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お米について思うことあれこれ・思えば昔は若かった…

食品

日本人は米を主食とする民族。ベトナムもまた米三昧。お米に触れる機会がどこに行ってもあるのは嬉しいことだけど…?

昔々の米騒動

時は1993年。日本は記録的な冷夏を迎えて、酷い米不足に喘いだことがありました。

その年は私にとって、3年半ぶりにマレーシアから日本に帰るタイミングでもあって、マレーシア時代はマレーシア時代で現地のお米を美味しくいただいていた私ですが、日本のお米を楽しみにしていたタイミング。

でも…不作に対して、日本は諸国からお米を融通してもらうことに。中でもタイ米は本来、各種お酒やみりんなどの製造に使われる予定だったけれども、主食用に仕入れる予定だった日本米に近い品種が輸入できなくなり、結果的にタイ米を主食用に回すしかなかったという流れがあったっ様子。

このタイ米が、当時の日本では偉く嫌われていて、それまでそのタイ米、またはタイ米に近いものを毎日美味しく食べていた人間としては、大変気分がよろしくなかった。食べたかった日本米が食べられなかったことを超えてもなお、ひどい言われかたをするのが心外で心外で。

今調べて見ると衛生面での問題があったという話もあり、また食べ慣れないものへの抵抗感もあっただろうから、拒絶する向きがあってもごく当たり前のことなんですが、まだ若くてなんか変な正義感があったのか、ひどく憤っていたのを覚えてる。

時代は変わり、タイ米が珍重品に

いまとなっては、日本でもタイ米の価値が築かれ、なんならエスニック料理を食べる際にはタイ米が最適、ともされ、なんならその時のためだけに、単価的には日本米高いこともあるタイ米を買い求める人もいるという。

食べ方や調理の仕方、他の料理との合わせ方などが知られてくるにつれ、タイ米の評価も上がり、もちろんそれでも苦手だという人がありながらも、受け入れられてますよね。

本当に浅はかだったと思うのですが、その傾向が見られるようになった時は「ほぉらね?」とすら思っていたほど。(あんたどの立ち位置だよ?っていう)

実際、今現在でもタイ米は好きだ。ジャスミンライスは我が家の日本米より登場回数が圧倒的に多く、またその他の長粒米もよく使う。

胃に軽く、年齢的にもそちらが楽ということもあるけど、炊飯が安易で単純に美味しいということもあって、おそらく自分はもともとタイ米に味覚が向いてるのだろうな、とは薄々気づいてきたところ。

ビリヤニ、なんていう料理がポピュラーになってきだしてからは、バスマティライス万歳である。個々の価値が認められるようになってきたのだなあ、とか偉そうに思っていたのですが…?

社会隔離の配給米

COVID-19のせいで、ベトナムは厳格な社会隔離下に置かれた時期が数ヶ月続きました。当初は外食禁止とか、一部サービス業の営業停止などで、それだけでも十分厳しかったのですが…

更に厳しい時は、日常食材・日用品を買いに行くこともままならない、というところまで行ったのでした。ではどうするかというと、食料品は配給かデリバリー。デリバリーといっても感染リスクは売る側買う側運ぶ側に存在するので、それも極力回数を減らして、ということに。

そんな折、配給が、時々回ってきました。
よもや自分の世代で「配給品」を受け取る事態になるとは思ってもいなかったし、それも一定ではなく、時には近所の人が都合してくれたものを回してくれたケースもあったように思います。

ある日玄関先に置かれてるだけだったりしたので詳しい経緯はわかりませんが、食料調達厳しき折、ありがたく頂戴したのですが…

とあるお米をもらった時のこと

ブランドも何もわからない、買い物袋に入れられただけのお米。でもありがたい。早速炊いてみようとしたところ…

炊飯器から、面妖な香り。
普段も長粒米は好んで炊いていたし、その種類もあれこれ試してきたつもりだったのですが、どうにも覚えのない香り。

そして思ったわけです。
考えてみれば、ベトナムには凄まじい種類のお米がある。そこらの間口の狭い米屋さんですら、10数種類取り扱ってることは珍しくはない。

とすると、自分がこれまで選んできたお米はたまたま自分が好むものに当たってきただけで、大きくその特徴を違えるお米の種類がたくさんあるのだなあ、と改めて実感した次第。

あ、炊く時の香りと味わいはまた別で、これ、食べると普通に美味しくいただけたんですけどね。

慣れぬ香りの衝撃を想像して見た

あの米騒動の時に、日本に入ってきていたお米がどんなものだったかはもうわからない。

そしてそれが単一種類だったとも考えにくいので、「タイ米」と一括りにされていたとしても、きっといろんなものがあったんだろうな、と推察される。

長粒米が主流の国に住み日頃から近いものを食べ慣れていてもギョッとする香りのものに遭遇することを考えると、日本米しか知らずに来た人たちが、もしかしたらかなり強いクセがあったかわからない長粒米に遭遇した時に驚くのも無理はない。

ましてや多分あの頃は、そこまでエスニック料理は広まっていなかったようにも思う。

もしもそれが比較的癖の強くなかったものだったとしても、環境が違う国で、本来合わない・合わせられないおかずに添えられた時に、コントラストを持って「違和感」を放っていたかもしれないことは容易に想像想像できるはずなのに…

あの頃の自分の世界の狭さを思い知る。ああ、お恥ずかしや。

ただ美味しいお米があるのも確か。美味しくないものにたまたま当たった人には残念なことですが、自分も含め、一度や二度、美味しくないものにい当たったからといって、その対象全体がダメ、というのもまた残念なこと。

諦めかけたST25

とは知ってるのだけど、やっぱりハズレた時のガッカリ感、そこにかけた金額がそれなりだったりすると、落胆は更に増して、また手を出そう、とはなりにくくなるのも致し方なし。

実は、ST25というお米が美味しいと聞いて、早速トライして見たのですが…私が買ったのはイマイチだった、というのは以前話した通り。

STってのは、Soc Trangという土地の名前のショートフォームらしいのですが、品種や環境を基準にしたブランド名ではなく、それはあくまで土地の名前。

そして土地って言っても、それなりの広さがあるだろうから、いろんなST25があると考えるのが順当かなと。

AnさんとこのST25に出会えてよかった。あれ、ほんまに美味しいから。もちろん日本米と同じ美味しさではありませんが…

お試しプレゼントにご応募してくれた方からの感想。まあ私の感想だろうがその他の方の感想だろうが、人の感想は人の感想でしかないのですが、こちらの方、かなりお料理される方なので、その後つづいいた会話でも、色々と同意見が多く。

ちなみにお米お試し、5名様プレゼント、定員には満ちませんでした(笑)。やっぱり長粒米ってあまり興味持たれにくいのかなーと思いつつ、体にも楽だし安いし、もしもお口にあったらめっけもんかなーと思うので、もし気が向いたら問い合わせて見てくださいね。

もしまだ在庫があればお分けしますので。(この企画は終了しました)
か、みなさん、もしかしてもう直接買っておられる?!

だったら何よりなんですが、AnさんとこのST25、美味しかったですよ♪というか、我が家でも現在進行形。在庫、順当にはけてます😁


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