日本にいても滅多と買えるものではない空也の最中を頂戴しました!なんたる光栄!
頂き物
もう行く先々で頂き物をしてしまう幸せ者です。
まだなかなか全部紹介しきれていないのですが、これは日本国民知っておくべきお菓子なので、いち早く。
恐れ多いことに、空也のもなかを頂戴しました。
これかなりの貴重品なのです😳
東京や関東圏の方なら接する機会も多いでしょうし、少なくともご存じの方が多いかと思うのですが、もしも地方の方が頂き物をしたときは、ひれ伏すがいいと思います。
なぜなら貴重品なので、買うのにとても労を要します。
予約をするとか並ぶとか。
これを、お持ちしようとしてくれた方、とてもこちらを大事に思ってくださるからこその贈り物。
万が一にも、土産物屋で売られている量産品と同じような気持ちで受け取ってはいけません。私も今回、いただいたのが外でなかったら、デコを床に擦り付けて恐縮したことでしょう。
空也のもなか
こちらのもなかを作っている空也さん、明治17年創業、とお伺いしています。
こちらの最中は、銀座のお店で全て手作り。ということは、数が作れない。ということで…?
滅多と買うことができないのです( ・`ω・´)b
ましてや和菓子で、長期保存を前提にしていない生菓子。幸いにも空也さんの最中の餡は、非常に高音で焚かれているため、1週間は持つとのこと。
しかしながら、刻一刻と味や食感は変わっていくので、その変化を楽しむだけの風情を持つか、最中の皮が乾かないよう、空気に触れないように包み直すなど、いただいたのちも大事大事にお取り扱いするが吉。
とはいえ、夫婦2人では勿体無い。
ちょうど友人宅に伺う用事もあったので、手土産の一環としてお持ちすることに。もちろん自分たちも食べるつもりで。
あ、一つ食べてから包み直しよったな?w
でもこのいただいたその日に、食べずにいられるわけがない。
香ばしいこの最中の香りよ。これはもう最中を食べるというよりは、職人さんの歴史をお裾分けいただくという感覚です。
食べごろ
多少日にちが経ってもいただけるものではありますが、早いうちに越したことはない。
ということで、頂戴したり買うことが叶ったら、まずは一つ。とにかく一つ。一刻でも早く口に入れるが吉かと思います。
その後、湿気でも中が少しずつ柔らかくなっていく様を徐々に味わうのもまた風情のあることですが、もしも頂き物だったとしたら、下さった方のお心に応えるために礼儀として、とにかく早いうちに、最も美味しいとされる時に少なくとも一つはいただくべきと心得ています。
いや、以前いただいたのはいつのことだろう。
一口喰むと、(あー!)と蘇る昔の記憶。
他のお店のもなかにはない餡の品。それがありつつも親しみを感じさせる愛嬌があり、貴重で素晴らしいものなれど、気取ったところがないのが、良きものが持つゆとりというか、懐の深さというか。
餡は丹精込めて炊き上げられており、かなり水分は少ないため、乾くと白みが浮くことがありますが、問題ないです。むしろその薄く硬くなったところもまた美味しい。
さらには、湿気るのではなく、逆に乾燥で最中が硬くなった場合。
その場合はもなかを二つ三つに割ってお椀に入れ、控えめにお湯を注いで餡を溶き、おぜんざいにしても楽しめます。
その際、そのようにして食べるには少し甘味が足りないように感じるかもしれませんが、私はそこに少しだけ黒砂糖を加えるのが好きです。
あとここまでやったら怒られるかも。。。とは思いますが、お湯ではなくコーヒーで緩めるのも美味しい。あんことコーヒー、相性良いので。
何はともあれ
良いものをいただきました。
本当に久しぶりに口にした。
そしてやっぱり、良いものって人を幸せにするし、何よりもこれをくださった方のお気持ちが嬉しくて嬉しくて。
贈り物って、「なんでそれを選んだのか」とか「どうやってそれを手に入れたのか」とか、そのものの背景にあることを推しはかると、ありがたみがグッと増す。そんな大切に思っていただくだけのことをこちらがしているだろうか?と思うと、一層礼を尽くしたい、と思う次第。
ごちそうさまでした。
思いもかけず良いものをいただいて本当に感激しました。美味しかった(*´꒳`*)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
空也
東京都中央区銀座6-7-19
Time: 10:00 – 17:00(土曜日は16:00まで)
日曜定休
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