を食べる際にはそれを崩してクリーム状にしたものを使うことが多いです。
さらに、紅麹を醗酵時に混ぜてるものだと、こんな感じでピンクというかオレンジっぽい色のものに。
右側の方にある3つのボトルは醤油やヌクマム、そしてチリソース。それとは別に唐辛子やSate(唐辛子ベースの辛味調味料)。
それらを好みでミックスして、ヤギ肉をチョンチョン。
今回の麺の場合はスープもコクがあって美味しいのだけど、そこにさらに強めの調味料とヤギ肉で食味のアクセント!
や、ほんとこのヤギフォー、コクはあるけど、油のクドさの結果のコクじゃなく、旨味の絡まり複合体としてのコクで、さらに脂が少なく、さらにその脂もヤギ由来のものなのでしつこくなく、うおおおおおお。これ名品じゃね?
ハーブをちぎって入れると、また風味が一口ごとに変わって良き。
なんだろう。塩気はそんなに強くないのに存在感がとてもある。しかもドヤドヤしない。なんだよこいつ、かっこいいな。
塩気油気が少なくので、ほとんどスープ、飲んじまったw
そして底の方に溜まってる麺の切れ端や肉の破片。あれだ。カップヌードルの底の方にあるジャゴジャゴしたやつ楽しむ時の感覚に似てる。ジャゴジャゴ。
うん、とはいえアイテムがヤギなんでね。
その時点でNGという方もおられ得よう。でも興味ある方にはライトなファーストステップとして楽しめるし、何よりフォーのメニューとしてはレアな方だと、自分が見てきた限りでは感じる。
さらには色々食べてきた中で見ても、かなり美味しいフォーだと思う。
そして価格はお手頃だ。これはかなりレア&おすすめアイテムじゃないですかね???
夜のメニュー
気になったので夜のメニューも見せてもらいました。
一品料理も千円前後。ローカル料理にしては高い?と思われるかもですが、こう言うお店は、複数人で訪れるのが前提で、1皿あたりの量が結構多いと言うのが定番。結果、コスパは良いと言うことが予想されます。
この、Chao↓ってのもね。お粥なんですが、1500円くらい。
お粥でそんな金額?!って思われるかもですが、多分洗面器みたいなので出てきます(・∀・)
だって、ほら。
下のLau=お鍋も同じくらいの金額ですから。
で、そこにはスープ+ミニマムな具材が含まれてるわけですが、大人数で行ってると、きっともっと食べたくなる。
で、Them=追加メニューが下の方にあるわけですが。。。
Oc Themだって?!
え???貝?その組み合わせ珍しくない?と思ったら、 óc=脳みそ、だった(・∀・)
貝は、Ốcか。ごめんなさい。いい年数ベトナムにいて、まだアルファベットでしか認識してなくてw
ビールはしっかりローカル価格で、めちゃくちゃ安い25kとか。
注意事項として、「持ち込みにはチャージ料がかかるのでご了承ください」 とあるので気をつけて。そんなの日本じゃ「禁止」が前提ですが、ベトナムではちょいちょい持ち込みがアリなケースがあるのでね。
でもまあここは禁止じゃない。ワインや焼酎を飲みたいこともあるじゃないですか。その際にはコーケージを払ってもらえたらOKですよという寛容さ。
ってか、一番高いコーケージで80k。。。
それは何かと言われると、750ml以上のサイズのワイン。750ml以下だったら、50k。300円弱www
優しいがすぎるだろー!!!!
ちなみに一番下にあるのは、Ruou cac loai san xuat thu cong。Google 先生で訳してみたら、手製のワイン???
べ、ベトナムだなあ(笑)
(ちなみに自家製のアルコールドリンクは危険を伴うこともあるのでご注意を)
うん、夜も来たいな。
フォーのスープだけであんなに美味しかったんだ。きっと料理も美味しいに違いない。ヤギ肉、興味ある人いません?(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
De Co Nguyen 3
157D Nguyen Van Thu Q1
Time: 09:00 – 23:00
Spent; 55,000vnd. / person (for Lunch)
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