日本でもダイエット食品として、こんにゃくの代替食品がありますよね。ホーチミンでもしらたきやこんにゃくは売ってるんですが、日本人向け。
今回は今まであまりみたことがなかった、おそらくローカルむけ?なこんな商品があったので使ってみました!
いろんな形状のこんにゃく商品
最近すっかり食材調達を、
KameMart
に依存していたのですが、こちらは配達してほしい前日までの注文が必要。で、うっかり頼み忘れたことがあって、仕方なく(仕方なく言うな)スーパーへ。
あまり行ったことがない店舗のコープだったのですが…?
おおおっ、こんにゃく食品だ!
日本のドラッグストアにあるダイエット代替食品みたいな。
面白いのは、日本だと「こんにゃくパスタ」とか「焼きそば」的になりそうな所、シリーズ名は「Shirataki」としながらも…?
・Bun
・Pho
・Com(米)
の形状がある所。まぁ内容は同じなので形状を違えてるだけなのですが、コメがあるのは嬉しいなぁ。
カロリーがほとんどないこんにゃくをご飯に炊き込むことで、白米のカロリーの一部を削ると言う方法は昔からあって、しらたきを細かく切って米粒に紛れ込ませると言うことはできるけれども、やっぱり、コメ形状であってくれると簡単だし、紛れ方も巧み。
でもこれ、欧米だったら「米形状の商品を出そう!」ってなりにくい気がするんですよね。ベトナム万歳。
そもそもクソ面倒臭いですからね、こんにゃく作るの。日本人、なんでそこまでしてそのまま食ったら体に悪いもんを食おうとしたのか謎。
結果としてローカロリー食材、かつ体内デトックスに有用なものを作り出してくれたのは、現代になってみればありがたいことなのですが、昔は栄養欲しかったんちゃうんかいと言う(。-_-。)
単に食味が好まれてたんかなぁ。一度こんにゃく作りを体験したことがありますが、ごっつい面倒臭いです。こんにゃく製造業者さんがいてくれてよかった。。。
こんな感じで、ジップロックの中に、水分とともにこんにゃくを封じ込めたパッキングが入っております。厳重。
Bun Shirataki でペペロンチーノ風
まずはこれです。
Bun しらたき。
断面図が丸い押し出し形状のもので、一般的な日本のしらたきよりもちょっと太め。
無条件に軽く下ゆでしたのですが(こうすることで匂いが抜け食感がキチキチなって美味しい)よくよくみてみると、あまり匂いもない商品だったのでそのまま使ってもいいかもしれません。
ニンニク、唐辛子、玉ねぎを焦がさないように中弱火でジワジワ炒めて、玉ねぎが好みの硬さになるまで炒めます。が、カスカスの焦げ目をつけてしまうと食感が浮くので、「焦がさないように」がポイント。
ある程度炒まったら、お水を100ccほど加え、油脂分と乳化。その際に私はマッシュルーム出汁を少々。うん、もう全然ペペロンチーノとは違うから、あくまで「風」ねw
乳化したニンニク・玉ねぎ・唐辛子のエキスが十分馴染んだ水分に水を切ったしらたきを入れて、火はつけたままでかき混ぜながらよくなじませます。
パスタを使ったほんまもののペペロンチーノの場合は、最後の部分でそんなに火にはかけないのですが、こんにゃくの場合は味が馴染みにくいので加熱が少しあった方が良いと思われ。
で、こんな感じ。
ちょっと彩に乏しいですが、もしあれば炒めあげる最後の部分のところで茹でたブロッコリーとかアスパラとか、そう言うのを入れてもいいかも。
肉っけが欲しい人はベーコンとかも。そんなのダイエットにならないじゃん!と思われるかもしれませんが、カロリーを「落とすこと」が目的で、カロリーを取らないわけじゃない。
そして個人的には、美味しくないもので腹を満たしても、気持ちが満ちない。満足度がないのでつい他に手を出したくなる。ので、多少の油分と野菜分のカロリーくらいはよしとして美味しく食べたい派。
で、お味なんですが、これが優秀!
もちろんパスタではない。こんにゃくの食感ですよ。でも太さがあることで食べ応えがあるし、味の馴染みが良い!びっくり!
食感も良く、こんにゃく特有の匂いもほとんど気にならず、代替食であることには変わりないけど、これはこれで一品として成立するなと。私は気に入りました、これ!!
Com Shirataki でご飯を炊いてみた!
我が家は最近ベトナムのお米ばかりを炊いているので、そっちでのレポになりますが…
ザルにあけるとこんな感じ。
ちゃんとツブツブ。ただこれ日本米的な形状だなw 長粒米に混ざった時にどうなるか…w
水分量に関してはまるっきり無視しましょう。ご自宅にあるお米を炊く容量の水加減にしてください。ただ新米とか、気持ち柔らかめに炊き上がる日本マイの場合は、少しだけ水分を控えめに。
分量は今回は、
米 200ccに対して Com Shirataki 100cc分。炊き上がり時の嵩で考えると3:1くらいになるイメージで。
我が家のお米の場合は長粒米なので水分は米の1.4倍。それを炊き始める前によく混ぜておきましょう。偏って炊き上がると、コンニャクが紛れてくれずに不自然な食感になりますから。
と言うわけで、熱湯280ccを加えて即加熱。普通に炊きます。私は圧力がかかる早炊きが好きですが、普段通りの炊き方で大丈夫かと思います。
余ったしらたきは、用意したものでも外装に使われていたジップロックでも構いませんが、多少のきれいな水と一緒に入れて冷蔵保管です。
で、炊き上がりは…?
おっほ、お米のツヤも失われてないし、長粒米に紛れてもそんなにわからない??!!
味は…もちろんお米だけの時より若干水っぽさはあるかもしれませんが、そもそもパサつきがちな長粒米。そして香りがしっかりとあるタイプのお米なので、それが多少和らいだところで気にならない!
寧ろ…これはそもそも水分含有量の多い日本米に使うよりも合うんじゃないか?
え、こんなにお米っぽいならもっとたくさんこんにゃくを入れてカロリーダウンしたい?うん、できないことではないと思います。でも…
美味しくないと思います(きっぱり)
もちろん、どこまで許容できるかは人それぞれだと思いますが、Bun Shiratakiのところで言ったように、美味しくないもの、少なくとも自分が美味しいと思えないものを私は極力オススメしたくない(他の利点が大きければ別ですが)。
ので、これくらいの割合が限界かなと。
こう言う代替食品って、いかにオリジナルの味を期待した時に不足が少ないか、ってのが大事だと思うんですよ。じゃないと代替にならないじゃないですか。「別物」になっちゃう。
その辺の兼ね合いを考えて色々やってみたところ、味的にも分かりやすさ(覚えやすさ)的にも、上記割合くらいが便利かなと。
米の量の半分のこんにゃく。
これなら覚えやすいですよね。毎日のことにされるならなおさらのこと、お米炊く量が変わった時に逐一調べたり計算するのは面倒なので、半分。米1合なら90cc分のこんにゃく。それもそんな厳密じゃなくても大丈夫。こりゃ使えるなぁ!
ちなみに、ベトナムのお米ながらツヤ感があって、独特の香りが美味しいお米はこちら。Coop Martに置いてることが多いようです。
そして、こんにゃく粒と混ぜて炊いたお米を冷凍してみたんですが、解凍時に特に遜色もなく、無問題。
容積のあるこんにゃくを凍らせた場合、多く含まれてる水分が解凍時に溶けて穴を作り、食感が別物になりますが(それはそれでお出汁がしみ易くなったりしますが)こんだけ小さな粒だと食感的にもそんなに影響が及ばないようです。
Pho Shiratakiは、うどん仕様にしてみた!
Bunとそんなに変わらんやろーと思ったのですが、ちょっと平たくてヨレてる感じ?
Bun Shiratakiをオイルパスタ風にしたのは、こんにゃくだとソースの絡みが弱いだろうと思ったから。日本で売ってたこんにゃく麺の多くはそうだったので。
でも思った以上に絡みが良かったから、Phoはさらに軽いものと合わせようと思い…
うどんにしてみた。
しかも、ヒガシマルに頼らず、昆布と海鮮醤油の極々シンプル出汁。こんなのでこんにゃくに味が乗るか?と思ったのですが…?
さすが、Pho仕上げを照準に置いてるだけあって、意外と麺がスープを捉える!
張りのある小麦の麺の方が馴染むのに時間がかかるか?と思ってしまうくらいには、うまい具合にしっかり捉えて、太さもあるため食味も良好。
これ、太くてスープを捉えないと非常に物足りない食べ口になるのだけど、「こんにゃく麺にしては」というより「極正当に美味しい」と思えるレベル。へー!!
Bun or Pho Shiratakiで冷やし中華!
ダイレクトにコンニャク麺を食べるレシピなので、できれば細いBunの方が感覚が紛れやすいかも。
そして、生でも食べてみたんですが、ちょっとポヨポヨ。中華麺との乖離が大きいので、やっぱり一度湯がいた方が良いかも。
その際、好きなブイヨンで味を入れるとなお良し。
タレは、コンニャクという特性からサラサラのものだと絡まないのは必至なので、最終的にはゴマだれを使うことにして…
茹でる時に味を入れたコンニャク麺をざるにあけて熱いうちに、ベースのタレを絡めます。
今回使ったのは、香醋と出汁醤油1:1。そこにココナツネクター&ごま油を少々。
普通の醤油と酢でも代用できます。甘みは好みで。
茹で上げ後、熱いうちに絡めるのがミソ。なぜなら温度が下がる時に味って食材に入っていくから。氷水で冷やすことができたら手っ取り早いのですが、ここは気長に冷蔵庫に入れて冷めるのを待つ。
好きな具材を乗せて、出来上がり!
このままだと絶対的に味が足りないので(麺に旨味要素がないので)キューピーさんのゆず風味のあるゴマだれ登場!!
めっちゃ合う。
こんだけ具材乗っけてゴマだれとか使ったらダイエットにならないじゃん!という声もあるかもですが、小麦粉の麺に比べれば格段にカロリーが違うわけで、乗せる具材を選べばお野菜もたっぷり。サラダ感覚でいただけますよっ(^・^)
納豆釜玉風 ⬅︎NEW!
うどんのように使えたことで気を良くしたので釜玉風。
納豆には調味を施し(ごま油+塩とか醤油、だし醤油+薬味など)キュウリは角切りにして生食用卵をスタンバイ。
今回は Pho Shiraataki を使いましたが、細めの Bun Shirataki でももちろん無問題。
たっぷりのお湯で茹で上げ(一煮立ちさせて30秒もすれば十分)ざるにあけて水気を切ったら、用意した納豆やらキュウリ、卵と混ぜて出来上がり。
これがねー、Pho Shiratakiの場合だと、なかなかボリューム感もあるし、美味しかったです。
茹でないとこんにゃく臭がしたり、ポヨポヨの食感で麺としては違和感があるので、やっぱり茹でた方が美味しいですね。
キュウリは味わい的にそんなに影響力が強いわけじゃありませんが、「歯ごたえ」を与えることで食べたことの満足感を補充。
納豆も生食用の卵も簡単に手に入るようになったからこその食べ方ですなぁ。日本では当たり前だけど、ホーチミンではありがたい話(-人-)
結構優秀食品だと思います!
我慢や妥協じゃなく、普通に美味しいこんにゃく麺って、あまり食べたことがなかったかも。でもこのシリーズは私、どれもかなり満足ライン。これは使いやすい。
最初に見つけたところに数日後に買い溜めようと改めて行ったら、Com(米)タイプのしか残ってなかった…orz
まぁ主食じゃなく、おかずの一品として食卓に加えるだけでもいいよね。こんにゃくは、カロリーを低めに抑えるだけじゃなく、食物繊維が豊富なので糖質の吸収を緩やかにするという効果もあるし。
すでに、ローカルの方の間では人気商品なのかもですね。地味な陳列されてたけど。同じスーパーの別の店舗でも探してみねば。
ええもん見つけたー♪
自社サイトから直買いつけ ⬅︎NEW!
上記で、Coop他店舗にもあるかも?みたいな書き方をしましたが、私が見る限り、そしてそのタイミングでは置いてなくて、私が買った店舗でも、売り切れた後に補充なし…
ということで、メーカーに問い合わせようとしたら自社サイトがありました。
上のトップページの飛んだら下の方に商品欄があるので…
Pho か Bun か Com の希望商品を選んで商品下のオレンジのところをタップ。
数を入力してその下で決定。
するとカート画面に行くので確認。
もし他の商品も保欲しい時は、カート内容下にある一番左の「買物に戻る」ボタンをクリック。
他の商品を選んで決定したらまた上の画面に戻ってくるので最終的に決定したら、右下のオレンジパーツをクリック。
そしたら次の画面でデリバリー情報を入力。
左の一番下ですが、特に枠がないけれど、空白をクリックすると入力ができるので、「英語のテキストで連絡してください」って入れといたんです。
そしたら、2日ほど放置。あー、あのサイト稼働してないのかなーと思っていたところ、SMSで連絡が来ました。英語で。
「送料と合わせて総額いくらだけどいついつデリバリーして良い?」という内容。
ちょっと都合悪かったので、「いついつにしてもらえる?」とお願いしたら、問題なく変更してくれました。代引きになるので、向こうも無駄足踏ませたくないんだよね、宅配の人に。
こちらへの連絡に時間がかかったのは、もしかしたら英語対応できるスタッフさんを探してくれてたりしたのかな。
もしあまり稼働してなかったサイトに来た注文、ってことが原因の遅れだったら、最近事例を作ったので、ちょっと気をつけて見てもらえるかも。
というわけで、到着。
米はスーパーで買い占めてたので、Bun と Pho.
以前にも書きましたが、このこんにゃくヌードル、ほんとよくできてますよ。
こんにゃくはコンニャクなんだけど、下ゆですることで食感がとてもよくなるし、日本で売られてたダイエット用のコンニャク麺各種の中でも一番好き。
我慢して食べる、ではなく美味しく食べられるので、思い立った時に使えるように大量買いしました。夜食とか、罪悪感低く楽しめるしなー(我慢しろよw)。
日常のお米に混ぜて炊いても違和感がないので、チリも積もればなんとやら、の精神で( ・`ω・´)b よろしかったらお試しあれ♪
更新情報その他はFBで!
https://www.facebook.com/cheriaatw
食材調達情報
Shirataki麺・米:Coop Mart Rack Mieu店
※他のCoopの店舗にもあるかもしれません。上記店舗では冷蔵棚ではなくパスタやブン・フォーなどの乾麺が置いてあるところにありましたt(インスタント麺とは別)
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