本来味わうべきものは他にあれど、季節は夏。夏限定の冷麺をいただくべく、行ってみたら、なんとこれは素敵レトロな中華屋さん!
銀座レトロな中華屋さん
発祥は渋谷だったそうです。
銀座のお店は後発ですが本店とされ、移転、だったのかな?今はこちらだけっぽい。
昭和のレトロな雰囲気を今に引き継ぎつつ、さらにはそのレトロな雰囲気の中で手作りの温かみある中華を楽しめると聞く。
店名の羽衣は、湯包子に皮がスープに浮かぶ様子が、天女の羽衣のようだったから、というような話を、池波正太郎氏の話すことか何かで見たことがあるような。(不確かです)
そんな文豪にも愛されたらしいこちらのお店には、名物のロング春巻きやら、先ほどの湯包子、翡翠白菜などがあるようなのですが、今回はこの時期しか食べられないという冷麺!これを目指して行きました!
入り口を間違える。。。
時は平日、この手のお店はランチタイムには大混雑だろう、と1時間前に勇んで到着。でも誰もいない。。。
入り口は、どこだ?と探すと、入ってるビルの入り口が。このエントランスからエレベーターを使うのか?と思ってたら。。。
エレベーターの左脇に、羽衣、の看板とともに、ご丁寧な矢印があり、階段を降りていくようガイダンスがある。
え、なんか暗いぞ?と思いつつも、ホーチミンのヘムや古ビルに入っていくことに慣れて躊躇を知らぬワタクシ、どんどん下に降りていく。
と。
な。。。なんか食材が入ってたと思しき段ボールがいっぱい。。。
まだ開店1時間も前だからな。お客さんが来る頃には片付けられるのかな、とか思ってたら。。。
上の写真の階段の下に、コックコートを着られた方が通られてギョッとされるの巻。
どうやらここは通用口で、さっきの看板は業者さんに示したものだったらしい😅
客の入り口は表に出て角を曲がったところにあるこちら。
いやん、間違い間違い😅
開店は11時。さっきの階段のところにあった看板には11:30とありましたが、古い情報なのかも。
実際、11時には開きましたし。
そして一般の方は12時からですよね、ランチタイム。だからか、この日は私が一番で、開店直前に私の後ろにお一人、来られたくらいでした。
銀座と聞くと、人まみれ、というイメージあるのでちぇり氏、頑張りすぎや😅
レトロ店内!
地下のお店に入ってみると、なんと素敵な昭和レトロ!
ってか、広い。。。。
聞けば100席はあるそうですよ。。。
銀座でその広さの町中華。。。
すごい。。。
なんかこう、洋食を出しててもおかしくない雰囲気もありますよね。素敵だなあ。
メニュー
で、メニュー見たら、ランチはめっちゃお得みたい。
私は今回、河南涼麺、っての一択だったんですが、のちに入ってこられたサラリーマンの団体さんなんかは、ハーフ&ハーフのランチを頼まれてる方が多かったようです。
一品料理もさほど高くなく、夜も楽しそうだなあ。
なんか地方の人間は、銀座=高級!!ってイメージがあるんだけど、今回意外に庶民的な金額のお店も多くて驚いてる。
そうだ、ビーフン。
ビーフンも、池波正太郎氏のお気に入りだったと聞いたことが。
うーん、冷麺はどうしても食べたいが、誘惑が多い。。。
冷麺、美味しかったら再訪決定だなここ。
河南涼麺
私が何故、こちらの冷麺を食べたいと思ったかというと、このシンプルさ!具材は別添え。
ラーメンでもなんでも、基本、具材は不要というスタンスで、薬味的なものがあったら十分、と思うタイプなのですが、具材も、その意味があるものは歓迎。
その具材があることで、麺やスープの味わいがさらに良いものになる、または別の楽しみを与えてくれるなら歓迎なのですが、なんかこう、絵面を埋めるためだけに乗せてるケースもあるじゃないですか。
その点、こちらは潔さも見せつつ、別添えの具材もよかったらどうぞ、みたいなスタンスがとてもツボったのです。
ってか、麺、綺麗!!
スープは胡麻ベースでありながらくどくなく、程よい酸味が爽やかに聞いており、ゴマ系だけども極々と飲めるかと思わんばかりの爽やかさ。
そして具材。エビが二つもついとる。チャーシュー綺麗に切り揃えられた卵、グリーンピースにきゅうり。
そんな中でもお気にりいだったのが、このグリーンピース。
日本のグリーンピースはホクホクしたタイプが多いように思っていたのですが、こちらのはまるでベトナムのグリーンピースのように、プチプチと弾けるような瑞々しさがあり、めっちゃ好み。
どんぶりの中に放ってしまうと行方不明になってしまうので、スープと共にレンゲにまとめていただくのですが、いやこれ美味しい。
そしてキュウリ。
冷麺には定番だけども、これがねー、ただの酢醤油系のタレだと淡くなりすぎるかと思ったのですが、こちらのゴマだれはあっさりしているのですが、キュウリを薬味として生かし切るコンビネーション。
えっ、キュウリって薬味枠だったっけ?😅
卵も、それ自体は控えめな味なんだけども、スープを含ませるととてもよく合う。え、この具材たち、乗っけたら美味しいんじゃね?(多分みんながそれ知ってると思うよ)
なんてことだ。
考えられて、麺とタレと合わさって、調和を目的に用意された具材は、麺の上に乗っけると美味しいのか。。。(あんたかなりの方面に喧嘩売ってることになるぞそれ)
ああ、もうこれ描いててもお腹なるわ。
麺もね、ご覧の通りの滑らかな表面、線が細いながらも輪郭がしっかりしてて、風味が良い。
それがタレというか、スープに浸かることで程よく馴染み、まあ涼やかで美味しいこと!
驚いたのが具材にあった、春雨?ビーフン?
シンプルに戻しただけのもので、いやいやいや、麺に麺を合わせるのかよ。。。とちょと謎だったのだけど。。。
いやこれ美味しい!こいつだけ追加できんか?
小さく、ギョルンギョルンする食感がとても美味しいぞ!そしてこのスープともとても相性が良い!(合うから出してくれてるんでしょうよ)
そしてさっぱりさっぱりしてる中で、存在感を放つエビ。
しっかりと味を揉み込まれてて、揚げられてるので、味のボリューム感が違う。
ああ美味しい。
ああ楽しい。
なんてことだ。
麺とスープだけでいい、なんて行きがっていた自分が恥ずかしい。確かに麺とスープだけでもこれは美味しかったと思うが、具材によって七変化。
なんて楽しい涼麺か。
これは次回、旦那さんと銀座に来た時は必須店。
あとランチセット頼んだ方たち。ハーフ&ハーフだったと思うんだけど、すんごいモリモリだったな😅(ちぇりさん、よそ様のテーブルを覗き見するのはお行儀悪いですよ?)
なんとなく、なじみのお客さん達なのかな?という雰囲気でしたが、きっと多くの方に愛されてるお店なんでしょうねえ。
この日は混む前にそそくさと失礼しましたが、いつかゆっくり、一品料理を食べに上がりたいと思います♪
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
味の中華 羽衣 銀座本店
東京都中央区銀座7-12-14 大栄会館地下1階
Time: 11:00 – 15:00 / 17:00 – 22:00(日曜定休)
Spent: 1,200円 / 人
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント