一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【日本・銀座】銀座の雲丹しゃぶ・大人の悦楽◆秘密にしたいが食べて欲しい気持ちが勝ったよ! ~ しゃぶしゃぶ・すき焼き 吉野

@東京

よもや、自分が銀座で雲丹しゃぶを楽しめることが人生であるなんて。しかもこんなにお値打ち。こんなに楽しい。今も「どー言うことなの?!」ってくらいに感激した味!

かき氷がご縁でした

もう「あんたまわしもん?」と言われても仕方ないと思ってます。思われる方はどうぞ思っててくださいとしか。

最近帰国のたんびに、三笠会館さんのグループ店に伺ってるわけですが、今回のこちらは想定外。先日お伝えしたかき氷を出してくれてるお店なんですが、メニューを拝見する時にですね、お料理のメニューも見させてもらったんですよ。

あら鯛茶漬け♪
3,200円、普段のランチにはちょっと豪華な価格でも、私は知ってる。三笠会館さんのことだから、きっとそれ以上の価値を出してるのだろうと。

ましてや銀座だしねー。
とその時はこのページはそれでサラッと流しまして、見開きの右側のページに行きましたら、しゃぶしゃぶのコース。

え、一番お手頃なので、7,200円。
さらに私の日常のランチ価格帯とはかなりかけ離れてますが、内容見たら、「え?!」と逆ベクトルの驚きが。

いやその肉使ってたら安いでしょ。

そしてその下の部分に目が釘付け。
しゃぶしゃぶに胡麻だれはよくありますが、こちらの胡麻ダレにはカシューナッツが使われてると!

うおおおおっ、シンパシー!
ちぇり氏もよくやる!!ホーチミン、質の良いカシューナッツバターが手軽に買えるから、家でよくお醤油や出汁を混ぜて胡麻ダレ的に使う!(お店と一緒にするんじゃありんませんっ、失礼な)

で、ウキウキしながらその右を見ると…?

蝦夷ばふん雲丹の漬けだれ。
えっ、これはなにかい?うにMam的なお話ですか?!(またそう言う失礼なことを)

しかし、うにMamを素麺出汁に溶かして食べてる身としては、これは聞き捨てならない仕様ではないか。え、食べたい。絶対食べたい。めちゃくちゃ食べたいいいい!

と言うことで、翌々日、東京にいられるギリギリのタイミングで来店!

ちなみにこちら、うなぎもあるようで。
ひつまぶしは、ランチ限定。

コースはこちら。
うなぎも扱うんだ。。。

 
三笠会館、なんとなく洋食イメージ先行だったので、和食、スルーしてたわ。。。

国産肉の食べ比べコース

で、先ほどのメニューのしゃぶしゃぶコースの中の。。。どれ食べよう。一番お安いやつで敷居を下げる記事にするか、いやいや食べたいのは黒毛和牛かなあ?

お肉120gか160g。ちょうどええやん、日本に来てから食べ通しやし、頃合いの控えめな量で楽しめるのはむしろ嬉しい。

などと考えを巡らせていたところ、かき氷の時にもお世話いただいたスタッフさんから、

「こちらの食べ比べコースですとね、お肉が300gあってボリュームもあるんですよ」

って、さんびゃくぐらむ?!
なんか上にあった鯛茶漬けとかに目を奪われてて、ここ見てなかった!!しかもお値段リーズナブル( ・`ω・´)b

しかもしゃぶしゃぶにはあって欲しい豚さんもある!
決定ー!この食べ比べコースに、決定ー!!

と言うわけで、控えめに食べようとか思ってた気持ち、どこへやら(・∀・)

お食事!

準備の段階からワクワク

テーブルに仕込まれた火の元に被せる。。。これなんていうの?五徳って言うにはあまりに素敵な良数のものが被せられて、すでに「おおおおっ」となる・

ちなみに一人ですw
しょーもないリアクションにもニコニコして対応してくれっるスタッフさん、ありがたいw

お箸は二つ。
袋に入ってるのは食べる用。
竹?素材のものは、生肉を触る用。

その使い分けは常識になってますが、よく、食べるのと同じ箸、または似てるサイズ感の箸を出されることがあるんですよね。

んで、よく見てると、食べてる途中に生肉触る用のお箸でうっかり食べてる人がいたりする😅

仕方ないんです。普段、箸を頻繁に持ち替えて食べる機会なんて少なかろうから、うっかり、ってなるんです。

でも形状がや大きさが明確に違っていたり、食べるには不自然で使いづらいお箸を生肉用にしておけば、それを防げる。

言葉がちょっと悪いかもしれないけど、フールプープってやつですね。

店が客をフール(愚か者)だと思ってるわけではないのですが、ぶっちゃけ、生肉触った箸で食べたらアカン、と言うことを知らない方もいらっしゃる可能性があるわけです。気にしないという方もいる(いや気にしろ)。気にしないと使い分けにもそんなに気をつけなくなる。

そんな方にも、「これで食べるのは不便やな?」と思わせるお箸を生肉用に用意する。ここまで考えてのサービス。素晴らしい。

ってか鍋も美しいな。
食べえる前から情報量が多くて、心の中で喝采。素晴らしい。

前菜

そして出てきた前菜。
あれ?しゃぶしゃぶがいきなり出てくるんじゃなくて?

そういえば「コース」とついてた気がするが、なんかもう「肉300g」の迫力の前に、前菜があるとか全く期待してなかった自分に気づくw

鯛やったかいな。涼やかな煮凝りに、つぶ貝にお出汁を含めたの、そして梅煮。

どれもめちゃくちゃ美味しかったんですが、梅ー!!
ホーチミンではなかなか遭遇できない立派な梅をサラッと炊いてくれてて、これがまーっ、爽やかでおいしくて豊かで、さらには季節感も満載。

美味しかったなー!
これは季節のものなので、もちろん時期により内容は変わると思うんですが、この小さな、一口サイズのもの3品で、ここまで「はあああああ!!!」と感心させられるのですから、きっと他の季節のものも楽しいと思われます。

いやああああああ、ここで日本酒欲しくなるw
しかしまだ昼。この後やることもてんこ盛りだ。自分、酒は好きだがそんなに強くないし、顔真っ赤になるからなー。

グッと我慢だ。鉄の意志っ。

諸々着膳

美しのあれこれ

とりあえず、集合写真。
ああああ、気が急いて、お鍋まで入れたショットが撮れなかった。。。

だって、すごく綺麗だったんです。何もかも。
落ち着け。まだお出汁は沸いてない。と言うわけで、撮り直し。

あまり鍋に近づけると食材の温度が緩んでしまうので、ちょっと鍋との間にスペースがあるのはご愛嬌。

お野菜

肉もさることながら、なんだこの野菜のオーラは。
美しい。野菜自体の質もあるけど、切りそろえ方が美しい。

鹿はこれ、肉の皿におるべきか、野菜の皿におるべきか、迷ってないかなw
かわいいなw(鹿は三笠会館のロゴにある動物)

 

これはブラウンエノキかいな。
香りや食感が一般的な白い子よりもしっかりしてるイメージ。その味のイメージがあるから、よけいにシャキー!!っと見えますな。

シャキー!っといえば、このネギ見て。
細くシャープな斜め切り。

 

湯に触れる面積が多いので、火が通りやすいが斜めに切ることで程よい繊維の立ち方があり、食感がええのよな。私が一番鍋に入れるネギで好きな切り方。

鍋に入れる前からもう、「美味しいやつやん」とわかるやつ。

漬けだれ

基本はこのポン酢とゴマだれ。
ごまだれにはカシューナッツも使われてると言うことで期待。

本当は出てきた瞬間に、タレだけ箸先につけて舐めてみたい衝動に強く駆られたのですが、グッと我慢。ここは銀座。そしてここは銀座の良き店。お行儀悪いことは極力避けねば(味見したい味見したい味見したい)

ポン酢にはすでに用意されたねぎ、大根おろしなどがあるのですが、ごまだれの方にはお楽しみが。

ゴリゴリゴリゴリw

ゴマは炒ったものを擦った直後が一番香りが良いですものね。これをさらにゴマだれにプラスすると、なお一層風味が良くなると言うとで、お出汁が沸くまで、ゴリゴリゴリゴリ♪(←楽しいw)

別格の、雲丹だれ!!

そして、登場。
今回の目的の一つでもある、蝦夷ばふん雲丹の漬けだれ。
うおおおおおっ、単にポン酢…はちょっと無理があるかもだけど、ゴマだれに添えたりするのか?とか想像してたら、雲丹だれがある上で、更に粒ウニが添えられるのか?!

いや、これプラス900円だったよね?!
これ、900円の代物じゃなくない?!なんなら私、これだけで酒飲めるわよ?!(だーかーらーっ、お行儀!!気をつけてねっ、ちぇりさん!)

しかし、つけだれ三種類。

もうこれだけで美しい。
いや食べるけど。肉。

食べ比べのお肉!

はーい、美しい!!
そして薄切り肉300gの迫力よw

ってか美しい。
手前は豚肉さんですね。米澤豚バラさんと、米澤豚ロース。その後ろの国産牛の肩ロースとリブロース、ここまでがそれぞれ50gで、黒毛和牛が100gという構成。

うおおお。。。。
牛一色で行くのもいいけど、豚があってくれるの嬉しいかも。。。しかも牛肉も色々食べられるし。。。これは、勧めていただいて良かったかもしれんっ。

いざ!しゃぶしゃぶ!

まずはお野菜

まずはお野菜からいきましょう。はいもう美しい!!
お鍋から引き上げてすぐにタレのお皿に移すと、水分が多く入ってしまい薄まるので、一旦網杓子にとって程々水気を切ってからいただきます。

白菜めっちゃ綺麗やな。
そしてお豆腐。どうですこの、少し角が落ちたとろけ具合。ものすごい美味しかったな。お豆腐だけ注文できないかしらと思うくらいw

冬とかこのお豆腐で、湯豆腐御膳とかあったら幸せそうやなあ♪
ネギは。。。。鹿さんがおくつろぎだったので、もうちょっと後まで取っとくことにする。

かわええ(*´ω`)

お肉!

というわけで、やっとお肉のしゃぶしゃぶです!
あ、下にいる生麩もめっちゃ美味しかったことをお伝えしときます!

まずはポン酢。
お野菜も一緒に、漬けだれを含めてバクリといきます。ううううううううまああああっ。

なんちゅー品のあるポン酢!
最近は家で手元にある柑橘と醤油、ココナツネクターででチャチャっと作るなんちゃってポン酢しか食べてなかったから、ひれ伏さんばかりである。

ネギや大根おろしもたっぷりと
美味しい。とても美味しい。

ここでちょっと、ある欲望が頭をもたげるのだが、必死に振り払う。
邪念を払って、牛肉( ・`ω・´)b

今度はゴマだれでいただこう。
ワカメと一緒に。

ああああ。まろいっ。ゴマとカシューナッツのコンビネーション、良い!カシューナッツバターだけでやってたけど、ゴマと合わせるの、いいな。

いやお店の味を簡単に真似でいるわけじゃないけど、ちょっと自宅の雑な漬けだれを見直そうと思った瞬間w

美味しい。

雲丹の漬けだれ!!と日本酒!

というわけで、こちらですうううう!!!
これ、ウニってことは夏場だけなんかなあ。だとしたら、良かったこの時期に帰って来れて。

最初は、小さな肉片で恭しくいただく。
う…っま…っ!!!

はい、ここで我慢してたの諦めた。
「すみません、日本酒いただけませんか?」😅

ただし私、そんなにお酒には強くない。赤い顔で昼間に銀座を歩くのも嫌だ。なので、ほんの少しあればいい。ぶっちゃけ1合も多すぎるくらい。

でもまあ1合があってくれるだけでもありがたいわよ、こういう良きお店なら、と思いつつお尋ねしたら。。。

「ランチにおつけできるお酒が、半合でありますよ♪」

という神対応!!
キュッとしたグラスにキリッと冷えた日本酒半合。これぞ、まさにこの時の自分が欲しいやつ。ありがたい!!

さあでは、このまま食べたい気持ちもありますが、ウニを、漬けだれに入れて参りましょう。

うううううわああああああ、旨みがすごおおおおおい!
うにMamでうにの旨みには慣れてるつもりだったけど、こうやってちゃんと仕立ててるのはまた別格!!

日本酒ー!!!日本酒頼んで良かった!!!
こういう場合のお酒は私には調味料。食べ物食べる時に、ちょっと口に含むことで更に美味しくなるし、酒も美味しくなる。

これです。こういう日本酒のいただき方をするのが私は大好きなんでです。でも半合で出してくれるところ、なかなか少ない気がするんです。ありがたああい!

しかも、500円なんですって。
はい????

1合1,000円、と考えてもそれ、ちょっといい居酒屋さんくらいの価格じゃないです?

500円で、この時点でのワタクシの最たる欲望を満たしてくださるというのかっ。銀座のよきお店でっ。

もうこの頃からウヒャウヒャ度マックス。
一人だったんですけどね?こんな楽しいお鍋がこれまであっただろうか?ってくらいにちぇりさん上機嫌。 

あと長年の疑問も解消。
たまに寿司になま肉使って、その上にうにのっけてキャビア乗っけて金粉振って、みたいなのがあるじゃないですか。

何が美味いのか、と思ってました。

そんなに何十回も食べたことがあるわけじゃないのですが、これまで遭遇したそういうので美味しかった試しがない。単に、その時の作り手と相性が悪かっただけかもしれませんが、牛肉とウニのコンビネーション、部位や物の組み合わせによっては美味しいんかもしれんが。。。

どうなん?と思ってたら、正解がここに。

まあこれはお肉に火が通ってるので同じようには比べられえないかもしれませんが、浅く熱を持たせたお肉の弛んだ油と雲丹の脂が合わさった時の幸せを、私はこの時初めて美味しいと思ったかもです。

えも言われぬ複雑で深い旨みが重なり溶け合い、ググッと舌に染みたところに、キュッと日本酒。

平日の午後3時。
多分ね、あの瞬間、私銀座で一番幸せな人間だったと思うわ(*´ω`)

〆のトリュフ玉子かけご飯

で、これまた私、よくメニューを見てなかったから驚いたのですが、なんと〆があると思う。

し・か・もっ。
トリュフ玉子かけご飯、だと???

えーーーー!
このコース、6,500円だった気がするけど、前に「1」付いてたかな???

いやついててもいいわっ、もうワタクシ、ここまででもたいそうな幸せを味わった!更にここから玉子かけご飯。。。

卵黄は、お出汁?調味料に浸っているので、「こちら溶いてからご飯にどうぞ」と言われたんだけど、そうしたらゴムベラがない限り器に卵黄が残ってしまうので(みみっちいな)

米に、直接。

ってか、トリュフ。
こんなに乗せてもろーてええんか。
玉子もめっちゃ濃厚。お米も美味しい。

今これ書いてえる段階でも、一旦手を止めて両手合わせて画面拝んでる。

美味玉子かけご飯、あらまほしきことなり(-人-)

と、感激しつつ、どうしても行儀悪いことをやりたくなる我が身の品のなさよ。。。ちょっとまだ残ってた雲丹だれをチラリ。

うまーい、美味い美味い美味い美味いっ。
米食べながら、最後の日本酒をキューっと♪

至福(*´ω`)

ちなみに最後の最後まで取っておいた鹿さん、これがね、めっちゃ美味しい人参でして。ただの飾りもんって思わん方がいいですよ。召し上がった方が良い。この小さな一片に、ぎゅっと人参の美味しいとこが詰まってる感じで驚いた。

もう卵かけご飯食べた後で(至福を味わい尽くした…)と安心し切ってたので、不意を突かれたw

デザート

いやいや流石にお腹いっぱい。

「お肉食べ終わる前の、まだ少しお腹が空いている時に卵かけご飯、お申し付けください」

と言ってくださってたので、きっと食べきれなくなる方もおられるのかもしれません。そのくらい満足な量でしたが、もちろん食べ切ったワタクシ。

「デザート、お持ちして大丈夫ですか?」
とご心配くださったが、大丈夫です。別腹持ってきてます。

お抹茶の…ムース?プリン?
これがまためっちゃ品が良くて美味しくて。

今時、国内はお茶・抹茶も入手が困難と聞くじゃないですか(海外需要が高いらしい)。そんな中、とても良いお茶を使われてて、これまた品よく、美味しく仕立てて、さすが甘味処も備ええてらっしゃるお店のこと。

銀座・昼鍋・至福のひと時

いやはや、もうこの食事のどこをとっても、うっかり力を入れて書いてしまうほど、最初から最後まで、いや、もっというならら、かき氷食べた時にメニューを見てから食べにお店に上がるまで、なんと楽しかったことか!

一人で鍋は恥ずかしい?
言うてる場合ちゃいます。

そりゃもちろんね、お連れさんがいて楽しく過ごせたら尚更のことかと思いますが、一人だろうがなんだろうが、ここのしゃぶしゃぶ、食べてみた方が良い。お嫌いじゃなかったら雲丹だれ付きで!

美味しかっただけでなく、食材を吟味してくれてるとこから組み合わせの妙、お手入れまでの全てが「美味しさ・楽しさ」に繋げられてて、見事の一言。

後ですねこちらランチが16時まで。
例えばちょっと予定が押して、お昼の時間が14時くらいになってもまだ、こんな逸品が楽しめるんです。

私のケースだと、1時過ぎくらりに行ったのですが、のーんびりと2時間くらい堪能させてもらったんじゃないかしら。

銀座で昼鍋。
ちょっと前までの自分だったら恐れ多い気がしてたものですが、三笠会館さんのお料理って寄り添ってくれる感じがして、気張らず楽しませてもらえるのよな。

次回はすき焼き…いや、うなぎもええな。鯛茶漬けもあったし。。。
何はともあれ、お食事に甘味処にと、いろいろ使えるこちらのお店。銀座で美味しい和の何かを、と思われた時には、ぜひ候補に♪


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

しゃぶしゃぶ・すき焼き 吉野
東京都中央区銀座 5-5-17 三笠会館本店3F
Time: 11:00 – 21:00
Spent: 7,500円 / 人

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