賑やか強い通りなので落ち着いた作業は諦めてたけど、入ってみると、あら素敵な空間。そして素敵な出来事😊
Xuan Thuyの賑やか通りに
この数年間の間に、あれよあれよと賑やかになってしまった(しまった、って。。。)Xuan Thuy通り。
Marouさんという、絶対立ち寄りたいスポットやAmaiの本店、国内でもトップクラスのお茶の会社が展開するPhuc Longのプレミアム店など、行きたいスポットが密集。
さらには人気の、Cong Ca Pheさんや、コーヒーのように紅茶を淹れて美味しいミルクティを作るPhe La Cafeさんなどもあり、カフェの梯子をするつもりでない限り、選ぶのが大変だこりゃ😅
で、選択肢が豊富なのは嬉しいのだけど、どこも人気すぎてね賑やかなのがネック。いえ、商売繁盛されてることは喜ばしいのですが、私のようにPC作業したい人にはちょっと落ち着かないし、混んでる中席を長時間キープするのも申し訳ない。
というわけで、あまり頻繁には利用してなかったのですが、同じ並び、ほどないところに。。。
あら、こんなところにこんなカフェが。
いわゆるコンプレックス的な、数店舗が集まってる敷地内。ただそんなに大型ではなくて、ひっそりと、という感じ。
入り口向かって左にはAmaiの正規店が。
それを左手に見ながら奥に入っていくと、先ほどのカフェが。
We Cafe。まるで忽然と現れた小さな森の奥に潜むかのように佇むカフェ。
どれどれ。
異空間
たまたま、だったのかもしれませんが、店内には数グループのお客さんがいたものの、シーンとした雰囲気。
なんてこと。
外とはまるで異空間。緑を基調としていて、少し光が落ち着いていて、まるで森の中のような雰囲気なんだ。
それは陰鬱としているという意味ではなくて、空気がとても落ち着いていると言う意味で。
コーナーごとにソファを置いて、そのデザインは様々なんだけど、まとまってるのがベトナムらしい。
古いお屋敷を改装しているのか、出窓と窓枠のデザインが素敵。
私、好きなんですよねえ。
ベトナムのこの…なんていうんですか?窓枠みたいなの?デザインされた格子というか。
メニュー
入ったところすぐにあるカウンターでオーダーと支払いを先に済ませるのですが…
店員さんが何やら携帯を見せてくる。
どうやら耳が不自由なのか、「聞こえねないので喋れなくてすみません」的なことを翻訳機で見せてくれた。
おおっ、そうなのかっ。
では、メニューを指差ししてえいくつ欲しいかを伝えればいいですね?(・∀・)
ベトナムでは目や耳が不自由な方が活躍しているレストランやカフェに遭遇することが時々あるので、あまり驚かない。
驚かないけど他勢じゃないので、ちょっと「おおっ」と思ってしまった。もっとフラットな心持ちでいられるのが理想よね。特別なことではない、と認識できるのが一番なのだけど、実際レアケースではあるので、ちょっと仕切り直しが必要だったわ。
ところでアフォガトとかもあるのか。
ちょっとしたおやつ食べに寄るのもいいわね。
それにしても静かだ。
電源はそんなに多くなかったけど、とても落ち着いて作業できました。たまたまだったのかもしれないけど、少なくとも周辺界隈にある大型チェーンよりは落ち着ける気がする。
カフェ内にいた皆さんも、グループだったにも関わらず、静かに過ごされていらっしゃったし、そういうカフェなのかも。
エスプレッソ美味しかった
初めてのお店でエスプレッソはリスキーなんですが、食後でお腹がいっぱいだったので、ひとまずどんなタイプでもいいからエスプレッソが欲しかったw
これがねー、なかなか美味しかったの。
酸味はあるにはあるけど、刺さるような感じではなく、角は丸くRは大きく。
たっぷりのお水がマグカップで出てきたのがまた嬉しかったりw
そして結構鬼門なのが、コーヒーについてくるクッキー。これねー、お店の人が素人ながらにとりあえず作ってみました、的なものが結構多くて、残念なケースが多いのですが…
美味しい。このクッキー、ちょっと美味しかったわよ。
少しだけ、ココナツシュレッドも入ってたかなあ。微かなザクザク感もあって素敵。
お腹いっぱいだったからスキップしようと思ってたんだけど、食べちゃったw
いつもこんなに静か、という保証はないけど、こりゃーちょっと抑えときたいカフェだわね。気づかなかったわ。何度も目の前通ってたのに。
セレクト雑貨
帰り際に気づいたのですが、入り口付近にはセレクト雑貨が。
革のトート、かな。
We Cafeオリジナルのものもある。
なかなかな金額のものもあったので、個人の作家さんのものも置いてるのかも。
グラスなんかも、それなりにお高めなお値段。
何かのアンティークとかかしら。
なぜかお茶のセットのあって謎。
これは逆にリーズナブル???🤔
カフェから外に出ると、大きな通りの、Xuan Thuy 通りまでの間が共有空間となっていて、あまり飲食店があったようには見えないのですが、Lacioteさんのアイスクリームの看板などがあったので、それらをこのスペースでいただけるのかと。
暑い時期の日中はちょっと辛いですが、朝方や夜は気持ちよさそうですね。
まさかの、Medovic!
ところでこちら、多少の食べ物があるのですが、クロワッサンとカヌレ、そしてなんと、Medovcが!!
ロシアのハチミツケーキ。
食べられるお店はいくつか知っていますが、こんなメジャーな場所にあるカフェで見かけるのは初めて!!
帰り際だったので、翻訳機で、「これを一つ持ち帰りたいです」と見せて指差し、Medovic一つ、お持ち帰り。
丁寧に梱包してくれて申し訳ないくらいだったけど。。。
ああ、美しい。
大好きなんだよ、このハチミツケーキ。
蜂蜜を、まるでカラメルのように煮詰めてカラメル状の色にしたものをスポンジケーキの生地の中に混ぜこんで焼きます。
生地自体はふわふわではなく、しっとりずっしりなのですが、薄く焼くので重たさは感じません。半分クッキー、とまでは言いませんが、ほろっとした食感。
それをクリームと薄く重ねて出来上がり。
でもこのスポンジだけでもきっと美味しいな。
甘さのベースが砂糖メインではなく蜂蜜なので、ふくよかな風味と微かな酸味が奥の方に香ばしく香ってはいるのですが、体にはあまりヘヴィでないのが特徴。
ここのはこの日のは少しだけ乾いてましたが、それはそれでホロリとした食感が増して美味しかったな。
生地の風味はとても良かったです。これをティタイムのチョイスに加えられるのはとても幸運だ。
それにつけても
というわけで、個人的にはとても気に入ったカフェだったのですが、心残りが一つだけ。
とても丁寧だった店員さんに、ありがとう、をちゃんと伝えられてかな?ということ。言葉では言ったし、唇を読める方だったら、という望みを託して、ゆっくり伝えたつもりだけど、音に出しても怪しいベトナム語。
手話ってワールドスタンダードだったかな。とか言ってたら、こんなサイトを教えてもらいました。
わっ、「ありがとう」がある!
しかもそんなに難しくなさそうだ!
今度行った時はこれでちゃんと伝えてみよう。
とても丁寧な接客をしてくれたのに、ありがとう、が伝えられないのは残念すぎる。
そしてこのお店は素敵なお店ね。
間接的にだけど、私に手話の表現を学ぶ機会を与えてくれた。
また同じ店員さんに会えるといいな。
Cam On、の手話が伝わるといいな。
美味しかったし、またぜひすぐに、再訪したいな😊
ここのエッグコーヒーは別格!⬅︎NEW!
なんだかとても心惹かれて、こちらに早速2度目の来訪。
お友達3人連れて、半ば強引にw
やっぱりこの日もシンとしてて、あまりお客の足もなく、大丈夫かな、と思いつつ…
奥の方に小さな部屋みたいなスペース見つけて座ってみた。
木と石を合わせてるって珍しいねー。
ま、それはさておき。
エスプレッソを頼んだら、間違えてエッグコーヒーが来てしまったw
んーっ、エッグコーヒーねー。話のタネにはいいんだけど、そんなに好きじゃなかったりする。お店によっての差も激しいから、一概に好き嫌いって言えないんだけど…
でもま、いっか。
そういうこともあるよね。
思い返してみるとオーダー時にエスプレッソ、と間違いなく行ったけれども、彼女がリピートした言葉をしっかり聞いていなかった。大丈夫だろう、と勝手に思って聞き流していた感がある。ちょっと違和感あったのに、何もしなかった。
ベトナムでは、日常生活の中のことにもマネジメントが必要。たとえ自分が客の立場であっても、復唱を確認する、レシートを見て頼んだものであるかを確認する、などはこちらでもできること。
そういうの、日本にいる時できてなかったんですよね。甘やかされてたからw
で、特に何も講義せずに、これをいただくことにしたんですが…
!!!!!
なんか…フォームのテクスチャーが、違う?!
エッグコーヒーってのは別立て・共立ての違いはあるかもだけど、卵に砂糖を加えて泡だてたののを濃いベトナムコーヒーに載せたもの。かなり甘くて、苦いコーヒーと合わせていただく感じ。
ただし、手順から推察していただけるように、完全加熱hしていないので、生食用の卵を使ってるかどうかがしっかりとわからないケースでは危険でもあるw
今でこそ生食用の卵が出回ってますが、かなり昔から北の方にあるレシピで、価格を考えても基本、ローカルの携わるお店ではこだわってないと思うんですよね😅
ま、そこは自己責任なのですが。。。
この泡!!何を、加えてる?ちょっと練乳入れたりしてるのかしら?
フォームがものすごくもっちり。
で、濃厚。なんだか泡状のプリンを食べてるようだ?!えっ、こんな食感のエッグコーヒー、初めてなんですが?
底の方の苦いコーヒーと合わせるとまた格別。
ええええええっ、これ、また頼むかもっw
ドリンク、としては成立しないかもしれない。
でもデザートとしてこれは、あり!!え、すごい!!!
これオーダーミスしてくれなかったら出会えなかったよね。先ほど言ったように、私そんなにエッグコーヒーに前のめりではなかったのです。
だから本当に自分の意思だけが通っていたら、ここのエッグコーヒーには10年経っても辿り着いてなかったことでしょう。
もちろん、オーダーミスが必ずしも良いものを運んで来てくれるとは限らない。望んだものと違う分、落胆が加わって点数は辛くなるからハズレに感じることの方が多いはずだ。でも。。。
たまにはこんなこともある。
権利は権利として、ちゃんと「違うよ」と伝えるのもまた大事なことではあるけれど、受け入れることで、思わぬお宝に遭遇できることもある。やーっ、今回はなんて素敵なオーダーミスだったんだ!
メドヴィクを食べたことがないという方がほとんどだったので、勝手にオーダーしてみる。後気になってたカヌレも。
メドヴィクは素朴だけど、変わらず安定。
カヌレは。。。
んーっ、カヌレ、難しいよね💦
味はよかったです。食感とかが求めるものではなかったというだけで。
うん、でもハニーケーキー推し。
そして、エッグコーヒーも。
静かで地味で、周りにある派手やかなカフェとは全く違うけど、やっぱり好きだな。間違いも、素敵な導きになるような場所。やっぱり好きだーっ。
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
We Cafe
83 Xuan Thuy, Thu Duc(旧2区)
Time: 07:30 – 19:30
Spent: 50,000vnd / person
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