一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

話題のドラゴンフルーツの皮がマグロの刺身のようだというので試した&その傾向と対策(試験勉強かよ)

ちぇり飯レシピ!

こんなものがあるらしいよと旦那さんから

離れてる時間があっても、お互いなんか面白いネタがあったら唐突に送りあったりする我が家ですが…

「ちぇりさんこんなものが!」と、先日送られてきたのがこれ。

へええええっ、面白い!
と思ったら、ヴィーガンレシピとしては結構ポピュラーなんですってね。全く知らなかったわ。

というわけでやって見た。
幸い、ここ数日はデリバリーしてなくて、そろそろお野菜の補充しなきゃなーと思っていたので、お野菜+果物をおいてるお店で。

ベトナムのドラゴンフルーツは美味しいぞー

少なくとも、10数年前の日本、私が結婚して住み始めた街の小さなスーパーで、ドラゴンフルーツを見かけることはできてました。小さなお店なのに「ベトナムから輸入してるんだー」と、その表宇治を見て驚いた記憶があります。

ただ…

美味しくはなかったw
うすらぼーんやりした水っぽい味で、不味くもないけど美味しくもない。ドラゴンフルーツって、そんなにキャッキャ言うようなフルーツじゃないな?とか思ってたんですが…

ベトナムに来て見たら、あらビックリ。もちろん個体差はあるのですが、甘いしアッサリしていて食べやすいし、すっかり大好きに。

そりゃ産地だと完熟するまで待てますものね。輸出するとなれば、どんなに温度管理なんかをしても、どうしても熟れのピークの手前で収穫する必要がある。よほど効果のある追熟メソッドがないと、そこから美味しくするのは難しいかも。

サボテン科のこの果物はビタミン各種が豊富で、食物繊維などもバッチリなので、日常的にちょいちょい食べたいフルーツなんですよね。実際、外食してもデザートによく出てくるし、とても日常的な果物のような気がします。

今回のお題の「皮」

よく熟れたドラゴンフルーツの皮はとても剥きやすく、頭とお尻の部分をカットして縦半分に割ると、ベロっと見から外すことができます。

でも、今回はこの皮が主役なので、剥いちゃう前に…

外側を先に薄く削いでおきます。
皮を剥いてから外側を削ろうとするとフニャフニャして剥きにくそうだったので。

今回の皮はちょっと薄めで4mmくらい。たっぷりのお湯で15秒・30秒・1分と試しましたが、30秒くらいがちょうどいい感じかな?と。

ただまあ好みもあるし、皮の厚みも個々でそれぞれ。味見して調整して見てくださいね。もしやるなら。

で、ゆであげたらすぐに冷水に放って、その食感をキープ。ただ1分ゆでてもそれなりだったので、そんなにすぐグダグダになるって感じでもなく。あまり神経質にはならなくて良いかも。

で、自ら引き上げると、とぅろーっと粘り気のある水が滴ります。
あれだ。これはアロエの粘りに通じるものがある。触った感じもぬーらぬら。これはこのままではとてもお刺身、って食感にはならないので、キッチンペーパーでよく水気を拭き取ります。

で、カットするとこんな感じ。なるほど、ぱっと見はお刺身のようだ。
しかし問題はお味ですよね???

そのまま&醤油で

と言うわけで、まずは何も着けずに食べたのですが、当然ながら魚の味などしません。その代わり、他に強い主張を持つ味もしない。甘くも苦くも酸っぱくもない。

多少、渋みを感じるかな?でもほんの少し。そして切ってすぐだと、サラサラのヌラヌラ。お皿に盛って20分ほど置いていると、ヌラヌラに濃度が出て、全体がねーっとりと。でも味がないので、食感と味わいのギャップがちょっと寂しい感じ。

この段階では、これを刺身というのはなーと思ったのですが、お気に入りの美味しいお醤油をつけて食べると、その食感と醤油の味の条件反射で、お刺身を食べているような「気」に(笑)

細く、でも数多くの繊維を感じるので、ただヌラヌラしているだけじゃなく、噛んだ時に小さく「じゃく」っとした歯切れ感もあります。

まるでマグロ!とは全くいう気になれませんが、精進料理として彩りとバリエーションを添えるには面白い一品。

そして本体の味に全くクセが(ってか味が)ないので…だったら味を入れればいいんじゃない?ってことで、出汁につけて見ました。

味入れをした後は…?

ヴィーガンレシピなので、左側はマッシュルーム出汁を。右は昆布出汁。ヌラヌラしてるから、味はいるかなーと思ったのですが、30分後。

取り出した後またキッチンペーパーでしっかり拭いて含んで見たら、とってもよく味がしみてました!

食感はネットリじゃくっとしたままですが、旨味が入ってる分、お醤油をつけて食べると、うん、さっきよりはそれっぽい!ただ味が染みるまで漬け込んでると色が流れ出ちゃいます。

それでも十分な色は皮にちゃんと残るんですが、栄養素も含まれてるだろうし、ただ流すのは勿体無いのでやり直し。

昆布出汁の方がお気に入りだったので、昆布だしにマグロに酸味があったなーと思い出し、あと、ビーツの色止めに酢を使うよなーというのも合わせて、ちょっぴりの酢を昆布出汁に落として漬け込み。

すると狙い通り色落ちが激減。全く落ちないわけじゃないけど、かなり色が止まってる&かすかな酸味がヌラっとした食感を気持ち、スッキリさせてくれるかも。

わざわざ好き好んで食べるほどではないかもしれないけど、悪くはない。話の種にはなるし、もしもヴィーガンなお客様をもてなす時なんかには知っておくと気が利いてる。

それにこれを刺身、とせずに、こういう食材だと認識したらいろんなものに使えそうではある。ちょっとトロトロしてるから、ネバネバ丼の具材の一つに、とか他の具材と合わせた細巻き、とか。

カルパッチョ的に酸味のあるドレッシングなんかも会うかもしれない。鮮やかだから、サラダに小さく散らしても綺麗。

気をつけたいこと

ただし、ゆでた後も、出汁に漬け込んだ後も、色素は表に出ます。皿には赤い色を残すし、他の食材への色移りも当然ある。

なので、お皿の色を暗めの色にして目立たないようにするとか、色移りした時に見苦しくならない組み合わせや盛り付けがいいかもしれませんね。

それにしても、ヴィーガン料理のクリエイティヴィティたるや。ホーチミンのベジタリアンレストランではいつも感心させられることが多いのですが、これもまたビックリ。

面白いこと教えてもらった(^・^)

 


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