もうホーチミン、どこに何があるかわからない。カヤトーストがあるってだけでもラッキーなのに、想像もつかなかった唐揚げラッキーが飛び込んできてくれたよ!
カヤって何?
どういうこと?というタイトルですが、私、大昔にマレーシアに住んでたことがありました。だから「カヤ」という代物には大変馴染みがある。
カヤってなんぞや?って話なのですが、濃厚なココナツミルクと卵黄、砂糖、そしてレシピによってはパンダンリーフの香りも含めて煮詰めあげた、テクスチャー的には「白あん」みたいな保存食。
まあジャム、の一種ですかね。パンのスプレッドにしたり、おまんじゅうに入れたりと、マレーシア、シンガポール、インドネシアなどではとてもポピュラーの食材。
そういえば、e-mart で売ってたのを紹介したことあったな。
しばらく買ってないけど、まだあるかな。あったらお手軽価格なのでお試しあれ。
ちなみに茶色い色をしているのは砂糖のみのことが多いかと思われる。パンダンを使うとどうしても緑色がつくから、パンダンが苦手な方は緑色のものを避けると吉。
ホーチミンでは少数勢のカヤトースト
で、カヤを知る人はそこそこいるであろうと思われるけど、ホーチミンで提供しているお店は少数勢。見つけると「お!」となるもんな。
で。
お!となりました。
カヤトースト。Most Ordered にピックされてる!ここはマレーシア料理のお店なのか?と思ったけど、そんなこともないっぽい。
マレーシアにゆかりのある方とかなのかな。
そしてトンポーロー。
え、こんな立派なのくる????w
写真はイメージですってやつだろうけど、こんな立派なのくるかね😁←むしろ来ないことまで想定してワクワクしてる人
オーダー時の謎
さて、カヤトーストを頼むのは確定だったのですが、ぬぬぬ???
追加メニューに、Com Trang???白飯?????は????
それにたまごガーリックチャーハン????は????
Trung Long Dao、は、よーわからん。は???
とりあえずトースト頼むのに米は要らんからスルー。なんなんだろ。記載ミスかな。
そしてこちらは謎ではないんだが、正体がわからずワクワクするやつ。
なんと!!
Ga Chien Mam Tom!!マムトムを使った鳥の唐揚げ、だとおおおお!!!
Mam Tomはエビの発酵調味料で、外国人が最も苦手とするベトナム食材リストの常連。なんならローカルの方でも苦手な方は結構いるw
ソースがマムトムなのか、味付けにそれを使ってるのか気になるううう!!
ってことで、オーダー。
一人で食う量じゃねーな。
まあ時間経っても食べられるものだからいっか。
ってか、ドリンクに、MILOがあったー!!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
まあベトナムでもそんなにめえずらしくはないが、マレーシアほどポピュラーではない気がする。
あちらではMILOを「ミロ」じゃなく「マイロ」と発音してたなあ。会社のキャンティーンにはマイロ5kg缶とかあって、社員全員飲み放題。
素晴らしい福利厚生だったわね( ・`ω・´)b
カヤトースト!
ということで到着。
標準装備ながら、しっかりした印象。
なんかロゴがかわいいな。
カワウソ???イタチ???オコジョ???
というわけで、こちら。
あら、なんかあの、Trung Long Dao ってのはこれかしら?↓
調べてみたら、半熟卵って話らしい。
え、なんか甘くしてカスタード的に使うのかな?それにしても温泉卵みたいな感じだな。
少なくとも私がいた頃のマレーシアではこういう食べ方はしてなかった気がする(それ、大昔だからね?)
で、カヤ。
層になるほどの厚みはないが、程よい量がサンドされてます。よき。
ですが、こいつだ。
ぺろっと舐めてみるも、甘くは…ない????
でも見た目はなんかクリームに温泉卵が入ってる感じなんだよね。。。百歩譲って、甘いクリームの中に温泉卵ならカスタード系と置換できるかと思ったんだが。。。
むしろ、しょっぱい?
そんなに強いしょっぱさじゃないんだけど、明らかに料理の調味料系だ。
これを…つけて、食べるのか???
まあこれで「カヤトーストには使いません」とはいわなだろうから、恐る恐る試してみる。
お。別に取り立てて美味しい!!って感じではないが、カヤの甘さと拮抗してアマジョッパい系魅力があるな??お???悪く、ない???
って、気がついたら、ドッパーン!
ザブザブー!!とひたして食べてた。
それでもなお「これつけたら美味しい!」とはなってないと思うのに、なんかやっちゃう。それだけ相性が良かったり障がないということか。
あの…良かったです、カヤトースト。
肝心のカヤの主張はそこまで強くないのですが、程よい甘さとアマジョッパイバージョンを自分でコントロールできる。
そこに甘すぎない、マイロ。
今回は、MILO Lava という、これチョコシロップが入ってるやつかな。それを頼んだんだけど、それでもベタ甘じゃなかったかな。
しかしあれだ。昔は手軽にあんなに頻繁に飲んでたMILO。美味しいんだけど、おばちゃんが飲むとすぐにお腹がいっぱいになって…😅
これ、そういえば栄養補助食的な位置付けで、東南アジアで流行ったって経緯もあるもんな。もう栄養がそんなに必要じゃない大人にはご飯がわりでもいいかもしれない😅
まさかの チキンのマムトム唐揚げ!
さて、今回はどっちかというとこちらに重きを置きたいところ。
衝撃。
ソースにマムトムが入ってるのかな?マヨネーズと混ぜたのうまいもんな?くらいに思ってたのですが…?
おおおおお!まずこの唐揚げの様子が美しい!
丁寧なお仕事をされておられる!!
濃い下味をつけた鶏肉を揚げる。
このシンプルな工程を一度でも経験した人は知ってるはず。
ちょっと気を抜くとすぐ焦げる(・∀・)
これをここまで均一に美しい上げ色にしてるってことは、そもそも子のはたき方も丁寧だし、油の量もそれなりに多くて、ちゃんと温度を見てる証拠。
ごめん、ただのカフェだと思って舐めてた。
ちなみにお味が素晴らしい!!
Mam Tomはどこに使われていたかというと、鶏の下味にしっかりと!
Mam全般にある「臭い」は揮発性のものによるところが大きく、それは加熱調理をすると飛ぶことが多い。
しかしこの料理の Mam Tomの存在感は非常に大きく、「旨み」の部分で、「オラアア!Mam Tomだあああ!!とオラついてます。
しかし一方で手羽先の旨味ともしっかり絡み、なんということだ。これはあ Mam Tom 苦手な人は絶対やめた方がいいけど、お好きな人にはたまりません状態。
ただマムトムを直接的に料理に合わせる、ではないのですよ。鶏の旨みと肉の深部で握手させてる。これ、1ジャンルを作ってもいいんじゃないかレベル!
ちなみにソースは柑橘とマヨネーズを効かせたサッパリ系。これも Bun Dau Mam Tomを食べる際のストラクチャをうまく取り入れ、ネオMam Tom料理に仕上げてる。
Mamは使ってきたけれど
私も唐揚げには Mam を使う。
Nuoc Mam。発酵調味料で塩分が高いので、鶏肉に馴染ませるとタンパク質の繊維がしっかりくっついて水分が逃げ出しにくく、ぷるっと仕上がるし、旨みも旨味も鶏と相性がよい。
でも、Mam Tomを使うって発想は思いつかなかった!大好きな味なのに!
そしてそれを過不足なく、適宜に調理してえ生かしてる。
ちょっとっ。
かっこいいわね?!
カヤトーストに釣られたけれども、とんだセンスの持ち主だぜ、ここのシェフ。他の料理も食べてみなくちゃ!
卵ソースの行方
これ、店舗をマップで探してみたら Eatery を店名につけてた。料理には一家言あるお店なのでしょう。さもありなん。
そしてふと思ったのですが、カヤトーストのオプションにあった米メニュー、もしかしソースとしてついてた甘くない温泉卵の残りを活用するためのものだったりするかしら?!卵かけご飯?!😆
にするには、もうちょっと卵を欲しいところだけど、卵に合わせられてた調味料自体甘々だったわけじゃないから、醤油足したらめっちゃありだな。
え、今度カフェにも行ってみよ!
他のものもデリバリーしたいぞー♪
これだからGrabのデリバリーはやめられない😁
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お店情報
Gusaiku
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