自分の中では、先日からホーチミンのドーナツ問題が大きく改善されたわけですが、実は徐々に市内のドーナツ機運が上がってる?
ドーナツ軌跡
ドーナツといえばアメリカの警察さんが出てくる場面の必須アイテム。発祥もアメリカなんかと思いきや、wiki 先生によると、
ドーナツの原型はラードで揚げた、イースト発酵させた生地でオランダ発祥とされてるとのこと。
それを、イギリスで迫害を受けた清教徒がオランダ滞在中に作り方を覚え、後にアメリカのニューイングランドに持ち込んだとされ、また別ルートでオランダ意味がその後改めてアメリカに持ち込んだというお話も。
どうやら原型には穴が空いていなかったらしく、ドーナツというと思い出すリング型に至った経緯は諸説あって判然としてないらしいが、19世紀中頃あたりから見られるようになったとか。
第一次対戦中、欧州では慈善団体が兵士の慰問活動の中でドーナツを無料配布したり、アメリカでは、ドーナツ店が深夜営業う営む際、強盗の危険を回避するため、特にダンキンドーナツが警官への無料提供をすることで警備を強めてもらったりしたとか。
おおっ、ここでアメリカ警官とドーナツが繋がるのか!(´⊙ω⊙`)
ピューリタンの皆さんをジェームズ1世さんが弾圧しなかったら彼らがドーナツのレシピを得ることはなかったかもしれないし、アメリ行くこともなかったかも。またアメリカの深夜営業が平穏無事ならドーナツが警官に無料配布されることもなく…
となると、あの映画もこの映画も、いろんなシーンが生じなかったということになるのかも。そのシーンがあったからといって話がどう変わったかまでは考察できないけど、話が変われば見た人の印象を変え、それがまた何かにつながるのかも。
ううむ、バタフライエフェクト。
ちなみに現在でも米軍では正式ナレーションメニューとしてドーナツが採用されているんだとか。日本だったら「なに仕事中に菓子食うとんねん」とか言われそうだけど😅(疲労重なる任務に糖分やカロリーは有効だと思うけどね)
ドーナツ渡来
日本にもそのダンキンドーナツはやってきたらしいのですが、現在は撤退。実質、ミスタードーナツのみが現存し、相変わらずの人気を博している様子。
ってか自分世代、すっかりミスド漬けにされてて(そりゃあの安さとおいしさがあれば人をドーナツジャンキーにすることなど容易いこと)、身近にあるときは気づかなかったが、ホーチミンに来て食べられなくなったら途端に恋しくなった。
失って初めて知る大切さよ。
しかしそれも先日の、
にて解消された!
まるっきりミスドとは言わないが、かなりドーナツ欲は満たされるようになったと思う。それが証拠に、旦那さんとか帰国してもミスドに行かなかったもんな、こないだ。(私は食べたw)
そして何か一つ突出したものが登場し、それがモデルになると、途端に市場はレベルを上げる。
や、正直今回紹介するお店と、Jujo’s Donutsのどちらが先かということまでは調べていないが、同タイミングで現存するという点を鑑みると、この論旨にも沿うと思う。
ホーチミンにようやく本格的なドーナツ渡来、という感じ。
や、語弊があるな。自分が望むドーナツが到来、という感じ。
Jujo’s Donuts以前と以後では街にあるドーナツ屋さんを見る目が変わり、ことあるごとに試してみたくなっております(すでに試して落胆させられてきたところは覗くw)
歩いてたら見かけた出店
で、こちらのお店。
どうやったって目を引きますw
可愛いワゴン。
周りに調理設備はないから、どこかで作って持ってきてるのかな。
The Donut Clubというのが店名らしい。
ミスドみたいなディスプレイしてて、さらに興味をひきますな。
というわけで、打ち合わせ中の人といたのに、「ちょっと買ってっていいですか?」などと子供のようなことをいう😅
2個ご購入
箱入り娘
とりあえずダースで買うようなケースは少ないのか、一つずつの箱入れてくれました。
勝ったのはベーシックなグレイズドとパッションフルーツジャムのエンゼルクリーム的なやつ。
ベースの生地との使い分けとかわかるかなーと思って。
シュガーグレイズド
で、こちら。見た目順当。膨らみ加減は美味しそうだし、見目の印象と持った時の軽さのバランスから、ちょっと期待を抱かせる質感。果たして…?
カブリ!
うーんっ、パン!(笑)
や、イーストで膨らませてるんだからパン的にもなるだろうよという話なんですが、ドーナツの口溶けに期待するブリオッシュ感(バターや卵多め)な感じがあまりなく、パン!(笑)
グレイズの様子は良いし、生地の膨らみも良いです。ただちょっと味気ない。口溶けも、もう一声!
…って、ちょっと前ならこれでもしないでは生え抜きだったと思います。Jujoさんを知ってから厳しくなってるだけで。
うまいかまずいかでいうと、うまいです。
食感なり風合いの好みがどうかってのは個人の基準による。でも軽く済ませたい人とかはこんなのがいいかもしれないな。
パッションフルーツ
で、こちら。
おいおいおい、ジャムが溢れとるやないかw
どんなのもんかなーと楽しみに食べてみたら、おおおおおお!
滴る、ジャム!
溢れる、ジャム!
生地感は当然あまり大きくは違わないのですが、形状の違いと、このジャムとのコンビネーションで、メーッチャ食べやすい!
し、リッチ!
もうジャム、啜んなきゃ行けないんじゃない?ってぐらいにすごい!
ジャムの酸味で口の中が潤うし、ジャム自体にも水分があるので、シュガーグレイズドよりも口溶けが良く感じます。
同じ生地でも合わせるものによってこんなにも印象が変わるか?という感じです。
人も同じやね。この人といるときはなんでもないけど、あの人といると、やたらに力が発揮できたり、他人から見ても輝いて見える、みたいなのありますもんね(^・^)
どの辺に?
この通りを通過したことがある人は多いと思うんですが、Pham Ngog Thach。大聖堂裏側北にある亀公園ロータリーから伸びる道路の一つで、地味なんですがいい店がちょいちょいあったりするんですよね。
このCIRCKE Kを目印にするといいと思います。向かって右に、ちょこんと先ほどのワゴンがある。
まあドーナツ食べたい時にどこのを買うか?と言われたら、Jujo’s Donutさんなんですが、この辺通った時についでに、とか、デリバリーめんどいし近くに行く用事があるからーって時には、勝ってもほどほど良きかと思います。
いや、ジャムいりのに関しては、こっちの方が上かな。。。
他のジャム入りのものも今度食べてみますねー(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
The Donuts Club
62 Pham Ngoc Thach Q3
Time: 11:30 – 20:00 (月〜金)
09:30 – 15:0(土曜日半ドン?!)
日曜定休日
Spent:43,000vnd / person
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