日本ではキズパワーパッド、なんていう商品があって、程度の浅い切り傷や擦り傷に使われてますよね。ベトナムにもありました!
ちぇーりーさんがー、こーっろんだっ
ダナン旅行中に、見事に転んだ(・∀・)
何があったわけじゃないのですが、ちょっと普段履き慣れ慣れない靴で、ちょこちょこ旦那さんの後を歩いててたら、
コケッヽ(・∀・)ノ
右手の肘下をアスファルトと言うおろし金でザーリザーリやってしまいました。小学生かよ。。。
で、個人の希望としては湿潤療法やりたかったんですが、ベトナムにハイドロコロイドのシートとかあるのかよくわからなかった(今にして思えば薬局で聞けばよかったんだけどw)し、そもそもお医者さんに診てもらった上で使わないとだから。。。
応急処置をして、ホーチミンに帰ってからお願いすることに。
拘った理由は、過去の経験から、専用のシートを使った方が傷の治りが早い上に、傷跡もとても綺麗に治るから。放置して乾燥させて直そうとすると、カサブタ、剥がしちゃうし(それはあんたの問題だ)
湿潤療法
湿潤療法のお約束
湿潤療法。キズパワーパッドとかの登場で日本ではすっかり知られてる療法ですよね。
火傷とか、あまり深くない傷の場合に有効ですが、
②湿潤治療用の被覆材で傷口を保護し浸出液を閉じ込めガード
③傷口の洗浄と被覆の取り替えを1日1~2回繰り返す
ベトナムの場合は、これが簡単にはいかない。
①傷口をきれいな水道水で洗い流す
このシンプルな方法が難しい。
なぜなら水道水がどのくらい許容できるものなのかわからないから。
飲料に適するくらい清潔なものならともかく、ご存知の通り、ベトナムの水道水はそのまま飲めません。
菌云々もありますが、物理的な不純物が含まれてるし(浄水器を使った場合フィルターの詰まりでそれはすぐにわかること)傷口と言う繊細な部分に当ててもいいものか甚だ疑問。
となると、大量の生理食塩水を用意して使用するなどが好ましいのかなと。
素人でもできないことはないのですが、傷の様子によっては、「しっかり洗う」って結構大変。ビビるし、それ以前に「どう言う状態になったらしっかり洗えたことになるのか」って判断つかなくないですか?
砂やホコリが落ちればいいの?見えない菌に対しては、どのくらいの長さ、どのくらいの水の量で洗えばいい?わかんないですよね😅
消毒液を使わないと言う判断
挙句に、湿潤療法の原則は、消毒薬を使わない、のです。
代わりに綺麗な流水で念入りに傷口をよく洗い、傷口に染み出す体液(浸出液)により治癒を進めるという療法。
昭和の人間は傷を作ったらすぐに消毒、だったのですが、この療法に関してはそうじゃない。ので、初動時、幹部が適切な状態に対処されたものかどうかの判断が必要。
ってことは、お医者さんに診てもらうのが賢明ですよね。
特に今回みたいに砂とか地面の汚れとかに塗れた傷口の場合は特に。
②湿潤治療用の被覆材でガード
キズパワーパッドのようなもの、もしかしたら薬局で買えるのかもしれませんが、種類があるかもなので適切なものを使いたいもの。
この判断も、プロに任せた方が無難。
その昔、食品用ラップで湿潤環境を保つ、なんてやり方を提唱していた例もあって、例えば病院に行く前に傷口を乾かしてしまわないよう、一時的にワセリントラップで対応することは有用なケースもあるかもですが…
被覆材には、ただ傷口を密閉するだけじゃなく、諸々の機能も備わってるはずなので、それと、単に乾燥を防ぐために密閉するだけのラップを同列に考えるわけにはいきませんし、そもそも①の段階での判断が適切であることが大前提。
③傷口の洗浄とガード
これもそもそもの初動が適切であることと、洗浄方法も的確になされていないと意味がない。
と言うわけで、とにかく病院に。
Viet Gia Clinic
今回は、先日ご紹介した、こちらのクリニックに行ってみることに。幸い、非常に薄く浅い傷だったことと、事前に問い合わせたら、傷口を見た上で、湿潤シートの利用も可能だと言うことだったので。
事前に一応予約を入れて、病院に伺うと日本語でのご対応。
医師のところまで連れてってもらえ、日本語でもしっかり通訳。
やはり今回は大事な意ということで、必要な軟膏と湿潤シートを処方してもらいました😊
うお、日本の湿潤シートよりかなり厚くて「スポンジ」って感じの厚み😅
キズパワーパッドとか、すっごい薄いじゃないですか。なのでちょと違い。目立つし、大丈夫か?剥がれやすいのでは?と思ったけどこれが。。。
かなり肌に密着してくれて、シャワー浴びても剥がれないし、厚みがある分、ちょっとどこかに触れても傷に響く感覚がないんですね。
見た目はやぼったいのですが、しっかりお仕事してくれて、むしろキズパワーパッドよりもなんか治りが早い気がする。。。
ザリッザリになってたけど浅い部分は、4日もすればツルツルに。ちょっと深かったところにはまだ貼ってますが、こちらも化膿などせず順調に治ってるよううです。
どのくらいかかったの?
で、今回はノー保険です。
保険を使って、いつも行ってた病院に行くこともできましたが、手続きが煩雑だったのと、幸いにも軽い怪我だったので、物は試し、と思い、こちらにノー保険で行ってみました。
うおー、初診料、というか診察料?
本当に、200kだった😅
ドクター方、これで大丈夫か。。。
あと、こちらが湿潤シートの代金。10 x 10cm の大判5枚入りでこの金額。ここの部分は、その方に何が必要かで変わってくる部分ですが。。。
合計で700k弱。
全額負担でこれはありがたい。
もちろんね、保険にきちんと入ってる方は、それを使って全額保証してもらうう方が負担は少ないです。
ただ、保険の有効期限の合間にあるだとか(そういう時に限って。。。みたいなのはよく聞く話)何かの理由で保険が使いづらい際に、
病院に行かないまま自己判断するのが一番良くない
わかります。何万円かかる、なんてことになるケースも、怪我によってはあるかもしれない。それ考えたら無保険で国際病院にかかることはためらわれますよね。
でも軽症ならこの程度。
700kね。なんでもない金額とは言わないけど、素人判断して取り返しの効かない事態を招くことを考えたら、ですね。
全てのケースに当てはまる金額ではありませんが、ご参考までに一例でした。
ってか、怪我しないのが一番よね。。。
気をつけよう。。。
ちなみに
こちらの病院の詳しい情報はこちらの記事にまとめています。
https://cheritheglutton.com/vietgia-clinic/
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お店情報
VietGia Clinic
166 Nguyen. Van Thu Q1
TEL 093 1137 836 (日本語)
02839 115 115(ベトナム語/英語)
e-mail: info@vietgiaclinic.com
HP : https://vietgiaclinic.com/
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