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【Ho Chi Minh】美しのおうどんのお店ができたようですよ!変わりネタはローカル向け?~ Ikemen Udon 活麺富蔵

日本料理

日本人職人さんの監修が入った美しのおうどん!!是非とも継続してほしいと期待を寄せずにはいられない!

はじめに

2025年5月22日

全く知らないお店だったんです。
FBか何かで流れてきたコマーシャルで見て、ローカルの方らしからぬ店名とロゴのデザイン、そしてメニューラインナップに惹かれて行ってみました。

そして美味しかったのですが、ちょと書いて良いものかどうか躊躇いました。

というのが、お店に行くと実はまだプレオープン中で、日本人のうどん職人さんが監修をされつつの営業でした。だから、監修の方がおられなくなった後の味の変化が予想されます。これはベトナムあるある。

なんですが。。。
それを押してもご紹介したい美味しさだったし、可能性を感じるお店だったので、興奮抑えきれず!!(笑)

場所は、Phu Nhuanの若者が集う食べ物通り、Phan Xich Long通りからほどない場所。メイン通りからちょっと入った所なんだけど、良い感じのカフェとか多くて良いエリア。

ぶっちゃけ、うどん屋さんをはじめとする日本料理もこの辺は多い。ただし、あくまでローカライズされたものが多い地域だったので、食べるまではボチボチの期待しかしてなかったんですよね、今回も。

だがしかし!

日本人職人さん監修のお店だった

うっかり。
本当に申し訳ない。うっかり店内写真を撮り忘れた。

お店に入ると右手にはすぐカウンター。そしてテーブル席もしっかりあるので、一人でも、ご家族連れやグループさんでも楽しめそう。

上の階には、日本食のお任せコースやお寿司のもある様子。
で、まず惹かれたのが。。。

釜揚げがある。
それ以外にも、釜玉や、かけうどんがある。

ローカルにはこれがないところが多い。
だって、麺の質勝負のメニューだから。

失礼ながら、これらを食べて美味しいと思える、うどん麺を出しているのはローカルに限らず、数少ない。

もし見かけたら、それは自信があるから出しているのか、何も知らずに予定調和(安い価格帯のメニューの揃え)で出しているかの2択だと感じてる。

あとね、ここかき玉うどんも出してるのよ。
まだ食べてないけど、これは多分かき玉うどん。香川の玉藻を彷彿とさせる。

一行で、トマトカレーうどん、という、いかにもローカルの方が好きそうなものもある。↓

個人的にはカレーうどんも大変気になるところ。
カレーうどんも結構鬼門で、その定義がお店によって色々な上に、ローカルの方の好みも加わってくるから、味の幅が広くなりすぎてるのよなw

メニューで直した方が良いところはあるが、ポテンシャルしか感じないメニュー内容。

これらはコマーシャルに全部出てたわけじゃないが、非常に良い動画だったと思う。このメニューにあるポテンシャルを感じさせ、足を運ばせるだけの魅力があった。

今度見かけたら録画しとこw

待ってる間に

で、注文をして待ってる間に、日本語で話しかけられまして。

え?と思ったら、なんでも日本からわざわざ、こちらのお店にうどんの技術をお伝えにこられたそう!!えー!!

この時点まで日本の方が関わってるとは知らなかったのでびっくり。特に支店、とかそういう話ではないらしいのですが、ご縁あって、技術をお伝えになっておられるらしい。

え、そんならちょっとオーダー変えるわ、と、最初、カルボナーラ的なものを頼んでたんですが、釜揚げに変更w

聞けば大阪の、活麺富蔵さんというお店でいらっしゃるらしい。

失礼ながら私は存じ上げなかったのですが、四条綴という駅からほどないところにあるご様子。

店名にある、富蔵さんというお名前は、うどん職人であられた、お祖父様のお名前らしく、特に支店ということではないので、ホーチミンのお店の店名としては、

※ここ、私の聞き取りに間違いが。
こちら、今のお店を始めた方が独学でおうどん屋さんを始められる時に名前を考えていた際、お祖父様がイケメンで富蔵(とみくら)というお名前だったので、うどんにも関わる活麺とかけてこのお名前にされたのだとか。失礼しました!

IKEMEN UDON 

なのだけど、ロゴにはホーチミンのお店のオーナーさんが敬意を表されているのか、そのままのものを使われているらしい。

お店を休まれてこちらにご指導に来られているとのこと。なんとありがたい。お店の方もありがたいと思われてるでしょうが、美味しい日本食が増えるかもしれない機会をもらえて、住んでる私たちもありがたい!

釜揚げうどんと天ぷら、のはずでしたが

で、うどんがこちら。
あっら、美しい!

ただし、うどんはざるうどんでした(笑)
これは、ご指導に来られてるお師匠さんもご指摘されたと言ってましたが、私も店に伝えました(笑)

でもまあ、麺を楽しむという意味では、〆た冷たいうどんもまた良し。

ってか、うどん、綺麗!!!
食べる前から見てわかる。

ちょっと照明の具合で、その白肌を写せなかったのは申し訳ないのですが、この肌感、エッジの様子、どおおお見ても美味しいやつやん!!

辛抱たまらず、つゆにつけず、まずは一本啜ってみた。

あああああ。。。。。美しい。。。。そして愛らしい。。。
しなかかなコシがあり、それは讃岐ドヤ感を持つそれとは違ってて、麺全体に繊細なコシがある感じ。

プラス、表面のぬめるような滑らかさ。もちろんきちんと洗って〆た上でのぬめりで、それはあすなわち麺肌の美しさの主張でしかない。

つるりと口の中にすべり込み、程よい弾力で可愛らしく「もちヽ(・∀・)ノ」っとしながら、うどんならではのコシを楽しむ弾力もある。

自分が知る限り、この方向性のうどんは、ホーチミン市内にはないように思う。

もちろん先に述べた通り、この日は日本人の職人さんがいて、監修をしておられたから、特別仕様といえば特別仕様かもしれない。

しかし、調理をしていたのはローカルのスタッフさん方。そして監修されていらっしゃる方は、特に調理場で細かい手を出しておられず、あくまで作ってるのはスタッフさん方。

これはこれからも期待ができるのでは?!

天ぷらも美味しい!

で、釜揚げ(とされてたものw)は天ぷらとセットだったのですが、見てこれ!

ローカルのうどん屋さんや日本料理屋さんにも、天ぷら揚げるのが上手な人っているけれど、まあ美しい!

しかも盛りだくさん!
榎に春菊、ナスにお芋さん、海老天までしっかり着いてて、175k。

こちのお店のうどん、単価が150前後から200k以下って感じで、なかなかの金額なので、この天ぷらがついての175kというのはかなりのお値打ち。

さらにこのうどんの「質が保たれたとしたら」、その価格帯でも「安い」と言える。だって他では食べられないのだもの。

半熟卵の天ぷらなんかもついてましたん(*´ω`)

そして可愛かったのが、うどんの天ぷらもありましてw
天ぷらというか、唐揚げというか、麺をぴろっと揚げてるの。ちょっと可愛かったなw

 

突き出しには、キムチ、昆布の佃煮、そしてうどんかりんとう。
これは、大阪のお店でも出されていらっしゃるのかな。直伝のものらしい。

しっかりと甘辛で、お酒が飲めそうなお味でした♪
まーっ、これは、ご馳走うどん!!あのお師匠さん方、もう数日おられると言っていたので、おられる間に、また行こう。

あの品質が、続いてくれるといいなあ♪

ホーチミンのおうどん

一般に、ホーチミンでうどん作るのは大変と聞きます。粉の質も水も違う。実際私も相当あれこれやったけど、難しかった。

一方で、谷村うどんさんみたいな事例もあったので(この方、2日で調整終えて、日本でもなかなか食べられないような上質なうどんを打ってたw)やり様はあるんだろうなと思うのですが、現実問題、あのレベルのうどん屋さんは殆どないので…

谷村さんのことは自分の評価の中では「例外」とせざるを得ないなとしております。そうした場合。。。

こちらのお店のうどん、今のままのクオリティを保ったとしたら、市内でも屈指のうどん屋さんになると思う。

お店も本気のようで、うどんを打つのに使う水を軟度を保つために、専用の機械も入れておられるそう。

まだお店がグランドオープンにも至っていない状況とのことなのと、監修が入った状態での、とてもラッキーなタイミングでの体験だったので、本来ならこれはエクセプショナルとすべきなのですが。。。

今後のクオリティ維持についての希望も添えて、記録。

ええ私、質が変わったと認識する機会があったらその旨も追記するので、オープン後、様子見てからにしようかなーと思ったのですが、あんまり嬉しくて美味しかったので我慢できなかったw

ずっと「ここのうどん美味しいです!」と言えるといいな♪
スタッフさん方、頑張ってー!

早速の2回目!やっぱりこの店、胆力ある!←New!

2025年5月25日

ランチ満席!

速攻友達誘って行ってきました。この日はランチタイムだったのですが、ほぼ満席。おいおい、まだプレオープン中っていったよなあ?しかも結構な価格帯。

Phu Nhuan、元々ええとこの方が多いエリアとは聞いてますが、店内の活気がすごい。

お友達は、私が前回食べた、釜揚げ、と称するざるうどん(笑)、を食べてました。

こなはこの日は私が食べた時と少しブレンドを変えたとのことでしたが、遜色のない味。そしてお友達もとても喜んでくれました♪

そういえば、お出汁についてあまり触れてなかったことに気づいたのですが、気持ち甘め。想像ですが、用意したベースに、自分のところで引いたお出汁をブレンドしてる感じでしょうか。

人によってはちょっと甘めに感じるかと思います。ただ濃度は控えめな感じなので、そんなにマイナスにも働かないかと。

Udon Tamago Dashi Gyu

どうやらこれ、かきたまうどんのようで、いや懐かしい!ってことで、初回にもこれにするか相当悩んだんですよねw

お出汁のベースは、ざるうどんの方のベースを淡くした感じでやっぱり少し甘め。それがなんか懐かしさをそそって良い。

そして牛肉も結構入っており、卵のかきたま度は、もうちょっとふんわりしてると満点だなーとは思うものの、そもそも出してくれてるお店が日本でも多勢ではない中なので、文句は言うまいw(言うとるに等しいがなw)

うん、暖かくてもやっぱり美味しい、ここのうどん。
むしろ、コシが強すぎず、麺の味わいが深い。温かくても好きだわ、ここのうどん。

カルボナーラはローカル向けだけどあっぱれ食材!

さてもう一つ気になってたカルボナーラ。
これ、実は最初にうっかり頼みそうになったんです。麺をダイレクトに楽しめそうだなーって。

そして麺はやっぱり美味しかったですが、味付けがローカル向け。

チーズ味なんだけど、そのチーズがローカルには強く受け入れられている、スナック用のチェダーチーズパウダー😅

日本人が期待するようなグラナパダーのとか旨味と塩気、ではなく、甘めな風味が目立つスナックのチーズ味。これは自分的にはちょっと残念。でもここはローカルがターゲットのお店。外国人の自分の感想などとるに足らぬものでしょう。

塩気の効いた豚肉を焼いたもの(ベーコンまでは行ってない感じ)が添えられてて、バランスを取ろうとしてる様子は見て取れるのですが、残念ながら、ソースのお味は多分日本人が思うカルボナーラとは違ってるので注意。

ただし。

上の写真見て気づかれたでしょうか。
卵黄の色が、めっちゃオレンジじゃありません?

卵の色は食餌デコトロールできると言う話もありますが、成分によっては味にも若干影響するという話もありますし、何より視覚的効果もある。

あとこの色、、、、
見覚えがある。

↑この卵以外でこの色をした卵、自分は知らないなあ。。。と呟いたら、友達が、

「あ、メニューにHikari って書いてました。20kで追加オーダーもできるって」

と。
おおおお、やはり。

味ともかく素材の採用がかっこいい

しかしその価格、一般小売で言うとほとんど儲けは出ない価格。もちろん業者価格であれば若干は下がるのだろうけど、1個あたりに換算したら微々たるものでしょう。

この卵は、利益を出すためのアイテムというよりは「良いものを使う」とうい決意の結果か。

そもそも、あの卵を知っているというのが探究熱心。特に、うどんというさほど客単価の高くないお店においては、必要性があるか無いかといえば無いかも入れません。事実、このレベルの卵を採用しているところは少ないと思われる。

それでも、レギュラー食材として使おうとする心意気よ。
いや心意気ってより、胆力かな。

これがもし、利益を出すためにもうちょっと金額が上乗せさせられてたとしても、採用してるだけで私は感心するわ。すごい店やな。

カルボナーラはかなりローカルよりの味付けだったので、他の変わりネタうどんもローカル向けの味になってる可能性は高いと推察。なので頼むときは少し構えたほうが良いかな?とは思いますが、麺は相変わらず美味しいので、シンプルなのにしたら間違い無いかと思われます(^・^)


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Ikemen Udon – Hoa Dao
30 Hoa Dao, Phu Nhuan
Time: 09:00 – 14:30 / 17:00 – 22:00
Spent: 220,000vnd / person

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

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