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ホーチミンでハノイの味を ~ Pho Thanh

ベトナム料理:カジュアル

ホーチミンとハノイでは言葉の様子も随分違えば料理も違う。南は甘めで北はスッキリ。今日はそんなスッキリ出汁の麺料理をお届けします。

あのお店があるヘムの中

今日ご紹介する店、いつぞやご紹介した、

周辺には結構高いビルもあって、金融関係の会社が多く集まってるとのこと。そのことを受けて「この辺はハノイ系の味が多いんですよね」とのご意見を聞いて、へーっ、なるほど、そう考えるのか!と感心した次第。

例えば大使館はハノイにしかなく(ホーチミンは領事館)海外から進出してきてる会社も本社は北に起き、実働部隊はホーチミンに、と言う形も珍しくないと聞きます。

本社支社を拡大して解釈すると、ビジネス全体のある意味牽引業界でもある金融というパワフルなセクションはハノイに多いのかもしれません。ええ、ここは全く想像でソースのない話なんですが…

物の見方としてちょっと面白いなと思った次第。長くおられる方とお話をさせてもらうと、気づきがいっぱいありますなっ。

で、ヘムに入りズンズン奥に進んで行くと、こんなわかりやすい看板が。お店自体はかなりローカルな感じなのですが、この黒板メニュー、頑張ってる(๑•̀‧̫•́๑)

午前中、私が見たのは10 – 11時くらいは人っ子一人いない状態、というか、お店の人も見当たらない。看板あんなに目立つように作ってたのに。

でもランチタイムになると、すごいんですって、ここ人が。そういえばヘムの入り口、その周辺もお店がいっぱい。露天だけど。

周りはオフィスビルばかりだからなー、ランチタイムは争奪戦になるんでしょうね。商売繁盛、ええこっちゃ(^・^)

というわけで、私も試してみることに。ここのお店を知る人から「ここはBun Caよ!」とお勧めいただいた上にメニューの一番上に書かれていたので、今日はそれを頼みましょう♪

ちょっとピンクなローカル店

さて店内。ローカル食堂のお手本みたいな、簡素だけど清潔感があり(ベトナムの方、綺麗好きな方多いよね)安心して楽しめる感じのローカル店。

で、ちょっとピンクw
椅子とか壁とか。トーン抑えめのピンク。かわええやん。でもそれがローカル感を凌駕する感じではなく、融合してないところがまたなんともw

メニューは思ったよりたくさんあった。主編オフィスで働く方たちのランチ定番食堂になってるのも納得。こんだけあれば、毎日通っても大丈夫そうだもんねw

さすがハノイ系のお店というだけあって、フォーも種類がいくつか。Bun Rieu という麺料理も確か北のほうだっけか、オリジナルは。

なんにしても明朗会計、ありがたい。

Bun Ca ってどんな麺?

で、Bun Ca。

Bunは断面の丸い、お米でできた押し出し麺のこと。Caは、お魚。直訳で魚の麺。とはいえ、麺に魚を使ってるわけじゃなくて、魚の具材が入った麺ってことですね。

日本にはすり身を細く絞り出して加熱した魚の麺があったりするから念のためw

で、こんな感じ。
うん、ベトナムの麺って絵面近いよねw マンネリ化しない撮り方を考えねば。。。

ともあれ、このスープ。見てこのクリアさ。魚介系のお出汁だと思うんですが、非常にすっきり。南部の麺のスープによくある甘みが極限まで抑えられてて「出汁勝負っす!」という心意気を感じます。

といって、ドヤッってるわけでもなく、とても楚々とした感じのスープ。そこに色とりどりの(色?)お魚具材が。

まずはこれ、白身の天ぷらというかフリッターというか。衣をつけて揚げてあるもの。かなりスターチの強い衣で、流石に揚げたてではないようだが、ところどころサクカリとしている。

麺は可もなく不可もないプルプルなブン。それ自体に特筆するところはないけど、お野菜が多いせいか、少し野菜の緑が移って透けるようにも見える。

いろんな具材は入ってたけど、ラーロット?ミンチの葉っぱ巻き。この葉っぱ、特に強い味があるわけじゃないのだけど、お肉との馴染みも良くて、ベトナムに来るまで知りもしなかったのに、極々自然にいただけてしまう不思議。

もちろん別添えのお野菜たちもたっぷり入れます。繊維質を入れてからの糖質、というのは昨今食べ方の鉄則のようになってますが、ベトナムの麺はそれを自然に踏襲させてくれるからありがたいですね。

そう言えばここのニンニク調味料は、小さめのニンニクがカットされずにゴロゴロ入ってた。酢がきき気味。私が作るものはこんなに酢は強くないけど、これも、良い。

元々のお出汁の味が非常に楚々としていたので、食べ続けてると少し単調に感じられるので…?

はい、このブログの読者さんなら、こういう時にどうするかご存知ですね?魚介出汁の穏やかな旨味をグッと引き出す簡単なひと手間とは?

柑橘系の酸味をプラス。かなり味が変わるので、すこーしずつ加えて味見をしながら足してってくださいね。一度変えてしまうとなかなか元には戻せませんので。

まぁ酸味ってのは旨味の要でもあって、直接的にも、誘引した唾液の作用を借りるという間接的な役割を成立させるためにも有効。もしもバランスを崩したら、その時は卓上のヌクマムをプラスするなどバランスをとりながら調整していく…

のですが、ベースが美味しいスープなので、あれこれする間も無くなくなりましたよw

麺がそんなに多くないのもいい感じ。その分、繊維質たっぷりのお野菜がたくさんあるので、お腹はいっぱいになりますし、旨味の質が良いので味覚的な満足度も有り。

ハノイの味は全体にシュッとしたお味が多い印象ですが、その経験的認識を今回も深めてくれました。他の料理も美味しそうだなー。

あ、やっぱりお昼近くになると、着々忙しくなってたようなので、ここは11:00 – 11:30くらいまでがおすすめ。それより遅くなるのなら、いっそ 13:00くらいにした方が良いかな?

南の味の傾向と並べると物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここのは北の傾向が強い味だということを前提に、楽しんでみてくださいませ♪

 

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お店情報

Pho Thanh
158/13 Nguyen Cong Tru Q1
Spent : 50,000vnd / peron

 

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コメント

  1. より:

    Cơm trưa văn phòngはお店の名前じゃないですよ。壁掛けのメニューに書かれたPhở Thanhがお店の名前ですよ。

    • ちぇり より:

      >あ さん
      きゃーーーー!!!ありがとうございます!!外のフードの真正面に大きく描いてたからそれが名前かと誤解してました(-“-;) 修正しました。ありがとうございます!!!

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