ベトナムは至る所、というか飲食店は特に、Wi-Fiが繋がることが多いです。が、繋ぐためにはパスワードが必要。そのパスワードにまつわるあれこれなど。
はじめに
ベトナム、といっても私が行ったことがあるのは、割に都市部ばかりなので、すっごい田舎はわからない部分があるのですが…
一般的に、そういうところに行くのはベトナムに慣れていらっしゃったりお仕事辛味の方が多いのではないか、と想定します。
というわけで、この記事は都市部に行くことが多いであろう旅行者さんはベトナム初心者さんに向けてのもの、という前提で書きますね。
飲食店でのWi-Fiのパスワードのゲットの仕方
レシートを確認
最近のカフェとかではレシートにWi-FiのIDとパスワードが明記されてることが多いです。
住所とかなんだかんだ、他にもいろんな情報を示す数じゃら文字が並んでるし、ちょっと探しにくいこともありますが、
Wi-Fi
PASS
の文字は簡単なので、探し当てることは難しくないかと。
でも書かれていないこともあります。
お店に掲示されてるケース
レシートに見当たらない時は、次のところに視線を走らせてみましょう。
・壁
・卓上メニューなどの印刷物
・机に貼られたステッカー
などによく掲示されています。
店員さんに聞く
まあ最初から聞けばすぐにわかるって話もありますが、海外で使い慣れない英語で聞いたり、聞けても返ってくる返答を聞き取りにくいってこと、ありますよね。
ぶっちゃけ私、今でも口頭で言われたら聞き取れないことある(お互い英語が第二外国語なのでね)。音を聞き取れたところで綴りがわからないことも多かろうし…
例えば、Thankyou とか店名だったりするとわかりやすいんですけどね。そういう時は、
英語だったら、
Can I have wi-fi pass word?
とかってシンプルな聞き方してもいいですし、スマホやPCを差し出しながら
Wi-Fi?
と、「教えてもらえませんか?」の気持ちでお伝えすれば、大抵ぺぺペッとお店の人が入力してくれます。
単語だけでものをお願いするのはお行儀良いとは言えないかもしれませんが、横柄な心持ちや態度じゃなかったら、頼まれた方も不快には思わないはず。
そしてその質問は、彼らにしてみるとド定番中のド定番質問。別にいちいち「なんだこの客」とか思ってないと思いますし、私はそれで嫌な顔されたことはないです。
パスワードあるある
知っていると認識しやすい
ところでパスワードにはいくつかのパターンがあります。
このパターンを心得ておくと、聞き取りにくくても「あ、この単語のこと言ってる?」と想像しやすいかもしれません。
何事も、知っているかいないかで、言われていることへの認識のしやすさが変わります。知らないものはこの世にない、に近いですが…
そういうことがあるらしい、と知っていると、存在の可能性を認めてることになるし、それが目の前に現れた時に「これか!」と気づきやすいのです。
知識、大事(^・^)
店名+α
これ、よくあります。
お店の名前だけ、またはお店の名前に、お店ができた年の数字をつけたりとか、、何かしらゆかりのある数字や単語をくっつけたりとか。
まあ単語とかになると、その部分を聞き取れないと意味ないですが(笑)、店名だけ、ということも結構あります。
住所
お店の住所がそのままパスワードになってるケース、あります。
その際、ベトナム語の発音記号的なものは不要で、アルファベットのみで表記されます。
番地+通りの名前のこともあるし、通りの名前だけのことも。
単純連番
123456789
みたいな単純な数字の並びも少なくありません。
この場合、one two three…と全ての数字を伝えてくれることもありますが、
1 to 9
のように簡潔に伝えてくれることもあります。
でもこれ、音だけで聞くと、
129
に聞こえなくもないんですよね。
最初、すっかり129だと思い込んで(そんなに短い桁数なわけないけどな?)と不思議だったし当然それじゃ通らなくて首を傾げたことがありますがw
大抵の場合、8桁以上くらいのことが多いので、129に聞こえても、3桁ってこたあないだろう、というワンクッションを置いて、1 to 9だと思い至ってください。
同じ数字の羅列
8、は中華圏では縁起の良い数字。ベトナムでもそうなのかな。よく、
88888888
みたいなパスワードに遭遇します。
これを言い表すとしたら、
8 times 8 (8を8回)
のように言われることがあります。
もしくは、
eight eight
Tam Tam
などとも言われたり。
最初は何を言われてるのかわからなくて「はい??なんですて?」何度も聞き直したなあw
単純な単語
これが聞き取りやすいしわかりやすいかな。
例えば、
Thankyou
Xinchao
Ilovecoffee
などなど。
goodmorning
coffeelovesyou
welovesaigon
みたいなの。
これはありがたい。
聞き取りやすいし、打ち込みやすい。
ややこしいパスワードの時はどうするか
ベトナム語で書かれてたら、旅行者さんにはそれだけでややこしいですよね。英語とは違うアルファベットの並び。
住んでて見慣れてても、スペースなしで書かれると、結構(えーっと)ってなることもある。例えば通りの名前がパスワードの場合、
Nguyenthiminhkhai
と、本来は4ワードで記される(Nguyen Thi Minh Khai)ものなんだけど、パスワードにはスペース必要ないので、上記みたいな文字の羅列になる。ちょっとパッと見わかんない。
あ、これこの店がある通りの名前だ、と気づけば楽だけど、馴染みのない人がこの文字列追うの大変。そんな時は、
①カメラをかざす
かざすと対象範囲が(ちょっと見えにくいけど)黄色いコーナーで囲まれるので、該当のパスワード部分がそこに入るようにカメラを向けてくださいね。
そしたらシャッター押さなくていいです・
でも右下に⭕️で囲まれてるマークが出てくるのでそれを押してください。
そしたら、
②コピーしたい箇所を指でなぞる
パスワード部分をシュッと指先でなぞってください。
大体の範囲でいいです。そしたらいい具合に指定してくれるので。
③文字列をコピー
範囲を指定すると何をしたいかのメニューが出てくるのでコピーを選択。
④Wi-Fiパスワード入力画面にペースト
で、③でコピーしたものを、Wi-Fiのパスワード入力画面にペーストしたらOK。
これでどんなに複雑で長いパスワードでも、一文字一文字確認する必要はなく、間違いもなく入力できます。
ちなみにURLの場合
ちなみに印刷物に書かれているURLなんかも、一文字一文字手打ちしなくて大丈夫。
上記と同じ方法で、③の該当の箇所の指定までしたら、
メニューに「リンクを開く」というのが出てくるので、そこをタップすると開きますし、それが出てこなかった場合も、
今左下にその読み込んだURLが出てくるのでそれをタップすると、
該当ページが出てきます。
便利ねえ♪
「やかましいわ」なパスワード
さてこれは蛇足で全く役に立たない雑談でですが、パスワードを聞いた時に、「おい!」と、突っ込みたくなるようなもの、または定番のおふざけワードってのがありまして…
Nopassword
パスワード何?って聞いたら、
「パスワードないよー」
と返ってくるやつ。
たまにパスワードが不要のフリーWi-Fiがあるんですが、その際に Free Password と言わずに、No Password、と言われることが。
だから「あれ?これってフリーパスのやつだっけ?」と再度接続を試みるも、「パスワード入れろや」と画面に言われる。どういうことだ?と思っていると、
No Passwordのスペースを省いたもの=Nopassword がパスワードである、というケース。
やかましいわ、である。
Imsorryno
Can I have wi-fi password? と聞くと、
「ごめんなさい、だめよ」と言われて「はい????」となったことが何度か。
Im sorry no
というパスワード。
だからやかましいわっ。
Youareconnected
Wi-Fiのパス何ー?と聞くと、
「もう繋がってるやん」と。
いや、繋がってないから聞いてんねんけど。。。ってか、なんであなたあ私が繋がってることを知ってるの?え????どゆこと??
と焦ったら You are connected だったという(苦笑)
ええ加減にせぇよw
ってか、お店の人これ、何人の人にやってきてんのや。飽きるし手間やろw
他にもあった気がしますが、まあたまーにこんなふざけたものもあるってことで(苦笑)
何はともあれ
そんなこんなでWi-Fiのパスワードについてのあれこれ。
旅行者さんは、レンタルWi-Fiとかご準備されてるかもだし、eSIMとかも普通になってきてますから、別にお店のWi-Fiに繋がなくても良いかもですが…
使わせてもらえるもんなら使わせてもらって、利用データ量をセーブしておいた方が良いこともおありますからね。
ベトナムは、かなりローカルなお店でもフリーWi-Fiを使わせてもらえることもあります。
その昔、今みたいにeSIMなんてなかった頃は、調べ物はカフェでして、移動の車もカフェ内で呼び、また次のカフェで必要なことをする、みたいな強者の話も聞いたことが。
ぶっちゃけ、準備していたWi-Fiに何か不都合があっても、街中に溢れるWi-Fiを活用すれば、なんとかなるっちゃなんとかなるくらいには、Wi-Fi環境が豊富です。
積極的に活用させてもらいましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
たまにこんなこともある
と、ここまで書いてリリースした後のこと。
ダナンのとある、どローカルのカフェにて、ほんと時間つぶし、(場所、お借りしますね?)くらいのつもりで入ったカフェにて…
英語もおぼつかない感じのスタッフさん。
しかもちょっと忙しそう。
パスワード聞くのもお手間取らせるなーと思って、そんなに長い時間じゃないし、テザリングで乗り切ろう、と思いつつ、PC開いたらすっ飛んできてくれて、
「Wi-Fi!○○○○○」
と、単語を並べるだけだったけど、この人必要やろな、というのを察して教えにきてくれるなど🥺
これを、当然と思っちゃいけない。
でもこんなことも、ちょいちょいおよくあるベトナム・ライフ。
こっちからお願いしなくても、そんなふうにしてくれるくらいの人がいるくらいなので、お願いしたら、快く教えてくれる人が多いはずです。実際、お尋ねして面倒くさそうにされたこと、私は一度もないので。。。
遠慮なく聞いて、快適にカフェタイムを過ごしてくださいね。
そのほうが、お店の方もきっと喜ばれるんじゃないかな?などと勝手なことを思っています😊
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