日本人職人さんの監修が入った美しのおうどん!!是非とも継続してほしいと期待を寄せずにはいられない!
はじめに
全く知らないお店だったんです。
FBか何かで流れてきたコマーシャルで見て、ローカルの方らしからぬ店名とロゴのデザイン、そしてメニューラインナップに惹かれて行ってみました。
そして美味しかったのですが、ちょと書いて良いものかどうか躊躇いました。
というのが、お店に行くと実はまだプレオープン中で、日本人のうどん職人さんが監修をされつつの営業でした。だから、監修の方がおられなくなった後の味の変化が予想されます。これはベトナムあるある。
なんですが。。。
それを押してもご紹介したい美味しさだったし、可能性を感じるお店だったので、興奮抑えきれず!!(笑)
場所は、Phu Nhuanの若者が集う食べ物通り、Phan Xich Long通りからほどない場所。メイン通りからちょっと入った所なんだけど、良い感じのカフェとか多くて良いエリア。
ぶっちゃけ、うどん屋さんをはじめとする日本料理もこの辺は多い。ただし、あくまでローカライズされたものが多い地域だったので、食べるまではボチボチの期待しかしてなかったんですよね、今回も。
だがしかし!
日本人職人さん監修のお店だった
うっかり。
本当に申し訳ない。うっかり店内写真を撮り忘れた。
お店に入ると右手にはすぐカウンター。そしてテーブル席もしっかりあるので、一人でも、ご家族連れやグループさんでも楽しめそう。
上の階には、日本食のお任せコースやお寿司のもある様子。
で、まず惹かれたのが。。。
釜揚げがある。
それ以外にも、釜玉や、かけうどんがある。
ローカルにはこれがないところが多い。
だって、麺の質勝負のメニューだから。
失礼ながら、これらを食べて美味しいと思える、うどん麺を出しているのはローカルに限らず、数少ない。
もし見かけたら、それは自信があるから出しているのか、何も知らずに予定調和(安い価格帯のメニューの揃え)で出しているかの2択だと感じてる。
あとね、ここかき玉うどんも出してるのよ。
まだ食べてないけど、これは多分かき玉うどん。香川の玉藻を彷彿とさせる。
一行で、トマトカレーうどん、という、いかにもローカルの方が好きそうなものもある。↓
個人的にはカレーうどんも大変気になるところ。
カレーうどんも結構鬼門で、その定義がお店によって色々な上に、ローカルの方の好みも加わってくるから、味の幅が広くなりすぎてるのよなw
メニューで直した方が良いところはあるが、ポテンシャルしか感じないメニュー内容。
これらはコマーシャルに全部出てたわけじゃないが、非常に良い動画だったと思う。このメニューにあるポテンシャルを感じさせ、足を運ばせるだけの魅力があった。
今度見かけたら録画しとこw
待ってる間に
で、注文をして待ってる間に、日本語で話しかけられまして。
え?と思ったら、なんでも日本からわざわざ、こちらのお店にうどんの技術をお伝えにこられたそう!!えー!!
この時点まで日本の方が関わってるとは知らなかったのでびっくり。特に支店、とかそういう話ではないらしいのですが、ご縁あって、技術をお伝えになっておられるらしい。
え、そんならちょっとオーダー変えるわ、と、最初、カルボナーラ的なものを頼んでたんですが、釜揚げに変更w
聞けば大阪の、活麺富蔵さんというお店でいらっしゃるらしい。
失礼ながら私は存じ上げなかったのですが、四条綴という駅からほどないところにあるご様子。
店名にある、富蔵さんというお名前は、うどん職人であられた、お祖父様のお名前らしく、特に支店ということではないので、ホーチミンのお店の店名としては、
IKEMEN UDON
なのだけど、ロゴにはホーチミンのお店のオーナーさんが敬意を表されているのか、そのままのものを使われているらしい。
お店を休まれてこちらにご指導に来られているとのこと。なんとありがたい。お店の方もありがたいと思われてるでしょうが、美味しい日本食が増えるかもしれない機会をもらえて、住んでる私たちもありがたい!
釜揚げうどんと天ぷら、のはずでしたが
で、うどんがこちら。
あっら、美しい!
ただし、うどんはざるうどんでした(笑)
これは、ご指導に来られてるお師匠さんもご指摘されたと言ってましたが、私も店に伝えました(笑)
でもまあ、麺を楽しむという意味では、〆た冷たいうどんもまた良し。
ってか、うどん、綺麗!!!
食べる前から見てわかる。
ちょっと照明の具合で、その白肌を写せなかったのは申し訳ないのですが、この肌感、エッジの様子、どおおお見ても美味しいやつやん!!
辛抱たまらず、つゆにつけず、まずは一本啜ってみた。
あああああ。。。。。美しい。。。。そして愛らしい。。。
しなかかなコシがあり、それは讃岐ドヤ感を持つそれとは違ってて、麺全体に繊細なコシがある感じ。
プラス、表面のぬめるような滑らかさ。もちろんきちんと洗って〆た上でのぬめりで、それはあすなわち麺肌の美しさの主張でしかない。
つるりと口の中にすべり込み、程よい弾力で可愛らしく「もちヽ(・∀・)ノ」っとしながら、うどんならではのコシを楽しむ弾力もある。
自分が知る限り、この方向性のうどんは、ホーチミン市内にはないように思う。
もちろん先に述べた通り、この日は日本人の職人さんがいて、監修をしておられたから、特別仕様といえば特別仕様かもしれない。
しかし、調理をしていたのはローカルのスタッフさん方。そして監修されていらっしゃる方は、特に調理場で細かい手を出しておられず、あくまで作ってるのはスタッフさん方。
これはこれからも期待ができるのでは?!
天ぷらも美味しい!
で、釜揚げ(とされてたものw)は天ぷらとセットだったのですが、見てこれ!
ローカルのうどん屋さんや日本料理屋さんにも、天ぷら揚げるのが上手な人っているけれど、まあ美しい!
しかも盛りだくさん!
榎に春菊、ナスにお芋さん、海老天までしっかり着いてて、175k。
こちのお店のうどん、単価が150前後から200k以下って感じで、なかなかの金額なので、この天ぷらがついての175kというのはかなりのお値打ち。
さらにこのうどんの「質が保たれたとしたら」、その価格帯でも「安い」と言える。だって他では食べられないのだもの。
半熟卵の天ぷらなんかもついてましたん(*´ω`)
そして可愛かったのが、うどんの天ぷらもありましてw
天ぷらというか、唐揚げというか、麺をぴろっと揚げてるの。ちょっと可愛かったなw
突き出しには、キムチ、昆布の佃煮、そしてうどんかりんとう。
これは、大阪のお店でも出されていらっしゃるのかな。直伝のものらしい。
しっかりと甘辛で、お酒が飲めそうなお味でした♪
まーっ、これは、ご馳走うどん!!あのお師匠さん方、もう数日おられると言っていたので、おられる間に、また行こう。
あの品質が、続いてくれるといいなあ♪
ホーチミンのおうどん
一般に、ホーチミンでうどん作るのは大変と聞きます。粉の質も水も違う。実際私も相当あれこれやったけど、難しかった。
一方で、谷村うどんさんみたいな事例もあったので(この方、2日で調整終えて、日本でもなかなか食べられないような上質なうどんを打ってたw)やり様はあるんだろうなと思うのですが、現実問題、あのレベルのうどん屋さんは殆どないので…
谷村さんのことは自分の評価の中では「例外」とせざるを得ないなとしております。そうした場合。。。
こちらのお店のうどん、今のままのクオリティを保ったとしたら、市内でも屈指のうどん屋さんになると思う。
お店も本気のようで、うどんを打つのに使う水を軟度を保つために、専用の機械も入れておられるそう。
まだお店がグランドオープンにも至っていない状況とのことなのと、監修が入った状態での、とてもラッキーなタイミングでの体験だったので、本来ならこれはエクセプショナルとすべきなのですが。。。
今後のクオリティ維持についての希望も添えて、記録。
ええ私、質が変わったと認識する機会があったらその旨も追記するので、オープン後、様子見てからにしようかなーと思ったのですが、あんまり嬉しくて美味しかったので我慢できなかったw
ずっと「ここのうどん美味しいです!」と言えるといいな♪
スタッフさん方、頑張ってー!
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Ikemen Udon – Hoa Dao
30 Hoa Dao, Phu Nhuan
Time: 09:00 – 14:30 / 17:00 – 22:00
Spent: 220,000vnd / person
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント