一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

高級店が必要な方に ~ Jardin des Sens Restaurant

フランス料理

ホーチミンには素晴らしいフレンチのお店がたくさんあります。が、そのクオリティも価格帯も千差万別。今回は接待用にはいいのかな?と思われる高級店をご紹介。うん、ここまで高いとは知らなかったんだよ( ;∀;)

 

3区にある洋館フレンチ

 

フランス統治時代に建てられたと思しき、素敵な洋館を改築してレストランにしているフレンチは魅力的ですよね。主に2国多いコンセプトですが、3区にも結構あるんですよね。こちらもそんなお店の一つ。

 

 

門構えからして立派ですわな。こういうお店は、丁重におもてなしをしたい相手がいる場合などにはとても助かる。飲食店は美味しいが一番だと思われがちだけど、環境も必要だったりしますしね。

 

 

ちなみに私は、こちらのお店のことをあまり知りませんでした。打ち合わせ相手の口からたまたまこちらのお名前が出て、興味深かったとの話を聞いたのでこれもご縁と、その足で行って見た次第。

一応、ランチが630kドン(3000円オーバー)ということまでは覚悟して行きました。ただの平日の一人ランチにはすごく高い金額ですよね。でも、金を積んでも是非食べたいと思わせてくれる料理が溢れているのがホーチミン。賭けに出て見た(๑•̀‧̫•́๑)

ってか、日本語でこちらを紹介しているサイトは少ないのなー。そして内容もかなりミニマイズされたもの。全く要領を得ない感じ。英語サイトはかなり評価が高いけれども…ふむ。本当に賭けだな。

 

 

落ち着いた内装、スマートなお給仕

 

2階の席に通されましたが、こういうところはやっぱり予約をして伺うのがスマートですね。予約なしでは入れる・入れない、という話じゃなく、お店への敬意の問題。ウォークインでごめんなさいよという感じ。いえ、お店の方が嫌な顔したとかではないのですが、客としての心構えとして。

 

 

ランチ630kでもまぁアリか、と思えたのは、グラスワインが込みだったから。それでも高いけど、酒混みだったら、まぁなくはない金額かなと。飲めない方は、ここの部分がソフトドリンクになるので実質割高になるかもだけどね。

 

 

お給仕の方もスマートで、なるほど、良きお客様をお連れしても、ここなら安心かなというサービスはよかったです。

 

 

さてランチ

 

この日のメニューはこんな感じでした。前菜とメインを2種類から選べます。デザートまでの3コース。

前菜は、エビのシーザーサラダか、スギとサーモンコンフィのひよこ豆ペースト添え。メインは、チキン胸肉のロースト / ポテトコンフィとグリーンピース添え、またはハタの野菜サラダ添え。

 

 

量は見て見ないとわからないけど、組み合わせから考えると、楚々とした感じのものが出てくるのかなー、と予想。

パンは数種類がサーブされるので、お好きなものを選びます。もちろん個数も制限されるわけじゃないので気になるものがあったら遠慮なく伝えましょう。ただ、今回選んだブリオッシュは、ごくごく普通な感じでした。バケットも可もなく不可もなくだったかなー。

 

 

バターがパゴダみたいで可愛かったw
そして前菜。お、美しい。全体にはオサレなカルパッチョ的なものって感じかしら。ソースはそれなりに華やかですが、塩気はかなり控えめで、実に実に品良くまとめられてる印象。

 

 

下世話口のワタクシにはちょっと物足りなかったので、コショウをガリガリやってもらいました。このくらいのリクエストなら失礼になるまい。

チックピー(ひよこ豆)はペーストにしたものと、お魚の身を和えてる部分には粒でミックス。これでちょっとボリュームが補強される感じかな。豆で魚の生身を引き立たせるって、あんまり日本食にはない発想ですよね。

 

 

そしてメイン。お魚をパンローストしたものだというのは想像していましたが、野菜がわっさりでお魚見えないw

 

 

なんにせよ、こちらのお店は盛り付けが華やか。おもてなし料理としても素敵ですね。で、ハタのローストも申し分なし。ただし、やっぱり塩気はかなり控えめ。

 

 

皮目のパリッと感、白身部分のプリッと感、お分り頂けますでしょうか。特に白身部分のこのテクスチャーは焼き加減で大きく変わるので「見た目でわかる味」の代表格。美しい。

 

 

ただハタは、そんなに強い味のものじゃないので、やっぱりちょっと物足りない感も。ただ多種類のお野菜の味が目一杯引き出されていて、生き生きとしているので、その野菜と側を一緒に食べることで、いろんな味わいを楽しめる感じ(^・^)

 

 

そして美しのデザート。アガーのプールに、とりどりの果物が寄せられていて、なんとも涼やかで綺麗。味も精錬。余計な甘みや香りが一切足されていなくて、実に爽やか。温かいレモングラスティとの相性も良く、食事の終わりがとても清楚。

うん…わかってる。なんも引っかかってない文章よなw
いえ、美味しかったんですよ。ただインパクトが何もなくて、あまりにも全てがスムーズに進みすぎ、どこに抑揚を置いて良いかわからなかった。。。

でも、調理法、センス共に確かなんです。おそらくはランチはこちらのシェフの本領は発揮されてない。ディナーコースでこそ、存分にシェフの器量が生かされるのだろうなという予感を感じるだけのものは湛えられてて、平たくいうと「上質」。

ただ、ただ造作が綺麗なだけの美人が劣情をそそらないように(そうなん?)こちらを煽る、フェチをくすぐる部分がなかった。。。よく言えば万人向けってことなんだけどね。

 

お会計にビビりました。。。

ランチセットが630kってのは知っていたし、メニューにも確認できたのですが、コースに含まれていたグラスワインと食後のドリンク以外にスパークリングウォーターを頼んだんですよ。それが185kかなんかでですね…orz

いや、高級店ですから、水の値段にコンプレ出すのは野暮ってもの。しかしいつも伺うLe Cortoさんでもその半額くらいだし、そこに税金とサービス料が加わったのでお会計は1,000k弱となったのはちょっと予想外(吐血)

3000円ちょい、と認識してたものが5000円になると、結構ダメージが大きかったわ。。。私の器量の小ささの問題なので、お店に文句を言う筋合いのものではありませんが、としても、内容を思い起こした時に「これは惜しくない!」とは思えなかったんよなぁ。。。日本語サイトでヒットしたとこ、気軽に勧めてる文章が多かったけど、すごいなみんな。。気軽にこの金額はちょっと出せへんわ。。。

 

 

あのハイソな環境が必要ないなら、自分的には Le Cortoさんに5回行った方が良い。。。が、万人向けかつサービスがスムーズでお部屋の様子も大変ハイセンス、となればこれ、社用のおもてなしランチなんかにはとっても良いんじゃないでしょうか?

個人であればコスパの良いところに限りますが、社用ともなれば、一定以上の金額を出してナンボと言うのが必要とされることもあり、且つ、内容もそれなりに整ったものを、となると、選択肢は限られます。そう言うケースがちょいちょい必要になる方には、ここ、知っとくと有意義だと思いますよー。

 

やはり夜のメニューが気になります

 

と言うわけで、私にとってはランチはちょっとお高すぎだし、内容も上品すぎたって感じですが(下世話口やからなぁ。。。)あそこまでの技量をお持ちと分かれば、夜のメニューが気になります。夜のダイニングメニューを見せてもらいました。

 

 

ぐはあ…。前菜からして3000円〜8000円のものもある。。。そしてメインは1品が5000千円。相当やなこれ。。。きっと、きっと美味しいのだと思いますが、3コース組んだら1.5万円前後、それにお酒飲んだら2万円ラインに行くなぁ。。。

 

 

とざっくり試算してたら、コースメニューもありまして、それは大変興味深い内容だったのですが。。。

 

 

ミシュランシェフのお店なら仕方ないとは言え、おぅ。。。3,000kドン。。。そしてそれにワインペアリングをしたら、1,550 kぷらす。トータルで4,550k++。2万5千円か。。。( ꒪⌓꒪)

 

 

MGalleryでよく開催される、5つ星ホテルでのミシュラン・スターシェフ・ディナーがワインペアリング付きで2,000k以下で楽しめる幸運が、いかに素晴らしいものかがわかるお値段ですな。。。

きっと、素晴らしいのだと思います。ギャルソンも、夜のコースになると、ランチとはまた違っていて。シェフのフィロソフィーが色濃く出たものになるとおっしゃってました。そして本当にその価値があれば、25,000円だろうとも、高いとは言えないと思いますが、私の日常の食事としては、ちょーっと不相応かなーと言う価格(・∀・;

何かの記念日やらお祝いにはいいかもしれませんが、フィロソフィー濃度が違うとは言え、あのランチからは夜へのチャレンジを煽られる感がちょっと薄かったかな。ここは相性もありますので、人によってはグッとくるものがあるかもしれません。

そして価格も、それくらいの価格帯を求めている、と言う方には、この市内では朗報かも?味の傾向や内容より、金額で伝えることが必要な場面というのもありますものね。そしてここまでの金額を費やさせるお店って、ホーチミンには少ないですから、社用などでこの価格帯をお求めの方には朗報。

ちぇりさんは、しばらく緊縮(。-_-。)
まぁでも経験してみないとジャッジはできないものだから、これも経験値アップの一つと心得ときます。。。ぱう・・・・

 

 

 

 

お店情報

 

Jardin Des Sens Saigon
251 Dien BIen Phu Q3
Time: 12:00-14:00 / 18:00 – 22:00
Spnet : 1,000,000 vnd / person

 

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