モツの話がちょっと出たので、わたくしめが
ホーチミンで良く作ってるトリッパの煮込み
をご紹介。
日本にいるときはそんなに作ってなかったけど、
ホーチミンでは…
バーン。
う…美しい…。
なんと既に下処理がされてるものが多いんです。
市場や、METROで私は良く買いますが、
トリッパって割と処理されてないままの
状態で売られてることが日本では結構
あって、そこから自分でやる場合には
とても大変!
これが処理前の状態。
うすーくピッタリと隅々まで張り付いた
黒い膜。これが少しでも残ってると、
何度茹で溢そうが何時間煮ようが、臭くて
臭くてとても食べれた物ではありません!!
が、ピター!!っと密着しているので、
落とすのが大変!歯ブラシ片手に地道に
地道にゴシゴシゴシゴシ…ヽ(;▽;)ノ
1枚(大体500gくらい)処理するのに
タップリ一時間はかかります。。。
500gなんてあなた、煮物にしたらほんの
ちょっとよ…。どんだけ労力コストが
かかるんだってお話で…
もちろん、日本でも処理した物は売られて
います。私が知る中では安い物では1k
g1500円くらいから、高い物になると
5000円、なんてものもあって、頃合いの
ルートを知ってないと結構お高い食材に…。
しかも下処理前のものだったりね。
でも。
ホーチミンではキロ5〜600円で買えちゃい
ます♪ま、市場とかだと素性がわからない
ってのはありますが、ローカルの牛の身の
部分は堅くて食べられなくっても、内蔵系
となると特に堅さに問題が無い。
プラス、下処理がされてて調理が比較的
簡単だし、これまで買って臭いが気になる、
ということもなかったです(人に寄って
気になり方は違うと思いますが)。
ってことで、さー行きましょう。
トリッパの煮込み♪
今回は2kg仕込んだ!(おいっ
まず10分ほど、酢を少し入れたお湯で
茹で溢しして水洗い。1回のときもあるし、
気が向くか気になったら2回のことも。
あ、たいていペランと一枚状態になってる
んだけど、今回は袋の形のままのがあって、
おーって思った(笑)
この形状で奇麗にされてるってことは、
機械ってよりも手作業でやってるんだろうなぁ。
クスリの可能性もあるけど、まぁ缶詰のみかん
みたいな例もあるしな。さほど忌避するもの
じゃないのかも。
茹で溢して奇麗に洗ったら、食べ易い大きさに
ザクザクザク。野菜類を荒めみじん切りにして
鍋で炒めて、そこにトリッパも投入。
野菜は適当なんですが、今回は2kgの
トリッパに対して玉ねぎの大玉2つ、
ニンニク大量w、セロリ1本。好みで他に
人参、生姜、など。べつにどれかがなくても
いいけど、玉ねぎだけは欠かさないかなー。
で、全体が炒まったら、白ワインを少し
ずつ投入。少し入れて食材から水分を
引き出したら煮詰めて、また少し白ワイン
足して…を繰り返しつつ、通常ボトルなら
半分くらい。今回はチビボトルだったので
全部。
そこに、ハーブやらトマトソースやら…
というのも勿論正当な作り方としてある
のですが、お手軽にやるには、トマト
ソースをドーン!
今回は400gのパスタソースの瓶詰めを2つ。
なので、1kgに1瓶、くらいの感覚かな?
でもまこれも適当ですよ(笑)
食材全体にソースが回って少し余るくらい
の量が目安。そこからコトコト30分以上、
お好みの頃合いまで。好みで塩胡椒や
バルサミコ酢などで味を仕上げて出来上がり♪
ねっ、簡単♪
まとめて作っとけば冷凍も出来るし、
・そのまま食べてる
・ショートパスタに混ぜる
・少しトマトジュースを足してリゾットを炊いく
・ピザ屋ピザトーストのソース兼具兼として
・オムレツの具材に
などなど、利用用ともかなりある♪
なにせ安いし、この食材に関しては下処理の
手間を省けると言うのがなにより魅力で、
ホーチミンにいる間に作っとけーって感じで
チョイチョイやってます(*´艸`*)
内蔵系、と聞くと、そもそも日本でも
調理をされない方もおられるかと思いますが、
下処理さえしっかりすればクセもあまり無い
部位ですので、割と広く受け入れてもらい
易い味じゃないかな。お試しするにしても
コストが安く上がるので、是非一度、どうでしょう♪
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