自分の認識だと、去年あたりから急速な伸びを見せてるこちらのお店。よくあるチェーンの一つだろうと、特に期待もしてなかったんだが、気がつくと結構通ってた…?
南国のモノトーン
どこの店舗も結構大きくて通りがかりに目につくところにあるのだけど、あれよあれよという間に、自分がパッと思いつくだけでも4、5件はある、かな?
そういうやり方と言われたら戦略なだけかもなのですが、すごい勢い。しかもどこも結構な広さ。ではあるのだが、華やかなカフェが花盛りな中…
脳内に流れるピンク・フロイド。
この店舗は、Nguyen Du通りにあり、確かに派手なのは一本違いのLe Duan や先で交差する Hai Ba Trung で、この通りではないが、それにしても思い切ったものである。
そもそもキラキラが良きものと謳われがちだったホーチミンでも確かに最近、洋服その他でモノトーンを見かけることが増えて来たけど、よりにもよってこの面積で、ダークグレー。
ベタベタと貼っている、コンビニコーヒーのような軽さのアイキャッチだけが、ここが手軽なカフェであることを物語ってる。
この壁の端っこの入り口に来てもこの様相。写真は下から煽ってるからそう見えないけど、かなりの段差。おばちゃんに「よいしょっ」と言わせる、なかなかの煽り方。
これが受け入れられると踏んだのか、もしくはこれを受け入れさせてやろうという魂胆か、どちらにしてもチャレンジング。
現状では異色に見えるからこそ、一旦印象付けられると強かったりするのかなあ。
店内もシンプル
入ったら、デパートの相応案内所みたいなカウンターがあって、そこで先にオーダー&支払い方式。
最近その方式の方が増えて、たまに後払いのとこあると、(お、珍し)って思うようになってきた気がする…。
シェアリングテーブルも、3〜4人がけのテーブルも、2人掛けくらいのスモールスペースも、とに各潤沢。余計な装飾一切省いて、飾らないことで飾ってるデザイン。
ここはとにかく敷地が広いので、テラス席もあったりします。ベトナムの方、欧米の方含めて、お外席が好きな人、多いですもんね。
ペンギン体質のワタクシには全くご縁がございませんが(笑)
窓際にはあるけど、この小さなテーブル群が結構優秀で、全ての足元に電源タップがある(๑•̀‧̫•́๑)
続きの椅子だと、他に使いたそうな人が近くにいないかとか気になっちゃうけど、これはもうこのテーブルのもの、くらいの勢いでタップがあるから、スマホもPCも両方行けちゃう(๑•̀‧̫•́๑)
作業できるか否かは私にとってはとても大事なのです。え?あ、ほとんどの人には関係ない?あ…すんません。。。
メニュー
メニューにはかなり色々あるんですけど、なるほど、Coffee and Tea、とせずに、お店の名称に、Coffee and Juice ととあったので、フルーツジュースか、フルーツティが多めなのかな?とは思ったけど…
コールドブリューとフルーツの組み合わせもあるのか。
最近結構お気に入りの、コーヒー+柑橘の組み合わせ。でもなー。こういうチェーンのレシピは、結構おざなりなことが多いからどうかなーと思いつつ、トライ。
タンブラーがかっこいい!
Cold Brew Navel Orange
さっそくオレンジ入りのコールドブリュを頼んだのですが、
初回は、ってのを頼んだのですが、タンブラーが!
玉虫色?(・∀・)
や、なんかもうちょっと言い方あるんかもしれんけど(笑)、珍しいなこんな色のタンブラー。
口は、プルアップタイプ。ストローもつけてくれるんだけど、これがねー、また飲みやすい形状に作ってあるのよ。
オレンジスライスは香りのために添えてはあるけど、ボディ部分に合わせられてるオレンジジュース鍵。
軽めのコールドブリュと、すっごく自然に合わさってて、最初ジュース?って思ったけど、ジュースだけじゃ出ない旨味とか深みあるし、逆にコーヒーだけでも出ないチャーミングさが。おいし♪
で、途中まで飲んでて気づいたんだけど、半透明というか、中のドリンクが透けて、あの金色の玉虫色みたいになってるんではなく、ケース+中の内容物であの色になってた!
だから何と言われたらそれまでなんですが(笑)、わあ!って思ったの、わあ!って(笑)
Orange Cinnamon Tea
ベトナムでは割に多くあるシナモンレシピ。
シナモンが、ベトナムの名産品のひとつだってご存知でした?
わたしも「どこどこ産の」みたいなところまで問い詰めてないのですが、聞いた話によると、シナモンが取れる地域では豊富にあるため、その木の薄皮をお折り紙みたいに使って急須にし、それでお湯を沸かしてお茶を入れることがある、なんて話を聞いたことがあります。
なんて贅沢な。
そういえば、Cong Ca Phe さんに初めて行った時の記事で、シナモン使ったレシピに感激したことを書いた記事がありましたな。
カフェなんて、本当に山ほど行ってて、書いてるのは多分半分くらいだと思うので、記憶に薄いところもあるんですが、あの体験はちょっと自分には衝撃だった。
で、こちらのドリンク。
もう以前も飲んで、まあここのドリンクは美味しいやん!と思ってたので特に何も確認せずに雑にいただいてたんですよ。
そしたらまあ、またオレンジのジューシーさもさることながら、シナモンが。すごく上品。パウダーを使ってる感じでもなく、エッセンスのべったりと平坦な感じでもない。
飲む口ごとに繊細に香り方が変わって、ごめん、とてもチェーンカフェでいただくもののような感じがせずに、なんやなんや???と思いつつ作業をしてたら…
カランカラン
飲み終わりに近づいた時に音がした。
ん?何が入ってるんや?と思ったら…?
シナモン丸々一本入っとる!!!😳
これ、商品名はオレンジ・シナモン・ティ。メニュー見直したら60kや。
え、60kのドリンクでこの繊細さ出す?それをシナモンのホールで?!え?!
豊かなる農作物
多分、ベトナムではなんてことないんですよ。たくさん育つものだから。なんだったら、打てるところに行くと、薪のようにまとめてシナモン売ってる(・∀・)
一般に食用のシナモンを求めるときは、製菓材料とかスパイスコーナーを探して、チマっとした瓶に入った粉末を求める、というケースが自分は多かったので、なんかこんなシナモンの使い方してるの見ると、いまだにびっくりするんよな。
でもベトナムにはそういう農作物がたくさんあって、ほんっとうに豊かな土地だなあと思ったりするのです。
一歩、海外に出るととても貴重とされてるものが、日常にある。
それはありがたいことだけど、もちょっと土地の人は価値を知って、お金に変えてもらえたらいいなとも思う。
まあ承認じゃないので自分に何ができるわけでもないのですが、日々美味しく楽しんで消費して、この地の素晴らしさを伝えるだけが自分にできることなので、勤しもう(=食う)。
チェーンのカフェにも驚きのあるホーチミン。
面白いですなあ♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
beMind Coffe and Juice
46 Chu Manh Trinh Q1
Time: 06:00 – 22:00
Spent: 60,000 vnd / person
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
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