ホーチミンはどこにどんな名品があるかわからない、宝物探しが楽しい街!今回はねー、サワードゥ!美味しかったの!見つけたの、褒めてー!(笑)
場所は Phu Nhuan の路地の中
Phu Nhuan。私も以前住んでたのですが、空港方面に近いエリアにある街です。
もとより、サイゴンでは古くからお住まいの方が多いエリアで、その名も「富潤」と書くらしく、根っからの裕福そうが大井町でもあると聞きます。
まあ、Phu Nhuanも広いので、いろんなエリアがありますが、確かに突如、大豪邸が立ち並ぶエリアがあったり、そこに並ぶ車はとんでもない高級外車だったり、というエリア、ありましたなあ。
そして路地が、楽しい。めちゃくちゃ入り組んでるのですが、その細い路地の中に、けっけ王な名店気あったり、その細奥小さな道路には不似合いなほどの大型店舗があったり。
今回のお店も大通りからはこういうところを潜り、
細い道を進んでいくと、あるわけです。
おおっ。
実直店舗
正面に来たらちゃんとパン屋さんとわかるのですが、大通りから路地に入って進んでる時にはある程度探さないとどこにあるかわからないくらい地味な感じ。
しかし工房も同時にここにあり、おそらくはデリバリーメインの営業だろうと思われる。
商品陳列、というよりは、焼き上げたパンを適宜粗熱を取って置いてる、って感じ。
うお。
クープの開き、そのエッジの角度、何より香り!!
うおおおおっ、これは美味しそうな予感!
店の反対側の壁には…粉???
あとパン作りに必要そうな材料など。
おっほー。これはパン作りされる方とかにはちょっと興味持てる食材かも。
食べてみて(これは?)と思ったのでメッセージで確認してみたら、なんでもドイツやイタリアから取り寄せた粉を、物によって使い分けてるご様子。
や、輸入物を使ってれば美味しい、というわけではないのは心得ている。
日本の小麦粉を持ち込んだからといって、誰も彼もが簡単に美味しいうどんを打てるわけじゃない。欧州からの粉を持ち込むだけじゃ美味しいパンは作れない。
しかしそれを活かせていないとすると、そんなコストをかけて店が続くわけないのです。一定の支持を得ているからみせ続いている。
となると、輸入物の粉を使っている、と聞いて直感的に(美味しいのでは?)と思うことがあってもおかしくないし、実際食べて美味しかったから粉のことを言いたので、このパン屋においては、ちゃんと、
「道理が通っている」
という気がする。
実食!
買い過ぎた。。。
店がちょっと家から遠かったこともあって、ついうっかりか過ぎてしまった。
バゲットとクランベリーと雑穀が入ったもの、チーズが入ったもの、そして小さいカットのフォカッチャ。
写真中央下の小さなカップはお店がつけてくれた「ソース」。バターとか甘いスプレッド系じゃないんだw
開封してみるとこんな感じ。
ってか、感触!!!
思ったより重く、外側はとても香ばしくカリッとしてるが、中はかなりフンニュリしてる。
これ、とてつもなく加水率が高いやつじゃないか…???
うおおおおお、気持ちが早る!!
バゲット
2コ1だったのかな。2つ入って69kでした。
すっご。
綺麗なクープ。
発酵なり生地の状態が良くないと、この切り目って綺麗に開かなかったり開き過ぎてダレたりするのですよ。それが、
大変美しい。
サワードゥ系の生地なので、一般的なバゲットのようなランダムな空洞のある記事ではない様子。
それはまあ外側の様子からもわかるのですが、シンプルで、じっくり噛んでいくと、奥1.5割のところに優しい酸味がある感じ。美味しいなおい。
一般的なバゲットを期待するとちょっと様子は違うかもですが、いいっ。またこの価格だしな。
サワードゥ・チーズ入り
これはね、159kします。でも680gある。ずっしり。
ずっしり、なんだけど、ドイツパンのようなハードな重さじゃなくて、手で持つと、周りはもちろんカリッとしっかりしてるんだけど、中が柔らかそうなのがわかる。
おおっ、チーズも焼き込んでるんだな。
周りには雑穀がいっぱい。
で、切ってみたのですが、うわ、これやっば!!!
表面、もっとゴリっゴリでもいいんですが、香ばしいけど硬いのは薄い範囲だけで、中の水分、すっごーい!
何がすごいかというと、この仕上がりにするにはめちゃくちゃ高い加水率であることが必要なんですよ。そしてここまでの水分含有量に仕上げるための生地って、めちゃくちゃ扱いにくい😅
その過程を想像すると、「すげー!!」とならざるを得ないのです。
外側の乾いた感じとは対照的に、しーっとりとしてて、それはしっとり、ってかもう、「水分含んでます!」と主張しまくる感じのテクスチャー。ちょっとビビる。これ、パンよな?と一瞬躊躇する。
いうても、ドイツパンほど酸っぱーい!!という感じではないが、グミリグミリと噛み締めていくと、じんわり酸っぱい。
そこに雑穀の味わいがコクを与え、チーズが良い具合の塩気を与える。
そのまま食べても美味しいけど、この手の水分含有量がずしりとあるやつは、表面を軽くトーストすると、ガリ!!っとなって美味しいっすな!
ドライフルーツ入り
こちらはドライフルーツ流入り。
表面はガッキガッキに見えますが、こちらも…?
お…ぅわ。。。。
柔らかっ。しっとりっ。
そしてドライフルーツ、これレーズンかな。それにナッツも入ってる。え、美味しい。これはバターが合うなあ。
もちろんこちらも軽くトーストすると吉。
がっつり焼きすぎると水分が抜け過ぎてすぐにラスクみたいになっちゃうから、表面を少し乾かす、くらいの感覚がいいかも。うおおおお。これ、好きいいいい。
フォカッチャ
これは小さくカットされてて、二つのカンパーニュ的な形のものよりもさらに水分があってしっとり。
特に焼成時にオリーブオイルをしっかり使っているらしく、プラ袋でパッキングすることにより、その油脂分がちょっと表面に染みてて、湿ってるというのもあるかも。
ただそれが嫌な感じにはなっていないので、そのまま食べるのも良き。でもやっぱり私はこれも少し炙ったほうが好きだったかな。
黒い丸いのはオリーブの輪切り。
こちらもバゲットと同じで、よくあるフォカッチャほどのランダムな気泡尾はないのですが、しっとり微かな酸味が伴い、うまいっす。
あのソースはなんやったん?
そしてお店がつけてくれた謎のソース。
3つもつけてくれたんかいw
これ、今回たくさん買ったからつけてくれたのか、大きなカンパーニュ系のパンだったらついてくるのか不明です。ごめんなさい。
でも大物3アイテムだったから、それぞれについてくるのかなあ?
軽くトーストしたフォカッチャをつけてみたら…
ベトナム名物(いや他国でもそうだから)甘いマヨネーズベースに胡椒や、他の調味料がちょっと加わってるって感じだったかな。
食べ慣れない人には「何この甘いマヨネーズ?!」となるかもですが、他の調味料と調整を取ってくれてることと慣れてることからか割に平気でした。というか、
そこにトリュフオイル垂らしたら、かなり美味しい😁
あと、もし揚げ物なんかが食卓にあったらそれをつけて食べてもいいかと。
チーズがあったらそれとのコンビネーションでパンと合わせるといいかな?
このソースには好き嫌いがあると思いますが、甘いものや、せいぜいバター、またはマーガリン系のものが多い中、しかもコンプリーメントでこれをつけるというアイデアは素敵だなと。
温め方!
で、こちらのパン、一口でガツーン!とくるような旨味のパンじゃないのですが、気軽いたら、「あとひと切れ、あとひと切れ。。。!」と、結構もぐもぐ食べちゃったw
ですが流石に量が多いので、少し人にお裾分けして、あとは冷凍に。
で、パンの一つにはこのような紙が。
焼き戻すときは、
パン好きの方ならごく普通にやってることかと思いますが、念のためのリマインドなんでしょうね。
オーブントースターなら、
②そこからパンをカットするなり冷凍庫から取り出すなどして表面にお水をスプレーしゅっしゅ。スプレーがなかったら指先につけた水をパッパッと弾いて散らしたり、濡れた指先で軽くさっと撫でるようにして湿らせても大丈夫。
③そこまでの作業が終わるとそれなりにトースターが温まってるので、投入して3分くらいのメモリにセットし直して、焼く。
デリバリーは?
で、ZALOで注文できるようです。
Grab Foodにもある、みたいに言われたけど、検索引っ掛からなかったんだよねー(´Д` )
ともかく、ZALOなら通じる。
サワードゥの利点
まあ量や体調にもよるので絶対的なものじゃないかもだけど、ここのパン、なんかこうお腹にドカっとくる感じが少ない気がする。
サワードゥを謳ってても、あまりその魅力が伝わってこないパンが多いけど、ここのはガチだと思うわ。味よりも食べた後の体の感覚でわかると思います。
これはまぢ、自分いいとこ見つけたっ。ちぇりさんお手柄っ(๑•̀‧̫•́๑)
よかったらお試しあれなのです(^・^)
サワードゥは体にいいと言われるけど、そもそも色々な違いがあって、体に嬉しいことがあるのでよろしかったらご覧あれなのです(^・^)
メニュー置いとく!引き続き常備してます⬅︎NEW!
やー、このパンすっかり癖になっちゃいました。
なんというか、いろんなシチュエーションで注意して自分の体の反応見てるんですが、やっぱり体が楽。
味わいもね、美味しい。
前回カンパーニュ系から食べ始めてあまりに好きすぎたので(しまった、バゲット余計だったかな)と思ったのですが、食べ始めると、バゲットが自分の中で最高峰。
厚めにカットしてジップロックに入れて冷凍してるんですが、ちょっと料理に添えたり、トーストしてスナックがわりに食べてみたり。
ライ麦パンは鉄板で好き。
本来のサワードウですし。
※詳しくはこちら
https://cheritheglutton.com/somthing-about-sourdough/
シンプルにそのまま食べてもよければお料理と食べても双方の味が深まって美味しいんですが、ジャムなどをのせてスイーツとして楽しんでも吉。
写真は冷凍イチゴに蜂蜜かけてレンチンしたもの。
至福。らいの風味とフルーツ、私好きなんですよ。チーズとかも好きだけど。
そして今回ヒットだったのは、Ciabatta.
表面は香ばしく焼かれてるんだけど、ライ麦のパンっちがってこちらはかなり気泡がしっかり入ってるので、軽い!
パン切りナイフでも(まひっ)と潰れるくらいに気泡が多くて軽い。
このランダムな感じもいいですねー。この手のパンの気泡は整然としているよりも、こういうランダムな方が美味しいものが多いように感じます。
そのまま食べても美味しいんですが、これは軽くトーストするのが正解。もう別物のようにおいしさレベルが上がります。
他のパン同様、加水率めちゃくちゃ高いです。なのでトースターにかけると表面ガリッガリになって美味しいです。
なんというか、この店を知ってから、パンが必要な時に食べる、のではなく、とっておきの美味しいものを食べる感覚でパンを食べる。
またお腹の調子を整える、半ば健康食のような位置付けで常時、家の冷凍庫にキープしてます。パンがこんなポジションを取るなんて、我が家では初めてのことだ。
ZALOでの注文になりますが、メニュー、入手したので置いときますね。
日によってはないものもあるかも知れませんが、基本はこんな感じのようです。売り切れごめん。
自分としては初めてこの金額出しても満足できるというか、高いと感じないパンに出会えたと思ってます。サワードゥ系としてはですけど。
よろしかったら、ぜひ(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Tiem Banh Sourdough La Panino
136 Duy Tan, Phu Nhuan
Time: 08:30 – 17:00
Spent: 200,000vnd/preson(買うものによるし今回は買い過ぎですw)
ZALO:038 2226 136. (←デリバリーのご注文はこちらから詳しくはリンク記事をどうぞ!)
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