日本だと「安い食材」のもやしですが、ホーチミンだと日本ほど安いわけじゃない。けど美味しいぞー!
綺麗なもやしが手に入るようになったので、早速常備菜として冷蔵庫に常駐です!
もやしは鮮度が命です!
まぁなんでもそうではあるのですが、もやしは水分を多く含む食材。なので足が速い!
だからスーパーの朝、入荷直後に買えればいいけど、夕方になるともうヘノヘノ。市場の外気に当たってるのは温度が心配。これまた傷む原因ですから。
しかし。しかしですね。綺麗なもやしを手に入れることができるようになったんです。入手経路に関しては、もうちょいお待ちくださいね。来週にでもお知らせできると思います。
もやしっ子とか言われるけど栄養あるの?
ナヨナヨしたり元気のない子のことを昔は「もやしっ子」などと呼んだようですが、各種ビタミンやミネラル、カリウム、そのもやしが持つ栄養素が明確になった今、「もやしっ子」はとても健康的で元気な子、ということになりそうです(笑)
そもそも「発芽」している穀類などが、その栄養素をより有効に発揮させていることは「発芽玄米」などに見られる例で皆さんご存知ですよね。
もやしも、豆が発芽したもの。
つまりその栄養素をもっとも有効に活かせている状態のもので、しかもアスパラギン酸を含んでる。
聞いたことあります?アスパラギン酸。
アミノ酸の一種で体内で作り出すことができるため、非必須アミノ酸=必ずしも体外から摂取しないといけないというものではないのですが…
代謝を上げたり利尿作用もあるためムクミをとったり、何より疲労回復に有効なんだそう。特に夏バテ防止に良い、なんて言われてるので、常夏のホーチミンに住む人は積極的に摂ったほうがいいじゃないですか!
あと味的にいうと、旨味成分の構成要素でもあり、昆布の旨みの中に含まれてるものでもあるんですね。もやしっ子と呼ばれたら、
「なに俺そんなに役に立つ子?えへへ(※^^※)」
とちょっと照れるくらいでいいかもしれない。
生だと傷むが、ちょっと加熱すれば日持ちする
で、もやしですが、生のままだとすぐに傷むけど、ちょっと加熱すれば、生のままより日持ちします。もちろん早いうちに食べるのがいいけど、今日ご紹介する食べ方だと、3〜4日は冷蔵庫で余裕でもちます(ちぇり調べ)。
茹でる
本当は、「根切り」といって、左右のヒゲ部分を切ってあげるとより食感も良く、上等なものになるのですが、うん、果てしなく面倒くさいので(私はそれも好きなんだけど)家ではそのままやっちゃいましょ。
もちろん、より美味しく仕上げたい!って時にはやったほうが良いです。でもそれが面倒でもやしを食べたくないなー、とか思うなら、省いちゃったほうがいいです。そして外で丁寧なもやしに遭遇したら「素晴らしい!」と感心して上げましょう。
で、それをサッとゆでます。
沸騰した少なめの湯に放り込み、上下を返しながら、もやしがリラックスして(ふぅ…)とちょっとだけピンピンするのをやめたらザルに。
湯を少なめにするのは、水溶性のビタミン類の流出を最小限に止めるため。茹でこぼさないもやし入りスープなんかはビタミンが溶け込んだスープも飲むのでいいのですが、湯で湯を捨てる場合には、その流出をできるだけ防ぎたい。
で、ザルにあけたら手を加えないでください。絞らなくていい。ザルを通して切れる水分+蒸気を逃してあげるだけで十分です。
サイド言います。もやしが含む水分にはビタミンいっぱい。水に溶かしたり、含む水分を絞るとそれらが逃げてしまいます。
和える① シンプル塩系
今回はたっぷりあったので2種類の味付けで。
まずはこちら。
お前それしかないんかよ?と言われそうですが、マッシュルーム出汁。こいつ本当に優秀。
今回のもやし1単位に大さじ1のマッシュルーム出汁と、ごま油大さじ1。簡単配合。
これをできれば、もやしがまだ温かいうちに混ぜるといいですね。
で、出来上がり。
なんだそれ。料理とも呼べんくらいに簡単だなおい。
ごま油はお好みでピーナツオイルでもいいし(もやしの元になってる豆とピーナツは豆同士なので相性良いです)オリーブオイルでももちろんオッケー。
亜麻仁油などを積極的に摂取されてる方は(お年頃だと、ね。。。)それを使ってももちろんオッケー。必要な良質油分を手軽に摂れるおいしいメニューだと思います♪
和える② 醤油系(マスタード風味)
さて、もう一つは醤油系。
これまたおなじみ、ココナツネクター、小さじ1。
お醤油、大さじ1
日本のお醤油の場合はベトナムのこの手のお醤油より濃いケースがあるので少なめで初めてあとで加減してくださいね。
で、今回はマスタードです。こいつ下の写真だと洋風に見えますが、ほとんど和辛子。
これを小さじ1くらい。でも適当。
ここ、柚子胡椒やわさび、しそ系のペーストでもおいしい。日本の今時の季節だったら山椒の実とか、粒マスタードなんかでも面白い。
質感が硬いものをやわいものに混ぜるときは一気にやるとダマになりがち。なので器の端っこなどで少しずつ、水分を混ぜていきましょう。
本当は、硬いものの方に水分を少しずつ混ぜていくといいのですが、今回の料理はあまり気にしなくて良いので適当に(かつて、このブログで紹介するレシピで適当でなかったものがあろうか、いやない)
で、もやしを入れて、和える。
はい簡単。
どちらも、合わせ調味料だけ味見をすると、随分濃い味に思えますが、ゆでたもやし、絞ってないですよね。水分がまだしっかり残ってます。それと調味料が合わさってちょうどいい感じになるんです。
作り置き+更にちょいプラス
これで2種類の常備菜ができました。我が家は夫婦二人なので、一食に1種類出せば、その場の一品になってくれます。
タッパーなどに入れて冷蔵庫に置いておけば数日は持つので、お食事の際の一品に。常温だと傷みやすいのでお弁当のおかずには向かないと思います。
これにさらにゆで青菜を混ぜてもいいし、ゆでたインゲンなんかも合いますね。人参の千切りを加えたり、ゴマや、ナッツを砕いたものを混ぜてもコクが深まっておいしいです。
もやしの元の味が素直だから、いろんな食材に合うんですよね。ここまでやっておけば、あとは冷蔵庫にあるものでいろんなバリエーションをつけて楽しめる上に…
癖がそんなに強くないから、例えば週1で多めに作って、1週間のうちに2回、3回と食卓に登らせてもそんなに飽きがこないかと。
栄養はあるんだけど控えめなやつなんで、いつそこにいてくれても邪魔になりません。ぜひぜひお試しあれですよー♪
え?だから仕入先教えろ、と?
すんません、もうちょっとで整うそうなので、今しばらくお待ちくだされ。数日内には必ずや!
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