この読者の多くの皆さんはビンズンが身近でないだろうから、こんなネタ続けててもいいいのかなー、でもせめてとびきり美味しかったところだけでも…と絞り込んでるのに終わらないビンズンレポ。今日はアヒル!
ぐるぐる回るロースター
この短期間にゴリ攻めてるビンズンのリトル台湾。歩いているとこんな魅力的な看板(?!)が!
はいわかりやすいー。散髪屋さんのお店の前にあるグルグルよりも何のお店かわかりやすいー。
これ見て和食屋さんや、思う人はおらんでしょう。
ホーチミンでも珍しくはないローストダック屋さん。でもこのぐるぐるは魅力的やー!
売る商品そのものがアピール素材になる典型。ここ、一瞥もくれずに通り過ぎる人はいないのではないかっ(๑•̀‧̫•́๑)(あんたと一緒に位するんじゃないよ、皆さんに失礼なっ)
ってか、お店の構え自体も立派なんですよ。
こんな堂々としてはる。
周囲にも飲食店はひしめいてて、ともすると見落としがちなお店も多いのですが、さすがにここまで堂々とされると素通りするわけには参りません!
店内シンプル、メニューもシンプル!
店内は簡素そのもの。
チャイニーズの食堂によくあるパターン。でもベトナムのローカルともちょっと違うのは、エアコン入りなとこかしら。
この並びにある台湾・中国のローカル食のお店、結構エアコン完備してるところ多い。
メニューもシンプル。
左上のグループが、ご飯焼いたなんかの肉とご飯、という取り合わせ。え、上から2つと4つ目、全部同じじゃね?と思い、念のためにグーグル先生に聞いてみたら、
1 Roast Goose
2 Roast Duck
3 Roast Duck モモ肉
4 Roast Chicken
5 Char Sieu
6 Pork Rib
と出てきた。まぢか。なんかぱっと見似たような感じに見えたけど違った。。。
しかし、Goose。ガチョウのローストがあるとは抜かった!なるほどちょっとお高いわけだ。でも次回はこれを食べに行かねば!
右肩のグループは、2種類の肉の組み合わせ。
1 Roast Goose + Char Sieu
2 Roast Goose + Pork Rib
3 Roast Duck + Char Sieu
4 Roast Duck + Pork Rib
5 Char Sieu + Pork Rib
6 3 kinds
下のブロックは単品ですな。
丸ごとガチョウ
丸ごとダック
丸ごとチキン
チャーシュー
ポークリプ
安い。。。
ローストチキン、北京ダックとはまた違いますが、それにしたって1羽丸ごと220k。。。。ホーチミンだと最近300kでも安いなって思うかな。400k弱がよく見かけるラインになってきてる気がします。
ちなみに、お茶とソースはセルフでね!となんとなく字面でわかる漢字のわかる民ですね、ワタクシ達。(まあちょっと難しくなるとお手上げなんだけど)
ともあれ今回はダック攻め。
普通のダックと、モモ肉ダックをお願いしました!
嬉しいソースのセルフ混ぜ混ぜ!
私は食事の時にお茶が欲しい人なので、まずはお茶お茶…と探していたら…?
おお、わかりやすい(笑)
レジャー用の給水機にお茶が入っているらしい。コップは使い捨てのものがそばにある。よしよしあれだな?と、取りに行くと…?
おおおおお!!タレが!薬味が!!老干媽もあるじゃないか!なにこれ取り放題ってこと?好きなように組み合わせていいってこと?!まるで火鍋の薬味ビュッフェじゃないか!ぬおーー!!!
料理のお皿をそばまで持ってってご飯などに直接かけてる人もいましたが、小椀があるので、それに取って席に持ち帰るのもあり。
ダックやチキンから取られたと思うグレーヴィーや油を元にした甘辛ダレに、ネギ、にんにく、チリ、老干媽。
もしかしたらツウはタレ+一品だけくらいでシャッと決めはるんかもしれませんが、ついつい欲張る貧乏性。でもこれ、絶対うまいやつやねん(調合で大体の味が見当つく人)
え、なにこのシステム。
この手の鶏飯屋さん、そこそこ活用してるけど、自分の経験値内ではこんなサービスしてるところなかったわ。
せやから、チキンライス食べながらも(あーもうちょっとタレ欲しいなー)とか(このタレもうちょっと辛味があったらなー)とか思いながら食べること、多いんですよ。でもここなら!ぬおー!!
アヒル食べるー!
というわけで、お料理。
なるほど、胸の部分と足の部分、明確に違いますなっ。
でもアヒルの場合は、胸肉も厚くてシットリしてて美味しいんよなー。まあ調理法の問題もあるので、鶏肉の胸肉も、ベトナムで食べる分には美味しいことが多いのだけど。
そして先ほどのタレを、まずはご飯に。ひゃっはー!!これはもう肉がなくてもご飯をバクバク食べられるレベル!
ってかベースにしてる、鴨や鶏のグレーヴィーをベースにしたタレが!うまい!!甘辛の!!すごくコクのある!!さほどオイリーでもないのに味の厚みが!!
こっ、このタレ、売ってくれないかなあ…?(笑)
しかしモモは圧巻だ。
お判り、いただけるだろうか。皮の部分がツヤツヤにパリッとしていて、その下の脂は程よく落ちてる。ダックやガチョウは、鶏と違ってそこの部分の油の加減がかなり重要。
ただ脂を残しておけばいいというものでも、落としてしまえばよいというものでもない。「程よい」加減は人それぞれだけど…
ローストダックは焼き料理だけど、その実、その脂を、肉の水分逃さぬためのガードと捉えて、「蒸し器」的な役割に据えて調理しているところの肉の味は全く違う。
経験のない素人にはなかなか加減を知れるものではないので、こういう料理は専門店で食うに限るっ。そしてこの店は、その食うにい値する美味しさがあらゆるところに凝縮してるようにお見受けしますよ!
さて話をタレに戻しますと。
お肉に直接かけるという手はありますが、お肉「を」タレにちょんちょんつけて食べて見る手も。この辺はお好みで。
なんならドップリ。
それもお好みで( ・`ω・´)b
うおおおおお、ごめん。もうこれ以上の写真はない。理由は、あまりにも夢中になって皿まで食わんばかりの勢いでガッついてしまったから!おいっしー!!
ちなみにあまりに美味しすぎて、ついてた具沢山スープの存在をうっかりわすれ、最後に慌ててゴブゴブ飲む羽目になりました(ゴブゴブって…)
このスープのお出汁もローストしたチキンやダックの切り落とし部分から取ったものなのかな。塩気は薄く、お出汁だけで勝負してる感じ。滋味のある、美味しいスープでした(*´ω`)
過去のダック料理の中でもピカイチ
次々に美味しい料理に出会うので、私なんども「過去に食べた中で一番美味しい!」みたいな言い回しをして、検索で過去記事にたどり着いた方にを混乱させてるんじゃないかと思うんですが…
ここのダック、すごいわ。
これまでで一番好きなダック料理を出すところは、市内の5つ星ホテルのどこでもなく、
モール内に入ってる、このヤムチャのためだけに7区まで足伸ばす価値がある、と思ってる上記のお店だったんですが…
価格と、薬味ビュッフェの美味しさと充実度を考えたら、こちらのお店の圧勝かもしれない。うまいっす。とてもとっても旨いっす。
近隣の他の台湾小吃のように、6時とかそんな早朝からはやってません。8時すぎくらいには開いてたかな。
でもこの時は昼食にいただきました。ちょーどいい量。お肉も旨味も満足感があるけど全体がシンプル。ゴテつかないけど満足度高い。このランチなら、夕食の胃袋にも差し支えない。直後にデザートを食べに行くことも可能でしょう。
なんてことだ。
リトル台湾、おそるべし。
次回は絶対、ガチョウ食べる( ・`ω・´)b
久々の!⬅︎NEW!
前回の記事の最後に「絶対ガチョウ食べる!」と書いてたけど、うん、忘れてた(・∀・)
今回は、三宝飯ってメニューにしてみましたよっ。
初めてお友達を2人連れて(^・^)
相変わらずのぐーるぐる。
これは良い目印になりますね。
ちょっとお昼には早い時間だったのだけど、結構お客さんが続々と。
で、今回は三宝飯ってのにしてみました。80k。3種類のお肉が乗ってるってことですね。
も、もう米が見えないではないか。。。(笑)
鴨と豚と…もう一つ、鶏かと思ったけど豚のようにも感じる部位。。。どこや。
でもなんでもええわ、美味しい。
友達二人も美味しい美味しいと言ってくれて、ちぇりさんご満悦。
よくビンズンにいかれる方の間ではポピュラーのお店かもしれんけど、滅多にいかない、でもなんかサクッとこう言うローカル飯食べたい、って時にはほんと、おすすめ。
タレを自分で調合するこのシステムも健在。
みてたら、焼き上がったダックの腹にサクッと包丁を入れて、中に溜まった肉汁を、ダダダー!!っとボウル?バケツ?みたいなのに貯めてました。
あれに詰めて調味してこのタレ、使ってんのやな。下手したらこのタレだけで、丼飯が行ける勢い、さらに好きな薬味を足したらば、たまらん美味しい丼になるよ。
この店、ホーチミンにもほんと、欲しいわ。。。
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Nam Nho Berbecue 伍記焼腊
18D. D1, An Phu, Thuan An, Binh Duong
Time : 10:00 – 22:00
Spent: 80,000vnd/person
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