ホーチミンに住む!となった時、何が一番気になりますか?言葉?食べ物?
意外とおざなりにされがちなのが、医療状況。以前にも話したことがありましたが、巷にはいろんな情報が氾濫してます。どれを信じるかは個人次第ですが…今回は私がとても信頼を置いている先生の書かれたものをご紹介します。
旅行は推します、でも移住は?
ホーチミンはいいところだと多います。そう思うから私も嬉々として毎日を過ごしていますし、旅行にどんどん来くださいってアピールしてます。
が。
住むとなると別のお話。
日本以外に居を構えることが珍しくなくなった昨今、ホーチミン、またはベトナムへの移住を気軽に進める記事がネット上には時々あります。その仲介業者さん絡みのこともあるので、CM代わりの記事のこともあるのでしょうが、そうなると当然、良いことがクローズアップされがちです。
実際、移住やビジネスのスタートアップをホーチミンで考えている、と言う方の話を伺うと、「利点しか聞かされていない」ケースもあるように思えます。新しいことを始めようとする人が希望に目を向けたがると言う修正もあるとは思いますが、マイナスなことの確認をしようとする人は、意外に少ない。
と言うか、企業単位でも、最低限必要なことをおざなりにしていることが多い。必要性を知った上で自己責任に転嫁するのは悪質ですが、企業自体も海外進出に慣れていない、またはこれまでことなきを得てきて必要性を感じないままに調べていないケースも多いのです。
仕事で赴任を命じられたのだから、会社が全てを把握して必要なことは保証してくれるのだろう、が通ることの方が少ないんではなかろうか。しかも何か起きても、自分の責任になってしまうかもしれないなんて…ちょっと怖いですよね。
住んで見ないと、何がマイナスなのかわかりにくいと言うこともありますが、それが命に関わることでもスルーされているとなると見過ごせません。
医療事情を把握しましょう
以前にもお話ししましたが、移住に関して、私がもっと考慮してほしいなと思うのは、医療事情。
これはあくまで身の回りの観測範囲での出来事から私が感じたことでした。素人の知見だけでも、これだけ考えるべきこと、来る前に処置しておくべきこと、来てからも心得ておくことがあると言うのに、意外と知られてなかったり。
もしくは、雑誌やネットの情報にも疑いたくなるものが結構あったり。私自身、どの情報が確実に正しいか、と言うのは言い切れないことが多いです。私は医療に関しては素人ですから。であればなおさら、気軽に移住なんて人に勧められないんですよね。
ましてや、そう言う業者さんを頼らなければならない人が、自ら詳しく医療事情を調べて現地確認している確率も低そう。ジャッジする材料も持ってないだろうし。そしてそれらができる人は、その他のことも自分で切り開こうとするだろうから。
とは言え、専門知識を一から入手するのは大変。そこでご紹介したいのが、私が信頼を置く先生が今回書かれたものをご紹介します。
ありとあらゆるケース、そして先生自身がベトナムで診療にあたられる中で経験されたことを交えて、簡潔にそして多岐に渡って書かれています。
かなりの項目があるように見えますが、本来これは渡航前に知って置くべきこと。私も、実際の渡航前にはここまで調べきれていませんでした。それはどのサイトを信じて良いかの指針がなく、且つ、各所に書かれている項目が限定的すぎて、あっちこっちのサイトを調べなければならなかったから。
でも、ここには広範囲のものがシンプルに一箇所にまとめられています。タイトルを読むだけでも、本当なら知って置くべき、でも思いもつかなかったことが見つかるかもしれません。
渡航前の方のみならず、在住者の方にも是非読んでいただきたい記事。まずは全てを読まなくても、タイトルだけでもいいです。なんとなくでも記憶しておいてもらって、いざという時、このサイトに戻って来ればいい。そう知ってもらうだけでも、とても有益だと思います。
居住者の医療知識に対する現状
なぜ私がこんなに医療について口うるくさく言うかと言うと、8年近く住んでいるうちに遭遇した在住者さんの中には、びっくりするほど無防備な方がいらっしゃる、と知ったから。
何をどうしようと、その人の人生。私が口出すことではありません。が、その人がきちんと精査・ジャッジした上で取った行動ではなく、ただ単に知らなかったが故に取り返しのない事態になったとしたら?甘組みすぎたが故のことだとしたら?そしてそれが私の身近な人だとしたら?
なんで知らせてなかったんだろう。なんでこう言うことを話す機会を持たなかったんだろうと、ものすごく後悔すると思います。
このブログには、顔を合わせたことがなくても、もう何年もお付き合いくださっている読者さんがいらっしゃいます。その中に、もしも知る機会がなかったが故に、取り返しのつかないことになってしまった方がいたとしたら、私はとても悲しいです。
また何か起こってしまった場合、それはあなた一人のことではありません。ご家族やご友人、あなたのことを思う方をとても悲しませることになります。
諸々を知ることは、まずはご自分のためでもありますが、あなたを大切に思う人のためでもある、と考えてもらったら、少しはご興味を持ってもらえるでしょうか。
ちなみに、私が聞いて驚き、且つ残念に感じるのは、ざっと思い浮かべただけですが、以下のようなケースです。
①予防接種をしていない
②保険に入っていない
③医療機関を知らない
④医療機関を選ばない / 選ぶ基準を持たない
⑤通訳任せにしすぎる
⑥予防対処されていないと思われる小動物を無防備に撫でる
⑦怪我をしても日本と同程度の処置が受けられると思っている
(怪我をすることに対して無防備:飲酒運転やプロテクションなしでのスポーツなど)
⑧性感染症は自分には関係ないと思っている
元気な時には予防接種をしていなかろうが、保険に入っていなかろうが全く関係のないことだけに、おざなりにされがち。でもいざという時にそれがないと…?
これらがどう言うことに繋がるのかのシミュレーションは、noteの方にまとめました。実例や、見聞きした例を織り交ぜて、これおざなりにしたらどんなことになったか、みたいな話です。無料です。
まずは、知って置くべきことを知りましょう。
今一度言いますが、私には、医療機関からのサジェストについてジャッジをする術を持っていません。ですが、こちらを書いてくださった先生のことを私は信頼しているし、内容も何度か読み返した上で、みなさんにお伝えすべきだと感じました。
この記事対して、またこの記事を信頼すると言う私に対して、どう言うジャッジを下すかは、読者の皆さん次第です。押し付けるつもりはありません。が、一人でも多くの方に届いてくれることを、切に願います。
中島先生の医療情報・追加更新
中島先生の
「これだけは是非チェック!!ベトナム進出前・進出後に必要な当地医療事情」
が、追加・更新されました。これ、本当にお金を出して買わせていただくべき内容です。
ベトナムにいらっしゃる方のみならず、今後海外に出られるご予定のある方に共通して有益な情報もあります。
また、個人の問題だけでなく、会社という組織に属し、今後ベトナムに人材を送り出すご予定のある方も知っておくべき情報。
追加事項もありますし、一度読んだだけでは覚えきれないこともあります。これまでに読んだことがある方も、読んだことがない方も、ぜひご一読くださいませ。
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