おからが出ないと言うスペックが売りの一部でもある我が家の豆乳メーカーで偶然おからができてから数日。今度は意図的におからを作ってみたのですが…?
豆乳最高濃度はどのくらい?
先日、湯葉を作ってる途中で方向転換してたらおからができた、と言う記事を出しましたが、
その時のおからがなかなか美味しかったので、今度は意図的に作ってみることにしました。
おからは本来、豆乳を作るときに、豆を粉砕して加熱したのちに「濾した」ときにできる副産物。お豆腐屋さんにおいては、ときに「廃棄物」とされるもの。それを目指すなんて何やってんの案件ですが…
おから、美味しいですもんね。
豆乳作るたびに出てたら処理が大変だと思うんですが、欲しい!と思ったときに手に入るのは大歓迎。
しかし私が持ってる豆乳メーカーで普通に飲むための豆乳を作るだけだと、おからは出ない。ので、濃度を上げて=大豆の量を増やして粒子をたくさんにすれば良いのですよね。
と言うわけで、何度か試してみたところ、
豆乳=水1リットルに対して大豆80g(機械に添付のカップ1杯分)
で、大豆をその倍量でやったときは楽勝。
4倍にすると濃すぎて対流がうまく作れず、ヒーター部分に止まり続ける部位ができるのか、ちょっと焦げ付き気味に。
焦げは問題。洗って落とすことはできるけど、焦げの香りが全体に移っては、その後の用途が限られる。
と言うわけで、通常の豆乳を作る大豆量の3倍、240gくらいが限度ということがわかりました。ちなみに、Beanモードです。
できた豆乳の水分を飛ばす
狙い通りかなりドロドロで、もう豆乳、とは呼べない状態なのですが…
これを煮詰めていきます。水分が少なく、メインがタンパク質なので加熱すると焦げやすいので、中弱火くらいで様子を見ながら、常に、鍋底をヘラで当たって鍋肌に同じ箇所が当たり続けないようにします。
で、このとき濃度が高くて表面が粘るので、湧き上がってきた気泡が抜けるときに、ポヒュ!!っとなって結構飛び散る(・∀・;
これ、万が一にも腕とかに飛び散ってこられると、すんげー暑いので、ヘラの柄の端っこの方を持つ感じでなるべく遠くからかき混ぜてください。
レンジ周りに飛んだのは掃除すれば取れますが、火傷は痛いからね(。-_-。)
そこをなんとか乗り切れば、あとはそんなにポヒュポヒュしなくなりますのでご安心を。
で、もうちょっと頑張ってると、あらっ、おからっぽくなって来た!
以前はまとまりをよくするために少し酸を入れたのですが、今回は何も入れずにここまで来ました。
結果、味も質感もそんなに変わりませんでした(-“-;)
が、普通のおからとは大きく違う点が。
これぞパーフェクト・おから
ここまでやったら普通のおからと同じような使い道をしてくれたらいいのですが…甘い…。おからが、何もしなくても、甘い。そして旨味が、深い。
そりゃそうです。本来「搾りかす」であるはずのおからに、全大豆をつぎ込んで余すところなく旨味を閉じ込めてあるんである。これぞパーフェクトおから(何それ)。
なんだったら何の味付けもせずに、ちょっとの味見のつもりが、スプーンですくってホグホグしばらく食べてしまったくらいには甘い。これで色々作ったら…絶対美味しいやろっ(≧∀≦)
まずはポテサラ風おからサラダ
というわけで、仕上がった甘いおからに手を加えて何か…と思い、ポテサラ風にしてみることに。
まずはおからにマヨネーズを混ぜベースを作ったところに…(マヨネーズはお好みのものを。今回はたまたま家にこれがあった)
先日の、キューりのQちゃん風のキュウリや炒めたベーコン、塩をして水分を絞ったオニオンスライス、味つきゆで卵のざく切りなど、好きなものを混ぜます。
そう、なんとポテトを一切加えてない。通常ならおからだけだと旨味や、ポテトのでんぷん質が生み出す甘みがないので物足りなくなることを防ぐためにポテトとおから、半々とかで作るわけですが…
おからだけで、うまい。
ポテトと半々の時の美味しさに持っていくだけでなく、更に深い旨みすら感じる。なんだこれ!!!
大豆の大豆によるおからのための調理法。これ、おからでブランドを立ち上げられるレベルの美味しさですぜ。Whole 大豆おから。
糖質を削りすぎることに私は良しと思ってはいない派ですが、私の場合はそう思ってないが故に色々と取りすぎる傾向があるので、省けるところは意識して省くくらいでちょうどいい。
糖質大幅カットな食材でこの美味しさは素晴らしい。自画自賛するけど、おから料理がめちゃくちゃ楽しみになるし、「おからをわざわざ作る」という愚行とも言える調理がこんなにも喜ばしいとは思わなかったっ。
元々の大豆が優秀だという話もあるけど、これはオススメ。少しお手間かもですが、豆乳メーカーがなくても、大豆をふやかして炊いてミキサーで砕いて煮詰める、という手もあるかも。
大豆を全部使って「おから」。超オススメ(๑•̀‧̫•́๑)
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