東南アジアにエビやカニを期待してくる方は結構多いのですが、相場や頼み方を知らないと、「思ったのと違った?!」となるのでご注意を!
ホーチミンではエビ・カニ高い?
まずお伝えしておきます。
一般的なシーフード食材はもちろんお安いです。ローカルの海鮮料理屋さんに行くと、本当にいろんな食材を安く楽しめたりするのですが。。。
多くの旅行者さんが期待する、でっかいロブスターや大きなカニは、結構高い。
ホーチミンって海からそんなに近くにないんです。
だから必然的に、それなりのお値段になってくる。
あと海岸沿いだったとしても、ロブスターとかでっかいカニとかは高いです。
高い安いって個人の感覚によるから漠然としてますが、例えばロブスター系1kgの単価は、小1万円〜2万円の間のことが多いです。
ローカルのカニはそれなりですが、見栄えの良いタラバガニ的な種類のものは、ノルウェーやカナダなど、諸外国から輸入されていることも多く、そうするととんでもない価格だったりもするのです。
ロジカルに考えましょう。
日本だって、タラバガニは暖かい地方にはいませんよね?
タラバガニが属するキングクラブの仲間が好む水温は、0℃〜5℃。ということは…
= ベトナムで見かけるキングクラブ系は輸入物
= 高い
ホーチミンの海鮮屋での出来事
ベトナムでカニを頼んだら6万円だった話。
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前編をご覧になって、すわボッタクリか?!と思われた方、ちょっとお待ちください。後編もご覧になられて下さいませ。
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※転載はポストされた方ご本人に了承を得ています
そう、これはボッタクリではなく、ミスコミュニケーション、または誤解、そしてベトナムならではの小さなハプニングが重なってしまって起きたこと。
ポストされてる方も、「ぼったくりではない」と明言されており、ご自身の「価格の見方が間違っていた」と、おっしゃられてます。
とはいえ、6万円。。。
心中察するにあまりある(-人-)
このポストを目にされた方は幸いですよ。
ベトナムで海鮮料理を頼む際に気をつけるべきポイントがいっぱい詰め込まれてます。
内容を分解して見てみましょう。
海鮮料理屋での注意:価格表示
一般的な価格表示
ベトナムの、生簀で食材を売ってるお店の多くの場合は、1kg当たりの金額が表示されており、重量で価格変わります。個体差のある物を売るのだから、これは当たり前の流れ。
なんならスーパーの野菜も量り売りです。
自然のもののはずなののに、生産者にサイズを合わせさせて「1個いくら」とする日本とは、ここは大きく違いますね。
しかし極たまーに、キロあたりじゃなく、100g当たりで表示されることもある。魚の大きさがとても小さいものとか、少量だけの仕様で事足りるものとかの場合かな。
だから最初、上記の件はもしかしたら 250k/100g (2500k/kgなら高めだけど割と妥当)を250k/kg だと誤解した?と推察したのですが、さにあらず。
聞いた数字を個数/料理ポーションの価格だと認識してしまう
動画の中で、ご本人も(このカニが1300円って安くない?)と、ちょっと引っ掛かりを感じてらっしゃる。おそらくは、このカニ1杯の値段かな?って誤解されてますよね。
相場感をわかってる人なら(んなわけない!)となりますが、相場がわからない状態だと、判断つかない。
ましてや、日本に照らすとローカル飯は格段に安いものも多い中で、だと尚更のこと。
判断がとても難しいと思います(´Д` )
海鮮料理屋での注意:金額確認(個体ごと編)
そこで、誤解の回避方法として、
「TOTAL?」と、合計金額を聞きましょう
ということを提言したい。
TOTAL価格というと、最終価格と理解してもらえることが多いので、こちらがそれを個体ごとの価格と思っていたとしても、重量を測った上で支払い金額となる価格を教えてくれます。
値段を聞いてしまうと、「やっぱいらないわ」とは言いづらいと思う方が結構いるようで、ここで尋ねるのを躊躇される方もいますが、これ、恥ずかしいことではありません。当たり前のことです。
高過ぎる!と感じたら、「やっぱ他のもんにするわ」と変更すれば良いのです。
向こうも外国人がこういうオーダー方に慣れていないことがあるのは承知。断ったことで嫌な対応をされることも少ないと思われますし、されたらされたで、それはそのお店への評価要因になるし。
こういう場合、高く取られた側ばかりがデメリットを被るように思われることがありますが、
誤解された上に「あそこは高かった!」とか、中には確認不足なのに腹立ちまぎれに「ぼったくりだ!」と騒がれたら、店としても喜ばしくないのです。
ましてやこちらはチェーン店。
市内にたくさん店舗があります。
加えてベトナムでは口コミがとても力を持ちます。
よからぬ所業をする店は、リアルに不買運動をされることもある。
だから店としても、阿漕なことをやり過ぎるのはリスク。
ましてやこの店舗は街のど真ん中にあるお店。
悪評が立つことは、お店にとってもダメージ大きい。
過去に似た経緯で、お店が悪くなかったにも関わらず、自分が思ったよりも高く取られたことを「ぼったくりだ!」として、お店を貶すすポストを何本か見たことがあって、気持ちはわからんではないが、それは違うよなあ、というケースもあり。
その点、先にご紹介したポストをされた方は、ショックは受けられつつも経緯をきちんと把握されて、「自分たちの確認不足だった」と言われてるの、すごいなあと思いましたよ。
払えなくはなかったとしても、自分が事態に面したら、やっぱりショックだもん😭
海鮮料理屋での注意:金額確認(重量編)
魚やカニ、大きなエビなどは個体ごとの注文になるので、必要個数を伝えて「全部でいくらになる?」となるわけですが、例えば貝など小さいものを食べる際には、グラム数でオーダーします。
でも料理しない人は、何が何グラムで、どのくらいの量になるのかがわからないですよねー😅
ほんっとこれはモノにもよるし、他の料理をどのくらい頼むかにもよるので、断言はできないのですが。。。
しかしものによっては「下限」があるので、もしも、例えば3人だから300gと伝えた際に、
それが最小単位以下だった場合はお店側が、
「いや、500gでどう?」
と伝えてくれます。
これを「上乗せ押し売りだ!」という声も聞いたことがあるのですが、正直単価がとても安かったり、調理が少なすぎては難しい場合など、作る側からすると理由があることが多いです。
そもそも、基準価格は聞いてからの話になるので、300k/kgと言われたら、300gで90kくらいのもの。それを500gで、と言われたからとて、150kなのですよ。
その差60k(360円くらい)をなんでもない金額とは言いませんが(ローカルなら1〜2食は食べられるし)その額を出し惜しむなら、そもそもこういうお店は避けた方が心の平穏のためには良い気がします(-人-)
海鮮料理屋での注意:脱走兵に惑わされるな!
生簀がある場合、各セルに、その魚介類と名前、価格が表示されてることが多い多いと思うのですが。。。
今回のケースではカニが脱走して、日本産のホタテの枠に落ちちゃってたとw
あの形の小さなホタテは地元のもののことが多いと思うし、殻付きとはいえ、250/kgとか、ちょっと安すぎね?(本当に日本産?)と言う懸念の方が先に来てしまうのですが…w
まあそう言う品種もあるのかもだからそこは追求しようがない。
問題は別の値付け部分に、カニが入り込んでいたってことだ。
ここでも相場観が分かってれば、(んなはずないわ)と思えるのだけど、相場観わからない、新しく来られた方とか、普段からあまりこう言う場所に縁がない方だったら、見当もつかないわけで。
すると大抵の場合、キロ単価を教えてくれるはずです。
▶︎1キロ(ワンキロ or モッキー?)と聞いてうなづかれたら、それはキロあたりの価格。
▶︎もし計りに乗せた上で、値札と大きく価格が違ってたら基本伝えられた価格がトータル価格ですが、該当値札を指差して
「???」
という顔をしたら、
「いやいや、それはキロあたりの価格だから。これは○kgあるからいくらになるんだよ」
的なことを説明してくれると思います。
↑この流れを作るのは、少なくともホーチミンではよくあることです。ローカルの方には周知のことだろうからご面倒をかけるのでは、と思われる方がいるかもですが、先ほども伝えたように、互いの認識をクリアにせず、後から不満を持たれる方がお店にも面倒かと思うわけです。
調理法を確定せよ
この動画の中で、諸々最終確認をする前に調理場に持って行かれてしまったという件がありました。
それが本当だとしたら、そこはお店がよろしくない。
なぜならシーフード、同じ素材でもいくつか調理法があることが多いからです。しかしこちらは素人。どんな調理法があるかなんてわからない。
ので、価格が把握できたら間髪入れずに、
▶︎How can you cook this?
▶︎What kind of tastes are available?
など、それに類することを言いましょう。
調理法を確定できていないのだから、素材を買って調理し始められることはありません。
これは具体的な調理法を選ぶ、ということだけでなく「こっちは工程わかってるから勝手なことするなよ」というアピールにもなりますね。
そしてお店が「これこれこんな調理法があるよー」と教えてくれます。
音声翻訳アプリも最近は一般的に使われてるので、相手にその用意がないならこちらのアプリに喋ってもらって把握する。
そして指定する。
この段取りが踏まれると、「勝手に持って行かれる」ということは防げると思われます。断りなく勝手なことをされたら、その店はその程度の店ということになります。
一般論:日本のものは日本より高いことが多いです
動画の中に、お会計が6万円だった理由の一つに、「日本のカニだと思ったものがノルウェー産だった」、という下りがありますが、基本的に日本のものは、関税、移送費諸々がかかるので、ベトナムでは高くなります。
もしかしたら、ノルウェー産と比べたら日本産は安い、という認識だったのかもですが、安くなる可能性があるとしたら地元のもの。
ベトナム以外産地と思われる表示があった場合は、日本で認識してる金額よりも高くなる可能性が高い、と思って挑んだ方が無難かな。
もちろん最近だと、日本のお米が日本国内よりベトナムで買う方が安い、なんて現象もあったし、ものによっては他にもそういうことがあるかもですが、その時は別にラッキーなだけで心乱されることもないと思うんですよ。
あくまで心づもりとして「地元以外のものは日本の平均的な金額より高いことが多い」というスタンスでいると、程よく警戒心も働きますし、「ちょっと恥ずかしくても価格を確認しよう」というモチベーションにつながるかもしれません。
ちなみ英語でもいいから
今時は優秀な翻訳アプリもあるので、それを介しながらコミュニケーションを取るのもいいですが、口頭よりは手間がかかるので、せめて英語で。
ここでベトナム語を使う方が敬意もあるし、お店の方にも分かってもらいやすかろうとは思うのですが、返事がベトナム語で返ってきても困る話。
相手の母国語でない言語で押し切ろうとするのは失礼な話かもしれませんが、幸いにも、特に街中や観光客が多い店だと、片言でも英語対応してくれるお店は多いです。というか、最近は流暢な英語を話してくださる方、多いです。
そして勝手な思い込みかもですが、さほど嫌がることもなく、迷惑な感じでもなく、英語対応してくれようとするお店、ホーチミンには多いです。なので、相手の懐を借りて私は甘えることにしています。
カードと現金、どっちも持っとこ!
とはいえ、できることをやり仰せたとしても、不測の事態は起こり得る。
ということで、カードも現金も両方持っておくのが吉。
え、カードがあれば大丈夫じゃね?と思われるかもしれませんが、
▶︎カードによって受け付けてもらえない場合がある(特にAMEXは注意)
▶︎本来カード対応はしてるが電波が悪くて機械が作動しないことがある
自分が持ってるカードが万能、ではない場面は生じ得ます。
それ以前に下調べ
私はかなりビビリなので、初めて行くお店はリサーチすることが多いです。
ハズれてもさほど大きなダメージにならない、例えば50k以下くらいのお店だと、フラッと目についた時に入ることもありますが。。。(それでも外れたら精神的・胃袋的ダメージ受けるけど)
急ぐときは、Google Mapの情報をチェック。
これも別に食のプロたちばかりが書いてるわけじゃないし、価格も人それぞれなので絶対じゃないですが、目安にはなることが多く。

実際、コースが5万円を超えるお店も何件もあるし、プライベートケータリングでは「金額はいくらでも」とかいう層もあるくらい。
ですので、ご自身の許容範囲の金額と照らしてどうか、という点、ざっくり判断されるのは大事かなと。
これも個人の感想なので、どれもが絶対ということはないけど、似通った情報が続くなら警戒をすっる価値はあるかもしれない。

「英語」または「ローカル言語」での名称を入れるとヒットすることが多い
です。
というわけで
そんなこんなで、ちょっとハードルが高いですが、ホーチミンの海鮮料理屋さん、気をつけるところを気をつけたら、そんなに大変なことにはならない。。。かもしれません😅
シーフードは出すけど普通のレストラン式に、料理1ポーションごとに価格をつけてくれてるお店もあります。なのでそっちの方が把握はしやすいかも。
ただそんなお店でも、大きなカニやロブスターなど高級食材は、重量計算されることが多く、メニューに価格がない場合が。
そんなときは、遠慮なく価格を確認しましょう。
何度も言いますが、これは自分のためだけじゃなく、店に悪印象を持ってしまうことを回避するため=お店のためでもあると私は思ってます。
なので遠慮せず確認しましょうね。
それを面倒くさがったり。意図的に悪意を持った営業をするところは、もうしっかり公表してあげていいと思います(苦笑)
動画の中でも言われてましたが、どんなに美味しくても、予想を遥かに超える金額だと、食べた気になれませんものね。
できることはやって、美味しく気持ちよく、ホーチミンの食事を楽しんで欲しいものです!
hai_ba_yo___さん、今回は貴重な体験レポ、ご提供くださりありがとうございました。自分もうっかりすることあるかもなので、学ばせていただきました(-人-)




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