観光地の真ん中にあるホテル。あまり期待はできないと思っていたし、そもそも近くに住んでいたら使うこともなかったのですが、ここ、安心して休めるホテルを探している旅行者さんにはすごくいいかもですよ!
前泊利用で Saigon 中心地へ
家がビンズンになり、空港からすっかり遠くなってしまったので、今回の帰国直前に私だけフライングしてホーチミン中心部にステイ。
4、5日あったので宿を3つほど変えたのですが、一番最初の宿が本当にひどかった😅
1人だったので安さ重視。だから多くは望んでいませんでした。
ですが、1から10まで「なんとしても客をくつろがせないぞ」という意思が強く見られる部屋で、安宿には結構耐性があると思ってた自分がメンタルボロボロに……。
設備が古いとか、ちょっと不具合があるとかいうのは過去の経験に多々あれど、こんなにも客を歓迎しない意思をバンバンぶつけてくる宿は初めてで、怒るというか最初は面食らってしまいました。「宿泊客の気持ちをこんなにエグってくる宿とかあるのね?」と感心すらしたほど。都合8,000円払ってこんなに嫌な気持ちにさせられるとは。
日系が絡んでいるという話だったので安心して行ったというのに、実に残念なお話。お金を払ってこんなに嫌な思いをさせられる宿にはもう居たくなかったので、翌朝、残りの1泊を捨てて別の宿に移ることにしました。
その移動先の宿が、こちらのホテルです。
旅行会社と入り口シェア?
ご覧の通り、奥の方に一応「Ruby Hotel」の看板は上がっています。
ですが、それ以上に旅行会社の看板がでかい!窓口に至っては旅行会社のものしかない状態。
「どこだ、どこだ???」と、前日泊まった宿から受けたダメージを引きずりつつウロウロしていたら、すぐに旅行会社の入り口に立っていたセキュリティの方が気づいてくれて、
「Ruby Hotel?」
と声をかけてくれました。

おそらくスーツケースをガラガラさせながらこの辺で立ち止まり、ホテルを探す人が多いのでしょう。手慣れた感じで、そしてとても朗らかに私からスーツケースを受け取り、中に入るよう促してくれました。
その様子がとてもハートウォーミングで……結局そのセキュリティの方は、2泊3日の滞在中、私が外から帰ってくるたびに「おかえり!」と笑顔で迎えてくれて、なんだかとても安心できる存在でした。
そうだよなぁ、ベトナムのホテルってこんな感じで、お客さんを温かく迎え入れてくれるところの方が多いよな。前の晩の出来事は何かの悪夢だったのだろうか?と思い返したり。

そして、ベトナム名物「関係ないお店を横切って目的の場所に行く」スタイル(笑)。
横切られる会社の方も慣れているとはいえ、やっぱり人が入ってくればお客さんかもしれないからこちらに目をやるので、この様子を予想していないとちょっとびっくりするかもしれません。結構大きな旅行会社さんで、20~30人くらい働いていらっしゃったかな?
こういうことに慣れているつもりだった私でも、ちょっとギョッとしました(笑)。

少し横切ると左側にドアがあり、そこに入っていくとエレベーターがありますが、これは関係なくて(笑)、右手方向に進んでいくとレセプションがありました。
到着したのは10時頃だったかな。
当然チェックインにはまだ早い時間だったので、荷物だけ預かってもらってすぐに外に出ようと思っていたのですが、
「待って待って、ちょっと確認するから」
と言って受付の方が何やら電話をし、こう言ってくれました。
「あと5分だけ待ってくださいます?そちらにおかけになってお待ちいただけますので。お部屋、ご用意できそうなので今ルームクリーニングを急いでもらってます!」
もちろん、これはタイミングによるものなので必ずしも毎回得られるサービスではありません。(このブログを読んでくださっている方は分かってくれると思うのですが、念のため!)
しかし、セキュリティの方と言い、このレセプションの方と言い、なんというか……こちらのためになることで、その場で出来る限りのことを精一杯やろうとする姿勢が見られて、ボロボロな気持ちになっていた自分としては既に嬉しくて泣きそうな気分でした。
ベトナムは「サービスの質について思うこと
ちょっと話が逸れますが、ベトナムは日本から見ると「サービスの質がまだまだだ」とよく言われます。プロフェッショナルなテクニカル面においてはそうかもしれませんが……
サービスの本質というか、「相手のことを思って、喜んでもらえるだろうと言うことを推察し、出来る限りのことをしようとする」と言う点においては、正直ベトナムだって負けてないと私は常々思ってるのです。
もちろん日本だって素晴らしい。
日本に帰るとレベルが高すぎてそれが普通に感じてしまうので、そこはフェアに見ないとと思いますが……
こと、海外に出てきている日本のサービスに限って言うと、サービス業をメインとしていない方がやっているケースも多いためか、残念なことも多いですね(´Д` )
今回の2件のホテルのコントラストにおいては、それが顕著に現れていたと思います。(残念だったお宿はとてもサービス業が本業とは思えないので、おそらく片手間にやっているところだったのでしょう。だからといって、客がその負債を負う必要は一切ないと思うんですけどね)
お部屋!
レセプションは中庭の横みたいなところにあり、ホテル棟は入り口から見ると一つ後ろ側にある別のビルの中にあるようでした。
エレベーターに乗るために数段階段があったのですが、もちろん先ほどのセキュリティの方が荷物を持っていってくれました。
それだけではなく、私が支払い等の手続きをしている間に彼が荷物を先に部屋へ持っていき、私が部屋のある階でエレベーターを降りると、
「こっちですよ!」
と部屋のドアのところに立って案内してくれ、しかも荷物を運び込んでくれただけでなく、明かりをつけ、エアコンを入れて快適な状態で私を迎え入れてくれました。
やっぱり。。。
ベトナム式のおもてなしの方が私、好きかも🥺(そんなことはないです、日本人の方が関わるところだって良いところはたくさんあります!)

お部屋はこんな感じでシンプルですが、非常にお掃除などが行き届いており、使い勝手も良かったです。

ベッドの側から見ると、ワークデスクも非常に使いやすく、広々としており、オープンクローゼットも戸がなくて理に叶ってますね。
湿気の多い土地では、クローゼット、扉を閉めると、エアコンの乾いた空気が行き届きにくく、濡れてるものとか乾きにくいし、数日の滞在だったら、誇りが道路と言う話もないので、むしろ扉を開け放っておくこともあるくらい。
そうするとスペースが邪魔になるので、最初から扉がない方が良いケースもあるかなと。

窓の外は別のビルだったので、景色は決して良くありませんが、お部屋の中だけで考えると非常に快適。
眺めを重視したり、リラックスできるゴージャスなお部屋をお望みの方にはお勧めしませんが、この日はここが1泊5,000円ちょっとだったかな?

激安ではありません。でも満足度考えたら充分だし、特に旅行者さんには立地とを考えて、その利便性も加味すると、かなりお得なのではないでしょうか。
今回に限って言うと、私は気持ちをとても救われたので、安いもんだと感じました。

バスルームも結構広々。
床が石素材だったので少し滑るかなというところはありました(お子さんなどには気をつけてあげてほしいです)が、排水には適度な傾斜がつけられており、水量も水圧も十分。お湯も潤沢に、しかもすぐに出てきてくれたのでシャワーは非常に快適でした。

アメニティは必要最小限ですが、私はこの時色々持ち歩いていたので問題なし。
このホテルに限らず、東南アジアの備え付けのシャンプーやコンディショナーは日本人の髪には合わないことがあったり、匂いが強すぎたりすることがあるので、旅行の際にはご自身の使いやすいものを持ち歩いておく方が良いと思います。
なぜかマンダムのムスクの香りのものが結構あったりするんですよね……うっかり使ってしまうと、その匂いを落とすのにめちゃくちゃ時間がかかったりします😅
70kドンのホテル朝食
ところで、この周辺はおいしいお店がたくさんあるのでわざわざホテルで朝食を取らなくても良いかもしれませんが、一応サービスのひとつとして有料の朝食サービス(70kドン、ドリンク1つ付き)がありました。
ベトナムの地方都市で考えると少しお高めかもしれませんが、この界隈で考えるとかなりお安いです。

正直お気に入りのお店もたくさん知っているのでわざわざここで食べなくてもと思ったのですが、品質チェックのために食べてみました。
結構オールラウンドに選択肢が揃えられていて良いですね。麺だけでなく、炒めたマカロニ(ローカルの朝食として大人気)や焼きそば的なもの、バインミーもあれば、おこわや「Bánh ướt(バインウオット)」という薄い米生地をくるくる巻いたものなどもあります。
わざわざ外へ食べに行こうとしたら交通費がかかって高くなりますし、「おいしいかどうか分からないけれどローカル朝食を色々知りたい」という段階なら、ここで食べるのも十分ありですね。

ドリンクのチョイスはこんな感じ。ベトナムコーヒーはもちろんのこと、フルーツジュースも揃っています。
朝食会場は表から入った時に旅行会社の中を横切り、左手に入ったところにあるエレベーターで上がった場所にありました。

オープンエアの気持ち良いスペースが会場になっています(笑)。
写真を撮った時はかなり人が引いていたのですが、最初はなんだかとっても賑わっていて「何事か」と思ったら……
どうやらこのビルで働いている方たち(おそらくあの入り口の旅行会社の方々など)が朝食を取られていた様子。
やっぱりこの界隈で考えると安いですし、きっと美味しいんでしょうね。ビルの中なので通りすがりの方が来ることはないと思いますが、働いている方だけでも相当な数がいるのだと思います。

実際、今回食べた「ブンボーフエ」がなかなかおいしかったのです!
若干、合わせ調味料や旨味調味料的なものは使われていますが、このお値段なのですから当然ですね。

そして、何より具材がいっぱい!練り物の種類が豊富で、お肉もたっぷり。おいしかったです。

途中からLINEを絞って味編途中からライムを絞って、味変。

麺もとても良いものを使われていたので、プリプリでおいしかったです。

ローカル麺に使われている牛肉は決してグレードの高いものではないと思うのですが、面白いことにこういった脂の少ない、ちょっと噛み応えのあるお肉の方がスープに合ったりするんですよね。
いい肉が、全ての料理に適してるわけじゃない。
素材の質と、料理に使った時はまった別の話ってことも中にはありますな。

食後にはベトナムコーヒーを。
こちらはかなりストロングなタイプだったので、好き嫌いは分かれるかもしれません。

ロブスタ種の豆をかなりしっかり焙煎しているタイプで、私は少し苦手だったかな(笑)
もしここでベトナムコーヒーを飲んであまり好みでなかったとしても、「自分はベトナムコーヒー全体が嫌いなんだ」とは思わないでくださいね。ここはかなりストロングタイプです。巷にはもっとマイルドで飲みやすいタイプがたくさん出回っていますので😅

とは言え、これがフルーツジュースだったりすると、完全に好みだっただろうと予想されるし、麺料理とドリンクが付いて70kと言うのは、魅力的な内容だと思います。
まとめ
というわけで、こちらのお宿。
個人的にはとても満足しましたし、終始とても気持ちの良い滞在でした。
途中、レセプションで荷物を預かってもらったり、小さなリクエストもいくつかあったのですが、どれも非常にスムーズで、気持ち的にも実質的にも大変助かりました。
ベンタン市場の近くで快適に休めるお宿をお探しの方、よかったらこちらも候補に入れてみてくださいね!
ところでちなみに
ホテルに行くときに、最初間違った場所に行ってしまいました。
同じ、Le Thanh Ton 通りに、
Ruby Saigon Hotel
https://maps.app.goo.gl/iRQicFrPUX2kwzAd8
っての上がりまして、まあ350mくらいの距離だったので歩いて移動できたんですが、Grabを頼むときにちゃんと確認せずに頼んでしまったのが敗因。
Ruby、という文字が同じなので、ついつい地図上の位置や住所を確認せずに頼んでしまいました。
もしやフライト直後でお疲れの時に大きな荷物を持っている場合などは大変だと思うので、念のために車をオーダーするときには住所までご確認ください。

お店情報
RUBY HOTEL
185・187 Le Thanh Ton, Ben Thanh, Ho Chi Minh



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