さぁさぁ、ベトナムのお料理の結婚式ですよ♪
どんなお料理を頂けるのかしら♪(←出席の動機が不純ですよっ)
飲み物は、男性には問答無用でビールが配られ、女性ももちろん希望すれば
飲めるのですが、お咳がこんこんしていたので、ちぇりは良い子でなにか
別の飲み物を・・・と思ったら、コーラオンリーでした(笑)
で、ベトナムに限らず、南国では氷がサービスっちゅーか、おもてなし
っちゅーか、お客さんに良いように、という思いやりなんだと思いますけど、
放っておいたらビールにも氷入れられます(笑)
ま、そもそもビールがそんなにキンキンに冷えてないからってこともありますが、
ご覧のとおり、バケツ(と言ってももちろん、それ専用)に入れられて
出てくるし、お店によっては、素性の分からない氷(水道水かも?)って
こともあるので、ご心配な方は避けた方がよろしいかと。
ちぇりは問題あったことないけど、ちぇりのおなかは参考にならないので。。。
で、ご厚意はありがたいんだけどさ、厚意が過ぎて、グラス満杯に
氷入れてくれることが結構あるのよね(^^;
それ、飲み物もあんまり入れられないし、何より飲みにくいから!(笑)
お鼻がチベタイ!!!(笑)
さてお料理。
丸テーブルの中心には、ガスコンロが設置されてましたが、まずは冷菜。
サトウキビを軸にした築根や練り物、半生牛肉のサラダ、エビフライなどが並びます♪
中心にチリソースが添えてあって、好みでそれを付けて食べるのですが、
大阪の串カツのように、『二度づけ厳禁!!』って感じではなく、みんな
仲良く、おおらかに、何度も付けて食べてました(笑)
勝手の分からぬこちらを慮ってか、同席してくれたベトナムの方が
何度も取り分けてくれたのですが、箸先を、持ち手の方に持ち替えて
取ってくださってたんですねー。日本の正式なマナーでは、これ、
あまりよくないのかもしれませんけど、
口を突けていないところでお取り分けします
というのは、客のことを思いやってのお話ですよね。
日本人的に、そういう心遣いって、なんかしっくりくるというか、
嬉しいもんです♪ ありがとですねー♪
で、この、サトウキビを芯にしたつくね、豚肉ベースなのですが、
肉肉しくって、大変美味しい♪ 香草たっぷりの、ホニョホニョ柔らかい
牛肉のサラダも、いくらでも食べられそうだったなー。お野菜もたくさん
一緒に食べれて一石二鳥♪
次に登場したのが、ドランク・プロウン!
中華料理では定番ですが、ベトナムでもやるんだねー!!
ちぇりが席を立ってる間に登場したらしく、相方さんによると、エビさんは
まだビチバチ跳ねる元気さだったそうですよ♪ そして紹興酒ではなく、
ビールを注いで蒸してたそうな(笑) ま、それもありだわよねっ。
御給仕の人がつくわけじゃないので、食材は運ばれて来たら、各自テーブルに
いる人が調理する感じです。ちぇりはさっきの前菜に夢中になっていたので、
すべて相席の方にお任せー(笑)
で、心得た方が多かったらしく、8割くらいで火を止めて、エビを取り分けてくれました。
その状態なので、頭部分には、しっかり味噌が残ってて、チュウチュウ吸うと、
そりゃぁ美味い事、美味い事!! 生きてたっていうから、新鮮さはお墨付きだし、
こいつぁ、たまらん!!でも、ちょっとお行儀悪かったかなー、と見渡すと・・・
チュウチュウ、チュウチュウ♪
ベトナムの方もされてました(笑)
そうよねっ、うまいもん&美味い食べ方に国境なしっ。
エビ食って、味噌を食わないなんてありえないわよねっ(←独断)
お次に出てきたのが、鶏料理♪
平たいお皿に、ぶつ切りにされた丸ごと一羽の鳥が、香味野菜にまみれて登場(笑)
蒸してあるから、そのまま頂くのかな?と思ってたら、それをコンロにかけてました。
そうよね、玉ねぎとかが生だもんね。
ひとしきり煮立たせて、途中で野菜と鶏肉を、ワッショワッショとかきまぜたら、
完成。さっそく取り分けて下さったのですが、これがあなた、ふわっふわっ!!
比喩じゃなくてね、ほんとに鶏肉がふわふわしてるのっ。味はしーっかりあるから、
ブロイラーって感じでもなかったんだけど、特に腿の部分なんて、ふーんわり♪
鶏肉であの食感出すのって、どうやったらいいのーっ?!(^^;
茹でても蒸しても、あんなふうにはならん気がする。。。
これにも、ライム塩やら、チリソースやらをつけてたべるらしかったですが、
鶏自体の味がすごく濃くて美味しくて、ちぇりはなーんもつけんと、ワシワシ食べてた。
そして図々しくも…
頭もらったー!!!
ふっふっふ。ちぇりの方に頭が向いて置かれていたのが運のつき。
頭って美味しいんですよねーっ♪
そんなに食べるところないし、小さい骨があって食べにくくはあるのですが、
頬から目の周り辺りにかけての、リュリリュリとした食感&濃い味の肉質がたまらない!
トサカも美味しいんだよねー♪
トサカだけ集めて、甘辛煮とかしたい感じ。
日本って、頭、どうしてるんだろうねー。もし捨ててるならもったいない。。。
お次はイカ料理。
すんごい肉厚のイカを、スパイス炒めにしてるんだけど、これ、以下の質感的にも
味付け的にも、これまで食べてきたどのイカ料理よりも美味しかったかもしれない。。。
げそとか、もう、すんごいみずみずしくて、プチップチした食感でさぁ・・・
(夕べから何度も反芻中)
やっぱ海鮮特産物が豊富なだけあるねぇ。。。
素材が良いってのもあるんだろうけど、レベルが高い。。。
魚介・肉・魚介と続いたので、次は順当に、またお肉(笑)
山盛りの、下味をも見込まれた薄切りの牛肉さんが登場♪
どうするんだろう、と思ってたら、さっき鶏が乗せられてきたのと同じ、
銀のトレイを、またコンロにかけ、まずは油を熱しまして、次に添付の
香味野菜をしっかり炒め、そこに牛肉を投入っ。で、混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ♪
シンプルなお料理ですが、調味料と、何を入れてるのかわからないけど、
これまたお肉がフニョフニョに柔らかくって、すごく美味しい!!!
スーパーで買う牛肉は、すんごい硬いんですよねぇ。。。
塩糀を使っても、あまり美味しく仕上がらなくって、どうしたもんかと
思ってるんだけど、あれ、どうやったらあんなに柔らかくなるんだろう???
ちょっとレシピ本でもあさってみるかな。。。
で、こんだけのボリュームが出てきたうえで、鍋ー!!(^^;
といっても、これはブンという麺を食べるための鍋って感じでしたけどね。
それでも、元の出汁にエビ、ハマグリなどの魚介類を入れて、さらに濃厚にし、
お野菜やキノコをたーぷり入れる♪
茹で置きの麺は鍋には入れず、食べる分だけ椀に取って、その上から
スープをかけるという寸法。これがまた、良い出汁出てて美味しいの!!
お肉を炒めるときにも、この鍋を作るときにも思ったんだけど、料理をしない
人が多いって言われてるのに、みんなちゃんと、食べ方知ってる。たとえば、
肉を炒める前には、まず香味野菜を炒めて香りを移してからだし、鍋も、
お出汁を先に出した方が美味しい魚介類を先に入れる。わかってんじゃん!
というか、もしかしたら料理は知らなくても、食の知識や、欲求が高い
ってことかなぁ。ローカルな、一杯150円くらいの麺の店でも、いろんな
調味料があって、みんなそれを駆使して自分の味を作ってから食べてるしなぁ。
しかも今回料理してくれてたの、女性も男性もだったし。
ちょっと感心した出来事でした。
あ、面白かったのは、食べた後の、例えばエビの殻などは、別皿に置いて
おいても悪くはないようだったけど、あまりテーブルに残さない方が良いらしく、
別皿に置いてたら、すぐに給仕の方が下げに来てたし、みんな、大自然の
ゴミ箱にお捨てになられてました。
はい、床です(–)/
飲んだ後のビールの空き瓶なんかも、この通り(^^;
料理が終わり、ある程度、場が落ち着いてくると、みんな三々五々帰って
いくようでしたが、空いた机からとっとと片付けられて行き、床はその後、
まとめてガーッとお掃除されるようでした。合理的(笑)
ってなわけで、大満足のお料理でした♪
おごちそう様です♪
そしてみんさんに、とーっても親切にしてもらったし、言葉はあんまり
通じなくても、最初から最後まで、とーっても楽しく過ごせました♪
そうそう、一人かなり酔っぱらったおいちゃんが、最初の乾杯でビール一気した
相方さんをえらく気に入り、途中何度もやってきては、何かしらを話し
かけてたのだけど、こちらはサッパリわからない。で、まぁ、楽しそうだから、
話を聞くふりだけしてたんだけど、あんまり収取がつかないもんだから
どうしよう。。。と思ってたら。。。
さりげなーく、現地の方が間に入って、角を立てないようにオッチャンの
気をそらし、こちらをガードしてくれる、という場面が何度もありました。
察しがよく、場を壊さない空気を持って対処してくれるそのスマートさ。
ちぇりが日本で同じ場面に遭遇したら、あれ、できるかな?と思われるような
気の使い方。ベトナムの人と日本の人の気質が合う、と言われるのは、この、
『察しの良さ』
ってとこにもあるんじゃないかなー、なんて思った次第。
お式自体も楽しかったけど、やっぱりベトナム、いいとこだなーと
思えた一日だったのでした♪ あ、あちろん、やっぱりベトナム、
おいしいなー、とも思いましたけどね♪(笑)
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