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【台湾・台中】鴨の薬膳麺が素晴らしいんですよ! ~ 鴨香宝極品当帰鴨(ヤーシャンバオジーピンダングイヤー)

@台湾

さて台中の今度は鴨麺。正直、結構通好みだと思います、わかりやすい味じゃないし、万人にはおすすめしません。しかし薬膳滋味好みの方には超オススメ!!

台湾でちょいちょい見かける鴨麺のお店

先にご案内した

こちらの釜飯、様子見も兼ねて1つしか頼まなかったので、まだまだ胃袋に余裕がある。ってことで、連食( ・`ω・´)b 歩いてすぐのところにこんな看板を見つけましてね。

鴨です。鴨。ダック。美味しいやつ(雑)。
事前にネットで見ていたお店でもあって、ここの鴨麺が実に様相が美しかった。

麺線(そうめんみたいな麺)でいただけば軽めだし、旦那さんも乗ってくれたので、釜飯食べた数分後にこちらに入店。

面に屋台があって、それが調理スペース。すっとぼけた感のある鴨の絵がいい味出してる。

ってか。。。我が家の旦那さんは非常に自制心のある人で、ワタクシのように本能の赴くままにものを食べるタイプではなく、程よいところで「もうやめとこうかな」と言える理性的な人だったのですが…

最近は連食にも付き合ってもらえるようになって大変嬉しい!(悪影響)
思えば、家では特に飲まなかった彼が、量少なとはいえ毎晩ビールを飲むようになったのも、自分が飲んでいたからじゃないかと言う気がしてる。。。

悪習慣をつけてしまったお詫びは、美味しいもので返しますから!!(逆効果スパイラル)

で、こちら大変こじんまり。本当にサクッと食べてく食堂といった感じ。

お店で使ってる食材の効用効能・質などが認められておりますなぁ。私は漢方に疎いので、どの食材にどんな性があるかなどは存じないのですが、こう言うのが本当に身近にあって医食同源という言葉が実践されているのが中華圏の食事の興味深いところでもあります。

まぁ「え、それ朝から食ってほんまにええんか?」みたいなのもあるので、盲信することは危険ですがw、文化として非常に興味深い。

 

シンプルなオーダー用紙

こちらのお店も、すでにメニューが書かれた用紙があって、それに数を記入して行く方式。

基本的に素材+調理法的な組み立てのことが多いので、慣れてくるとだんだんわかってきますよね。ってか。

うん、やっぱりこの無気力な感じの鴨、好きだ(・∀・)

 

ささっと食べられる鴨飯・鴨麺、鴨づくし

とか言いつつ、思ってたのと違うオーダーをしてしまったちぇりさん、鴨のおこわみたいなのを頼んだつもりが、鴨飯。。。

やっ、でもこれ美味しそう!!
鴨を甘辛く煮たのと、味の染みた煮卵、普段はその匂いがあまり好きではないメンマもとても美味しくて、青菜の漬物的なものも、’口の中を都度、シャッキリとさせてくれるのが大変良い。

鴨なんて日本じゃ滅多に食べないのだけど、なんか知ってる味。なんかホッとする。これが台湾のご飯のいいところ。あまりギトギトしすぎてないのもいいし(してないとは言いませんが)。

これで200円くらい。よくないですか?ノリ弁の価格でこれが食べられる。
で、こちらが私の本命の、鴨麺。75TWD。250円くらい?

渋いルックスだな。たっぷりのお出汁で麺が見えない。

引き上げると、こんな感じ。鴨麺と言いつつ、鴨のお肉がたっぷりと乗ってはいるものの、お出汁の部分はご覧の通り油気がなく、薬膳の様相です。

しかしマレーシアの肉骨茶よりかはもっと穏やか。控えめに控えめに香る、どちらかというとよく炊いたほうじ茶のような雰囲気ですが、滋味が、ある。

塩気はかなり薄めな感じで、滋力で食わせる感じのお味。私だったらこれ、ついつい仕上げにお醤油入れてしまうなぁ。

寸止め的にね、塩気を切ってるところがすごく粋なんです。それにそうすることで、この鴨肉をギュギュっと噛んだ時に滲み出る旨味が、たまらぬ対比を作ってくれます。

楚々とした麺線は、そのほのかな薬膳に実にしなやかに沿っていて、これ、二日酔いの時とかに食べたら最高だな。酒の〆でも良い。あと、朝一番の食事にもとてもお腹に優しそう。

ただ最初に言ったように、万人ウケする味ではないと思います。これはこんな味ですバン!!みたいなのがなく、そそそっとサラリとそこにある感じ。なのでインパクトはそんなに強くないのですが、私的には、この塩の当たり方の(かなり控えめという点での)思い切りの良さが非常に粋。

例えばちょーっと旅行中にお腹が疲れてるかなーなんて時には、おかゆと並んでこんな麺もいいかもですね(いや、食べずに胃を休ませるという手もあるぞ?)。

麺は、油麺、がおそらくスープなしの和え麺だと思われます、それとこの麺線、そして冬粉から選べるようです。冬粉、これは今回食べてませんが、芋デンプンから作る麺だったと思うので、おそらくは春雨のような仕上がりになる麺だと思います。

ちなみに鴨飯の方は髪のパッケージに詰めてお持ち帰りする人も多く、なるほど、お弁当にするのにいい感じ。麺も多分お持ち帰りできると思われ。

小麦の麺は重たく感じる今日この頃でしたが、これくらいに楚々としてるのは軽くていいなぁ。薬膳麵、好きだわー(*´ω`)

 

 

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お店情報

鴨香宝極品当帰鴨
407台中市西屯區西屯路二段95之21號
Time: 11:00 – 21:30
Spent : 70TWD/person

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