お菓子のパイは結構見るけど、以外と少ないお惣菜パイ。ミートパイって言葉はよく聞くけど、意外に食べる機会って少なくないです?(^・^)
パイ専門店!
日本の広島は尾道というところに、The Flying Pieman というオーストラリア仕込みのミートパイ屋さんがありまして。
まあその時も色めき立ちましたわ。ミートパイ。けっこうなんだかんだで聞いたことある人はいると思うのに、いがいと食べる機会のすくない料理だと思いません?
あった。
Capichiに、あったヽ(・∀・)ノ
え?ロゴがチープそう?いや、こういうのは人目を引くのがとても大事。とくに同業他社さんとずらりと並べられる場では、かなり強い。
試しにCapichiのホーチミンの一覧、見てくださいよ。このお店の名前が思い出せない時、一覧から探すしかない時、ざーっと流すだけでもすぐにわかる。強い。
メニュー!
全部ではないけど、大体のところはこんな感じ。
結構いろんな具材の種類があるし、個人的にはラムがあってくれるの、嬉しい!!!
スイート系はパンプキンパイとかアップルパイとか。ほうほう。これは…両方頼んでみるしかないねーヽ(・∀・)ノ
親切なパッケージ
で、結局4つ頼んだのですが(いや、両方って、料理系とスイーツ系、1個ずつちゃうんけ?)こんな感じでやってきました!
おーっ、しっかりした箱に入ってる!
これはもちろん、1個とか2個ではこうも行かないんでしょうが、とりあえず、4個頼んだらこのパッケージになるのはわかった!!
と思ったら、ヤダ、わたし5つも頼んでたのね。この日は一人だったのに(・∀・)
そして中身はこんな感じ。
一個一個が紙包みにされてる上で、上記が抜けるように完全には閉じてない。というか、紙を巻きつけてる感じかな?
そして、わーっ、親切!どれがどの具材か、シール作って貼ってくれてる!これはありがたい!!
こういう場合、手書き対応してくれてるところもあるけど、印刷してるってことは、普段から結構な数がでてるってことなんやろな。商売繁盛、ええこっちゃ!!
さて中身!
こんな感じで、ちゃんとカップ型のミートパイになってます。が、生地は練りパイですな。
この国で、小麦粉に水分加えた生地にバターを折り込んで作ってくのはお部屋の冷房設備も必要になるし、そもそもこの価格帯(1個35kとか?)を成立させるのは、手間考えるととても大変。
だから練りパイ(アメリカンパイとも言うかな?)は至極合理的。ただ折りパイほどのふんわり感は出て来ずに、下手したら塩クラッカーみたいになる可能性大。
見た感じではいい感じなのですが、縁が気になる。底部分、カップになったところと上蓋として被せてある部分を閉じるためにぎゅっと押さえて接着してるんだけど、そこには層ができないので、小麦粉練ったのんを焼いただけ、みたいな食感になるはず。果たして…?
う、うん、硬い(笑)
でもまあクラッカー的な食感だと思えばまずい訳じゃない。パイだと思うと「え?」ってなるけど(笑)
あとこの縁部分が硬いからそんなに一気に大口では食べられないため、なかなか具材に行き着かない…(笑) が、ひとたび行き着くと…?
オーーーーー!!見て、この2cmはあろうかと言う高さのカップ状の部分に、たーっぷりと具材が!こっ、これは生地云々言う前に、このぐざいだけでも値段分の価値があるのでは?!
ちなみにお気づきいただけただろうか。
上蓋部分に、アルファベットにしたパイ生地をのせてある!下の写真のVは、Veagan。上の写真はM。多分マッシュルームのM!
Veaganは野菜ベースなのですが(当たり前や)かぼちゃとかのほっこり系も上手にとりいれて、印象としてはクリーミーな感じ。肉々しさはなくても、物足りなさのない美味しいやつでした。ただ…
正直に言おう。アップルパイ。お前はダメだ…orz
ハイグルコース(湿気を吸いにくい、時間が経ってもべったりとけずに白い粉状であってくれるお砂糖)つかってたりして気を使ってるし、りんごもゴロゴロしてるんだけど…
紅玉的なものを使わず、凡庸な味のリンゴを使って、さらに酸味も甘みもほとんど足していないため、何食ってるかわからん。ボニュボニュした何か。これはもったいない。
これでしっかり酸味と、それにバランスをとった甘みのあるフィリングなら、このアップルパイだけでもそうとう売上行くだろうに。
もしかしたらローカルの肩の口にはあったものなのかもしれませんが、そして私が日本人の代表みたいな口を利くのは生意気ですが、これ、日本人には合わないと思う。
アップルパイ。その響きを聞くと、うっかり頼んでしまいたくなるアイテムだと言う方もいらっしゃるとは思いますが、ごめん、これは勧めない。
でも料理パイはなかなかでした。
翌日に焼き戻したらどうなるか?
ところでこれ、1個でもなかなかお腹太ります。そりゃそうだ。フィリングがあんなにたっぷりな上に小麦と油の生地だもの。
2個も食べたらお腹いっぱい(アップルパイはほとんど食べずにごめんなさい)。では残り2つはどうしたか?
これは実は意図して頼んで見ましたよ。冷蔵庫で翌日まで保管して、温めなおしたらどうなるか、という実験です。
パイ生地は、レンジにかけるのは鬼門です。しょぼーんってなります。だからトースターで温めることを見越して、アルミホイルに包んで保管。
時間をおいたり焼き直す際には、練りパイが俄然強いんですよね。パフ状の軽い空気がたくさん入った生地は、焼き立てが命。
多少落ち着いたくらいだったら美味しいけども、翌日になると油が回った感じになってくどいわ重いわ貧乏くさいわで、焼き立ての時の華やかさとは打って変わってショボくなる。その点、練りパイなら…
アルミケースごとトースターに突っ込んで高温でガンガン、10分ちょっと。これは火力にもよるので、お好みの暖かさになるまで温めてください。
ちなみにアルミホイルなしでやると、中があったまる前に表面が焦げます。でもホイルで包んだまま焼くと、良い具合に温まり、生地もかなりデリバリーされてきた時の状態に近く再現されてくれます。
ただ、やっぱりフチがちょっと重たい。
腹いっぱいにさせるためには良いのですが、クラッカー、そんなにバリバリ食べないじゃないですか。なんと言うか、そこまで美味しくないピザ食べた時に、つい耳の部分を残したくなる。あの感覚に近いものに襲われます。
決してまずい訳じゃないんだけど、全体バランスで見ると、フチ部分、かなりジャマ臭い。でもぽりぽりとスナック感覚で時間かけて食べるとかならアリだと思います。なんども言うけど味が悪い訳じゃないので。
ところで前日にはうっかりしてのですが、うん、チリソースとか、ちょっと濃いめのケチャップ?BBQソース的なものがたくさんついてましたwww
お肉バージョンのやつはあじがしっかりしてたので不要だったこともあり、うっかりその存在をガン無視。でも翌日食べた、ラム肉のやつやMr.Italyという、なんかミートソース的なやつは、ちょっと水分足りなくて…
口の中でモサついてたのですが、ソース使ったら一気に解消ヽ(・∀・)ノ
ダプダプする訳じゃないんですが、口中の感覚って小さな変化を増幅して感じるところがあるので、ソースが加わるだけで別物のように。
また硬い、モサつく、重たいとさっきまで行ってたこの口で言うが、ソースつけて食べたら、ぽりぽりしててそれはそれでw
ソースつけてるのには意味があるんだわ。。。ガン無視すんなよ、自分。。。。
ってことで、味のバリエーションも多いし、なにせ1つあたりがお安い。フィリングの充実度を考えると、かなりお手軽・お得な商品ではなかろうかと!
アップルパイ以外はね(・∀・)(くどい)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Mr.Pie Bakery
43c Dien Bien Phu, Q.Binh Thanh
Time : 07:00 – 19:00
Spent : 180,000vnd / person (ってか、パイ5個分です)
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