一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ホーチミン】アイキャッチ作り込み系の内装の観光客さんいらっしゃい系だけどガチ北系のお料理でローカルの方に人気?! ~ Ann Quan

ベトナム料理:アラカルト

知らなかった…ネットの記録を辿ると、少なくとも3年前にはできてたお店のようなのですが、知りませんでしたよ。グループ向けだけど、観光客さんにも喜ばれそうな北の味スポット!

偶然見つけたけど大人気店っぽい?

ザ・観光客向けな感じのお店です。
数年前からあったらしいのですが、知らんかったわ。この辺、平日はだだ混みするから(オフィスが多い)あまり敢えて行かないんですよね。

入り口から垣間見られる中の様子も「ベトナムですー!」と遠慮なくアピールする感じの観光客向けのお店と推察。

個人的にはあまり惹かれるお店ではないのですが、ホーチミンのお店は見かけによらないことが多い。

あまりにシンプルすぎるローカルのお店が実はなかなかな金額を要求するお店だったり、逆に豪華絢爛で(高いだけやろ)とタカをくくってたら、以外にも美味しくお値段もリーズナブル、なんて事例はたくさんある。

先入観で決めつけては勿体無いのである。
決めつけてはいけない、とは言わない、ただ、そのせいで自分が美味しいものに遭遇できない憂き目にあうことはあるので「勿体無い」のである。(経験則)

メニューの推察

ちなみに親切なことに、お店の外にある程度のメニューを掲げてくれているので、値段の予想がつきやすい。

単価だけ見るとギョッとされるかもしれませんが、こちら、数人分のセットメニュー。

写真のような色々セット2〜3人用で600k弱。
3000円ちょっとであれば、アリ、な範囲。場所が場所だし、観光客ッカアクには違いないけど、最近の物価高騰を考えると、無謀な金額というわけでもない。

ちなみに単品でもこんな感じ。
そして料理の内容を考えると、それぞれそれなりのボリュームがあると推察されるので、中堅くらい価格帯、という感じだろうか。

ただ、あまり一人で入るには向いてなさそうな気はする。
その上で、一人で入ったらどうなるかを試して見る(๑•̀‧̫•́๑)

ゴリゴリ店内

デコラティブです。
センスが良いかどうか、好き嫌いは置いといて、ベトナムの地方の観光地に組みられる感じの、自然+盆ザルや竹細工アイテ、ウォールアートをフル活用した飾り付け。

ちなみに、自然モチーフだけど、木や葉っぱはフェイクです。

 

絵も、そんなに感銘を受けるようなそれではない。ないが…

そのチープ感と混沌こそ、「らしさ」の一つだと感じてまう(笑)
これを海外から着たばかりの方がパッと見たらどう感じるかわからないけど、長くいると、なんかそういうチープなところすら愛おしい。

こういう木の椅子は中部などにもよく見られ、南部の一般家庭のリヴィングなどにもよくあるのだけど(すんません、北部事情にはあまり詳しくありませぬ)

雑めな彫り物、肘掛のところのつぎはぎ加減、背もたれの柄は彫り、ではなく錯視アートで済ませているあたり(しかもあまり成功ではない)結果オーライ、事足りればよし、的精神が表れてて、良い。

私が解せないだけで、もしやこれが名のある方の素晴らしい作品だったりしたら赤っ恥ものだが、まあ素人目にはそのように見える。そしてそれが、愛おしい。

私が入店した時はガラガラだったので、しくじったかなーとは思ったものの、その場にいた数グループは団体さんで、且つ、北の方のようにお見受けした。外国人が一人もいない。

期待しすぎないようにという気持ちと、状況から得られる希望に翻弄されながら、メニューを開く。

メニュー

どのページにも英語が併記されているのはさすが観光客向けという気はする。

が、文字が多くて、あまり旅行者フレンドリーという感じでもない。そして「素材名+調理法」が料理名になりがちなベトナムのお料理の名前を英語に直訳しても、イメージできる旅行者さんはそんなに多くはない気がする。

ただ料理の3割くらいは写真を載せてくれているので、最悪、写真を指差しでも頼めるのが救いか。

スープもの、炒め物など、調理法によって大まかに分類されている様子。
これ、

時々、Ech のように素材ジャンルがあったりするので一律なカテゴライズではないようだけど(笑)、あれかな。メニューの様子(こと叔母のお並びや素材、料理の様子)から、どうやら北の味がメインのお店と推察。

そういえば、団体客から聞こえてくる言葉はどうやら北の音っぽい。北の方御用達のお店なのか。

そして今更ながらなのだけど、Cheって、お茶、なの?😅
デザートかな?と思って見たら、このお店おカテゴライズではお茶、となってた。

そしてデザートは別項目で構えられてて、この点はちょっと今度ベトナムのお友達に聞いてみよう。

普通に南で買えるビールもあるが、北のビールもあるっぽい。

よくよく見ると、朝7時〜10まで限定の朝食メニューや、14時〜20時までの軽食メニューがあったりと、この点は利用しやすいようになっている。

お店の様子がどんな感じか知りたかったり、味の傾向を見るには、こういうメニューを活用してもいいかもしれない。

北の味、マムトム!

それにしても単価が高目。
多くの場合、この立地とこの雰囲気、食べてる方の様子から、単価は高くても量が多いことが多く、総合的に見ると高いとはいえないことが多いのだけど、如何せん一人の時には不便だ。

1品だけなんかでかい料理…例えば丸魚の蒸し物などを頼むのも、ちょっと具合がよろしくない。かといって、ではメインとスープを一つずつ頼むと、明らかに量が多すぎる。

で、見てると…
ブンダウ・マムトムがあるではないか!

北の代表的な料理の一つ。
これだ。

’繊維質が多く、さっぱりさと香りのアクセントを添える野菜、あっさり仕上げた茹で豚のタンパク質、程よいオイリーさを添えつつもあっさり食べられる揚げ豆腐に、

押し固めた米の麺のブンm

ベトナムならではの食材を知恵を使ったチャーコム、

代謝スイッチを入れる三原則、タンパク質・脂質、炭水化物の質の良いものが(ベトナム米で作られたブンは低GI値)がバランスよく整った完璧な1皿に、私には見える。

そしててほぼ素材だけの味の各々のアイテムにパンチを与える、マムトム。

マムトムはエビの発酵調味料で、多くの場合、その強い香りになれぬ外国人は苦手とする、とされている。

こちらのお店でもその人気で、これを頼んむと「本気?これ食べたことある?大丈夫?」としつこいくらいに確認された(笑)

だいたい柑橘が付いてくるので、それを絞る。人によっては砂糖も加えるけど私は砂糖なくてもだいたいOK派。マムトム自体の味にもよるけど。

柑橘果汁を加えてまぜまぜすると、しゅわしゅわと反応して白っぽい色になります。

ここまでの作用を迷わず滞りなくできれば、「あ、この人食べ慣れてるわ」と認識してもらえるようです(笑)

それにしても…決して専門店ではなく、数多あるメニューの中の一つだというのに、お豆腐揚げたて。油も綺麗。

薄浮く薄くサリッと上がった表面の中からは熱々でトロトロのお豆腐弾けるように口に広がり、旨味の強いマムトムと合わさるとヘヴン(*´꒳`*)

麺だと、こういうタレにはつけにくいですが、こうして押し固めてくれてると食べやすい(^・^)

そしてチャーコム。
私これ、大好きなんです。

すり身の天ぷらの中に、ちょっと透明に見えるツブツブは、もち米。そのトロッとした食感から、最初食べた時は「チーズ?🙄」とか思ったのですが、これは持ち米。

米をすり身に入れて、食感の違いと味の濃厚さとボリュームを出すという英知よ。素晴らしい…。

そしてこの茹で豚は、お店で仕込んだものだと思うのですが、豚の骨を抜き、ロール型に圧縮整形。仕込みした後にゆっくり茹でて茹で湯の中でじっくりと冷ました手間のかかったもの。

塩辛いマムトムをつけること前提だからか、塩味はかなり控えめですが、ベトナムの豚の美味しいところ=シャキッとした脂身を程よく残してあっさり仕上げてる一品。ハムっぽいのにヘルシー。

一般の、ローカルのブンダウマムトムに比べると、高いです。
安いところは30kとかからありますから(笑)

でも各素材の手入れの良さと、ガチ北の味であること、このお店の環境、立地を考えると、159k取られても私は高い、とは感じませんでした。

むしろうまい。
そして他の料理も食べたくなった!

そして他のお料理も美味しければ、ここ、お客さんなり、観光客さんにもかなりいい感じになると思うんですよね。場所的にも便利だし。

セットがあるから、選ぶ手間もかなり省けるし。
近々に食べに行こう。

デザート

とういうわけで、まだたった一品しか食べてないのでゴリ押しってわけには行きませんが、デザートまで食べたいという気になったことで、その一皿にどんだけ満足したかはお察しいただければと思うのです。

チェーはシンプルに、蓮の実とココナツのチェー。

すっげダイレクトw
頼んだら即出てきたんですが、

どうやら入口カウンターのところに、チェーを作るカウンターみたいなのがあったんですよね。そこでチャチャっと作って出してくれるらしい。

お土産に買って帰れる食材とかもあって(乾麺とか)南では見慣れない土鍋?とかもあったし、お店に入るのが楽しくなるポイントの一つですな。

チェーはとにかくシンプルですが、このシンプルさが、良い。
取り立てて特別なものではありませんが、食事の音にほんのり甘い素朴な素材の味が楽しめるチェーは、ヘヴィすぎないように仕上げるのに最適ですな。

うん、来越当初は「なんだこのウスラぼんやりした甘さの食いもんは」とか思ったことがあったの、ほんっと謝る。この気候の中では、これくらいあっさりしてるのがおいしいよね😅

自家製のお酒もあるっぽい?!

ところで入口のそのカウンターの反対側に、こんなコーナーが。
酒甕…???

そう、北では温度的にコントロールしやすいんか、お米の蒸留酒をベースにした果物酒がたくさん作られてるんですよね。南部でも作られてないわけじゃないと思うんですが、北のほうが明らかに顕著。

で、小瓶に分けたものを販売もしているようです。
何と無く想像はできるのですが、試してみないことにはわからないので、今度お店に行った時に飲んでみたいなーと思ってたり。

かなり本格的に作られてるのか、5リットル単位の大瓶でも売られてたり。大五郎(格安焼酎)かよ。

でもそれなりに需要があるんだろうな。
お店のインテリアとか、どういうお店かというのも主張ができてるし、良いディスプレイですな。

というわけで、今度は飲めるタイミングで( ・`ω・´)b
楽しみ♪

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Ann Quan
66 Ngo Duc Ke Q1
Time: 07:00 – 01:00
Spent: 250,000vnd / person

 

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