一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ホーチミン】盲点すぎた!老舗、且つ良い店なのに行けてなかった接待にも使いたい中華! ~ Shang Palace

中華料理

老舗も老舗なお店なのに、なぜかワタクシ、これまで行ったことがなかった…こちら、めっちゃ使えると思います( ・`ω・´)b

名前のお間違えのないように

2023年3月21日

ええ、私が間違えかけただけなんですが、市内には、Shang Gardenというお店もあるようで、こちらのお店とは関係ないとのこと。こちらのお店は、

Shang Palace

レタントンの1本北にある、Ly Tu Trong通りの、Norfolkマンションに併設されてるレストラン。

Norfolkマンションっつったら、日本の方の間でもかなり昔から知られたマンションでレジデンスとしても老舗勢の一つと言って良いのでは。

で、こんな感じで

中華の写真店名もババーン!と出てるから存在は知ってたんですが、なんと行ったことがなかった…

ランチに飲茶ビュッフェをやってるらしく、聞けばそちらをご利用になってる方は結構いらっしゃるようなのですが、私の周りにはいなくて、盲点だった…。

たまたま、よく行くんですよーと言う方の話を聞いてたから今回の機運をいただいたのですが、ここがねー、さすがの老舗。長く続いてるだけのことはあって、よかったんですよ!

対応のスマートさ&大荷物があっても安心

まず今回は8名の予約だったし近くに行く用事があったのでお店に行って予約しました。その際の予約の受け方のスマートさや、メニューの相談への返答が的確だったことをお伝えします。

この段階の確かさは、大事な予約をするときとかに大切ですものね。

建物右端にこの階段があり、上がって行くのですが、今回は飛行機に乗る前の方がいて大きな荷物があったため、下にいつも待機されてるポーターさん的な方にお願いできないかと伝えたら…

「ノーフォークマンション正面のロビーから入っってもらって、チャイニーズレストランに行きたい旨、伝えてくれたらエレベーターにご案内しますのでお使いください♪」

っと。
助かるわー!

メニュー!

ヤムチャの話しか聞いてなかったのですが、グランドメニューのラインナップはかなり豪華版。

初手から豚の丸焼きの写真(・∀・;
でも標準価格ですね。ホテルの中華並み、くらいかな。

もちろんここより理やすいところはあるんですが、北京ダックとか豚の丸焼きとか、そもそも一人二人で食べるものじゃなく、大勢で食べるものであることを考えると大したことない。

まあたしかにここはちょっとお高めラインナップではあるけどね!(笑)

ツバメの巣のスープとかさ。
高級品。

だけどベトナムでは日本よりも身近で、食べる機会は多い。高いけど。高級食材でおもてなししたい時は、ここ、抑えとくといいかも。

他にもアワビとかナマコとかね。
日常づかいでは贅沢すぎるけど、おもてなしとしてはアリだと思うんですよ。

普通のスープもなかなか効果なのでお気をつけを。これ。おひとりさま分あたりの金額。わお。

海鮮系は素材を重量売りしてくれて、調理法は指定するスタイルですが、わからなかったら、お店の方にオススメしてもらったら間違い無いかと。ここのスタッフさん、的確なサジェストしてくれるから。

予算に関しては、きっちり話しましょうね。時価、と書かれてるものは事前に確認。聞かなかったからと言ってぼったくられることは少ないと思いますが、こちらの予想よりはるかに高いことはままあるので、確認、大事。

キロいくら、で伝えてくるので、実際の人数分に足る量、または魚とかだと1匹なら、とか、車庫なら人数分ならいくらか、という実質的な金額も聞きましょう。

お金の話をするのが野暮、とか言わず、聞きましょうね。
客前でそれをしたくないなら、予約時に確認。

ホーチミンのええとこの海鮮は決して安くありません。ローカルは安いけど、ええとこのお店では日本人の予想を軽く上回ることがあります。

私みたいなビビリは絶対確認します(笑)
潤沢に予算があって「好きなもん食べたらええねん!」という豪気な方は別ですが( ・`ω・´)b

この辺のお料理の単価、量が気になるところですが、人数と品数を見て、お店の方がよきに計らってくれました。これがまた絶妙で、足りることなく頼みすぎることなく。

最初から「この料理はたっぷりと!」みたいな希望がないなら、食べたい料理を羅列して品数見てから量を調整してもらう、と言うやり方がスマートかなと思います。

はい、この辺になるとちょっと安心感を覚えますね(笑)。馴染みのある料理。

お野菜系も充実です。

麺もかなり充実していて、これは色々試して見たいところ。
今回は1品しか食べられてないのですが、めっちゃ美味しかってん。。。他のも期待できるかなと。

ご飯ものも色々。
大変、胃袋がいくつあっても足りそうにない(笑)

もっと他にも色々ありましたが、ひとまずはお料理の方に行きましょうか。

テーブルは広々の円卓+個室

店内はこんな感じで、別に個室がいくつか。8〜10人用くらいのスペースだったかなあ。

テーブルにあるワインのコマーシャルは、わーおな価格のやつw
なかなかこの金額のワインって私はチョイスに入りませんが、こう言うのが掲げられてると、お客人が(お、ええ店連れてきてくれてるんやな)と認識してくれる可能性大。

こう言うのは頼め、と言ってるわけじゃないんですね。お接待用の店アイテムです(笑)

いやもちろん頼まれる方もおられるんでしょうが。
突き出しは、Ca Comの唐揚げ!良い!

器沿いだけど、ジャスミンティの茶柱立ってて、おいしい予感満載ですよ(๑•̀‧̫•́๑)

で、ワクワクしすぎて、北京ダックのホールの姿、撮り損ねとる…orz
一応見せに来てくれます。丸のまま。でもあまりパシャパシャ写真を撮るようなお客さんは少ないのか、「待ってー!」と言わないサクッと引かれます(笑)

で、もうお店の方がサササッと巻いて出してくれるので、食べるのは楽。
でさ。これがさ。

うんまいの。
オーダーごとに逐一焼くタイプじゃなくて、ある程度準備したものを出してくれるから所要時間も短いんだけど、だからと言って美味しくないわけじゃない。

そのようにして出すための調理がなされてるんですね。なので十分フレッシュに感じるし、パリッパリでダックの味わいもしっかりあるのに、脂っこくなく、美味しい…とても、美味しい…。見目にはシンプルかもですが、美味しい…。

で、こちら。
なんの写真かわからんやーん!って感じですが、ソフトシェルクラブのから揚げです。塩卵ソースがかかってました。黄色いダイスはパイナップル。

1ポーション何匹くらいなの?と聞いたら「人数分ちょうどいいように出すから任せなはれ、ミディアムサイズでいいと思うわ」と、おまかせモード。

こういうとき、(ちょっと多めにして金額取るんちゃうん?)とかいうせこい考えをしてしまうことがあった貧乏性なワタクシも、ベトナムの良心的なお店だとむしろ逆で、無駄のない調整をしてくれることが多い、と思ってます。

むしろ、余ってもいいからあれこれ食べたい!と際限なく頼もうとすると「もう、やめときなはれ!」と店の人から止められることの方が多い。

放っておけば店の儲けになるというのに、頼みすぎないようストップをかけるって、どういうこと?!と最初は戸惑ったものですが、ホーチミンでは割と普通です。

全てのお店が、とはいませんが、予約時に少しでも話して信頼がおける、と思ったお店では大抵大丈夫。

あ、↑の牛肉の胡椒ソース炒め、めーーーーっちゃ美味しかったです。柔らかいけど、テンダライザーの仕事ではなく、歯ごたえがありつつ柔らかい。そこにこっくり、ペッパーソース。え、うま。

麻婆豆腐は標準値。ですが、8人分、このでかいお皿にどどーんと盛ってくれるのは豪快。そして甘くないだけで私には及第点。

麻婆豆腐食べるときはご飯が欲しい旦那さん、一人だけ白飯を頼んだら、日本昔話盛りみたいになってたw

はい、ミニ麻婆丼。
可愛いねw

酢豚は気持ち甘めでしたが、餡が絡まってなお、カリッとした食感の残る衣が私好み!肉も美味しい!仕込みが丁寧だ。

野菜は湯葉乗せ青菜炒め。
シャキシャキ。旨味しっかりだけど、他の濃い味料理と合わせてホッとする優しい塩気。品があるなあ。

で、この巨大盛りな焼きそばは、北京ダックの余った身で作ってもらったやつ。これがさ!!!(机バンバン!!

極細の、ファサーッとした食感の麺なの!!
小麦粉、だと思うんだけど、軽い。細いから、というだけじゃなく、軽い。しっかり炒められてるから輪郭が主張し、麺同士がくっつかず、微かな縮れ具合から空気がふんわり入った盛り方。

しっかり炒まってるのに油っこくない、というか、なんなら油っ気が物足りないくらいに、ふぁっさふぁさ。うんまーい!し、軽いから食べやすい!まぢか!

そして追い炭水化物。
上の焼きそばまででまあまあお腹満ちてて、お店の人がストップかけたところでちょうどいいくらいではあったのですが、チャーハン追加(・∀・)

贅沢よー。チャーシューの角切りがメイン具材なんだけど、散ってるナッツは松の実ですわ。そして野菜の歯ごたえ、キノコの香り。

トリュフ風味、とは書いてあったけどそれはイタリアントリュフというより、おそらくはこのキノコ系の香りだったんだろうな。

こちらも麺と同様、軽い仕上がり。
というか、他の油物も優しい品のある感じなんよね。ワタクシ世代にも優しい中華。

ってか、腕は確かだな。。。
ずーっとこの料理長さんがやってはったのかはわかりませんが、いいっ。ここの中華。なんで今まで見逃しとってんな(´Д` )

デザートに嬉しい発見!

ほとんどの方はこのマンゴーサゴを頼まれましたん。言うなれば、マンゴースープ的なライトな一品。

ホーチミンの中華ではハズレが少ないデザートです。
ですがワタクシはこちら。亀苓膏。俗に亀ゼリーと言われるやつ。

日本語的なカタカナで示すと「キレイコウ」、中国語読みを無理やりカタカナに当てはめると「グイリンガオ」。

冷やして固めるのではなく、含むタンパク質を兼ねついて固める原理的には茶碗蒸しみたいな道理で固まる食べもの。

多くの場合、ホーチミンではハーバルゼリー、とされ、仙草ゼリーが出されることが多いです。亀苓膏とは似て非なる者。いや、亀苓膏にも仙草は使うんですが、味の傾向が違う。

違うんですが、それでもよし、として私はこの黒いゼリーを頼むことが多いです。それでもよし、とするところに亀苓膏には出会えない「諦め」が見て取れると思います。

がっ。

 

うおおおおおお!!
ここのはちゃんと亀苓膏やんけ!!うおおおおお!!!ホーチミンじゃめっちゃ貴重!そしてきっと誰もついて来てないーーーーー!!!(笑)

だよね、そんな美味しいもんじゃない。ってか、苦い。
甘いシロップをダクダクかけないと食べられたもんじゃないくらい苦い。しかし…

自分的には諸々思い出評点が加わっており、また解熱や便秘解消、喉をいたわるなどの効能からも体質的に合っており、機会があるなら必ず食べる一品なので、より本物に近いものに出会えると、カラダが喜ぶ。

ここは広東系の料理、とは聞いていたけど、それでも期待はしていなかった(亀苓膏は広東系の食べ物)。しかしここまでしっかり広東色を出してくれてるこの店、すごい。

呼び水

このお店のことを話してくれた方が「今度一緒に行きましょう」と言ってくれてったのに、先に今回の食事をすることになってしまい、失礼なことをしてしまったのだけど、その方からこの店のことを聞いてなかったら、きっとトライするのはまだ先のことになってたでしょう。

またこういう食事の機会すらもなかったかもしれない。
こうして、人が運んでくれてる縁というのは、知らないところでもたくさんあるんだろうなと思う。

10年、割に身近なところにあっても行こうという気にならなかったのに、話が出た途端にチャンスが来るとは、今がタイミングだったんだろうなーと思いますが…

個室もあり、料理の質的にもサービス的にも、接待レベルで申し分のないこちらのお店、見逃してたのはものすごい手落ち。

失礼しました。
そしてご縁を運んでくださった方、この日ご一緒してくださった方、ありがとうございます。

どうか、この記事が、どなたかのご縁になってくれることを切に願うのでありました(-人-)

今度は飲茶に行くんだー♪

ちなみに…⬅︎NEW!

2023年4月4日

飲茶にも行ってきました!
オーダーする際のっちょっとしたお得Tip、書いてます!


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Shang Palace
19-21 Ly Tu Trong Q1
Time: 10:30 – 14:00 / 17:00 – 21:30
Spent: 800,000vnd / person

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

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