一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ホーチミン】我こそは酔狂なり!という方にオススメするローカルの新店・変わり寿司屋!だったのですが…⤵️ ~ Jo Sushi

日本料理

地図を見てて「こんなとこに寿司屋あったっけ?」となり、なんとなく行ってきにいてしまったお店。ただし、しっかりとしった亜流!(なんじゃそりゃ

正統派のお寿司好きにはオススメしません( ー`дー´)キリッ

そしてその後…久しぶりに行った時の顛末を記事末に追加しました。しょぼん(´・ω・`)

バックパッカー街の近く

ってか、中心街から行くと、Bui Vien 通りの入り口というか、大通りから道が分かれてBui Vien通りに入ってすぐのところにある。

おお、ここ昔Pho Cuonがあったお店のあたりだ。生地探したけど見つからないな。。。書いてなかったのかな…。

しかし写真で見ると、ちょっと高級そうなとこだったのに、中から半袖短パンみなさんが出てきてる。あれ?そんなにカジュアルなお店かな?と違和感。だって…

ネットの写真困難だったんですよ。
そしたらこのビルホステルみたいで、なるほど、バックパッキングするタイプの方が泊まれるカジュアルな価格帯のお宿。

の、エントランススペースに寿司屋を作ったようだ(笑)

うおおおお、写真の力w
正直、遠目に見ると綺麗ですが、塗装はラフだし、割に安普請です。

ロゴとか見ると可愛いしかっこいいけど、客人を連れて行くようなランクにはないと思います。

ただし、気軽に寿司を食べに行くには、あり( ・`ω・´)b
全然この写真やロゴから期待できる雰囲気はないのだけど(断言しとく。デートとかにはあまり向かないかもしれないw)このスペースすら、店にしちゃうの、すごいよな。

メニュー

コース的なものもあるらしい。
西洋の方が多いエリアなのでドル表示しているのも好感が。

メニューの途中にチョイチョイ食材説明があるんだけど、頑張ってる。文面、自分で考えたのかどこからか抜いてきたのかは存じませんが、頑張ってる。

そして写真も気を使ってるよね。
さらにこの写真の通りなら、ほどほどのお値段。安くはないが、味が良ければ儲けもの、みたいな。ほんまか?🙄

そして牡蠣は宮城産。最近冷凍のがあるからね。でも宮城産の冷凍物があるということを突き止めているくらいには、素材をいろいろ見てるってことかと。
 

握りの単品は中堅クラスの価格帯。

しかし5ピースで185kというのは、試し見るにはお手頃だ。

8貫で385k、12貫で585k。こちらも安くはないが、躊躇うほど高くもない。

ロールももちろんあるけれど、握りを先に配置してるのは、自分的にはポイント高し。完全にローカル向けで握りに力入れてないところは、メニューもロール主体で来るからね。

あと気になったのが、うどんとか天ぷらとか。なんか写真が美味しそうなんですけど(笑)

あと、デリバリーアイテムもあるっぽい。
これはランチだけのチョイスらしい。

デザートのアイスクリームの写真が、それまでの写真に比べると、えらく美味しくなさそうなのが気になったけど(笑)、酒が、頼みやすい金額。

激安ではないけれど、外で飲むのにこのくらいなら嬉しいんじゃないかという金額。昨今のバーに行ったら、カクテル一杯、200kくらいするからね。

ふむ。
全体に、質によって高くも安くも感じるお店。さて。

初回食べて見たもの

5貫セット

ひとまずは寿司を食べてみねばと思い、5貫セットを。
ランチだからかな。サラダがついてきた。海ぶどうたっぷり。

 

醤油系ドレッシングだけど、気持ち甘め。南部だねえ。
そして箸置きが、クジラ!(((o(*゚▽゚*)o)))←(そこかよ

で、これ。
ほう。

炙りが2種あるっところがローカルっぽいが、ネタの量が、すごくないか…?

逆から取ってみよう。この価格帯(185k)で金箔は乗せんでいいと思うが、インスタ云々で有効なんかもしれんな。

醤油は…なんと薄口でっちょっと甘い、多分お店のオリジナルブレンド。これはどうかと思ったのだけど、あれだ。寿司に全部仕事がしてあるのでほとんど必要なかった。

それにしても…
すごい握り方しとるな。いい方の意味で。

まずシャリ玉が小さい。下手したら7gレベルである。且つ、ご覧のように、粒の輪郭が潰れずに、それどころか最大限の空白まである。それでいて持ち上げても崩れない。

えーっと、私はこの握り方できません。
くっそ難しいです。

確かに握りの様子を見てたら、気持ち時間をかけてた感はあるけど、この握りをあのスピードで仕上げるのはお見事。

サーモンは柵の良いところがなかったのか、はらみに近いところの細長いのをこんな風に使ってたwww

嗤う人もいるかもしれない。
でもまずサーモン自体の扱いが良いし、すんごいボリューム。大サービス品だ。実際口に入れると、口の中でくまに抗うシャケが跳ねるがごとし。(褒めてます

味噌ソース味みたいなのがかかってって、個人的にはTuさんとこの塩を一振りしたいところだったけど、まあそのまま食べて十分美味しい。

え、こんなん出してて金額、合うの?

白身の魚…チヌ、かな?には、タコワサのわさびの部分を乗せている。
サーモン炙りはチーズ乗せ?この辺はローカル顧客に完全に合わせてってますが…

私、ローカルアレンジのお寿司、嫌いじゃないんですよね( *´艸`)
寿司が大好きなので、きちんとした手入れと、バランスの良いレシピである限り、寿司でありさえすればどんなアレンジも、まずは受け入れようというところから入るタイプ(好みは別)

マグロは、3枚のピースを美しく重ねた握り方。
たまたまネタに合わせたのか、ここの定番なのかは、まだ初回なので不明。

え、面白い。
日本の寿司ではないけれど、ネタがどれもケチ臭くなく、いやむしろ豪快な使い方で、ソースあれこれは好みがあろうが、私には非常に面白かったし、「しまった、12貫のにしとけばよかった!」と思ったくらいには気に入った(^・^)

唐揚げ

で、ランチ的には寿司5貫セットだけでも十分だったのだけど、なんか愛想がない気がしたので唐揚げ追加。ってか、安めのものでなんかないかと見てたら、唐揚げが90kで手頃でさ(笑)

そしたら大分のとり天みたいなのでてきた!!

天ぷらというよりはフリッターだけど、衣に卵、使ってるのかな。そして油の量が少なかったのかムラがあるのはご愛嬌。

でも上がり具合は的確で、サクッとした衣で完全に鶏肉を覆い、蒸し料理としての概念持ってる。揚げ物は蒸し料理、という理解でやってる揚げものと、揚げ物は揚げ物、としてやってる揚げ物は違うよね。

鳥の下味などはかなり優しめだったので、ここで塩をもらって食べる。
特筆するほど飛び抜けてるわけじゃないけど、ジューシーだし美味しいし、90kならここきて飲むなら絶対頼むやろというレベル。

シャリを確認するために細巻き

で、握りのネタがあまりにボリューミーだったため、と言って、シャリが物足らないというほどでもなかったのですが、シャリの味わいがネタに取り込まれてわかりにくかったので確認。

アヴォカド巻き。
巻きも美しいし、アヴォカドも熟れたとろーっとしたのを使ってる。ただ…

すし酢はかなり甘みが控えめ。
でも握りで食べた時は、バランス良いと感じたのです。

考察するに…
おそらくネタと、ネタに添えたソースが少し甘めだったので、それらが相まって酢飯に疑問を抱かなかったのだと思う。

正直、シャリがダイレクトに来る細巻きには、向かないシャリだ。まずい、というほどではないけど、これは握りのためのシャリ。

シャリ単体で美味しくあって、握りのレベルも上がるというのが定説だけど、なるほど。ネタの甘みに振りが強いと、こういうバランスの取り方もあるのか。勉強になる。

しかしこの店は細巻きよりもお、握りの方が良いと見た。
もっといろんな具材使ったロールものとかは美味しいだろうけどね。

2回目は念願の12種類盛り!

握りの5貫セットを食べて、12貫のにしとけばよかった!と思ったので、翌日それを食べにいった(・∀・)

諸行無常、という言葉が身にしみる街、ホーチミン。いつかいつかと思っていると、食べられなくなることが多々あるので、思い立ったが吉日です(๑•̀‧̫•́๑)

うおおおおお。壮観!

そして見よ、このネタのふくよかさ!
やっぱりケチくさくないのである。

5貫森に中にあったしなも何品かあるが、どれも美味しかったから、また食べられるの嬉しい♪

サーモンが数種類あったのはローカルニーズかと思いますが、仕事がそれぞれ違いますな。

これ…一人前だけ作るの、面倒臭そー!(・∀・;
しかしこの包丁の入れ方とか、よくないですか?8g クラスのシャリにここまでこの形に添わせるコントロール、素晴らしい。

タイ(か、チヌ?)っとか、袋にしてはりまして、程よい炙りが旨味引き出しいい感じ。

タコでかいでかいw
でも仕込みが良くて柔らかい。ソース乗るように控えめな波ぎりにしてるのも細やか。そしてシャリは一貫してこの佇まい。これで崩れないの、すごいなあ。

子持ちニシンは、ローカル寿司の定番ですね。これ、嗤う人もいるけど、関西では食べる方もおられるっと聞くし、南国においては、冷凍による劣化が少なく、ロスが低い上に安定した品質で提供できる、非常に便利な食材。

且つ、私は嫌いじゃないわよ。数の子的な食感も、筋目の青背も好きなので。

はい、もう料理する人はわかりますね?
エビの仕込みの丁寧なこと。

茹で海老は、茹で方間違えると体操愛想がない愚鈍なネタになり下がりますが、こうして丁寧な仕込みをすると、しっとりプチッと歯ごたえがよく、香りが立って、とても美味しい。

茹で海老は普段あまり食べない・好まないんです。美味しくない店が多いから。でもここのは褒める。美味しい(*´艸`*)

面白かったのが、海苔が別添えで付いてきまして、どうやって食べるん?と聞いたら、寿司と一緒に好きに食べてくれと。

ならばということで…

小降りに切られた海苔の上に、小ぶりな寿司を置いてパクリ。
なるほど、ネタによっては海苔が邪魔になることもありましょうが、白身の魚などにはいい。

このエンガワの握りには、いい感じでしたよ♪
ローカル寿司で、日本にはない味わいや仕込みをするのは見てきたけど、この海苔添えは初めてだなw

そしてサーモン、重い重い重い重いw
そしてまた熊と、大暴れしながら戦ってました。口の中で(笑)

サーモンとかねえ。
いいねえ。本来日本の寿司にはなかったネタだけど、昨今日本でも市民権を得たのは海外のアレンジ寿司の人気の影響も大きくあると思われる。

どこに可能性があるかわかりませんねえ。

サーモンはね、海苔とはイマイチだった(・∀・)
まずくはないけど、寿司のポテンシャルもサーモンのやる気も止めてたんで、この組み合わせはナシw

今日はマグロは一枚ネタでしたw
マグロはもちろん冷凍ものですが(そうじゃないと怖い)解凍の仕方が素晴らしいので、実に美味しい。少なくとも、前日とこの日、2日間のマグロはよかったです。

うなぎは最後に持ってきました。穴子、といきたいところですが、これは流石に出来合いものかなと。でもいいの選んでたし、上手に油も落としてたので、美味しかった…。

うーむ、寿司食べたい!と思ったときに、寿司だけこれだけの種類をこのネタのボリュームで食べられる悦楽よ!

日本の寿司ではないけれど

ただ何どもいうが、これは日本の寿司ではないです。
江戸前ならぬ、越南前。受け入れられない方もおられようし、そもそも店の構えが微妙(笑)

接待、デートで使う感じではなく、奥様同士でおしゃれなランチで行く感じでもない。でも…

ただ、この店の寿司を楽しみに行く、という目的のために、自分はこの店まで車飛ばして行く価値を感じてる。

ただネタが大きければ良いという寿司には全く興味がないのだが、ここのはネタ比率はでかいけれども、シャリとのバランスが、ネタ引き立て寄りで取られているし、食べたらわかる。景気いいぞー、ここの握り!シャリ小さいから、12貫食べてもきつくないしな!

全体に、気持ち甘めなのは苦手な人も多かろうなと思われるけど、面白い。もうちょっと仲良くなったら、My醤油と塩、持参しよう。

できてまだ1ヶ月くらいのお店だそうです。
でも、呼ばれました(笑)
それだけでも、この店のパワーを感じるわ。

我こそは酔狂なり、という方で、心広く、日本の外の寿司を楽しめる方には、めっちゃおすすめです!

ちなみに

写真撮るの忘れてたけど、お味噌汁が美味しかったわー。自分とこで作ってるんやろか。インスタントっぽい感じは感じなかったんだけど、暑いけど味噌の香りをちゃんと大事にしてる温度で、ごく普通に美味しかった。

そう、味噌汁って結構鬼門なんですよ。オペレーションを考えてかインスタント的なものを使ってたり、味噌ケチって白湯みたいなのになってたり(味噌ケチるくらいだから出汁も当然。。。)

それもまあお安い定食につけてくれてるもんなら仕方ないっとも思うんですが…

最近高級店で、多分その前に数分は極強火で炊き上げたんやろなという、カプチーノみたいな泡がリッチにふんわり浮いてるやつとか出されたんで、普通に美味しいというのがどれだけ貴重なことかと思いましてね。

もう今や、場合によっては日本人より日本料理を大事に扱ってくれるお店がある時代になってきた感。

ここのお味噌汁、頼んでみてよかった。
いらんかなーと思ってたけど、頼んで見るもんですね。ますますこちらのお店が好きになりました(^・^)

久しぶりに行ってみたら…⤵️⬅︎NEW!

2024年1月

残念。とても残念。
久しぶりに思い立って行ってみたんです。そしたら、

改装したみたいでちょっと立派になってた。それはよかったんです。嬉しかったんです。でも…

まず、サラダがベッタ甘なドレッシングになってました。
食えない。。。

そして5巻セット。

ソース、まみれ…orz
握りにも以前のような精彩がなく、とにかく口に入れてもソースの味しかしない。シャリも凡庸。

一つ一つ紹介するまでもなくまとめ写真で終わらせたくなるようなことに。

さらには最後の2つ、写真も撮ってない。なんてことだ。ローカル寿司としては絶妙バランスで好きだったのに。残念なり。。。

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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Jo Sushi
18 Bui Vien Q1
Time: 11:00 – 23:00
Spent: 600,000 vnd / person(もっと気軽な値段のものもあります)

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

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