一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】知らなかったよ、こんな美味しいエビ🦐のラーメンあったなんて!~ 一燈 Ittou Ramen – Le Thanh Ton

日本料理

今更ながらの一燈さんです。デリバリーレポでは書いたことがあったし、お店にも何度か行ってるのですが、お店には酔っ払いで行ってばかりで(苦笑)

しかしこだわり鶏油の話を聞いて、いてもたってもいられなくなり…?!

鶏油だって!

2022年8月

鶏油(ちーゆ)ラブ。
その鶏油に趣向を凝らしたことをしていらっしゃるのを、インスタのストーリーでみかけて、大変大変大変失礼ながら、それが一燈さんの方と気づかないままに、

「なんですかその鶏油!」

的に話しかけてしまった😅
で、よくよくアカウントを確認すると一燈さんで、いきなりの無礼絡み…

いやその節は本当に失礼した(-人-)
しかしながら並々ならぬこだわりというか技術というか、技巧を凝らしたあれやらこれやら。

もう名前が十分に知られて指示も高いお店がここまでされるのか、という改めての尊敬と「水木限定!」という魅惑的な言葉につられて、即、来店。

嘘。ほんとはこれを知った日(先週木曜日)、別のランチ予定が入ってたんですが、ドタキャンになったのです。で、これ幸いとお伺いした次第(๑•̀‧̫•́๑)

こう言うね、神の采配的なタイミングの先には、美味しいものが待ってるものです。うん。

満席のランチタイム

ドタキャンをくらって、その後の午後の予定を立て直すのに手間取り、もうランチのクローズ間際だったのですが、満席状態。とはいえ、若干落ち着き気味でもあったので、数人の待ちで入店可能でした。

もうね、ベトナムの方でいっぱい。大人気。
昨今、日本のラーメンがベトナムの方に大人気とは聞くのですが、いやはや。聞きしに勝る。

と言うわけで、店内撮影は控えましたが、1階は、シンプルにカウンター席のみの、日本のラーメン屋さん的スタイル。

私のお隣の方、一旦食べ終わったのに別のオーダーを重ねてされて、2食分、食べよられよったなあ。「ほんっとに僕、ここのラーメン好きで!!」ってすっごい嬉しそうに召し上がられてた。

メニュー!

で、まあみなさんご存知かと思うのですが、一応メニュー。あー、酔ってて細かいとこ見てなかったけど、麺控えめとかもしてくれるのね。

嬉しい。小麦の麺、おばちゃんには結構後に響くねんw
大好きだから自制が効かず、目の前に出されたらつい全部食べてしまうので、少なめメニューを出してくれるのはありがたい。(そして後でひっくり返る)

少なめにするのもコストなんで、なかなかリクエストできないんだけどね。たまに量を減らすんなら使う食材の量が減るんだから価格を下げるべき、という意見も見ますが…

少なめ麺が定量以上出るならいいけど、たまに出るだけだと麺の端量が出たり(その管理が必要になる)、計り直したりとかの手間=コストがかかるケースもありましょう。

お店によっては全体のバランスをコントロールするために、デフォの定量からスープの調整などもされるかもしれない。

量が減る=コストが下がる、ではなく、私は「手間としてのコストが上がることもあり得るだろう」と考えます。まあ勝手な予測ではあるのですが、我が身に置き換えるとコストだと思う。

だから不用意に「量を減らして欲しい」とは言い難く。そしてそこを厭われないお店もあると思いますが…

こともあろうか、ここ、麺の量を少なくしたら金額を引いてもくれるのか。もしも自分の考えでいくとダブルコストではないか。そうでなくとも、ありがちな、

「量少なくしたんだから安くあって欲しい」

と言う無意識且つ、客側の本能的な要望を拾ってくれているようで、ありがたすぎるな(-人-)

つけ麺も、結構ヘヴィなことが多くて敬遠がちになるんだけれども(日本で流行り出した頃にあちこちで食べ過ぎて燃え尽きた)こちらもかなり細かく麺の量を設定してくれている。

えーっと、自分が店側に立ったらめっちゃ面倒くさそうです(-“-;)

そう言う細かいところを配慮してくれてるのも人気の理由なのかもしれんなー。

で、これがお目当の中華そば。
迷わず特製の方を選択。

福岡在住だったと言うと、豚骨ラーメンのことがすぐに話題に上がってくるが、私は北九州で、北九州にももちろんとんこつラーメンは多くあったのだけども…

醤油ラーメンにも思い入れが。
物心ついた頃から、藤王、という中華そばがありましてな。試しに行ってみる豚骨ラーメン屋さんは数あれど、最も回数重ねて行ったラーメン屋さんはこちらだったかもしれない。

狭い世界のことなので、これだけを基準とするのは狭量なことですが、中華そば、とう響きを聞くと、ついこちらでの思い出に引かれて食べたくなる。

しかもこだわり自家製鶏油をお使いだと。
うひひ、楽しみ。

鶏油の温度も味の内

と言うわけで、着丼。
美しい。。。

なんでしょうねえ、この中華そばの佇まい。タレを透かすスープの清らかさ。その楚々とした見目に対して、味が深いことをつい期待してしまう矛盾。客のわがままよなあ。

そしてきらめく鶏油。
綺麗でうっかり見とれてしまうが、5秒でここまで2枚の写真を撮って、いただくことに。

まずは、スープ。
あーーーーーーーっっっ

チリッと!!
鶏油の温度がチリッと高い!口の中を火傷させるほどではなく、でもスープとは確実に違った温度の高さで、口の中に入った時の感覚を、チリッとさせてる!!

温度が、鶏油の「温度」がファースト・アタック、味の一部担っている!うんっ…まっ!

そしてその後に滑り込んでくるスープのふくよかさを邪魔することなく、どころか今度は鶏油の風味がそこでスープを膨らませる感じ?そして、喉を滑らせた後の香り。

この感覚のギャップ。そのなめらかな移行の仕方。働きぶり。

鶏油、仕事の守備範囲が広いな?

で、うっかりスープをあとひと口、ふた口み口、と飲みたくなるが、早いとこ麺を食え麺をっw

トッピングの存在意義

薄々お察しかと思いますが、このブログにはラーメンネタが少ない。ラーメンに関しては私よりお詳しい方がおられようし、ジャンルとしてそこまで数も重ねてないので、あまり力が入ってないのも自覚がある。

そして思い入れが薄いからか、なんならラーメンはスープと麺だけで食べたい、とかう乱暴なことを言ったりしたこともありました。

実際今でも、全く一体化しないトッピングは特にいらないなーと思います。そもそもラーメンにボリュームを求めてないか、なんなら全体量を減らして欲しいと思ってるくらいなので。その方がもっと足が向くし。

しかし、ですね。

こちらの麺が美味しいことはみなさんご存知の通りかと思いますが、この中華そばねー、それぞれのトッピングと麺とスープを一緒に口に入れた時の様相がワンダーランド。

ワンタンはね、撮り損ねるくらい夢中になってた食べちゃってたので、写真がなくてごめんなさい。

でも、すごく独特のワンタンで、よくあるものとは一線を画してた。今度はワンタン、エクストラで頼む。そしてこのスープでいただくのがめっちゃ良かった。

そのほかにも、メンマを噛みしだいた時の旨味とスープの一体感とか、チャーシューで麺を包むようにして食べた時の充実感とか…

たまごなー。
煮たまごも、結構「これ別皿で食べても変わんない?」ってくらいラーメンと分離したものを経験したことがあるのですが…

馴染んでる。
このスープ、麺とすごく馴染む。つまり…

全ての具材がそれぞれの美味しさを、麺とスープという本体とそれぞれに醸している。違和感なく。とてもしっくり寄り添って。

あ、片側はそのまま食べました。でもイケる、と思って、もう片側はレンゲに乗せたままスープを救って一緒に食べました。なんで、この固形物とスープがこんなに仲良くできるのか。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

ラーメンのトッピングはいらない、とか口にしてきた狼藉を、伏して、平に平にあやまりたい。

何度も言ってることですが…

自分に合わなかったもの、たった数例を元に、括りを大きくして嗜好に制限を設けるのはもったいないし、多くの努力をされてる職人さんに失礼よね。

でも残念な思いをすると、ついそれに引きずられがちになってしまうんだ。。。残念なものへのスルー力を養わないと、良いものを無闇にないがしろにしてしまう。

ほんっとーに、ごめんなさい。
良き者の存在は、目の前にいる人を楽しませてくれるだけでなく、省みる機会を与えてくれますなあ。

流石に終盤になると、当初の鶏油のチリッと感はなくなるのですが、今度はまろーくなってきます。

塩気はそんなに強く感じないので、ぐいぐい飲んでしまうのですが、時折お水で口を収めて、再びスープに着手すると、都度、感動が蘇るので大変楽しい。

これ、日本酒とか焼酎の湯割りとか飲みながらでも、相当美味しいのではなかろうか…(ラーメンスープをつまみにするなよ)

美味しかったです。
なんか一口食べたらスイッチ入ってダイソンモード全開。えらい勢いで食べてしまったので、あまり美しいべ方ではなかったかもしれない。

お客さんが帰り始めて席が空き、ご迷惑がかからない頃でよかった(-人-)

でもそのくらい、美味しかった。
中華そば。水木限定ですって。大事なことだからもう一度言いますよ? 水木限定ですって!

一燈さんファンの間では「今更?」な情報かもですが、もしもまだの方がいたらぜひ。ラーメン、ちょっとヘヴィなのよね、という方も、これにはまた違う食べ口を感じられるかも。

他の誰でもない、私がそういうクチでしたから。
おいしかったの(*´꒳`*)

いつの間にか営業時間が変わってた

2023年10月

やーっ、随分出遅れた情報ですが、一燈さん、いつも間にやら、

11:00 – 22:00 の通し営業
定休日なし

になられたのですね!
そういや実は、ランチタイムに毎日行列できてるので、お仕事で急ぐ方も多い中、わざわざ暇人の私がランチタイムに邪魔せんでもいいよな、と諦めたことが過去に何度か…

しかしアイドリングタイムを設けられていた頃は、夜は夜で別の予定があったりしてなかなか行くチャンスがなくて、結果的に足が遠のくことになってしまっていたのですが…

なに。
通し営業だったら、チャンスありありではっ(((o(*゚▽゚*)o)))←おやつに食べに行こうとしている人がここに

ありがたいですね!
そして営業時間を拡大するほど、人気があるってことですよねーっ。すごい!

今更ですが SHRIMP SPICY RAMEN ⬅︎NEW!

2023年11月1日

すみません、一燈さんに通われてる方ならみなさんご存知ですよね。
私、知らなかったんですよ、このラーメンの存在。

先日ダナンで食べたエビラーメンが興味深くて、行こう、エビなんちゃら、とつく料理を色々試しているのですが、その話をしているときに、

「ちぇりさん、一燈さんのは食べてないんですか?」

と。
え、一燈さんにそんなものが?とその時初めて知って、言われた翌日に食べに行ってきました。

ほんまや…卓上のメニューに堂々と書いてあるやんか。。。
なんで気づかなかったんや。。。(まあ言うほど、そんなに通わせてもらってるわけじゃないんですが)

そしてこれ。
まず香りが素敵だわね。エビのフロントマンがアテンション集めまくり。


※写真はイメージです

そしてスープをいただくと、バックダンサーズのエビの皆さんが見事な調和で先の香りを裏付けるようにゴゴゴゴゴ、っとエビ感を押し寄せてくる。


※写真はイメージです

でもクドさはなくて、他の要素の旨みともシンクロしていてエビ攻めになってしまわない距離感が素晴らしい。

スパイシー、と商品名にあったように、ちょっとちょっとサリっとした辛さはあるけど刺激としては強すぎず、いい具合に味蕾を起こしてくれる感じ。

強すぎる刺激は味蕾を殺すが、程よいそれは、感受性を活発にしてくれる気がするんですよね。感覚的なものですが。

 

そしていつもながらの、麺のわきまえ。
出過ぎず、でも紛れてしまわず、するりするりと…。

スパイシーさが胃の活動も刺激するのか、ラーメンを下手後にありがちな重たさみたいなのをあまり感じず、意気揚々とお店を出たのでありました。

エビを謳いつつ、エビの存在を大捜索しても見つからないような料理だったり、逆にエビだけを押し出しすぎて途中で飽きてしまったりという物が続いていたので、久しぶりに真っ向から、

「あーっ、美味しいエビの料理だった!」

と思えて満足満足。

程よく余韻が残ってくれてたのもいいなあ。
こうなるとカレーも。。。気になるわね。。。とても、気になる。。。うん。。。


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

一燈 Ittou Ramen – Le Thanh Ton
Hem 8/8 Le Than Ton Q1
Time: 11:00 – 14:00 / 17:00 – 21:30(月曜定休)
   11:00 – 22:00
Spent: 173,000vnd / person

 

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