バンコクやプーケットで成功を収めてるサワードゥベーカリーのお店がやってきたと、あちこちで話題に。名前だけじゃね?と天邪鬼を発動してましたが、ごめん、美味いわw
バンコクからの人気店
Thao Dienで、いくつも唱えるベーカリーがある、サワードゥ。言うほどサワーじゃ無いことも多いし、サワードゥだから美味しいってもんじゃない。
でも本当に美味しいサワードゥなら、それはとっても貴重な存在。なのですが。。。
発動してしまった。流行りのものには反発したくなる天邪鬼(苦笑)
ちょっといろんなご意見も聞いてたところだったので、かなぁり斜めに構えてました。大した根拠なく。
そして場所もねー、私がよく使ってる、
の真隣。
いやどこに出そうとお店の勝手だし、このエリアの空き物件は貴重だから、周りにどんな店があろうと、チャンスがあるなら飛びつくってのはある意味正解。理解はしてる。
しかしまあ、よりによってベーカリーが2件立て続け。
さてはて。
入ってすぐのカウンターで注文
お店に入ると、ピークタイムはかなり外してたんだけど、1階の席はほぼ満席。欧米系の方が多く、なんかこう、意識高そう。
ちぇりタヌ、浮まくり(・∀・)
気に入りません。というか、気に入られていない、といった方が的確か。なんかこう、アウェイ感がすごい。
でもこれは店のせいじゃない。
自分が斜めに構えてるからだ。
相手の人間が無愛想だ、と感じる際には、まず自分が相手に対して無愛想な時が多かった、という過去経験。自分が朗らかにしている時は相手も朗らかになること多いし、自分が上機嫌だと相手がよほど暴力的でない限り、たいして気にならないものだ。
人が多くて写真が撮れないのも、小さな「残念」だったかも。
しかしそれは自分の都合だ。店のせいにしてはいけない。店は繁盛させるのが使命。彼らは使命を全うしているだけである。
うん、自分の状態がすこぶる良くない。
これはお店に対して大変に失礼だ。
体制を整え直さねば。
メニュー
と、思ったのも束の間、ここ、オーダーをカウンターのところで刺せるのだけど、メニューをゆっくり見ることができない。
後ろに人でもいようものなら、焦ってしまって仕方がない。
しかしそれもあくまで自分の選択だ。焦れ、とは誰も言ってない。焦ってしまうのは、自分の勝手な価値観によるもの。店は悪くない。
しかし。。。
たったまま、選ばないと先に進めない動線にしているにしては、ページ数がめちゃくちゃ多い😅
これ、ひと通り眺めるだけでも相当ページを捲らねばならんし、1ページあたりの品数も多い。
これ、ゆっくり店の料理をアピールする気ないだろ。。。
事前予習して、入ったらすぐに「これ!」と指刺せる状況の人ばかりでない限り、ここには長蛇の列ができる。
それが、狙い?
だとしたら気に入らないが、多分特にそこまでは考えてないんだろう。だって、こちらのお店には、
「地域の人々が集まる“第3の居場所”に」
が掲げられていると聞いたことがある。だとしたら、もうちょっと憩える動線を作ってもらいたいものだけど、目の前にあるのは、かなりの冊数のメニュー。
え、この冊数分の人が並んでも、そしてそれぞれにメニューを選ぶ時間が違っても、ここにたたせたままにするの???😅
「地域の人々が集まる“第3の居場所”に」
が掲げられていると聞いたことがある。
価格帯も決して安いとはいえないんだけどなあ。
まあ目玉が飛び出るような価格ではないけれど。
タルティーヌが多いようだけど、モスのナンドッグの10倍くらい食べにくそうだ。ナイフとフォークでカットして食べるスタイルなんだろうけど、バラバラとトッピングが落ちるのをかき集めて食べる気分じゃない。
何か他のものを。。。
あ、サンドイッチがある!
グリルド系のサンドイッチ。これは良いぞ!
と、ここまで行き着くのにすでに数分を費やしている。テーブルについて見れていたなら、全く気にならない時間だが、後ろに人がいる状態で選ぶのは本当に気がせく。
「よかったら先にどうぞ」
と、二人ほど順番を譲って、さあドリンクをと思ったら、こっちもそこそこ種類がある。
チョイスがあるのは嬉しいけれど、急かされるような状態(何度も言うが、急かされているように「感じる」だけで、誰も強制はしていない)だと、かなり焦る。
取材。
取材だ。
仕事ではないけど、トライはせねばと思ってたお店だ。いいじゃないか。これでハズしたら、「ほらやっぱりね!」と言えるじゃないか。(←相当ヒネとる)
2階のお席
1階に比べると2階はまだ人が少なかったことと、若干フリーダムな空気感でホッとするなど。
吹き抜け部分を作るなどの、空間的には贅沢だけど、前のお店から引き継いだものなのかは不明。
前のお店、とっても入りづらいし印象も弱かったので、結局入らないままだったな。
テラスを隔てる壁はガラス張り。
オープンで明るく広々したスペーシング。
テーブルは小さいけど、大人数が座れるロングテーブルもある。個人でもグループでも対応できるみたいですね。
ちぇり氏寝返る
ドリンクがさっさと出てきてくれたのはありがたかった。外は暑くて、喉乾いてた。
コールドブリュ。
美しいバランスで、美味しいじゃないか。
ここでかなり出鼻をくじかれ、さっきまでのムイムイしていた自分がちょっと恥ずかしくなると同時に、ご機嫌持ち直し。
そして今回頼んだ、Griiled Cheeseが出てきた瞬間、
テンション、爆げ!!
うおおおお!!この生地の断面は!!
かなり高加水の長時間発酵の生地が醸すランダムな気泡。粉の具合か、ほんの少し透明感を感じる色合い。
満遍なく焼かれた表面の 0.5mm は、美しく均等に焼かれており、その香ばしさとチーズの強い香りが相まって、かぶりつく前から美味しいことが明白だ。
ただし、気をつけなければ。
高加水サワードゥを焼いた際のガリガリは凶器。。。
しかして、見事なガリガリでした!!
うまい!!!
とろけるチーズは何種類かミックスされてんのかな。とろける感じはモッツァレラ?パルメザン的な旨みも感じるし、チェダーのコクみたいなのもある。
複数の旨みがたっぷりのペストと相まって、実に美味しい!それを受け止めるパンの生地はムッチリとしつつも歯切れ良く、サワードゥ特有の胃への軽さが心地よい。
食べかけで絵面がよくないが、この「良いサワードゥ」にしか醸せない断面は、市内のサワードゥを扱う店の中でも珠玉ではなかろうか。
うおおおおお、完全に寝返ったし機嫌治った!!!
場違いタヌキであることも、全く気になっらなくなったぞ!!
ひと口、ひと口が至福だ。
もう、食べるごとに天を仰いで愉悦に浸る。
うまい。ものすごくうまい。
そしてこのどの箇所を口にしても、その美味さが少したりとも欠けることはなく、最初から最後まで美味しかった。
そりゃあ人気でるね。
オーダーする場所が心地よくないのはやっぱり賛同できないが、今度はしっかり予習していく。
ごちそうさまでした!
その後談
あんまりにも浸っていたら、「あの。。。それ、何を頼まれたんですか?」と隣の欧米人男性から尋ねられた。
お気の毒に。
この状態のちぇりさんにそんな質問をしたが最後、
「これっ!!めっちゃくちゃ美味しいよ!生地が最高っ。あとチーズのセレクトと割合も素晴らしくって、ペストの香りもすごくいいの。あ、Grilled Cheese ってやつ。たまらん!!!」
と、捲し立てられて、ちょっと面食らってるようでしたが、すぐに頼みに行ったようですw
あんたさっきまで、この店冷めた目で見てたんちゃうんかいw
ほんまにゲンキンですなぁ、と思いますが、もう恥も外聞もなく寝返って、ゴリ押しします。ここ美味しいです!
今度はルーベンサンドかなー(*´ω`)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
BARTELES Thao Dien
118 Thao Dien Q2
TIme:07:00 – 18:00
Spent: 220,000vnd / person
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