はい、おととい久しぶりの来店の様子を
お伝えしたCocotteさん。
こちらの2号店ができたそうですよっ。日本人にはおなじみの、18A Nguyen Thi Minh Khai のヘムの中!あそこ、最近、ものすごい数の日本の方がお住まいですよね。以前はかなりローカル色が強く、今もその名残はあるのですが、通る人の感じが数年前とは随分変わって来たような。
在住者にはわかるのですが、旅行者の方はわかりにくいのでちょっと場所のご注意を。Nguyen Thi Minh Khaiと言うとおり自体は結構大きくわかりやすいのですが、問題は番地。
Hai Ba Trung 側から行くと、左側に入る18、18 bis、18A と言う、同じ18ながら、3つ違うヘムがあるんです。こんな紛らわしい番地の付け方してくれるなよと。。。
文末に地図でも表示しますが、Ha Ba Trung 側からは一番遠い18A。道の向かい側には、NEMと言うブンチャーが美味しいお店があります。
写真中央あたりに見える茶色いお店。これのほぼ真向かいが18Aの入り口です。また入口の両側には、
これらのお店があるので目印に。
私も最初の頃、このヘムがもっとローカルだった頃にお店を目指して迷ったんだよなぁ。。。懐かしい。
このヘムを入って行くと、数十mほど行った左手に、私のお気に入りのBun Bo屋さんがあります。
それを見過ごし、ズンズンズン、とさらに奥に入って行くと、同じく左手に。。。
青いだけでまだ看板も出てなーいwww
お店の奥の方に、見慣れたCocotteさんのロゴがあったからわかったようなものの、まだ今の段階だと、知らない人には気づいてもらえなさそうですねwww
将来的には2階も使えるのかもですが、今のところは1階だけ。オープンエアで一応はエアコンが入ってるけどほとんど聞いてないと思ってくださいw
なので日中はちょっと暑いですが、夕方になると気持ち良いかも。表側の方にはシーリングファンがついていました。
本店さんとデザインは統一してある感じですね。メニューも今の所は本店と同じだとオーナーさんから伺いました。この日のお目当は先日ご紹介した鴨のオレンジソースだったので、それがなかったら始まらないから、事前にしっかり確認しましたよw
オススメは本店と同じように黒板に書かれてるのですが、これくらいのフランス語は読めるようになりたいなぁ。。。メニューだったら多少はいけるけど、まだところ所引っかかる。。。
そして店奥にあるこのロゴを見ると
安心しますね。うん、Cocotteさんだw
ってか、本店のベテランさん達がこちらに移って来られてて「やっだ久しぶりー!!」みたいに受け入れてもらえたから特に不安はなかったんだけど、何せお店がまだ製作中。
まだ壁のデザインとかを、一生懸命お店の人たちであーでもない、こーでもないと話し合ってたw まだソフトオープンってとこなのかな。
メニューは、うん。そのまんまでした(笑)
安心(笑)
もしかしたら将来的に多少店舗により内容が変わったりするのかもですが、ひとまずここのメニューは完成されてるからそのまんまで良い、と言うか、むしろありがたいわな。本店こちらもそんなに便利さは変わらないけど、あちら、人が多いから(・∀・;
うん、いいね。
何度見ても美しい構成。そしてビストロらしいボリュームとお安い価格。ありがたい。
フレンチは食べに行きたいけれども、気取ったのはちょっと…とか、値段が。。。ってお感じの方も多いと思いますが、ここはビストロ。日常使いすべきお店。
この近くにお住いの方はラッキーですね。晩御飯にちょっと寄って食べられる。
しかも感覚的には喫茶店のスパゲッティ(パスタ、ではないw)を食べる感じで、「きちんとしたレシピの」ビストロ料理を食べられるんですよ?これ、どんな贅沢かと思いますわ。羨ましい。
さぁ定番のニース風サラダ。ちょっとドレッシングが多めだったので、これは全体をよく混ぜてから食べるのが美味しいかも。
素材がダイレクトに主張しあうのが楽しいのがニース風。ワイルドだけどヴィネガーの感じがワインに合います。この日は飲まなかったけどw
次は、旦那さんが気になるってことで頼んでみた、豚ひき肉のイカ詰。
お肉と魚介類を合わせた料理はベトナム料理の特権か、と思ってたら、そうだ、地中海系にもよくありますわな。自分があまり肉と魚介を、出汁ベースとかでなく、素材同士でガップリ組ませる料理をしたことなかったから珍しかったけど、世界的にはそんなに珍しいことではないのかもしれない。
そして上の写真。
注目してください。
この料理に添えられる炭水化物は…?
米。
米なんです。
このイカの肉詰め、私初めて頼んだんで知らなかった。この店に米を添える料理があるなんて。
確かに米に合うんですよ。このソースがすんごいの。イカの旨みが存分に出てて甘みすら感じるような旨みのソース。
洋の味なんだけども、突き詰めた出汁の楽しみは、日本人の口にもすごく合う。塩気はそんなに強くないけど、これ、旨みでご飯かき込めます。なのでこの料理に米、と言うのは正解ですが。。。
これまで頼んだ他の料理には、パンが添えられてたんです。パンしか添えられてなかったんです。フレンチだし、当然だよな。米はないよな、と。だから、先日のオリジナル店の記事で、叫んでたんです。
「この鴨、白飯に乗せて食べたーい!!」
って。
なんならもう白飯は持ち込むしかないかな、と思ってたんですが。。。
なんてこった。
この店には米がある!!!
米が単品で頼めるかはわかりませんが(嫌とは言わないと思われるw)今回はイカについてきたお米は大事にとっておいて、真打、鴨のオレンジソース登場。
ムッハー!!!美味しそう(^・^)
でも先日本店で頼んだものより、ちょーっとソースがライトそうかな?その分、鴨の旨みが引き立ってた様に感じました。どちらにしても私は好きだ。と言うわけで…?
オン・ザ・ラーイスヾ(@⌒▽⌒@)ノ
ごめんなさいごめんなさい。もしフレンチ的に残念なマナーだったらごめんなさいっ。でもやらずにはいられなかったの。そしてやって見たら。。。
やっぱりすっごく美味しかったのーー(≧∇≦)
日本の米でなく、こちらのジャスミンライスだったってのも、またよかった。この香りが合うのよ、鴨の旨みに。
人生の中でも究極においしかった
焼き鳥丼(๑•̀‧̫•́๑)
この鴨、150kドンなんですよ?800円弱。まぁお米は別になりますが、定食価格やん。それでこんな鴨の素敵レシピを食べられるんですよ?なーんてラッキーなの、ワタクシたち!!
ああ…やっぱり願いは口に出して言うものだわね。コメを持ち込まない限り叶わないと思ってたオレンジ鴨丼が、あっという間に叶ってしまった!しかも意図せず、旦那さんが興味を持ったからと言うだけの理由で頼んだ料理の付け合わせに出てきた米で!!
セレンディピティである。最高にロマンチックな、セレンディピティである。高級フレンチレストランに醤油持ちこむくらいに無礼なのではないかと思われた米の持ち込みが、お店の提供により叶ったんである!!なんと言う幸運ー!!(≧∇≦)
疲れないフレンチなんですよ。疲れるフレンチもたまには美味しい。でも日本人にはヘヴィなものが続くと辛い。でもこちらのフレンチは、週数回でも食べられそう。ってか、私が近くに住んでたら、メニュー制覇しに通うわ、これ。
繰り返します。
18Aにお住いの皆さん。アドバンテージですよ。
皆さんは、素晴らしいお店を近くにお持ちでらっしゃいます。もちろん毎食洋食ってわけには行かないでしょうが、日本にいたって、ラーメン、カレーと洋食を取り込んでらっしゃる方が多いでしょうし、そこに差し替える感覚で、雰囲気的にも金額的にも楽しめる素敵なフレンチがそばにあります。
まだまだこれからお店の様子は変わっていくと思われますが、料理は安定している様子。何せ本店のレシピとノウハウがありますからね。
そもそもの、Bep Me Inさんも、レシピとオペレーションが素晴らしいことが勝因の一つだと思ってるのですが、
こちらのオーナーさんのお店は本当に行き届いていらっしゃる。ホールの子たちもいい子達ばっかりだしなぁ。定着率も高いし、働いてる子たちと話していると「もっと勉強しなくては」「他のお店から学ぶことも多くて…」みたいな話が普通に出てくる。向上心がとても高い。
これまでの2店舗が大繁盛しているのも当然の結果と思われます。そのお店の出した2号店。こちらはまだまだ知られてないためか人が少ないようですので、ゆっくりしたいなら、今が狙い目かもしれませんよ。
街に素敵なフレンチレストランがまた増えた♪ さぁさぁ、楽しまない手はないですよーヾ(@⌒ー⌒@)ノ
おまけ:オーナーさんがTVに出てた!
最近、こちらのオーナーさんがTVに出てた!
Just dropping that here ;)https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=j2hA6ZsXhgMAnd please come and visit us at…
Al Binさんの投稿 2020年6月21日日曜日
とヒットを次々飛ばしながらも、そこにはいつもベトナムへの敬意があるのが素晴らしい。外国人エキスパッツ飲食界隈では欠かせない人。
これだけ成功している人なのに、とにかくいつも穏やかでチャーミング。柔和、という言葉は彼のためにあるような。
海外で飲食業で成功を収め、現地の方にも指示が高く愛されてるお店を作りながらも、あのようなお人柄をキープされてることのすごさな。絶対に驕らない。
私が尊敬して慕っている、素敵な飲食人さんの一人です!
お店情報
Cocotte 2
18A/67 Nguyen Thi Minh Khai Q1
Time : 11:00 – 22:30 ←オリジナル店を参考にしてます。変更の可能性あり
Spent : 350,000 / person
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