某情報誌に載ってまして、なんでも溶岩板で焼くステーキが始まったとか。
日本でも時々見かけますが、あれ、遠赤外線で焼かれてお肉がとても
おいしくなるんですよね♪
ってことで行ってみました。
場所はグエン・フエ通り沿いのホテル内、2階にあるラウンジ兼レストラン。
スペース的にはゆとりがあるし、ラウンジと言う見方をすればゆったりと
してなかなか素敵そう。ただし。。。。
現在地下鉄工事の真っ最中に寄り、窓から見えるのは工事中風景(^^;
ち…ちょっとデートとかには不向きかな…(苦笑)
ともあれ、今回の目的はお食事なので、早速オーダー。
スープに種類。カボチャとオックステール。
カボチャは丁寧に手作りされた感のある実直な味。
個人的にはもうちょっとブイヨンがしっかりしてくれててもいいかなって思ったけど、
その分、オックステールが美味しかったからアリ!!(笑)
スープはどちらも100kドン弱くらいだったと思うんだけど、特にオックステールの方は
具沢山で、牛骨特有の柔らかい甘みが滲んだ感じに仕上がっていて、超好み♪
量が多かったので、このスープを2人でシェアするくらいでもちょうど良かったかも。
連れの方は、ちょっとベトナムナイズドされすぎかなーって言ってたけど、
私的にはそもそもベトナムテイストが好きなのでアリアリでした(笑)
産地ならではで、フレッシュな胡椒が房で使われてたりするのも(価格的には
全然そんな事ないんだろうけど自分の価値観的に)ゴージャス。これとパンで
食事が完結しそうな勢い(笑)
ステーキを頼むと、パンとサラダ、フレンチフライがついて来ます。
パンはシンプルなコッペパン。確認はしなかったけど、Banh Mi Tuoiさんのコッペパンにちょっと似てる♪
とまぁ、ここまではよかったのですが…
そして、お肉が最初に運ばれて来た時も良かったのですが…
なんかね、生肉の状態で一度持って来てくれるんですよ。
どん。
生肉の状態を見せてもらえると言うのは良いサービス。
値段の割には量もタップリで、ちょっと(へーっ)って感心した。
なによりここまでの行程にて、オックステールのスープがおいしかった事、
サラダやパンも良い物を選んで出してくれてることなどから、ちょっと期待して
しまったのですが…
ジジジジジジ!!!
バチバチバチバチバチ!!
ジリジリに焼かれた溶岩板の上で焼かれてる肉から凄まじい勢いで飛び散る油。
あれだ。日本のファミレスなんかのステーキ食べるとかにもらう紙のエプロン、
切実に欲しい(笑) 特に女性はこれ、洋服へのダメージ大(^^;
更になんと。。。。
中が殆ど凍ってる…orz
写真じゃ流石に温度までは伝わらないと思いますが、極普通のカトラリーで切った肉の
エッジがここまで経っている事から、どれだけの硬度があったかはご想像頂けると思います。
冷蔵温度のステーキ肉を常温に戻さないまま焼くだけでもとんでもないのに、
半凍りのまま焼かせるとは…なんと暴力的な…(ノ_・。)
といって、一度焼けた板の上に乗せられた肉を卸して待つ訳にも行かず、
ええ、そのまま焼き続けましたとも。。。
なんかメチャクチャお肉さんに申し訳なかった。。。
その辺を気にしないくらいだから肉質にも当然ご興味が薄いようで、
なんというか…見事に肉の味が無かったです。。。加えて塩胡椒の下味も無く、
マスータド・マッシュルーム・チリソースのどれかでお召し上がりください方式。
まずい!!!と吐き出す程の物ではないのですが、いやはや、何とも味気ないし、
冷凍温度から一気に焼くという暴力的なチョイスしかもらえなかったストレスと
言ったら、半泣きなりそうならレベル。ごめんねお肉さん。。。。
というわけで、溶岩がどうしたこうしたとか言う話じゃなかったです。はい。
といって、スープやサイドディッシュはしっかりしてたので、あのレストランは
望みが無い、というほどのものでもなく、ボリュームはあって、まずい!って
ものでもなかったので、程々お腹は満ちるのですが、何と言っても価格があれで
1人4000円オーバー(ドリンク込み)と言うことになってしまうと見合わない。
頼む料理を選べば良いのかもしれませんし、食事の後のラウンジ使いでちょろっと
飲みにくるには、ゆっくりお話も出来て良い空間とは思いますが、この溶岩板焼き
だけはあまり強くお勧めしません(^^; でもあのステーキ推しであちこちでアピール
してるようだから、それ見てくるお客さんも多いんだろうなー…。むむむむむ。
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コメント
初めまして
結構前の投稿なのに書き込みをしてしまい申し訳ありません。
こちらのレストランい非常に興味があり、行ってみようと思うのですが
ステーキが固いという下りの前に
『極普通のカトラリーで切った肉の
エッジがここまで経っている事から…』
とありましたが、カトラリーが何かわからず、
エッジもよくわからず、、(エッジが効くという表現は聞いたことがあるのですが)どうしてもステーキの様子が想像できず
出来れば、かみ砕いてどのような感じなのかを教えて頂けたらと思い、書き込みさせて頂きました。
ずいぶん前の投稿ですし、お忙しいようでしたら、受け流して頂いても結構です。
どうぞよろしくお願い致します
すみません、お尋ねのコメントを管理人にのみ見える形でいただいたのですが、
ご返信用のメールアドレスが見当たらなかったのでこちらで。
お名前はイニシャルだけとって、Kさん宛とさせていただきます!
> ステーキが固いという下りの前に
>
> 『極普通のカトラリーで切った肉の
> エッジがここまで経っている事から…』
(中略)
> どうしてもステーキの様子が想像できず
>
すみません、分かりにくい表現をしてしまいました(^^;;
しかも誤字付きで(苦笑)
カトラリーとは本来刃物類の総称ですが、最近では一般に、
要職をいただく際のフォークやナイフ、スプーンなどのシルバー
ウェアのことを指します。
そしてエッジが経ったは、『立った』でした…。
エッジというのは端っこや角という意味合いで使い、ナイフで切った
その切り口が立つ=角がはっきりしているということ。
よほど切れ味の良い本格的な肉用ナイフなら柔らかいお肉でも綺麗な
角がつく切り口になりますが、ごく普通のカトラリーなら何度か
スライドして押し切るようにならざるを得ないので、繊維が崩れ、
角っとした角にはなりにくいもの。
ただここのお肉は本文にあるように半冷凍状態で出てきたことと
お肉の質により、あまり切れないカトラリーですら、角が立ってしまった、
というお話でした。
個人的にはこのお肉に関しては残念だったのですが、他のお料理が
美味しかったことなどから婉曲表現を用いたためにわかりにくく
なってしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。
また、少し前の記事についてのお尋ねをお気にかけてくださってましたが、
検索により、古くても今、目にしていただくことがある記事もあると
思いますし、私としてはむしろ、過去の情報を埋もれさせずに見て
いただけているならとても嬉しく思います!
筆力が至らず、分かりにくい表現が他にもあるかと思いますが、
よろしかったらまたぜひ、ご質問・ご指摘いただけると今後の参考に
なりますので、よらしくお願いいたします!