最初に言っておくと一般向けには販売されてないので、スーパなどでは買えません。主に業者さん向け情報ですが…美味し買ったのでご報告!
山芋問題
ベトナムにも山芋は、ある。
あるが、紫色だったり、アクが強くて生色には向かない印象。
店を変え、見かけたら買って試していたけど、基本的に、加熱用のものが多かったように思われる。全部試したわけじゃないから、市場にも、生食できるものがあったのかもしれませんが。。。
基本、ベトナムでは日本のとろろのような食べ方はしてないんじゃなかろうか。
https://cheritheglutton.com/purple-yam-soup/
スープで伸ばした紫芋のスープはあるけど、加熱してることと出汁比率が高いので、とろろとはまた違うかと。
どうしてもとろろが食べられなかったら絶命する、というほどに追い詰められてるわけではく、真剣に探していなかったのもあるけど、試すたびに(これも違った…)となるのに疲れて、ここ数年はもう諦めムードというか、特に探そうともしてなかったですね。
もちろん、お好み焼きなど加熱しては食べられるので、それで満足していた部分もありますが…?
White Yam
先日、業者向け食材卸のKamereoさんの社長さんが inago会に参加してくださりました。
Kamereoさん情報は、こちら。
で、その際に皆さんに、と、山芋をくださったんです。こっ、これ、協賛ってやつですかね?!(((o(*゚▽゚*)o)))
ありがたい。
inago会、個人でやってる集まりなので、私からは大したものもお渡しできず、ただただ一緒にご飯を食べるだけという集まりなのですが、こういうご協賛をいただけると、途端になんか、食べ物に関わる会、みたいになる(๑•̀‧̫•́๑)
まずは、ご提供してくださったKamereoさんに、お礼申し上げます。
ありがとうございました!
で、こちら業者さん向けなので、一般の方が買う機会はないかもしれませんが(野菜の一部はコンビニやスーパーなどで販売されています)飲食店さんなどがこれを使ってくれることになったら、お料理の幅、味の違いにも影響があるんじゃないかと( ・`ω・´)b
White Yam、という英語名で売られてるそうです。
一見、私がこれまで買ってきた山芋と変わらない印象。でも若干粒子が大きく見える?
つくね芋的粘りが強いやつはもっとマットな白で目が細かく詰まってる印象。外側は完全につくね芋的なそれに見えたんだけど、これは違いそうだ!
すりおろしてみた!
生でも美味しかった、という社長さんの話を聞いて、正直に言いましょう。少し疑ってましたw
だってこれまで散々何度もいろんな山芋試したんですよ。多分個人の家庭で試した回数・種類でいうと、結構な数だったと思います。それに比べてマシ、くらいなんだろうなと。
そしたらまず…
おろしやすい=水分が多め。
以前、ご紹介した、
↑の山芋は、もっと粘り気が強かったです。
粘り気が強いことは悪いことじゃありませんが、おろすそばからアクの作用か、茶色く色を変えるほどだったのはいただけなかった。
色だけの話じゃなく、それだけアクが強いことを考えると、その味にも影響があったことをご想像いただけるかと。
でもこれは…
下ろしても黒ずみにくく、割と白いままでした。
そして生のまま食べてみると、アク、弱い!!ヽ(;▽;)ノ
ただ澱粉質は感じられるので、そのままだと少し粉っぽく感じられるのは否めない。
でも少量の出汁で伸ばすと、粉っぽさがかなりマイルドに。
今回はマッシュルームだしをお湯にとか知ったものを使いました。(手抜き
混ぜた後もこの通り。
少し、ぽってりしているのが伝わるでしょうか。でも餅のような粘りではなく、色味も綺麗なままでキープされており、これは使い勝手が良さそうだ!
ちなみにお味、美味しかったです。
長芋のようなサラサラ感はありませんが、アクもない。ちょうど、つくね芋と長芋の間くらいの食感で、テクスチャー的に扱いやすくもあり、もっぷりしたとろろ感もある。
やっぱり多少の粉っぽさはありますが、これは出汁の量や温度で調整できるかなと。嬉しい。これでお蕎麦やおうどん食べたら美味しそう♪
その他いろいろ
下ろしたこちらのお芋に卵、少しだけの粉、たっぷりのキャベツ、お肉でお好み気風。ネギたっぷりでポン酢でいただきましたが…
うん、やっぱりこれまで食べてきたお好み焼きより、好きだー!ふわっとろ!
多分とろろで食べられる=生で食べられるってことだから、短冊に切ったものでもイケるとは思いますが、すりおろしたものの粉っぽさが気になったので、短冊で食べるなら細身で厚さを控えめにし、ボリュームを減らした方が良さそう。
乱切りにしたものを揚げてもいい。
よーく揚げたらホックホクに。サッと揚げたら外側はほくっとしてて中はシャリっととろっと。どっちも正解なレシピなので、よほど焦さなかったら失敗のない料理。
うん、使い勝手良さそう!
カットして1日後
もちろんラップをピッチリくっつけて空気には晒していなかったというのはあるけど、それにしてもこの切り口、美しすぎやしませんかね。
つまりこれは、お店で使う際にロスが少なく(変色したところは悪くなってなくとも、お客さんには出せないと思うので)手間もかかりにくいということ。効率的でもありますな。
そしてやっぱり生で食べても美味しいので、もはや、うどんやそばを食べるというより、このとろろを食べたいが故に、なんかせっかくやし麺でも添えとこかって感じ。
これ、以前からあったのを自分が見つけきれなかっただけなのかなあ。新しく出てきた新種とかではなく。
やはり、一、個人消費者が探し当てられるものには限界があるな。さすがプロのお仕事です、Kamereoさん(-人-)
揚げても美味しい
日本の長芋のような細さなら乱切りにするのだけど、こちらの山芋はかなり太かったので、2〜3cmの厚みの輪切りにしたものを十字に切ってごろごろに。
それを素揚げ。2分くらいだったかな。
この時間だとちょうど外側 5mmくらいはホクっとするが、中はシャリっと。
まあ油の温度や量、芋が常温か常温化によっても変わるので、大体の目安ではあるのですが、数個挙げてみて味見して、加減を調整してください。
うんまいわー。
ハーブ塩でもかければ立派なおつまみ。もちろんぽずをかけてもおいしいし、練り梅とか添えてもいいわね。
美味しいわー(^・^)
扱いで気をつけること
因みに、腕にちょっとだけについた所が、結構痒くなりました。
個人差はあるでしょうが、カットするならプラ手袋などをして、滑るのに気をつけて作業することをおすすめ。
もしすでについてかゆみを感じたら、酢、または酢を少し水で希釈したもので洗うか拭くかなどすると、痒みが早く引くケースがあります。
もちろん最初によく洗い流してくださいね。
スーパーなどにはKamereoさんの商品は見かけづらいと思いますが、もしかしたら今後、お店でいただくトロロや山芋レシピが、グッと美味しくなるかもしれませんね!
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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