ソンべ焼きに収穫期が訪れたようです。なんだよそれはと云う話ですが、まあご覧になって。
本物のソンべ焼きは希少価値となっています
ソンべ焼き。ベトナムの焼き物の中でも有名ですよね。これを求めてご旅行で来られていた方も数知れず。
ただいまは、国の方針に則り、薪窯を使えなくなってしまったため、伝統的な焼き方はできなくなってきているのが実情。つまり…
本来のソンべ焼きは、現在存在するもののみ。
新しい窯で「ソンべ焼きらしきもの」と云うのはたくさん出てきており、またその新しい製法ならではの新しいデザインも生まれ、それはそれで素敵なのですが…
独特の素朴な風合いのものは、やはり本来のオリジナルのもののほうに備わっている感じがしますよね。
で、そんなソンべ。
大きさや柄にもよりますが、日本に輸入したものだと1万円以上するものもザラで、すっかり高級品なのですが、元々は日常の生活の中で使われるために生まれた焼き物。元来はお手頃価格なんですよね。
そこに希少価値がついているから高い。
はずなのですが…
ZUZUさんって、本当にお手頃価格で出されてますよね(苦笑)
というのも、例えば家の倉庫に眠っていたものをローカルの方が手放す際に、引き取って売られていると云うのもその理由の一つだそうですが…
「あまりにお高くて飾り物になってしまったり、使うのをためらわれたりされるのも、本来使ってもらうための食器だから、出番があった方がいいのかなあ、と思って」
などと言う。
もちろん、飾り物としても魅力的な焼き物ですので、飾るのが良くないという意味ではおっしゃっていない。
ただ、小皿だったり、ある程度使い勝手の良いものは、出番を待っているんじゃないかと位、本来のお皿の立場になて考えるあたりが、彼女らしい。
で、先日久しぶりにお店に行ったら、ラインナップが随分豊富!
ソンべの収穫期!?
どしたの?と聞いたら、
「あー、いまソンべの収穫期なんですー♪」
って(笑)
どういうことかと聞いたら、昨年の社会隔離の後もそうだったらしいのですが、みなさん、お外に出ることが少なくなると、やはりお家の整理などされるようで、その際に「使っていない食器」「もう不要となった食器」を放出されたりするそうなのですね。
いまはもっと日常では使い勝手の良い、丈夫でモダンな食器も増えているので、敢えて、ソンべのように脆い食器を使う場面は減ってるのかな?
といわけで、今回の社会隔離後にも随分と放出されたらしく、結果、「ソンべの収穫期」的にたくさん棚に並んでいる、と(笑)
それにしても…楕円の、オーバルっていうんですか?そういうタイプのものは確かに珍しかったし、さらに珍しい、葉っぱの形をした小皿なんかも初めて見ました。
ほんわりとした、優しく夢見心地なお花柄などが印象的なソンべですが、こんな幾何学的な模様のものもあるなんて、想像もしなかったなあ。そしてこれはこれで可愛い!
少し大きめサイズのお茶碗?小さめのどんぶり?くらいのサイズのこちらも、ちょっと見かけないような色使い。かわいい(※^^※)
かわいらしいなあ♪
というわけで…?
買っちゃったw
食器などには大変無頓着で雑なワタクシですが、あまりに可愛く買ってしまった。
まだお料理をする機会がなくて使ってないけど、この小皿はお醤油入れとか薬味入れに使うとして…
このお茶碗には何入れよ。
炊き込みご飯とかもいいかなあ。おかゆさん?それとも、お出汁茶漬けをササッと食べるときに使おうか。
料理を作ってどのお皿を使って、どんなふうに盛り付けよう?と考えるのも楽しいけれども、こうして、器からどんな料理を作ろうかな?と考えるのも楽しいですねえ♪
本当のソンべは、一期一会。目にした時がチャンスです。
悩んでまた買いにこよう、なんて思っていても無くなってたらそこまでですし、そもそも柄だって人の手で描かれてるものですから、一枚一枚風合いが違う。つまり2度と出会えないことも多い。
もしもふと気を引かれたら、どうか対話して見てください。そしてどうしても連れて帰りたい、または器が連れて帰って欲しいと言ってるようなら、それも「機会」。
実際に手にとって、そうやって対話ができるというのは、日本ではなかなかできない贅沢ですし、貴重な機会。器好きさんは、ぜひ、まだ在庫があるうちにZUZUさんへ♪
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お店情報
ZUZU
48A Trang Ngoc Dien Q2
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