一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】がちのローカルうまいもん通りにあるこちらにワタクシは何故今まで行かなかったのか! ~ Quan Bun Cha Anh Hong

ベトナム料理:ローカル

ブンチャーはフォーと同じように北の料理。ならば北のほうが美味しのいのだろうか。フォーは、そうだと思う。でもブンチャーは南だって負けてない?!

ガチ・ローカルのうまいもん通り

2023年9月

こちらの通り、お近くにお住いの方はともかく、あんまり日本人コミュニティでよく出てくる通りではないような。

いえ、最近そんなに日本の方と交流してないからわからないんですけども、少なくともガイドブックにたくさん載るような場所ではなかったかと思います。

しかしコロナ後の復活ぶりは目覚ましい!
かの名店、Phu Giaさんおある通りなので、こちらのお店には行かれたことがある方もいらっしゃるかも?

https://cheritheglutton.com/pho-bo-phu-gia/

そしてこちらのお店に行くと、ずらりと並ぶローカル料理のお店。しかもあまり被ってないのがいいところ。

フォーのお店もあればブンのお店もある。↓こちらはバンカンのお店。

Bun Dau Mam Tom のお店もあるし、他にもBanh Daのお店や、もちろんバンミーのお店もある。とにかくバリエーションが素晴らしく、この目の前に宿があったら泊まり込んで1週間くらいこの辺りを絨毯爆撃してみたい(いや市内なんだから別にいいじゃんw)

あんまりにも魅力的なお店が多すぎて、うっかり目移りしそうになったけど、今日のお店はこちら!

お目当のお店はこちら!

Google Mapの住所通りに行くと、こちらにたどり着きます。が…?

↑このスペースはいま別のお店になってるようです

のぞいてみると、なんと焼き場専用スペースになってるっ😳
しかも遠目に見ても、ものすごい丁寧なお仕事されているような…?

思わず見とれていると、「店はあっちやで!」と、道路を渡った真向かいの方向を指されます。

あ、ほんとだ。同じ店名。
人気店の場合、周りに紛らわしい名前のフェイク店をつくて、あわよくば間違えて入ってきた人を取り込もう、という文化(文化…?)があるので、一瞬警戒しましたが、ロゴも同じようだし、何よりお店の方が指差すので間違いなかろうと判断。

ここの前にある通り、時間帯によってはめちゃくちゃ交通量多いんですが、この時もすごいことになってて、おぅっふ…となってたら、お店の前にいたセキュリティの方が手を上げて「待っときんさーい!」とニコニコ顔。

そしてこちらにきたかと思うと、ゆっくり誘導してくれるという親切ぶり😭

ホーチミン初心者というわけじゃないが、ありがたい。優しい(*´ω`)

半屋外店内

屋根はあるし、一応隣とはシャッターで区切られてるけど、ほぼオープンスペース的な空気感。

なのでエアコンはありません。
ファンはあった。この日は涼しかったのでラッキー。

そして店の奥の方では仕込みをするお店の方々。朝食からはひと段落して、昼食にはまだ少し時間があるタイミングだったので、いつもこの時間が仕込みタイムなんだろうなあ。

こちらもちらっと見ただけでもわかる丁寧さ、春巻きの準備をしていらした。おしゃべりしながらではあったけど、手元がとにかく丁寧で。

プロだから当たり前と言えばそうなのかもだけど、職人さんの手際って、何を作っているにしろ見惚れるよねー(^・^)

メニュー

メニューはシンプル。
ブンチャーが唯一メニューで細かいメニューはそれのバリエーションや追加もの。

基本は一番上の、Bun Cha (Hanoi grilled meat noodle set)。外国人が多いのかな。英語がって助かるね。

その下がラージサイズで、その下が焼いたお肉じゃなくて揚げ春巻き(Bun Nem Ran)。そしてさらにその下が、Bun Nem Cua、カニの揚げ春巻き添えたやつぅ!

えーっ、どれにするか迷うー!という方は、下の追加メニューを活用しましょう。

ベースのブンチャー頼んだら、2番目のブロックにある、揚げ春巻きやカニの揚げ春巻き、エビのすり身(Shrimp cake)などを足せばいいのです!1個から追加してくれるので遠慮なく言おう!(言ったぞ!)

お好きなものだけ足すのも、それを増し増しにしちゃうのも全部乗せにしちゃうのもあり!親切!

さらに麺やお野菜の追加もある。
シプルだけども自分だけの組み合わせカスタマイズができるってやつだなっ。良い!

多分他のローカルのお店でも、お店の方に伝えるベトナム語力さえあればできるんだろうけどね(笑)

見目麗しいBun Chaの登場!

見て。まあ見て。
美しくない?!

私の写真の腕の足らなさがあるから、実際に見たらきっともっときれい!そして美味しそう!すごいなんかオーラある!

ところでブンなのですが、皿の上に盛られてくると、大抵ひっつきもっつきしています。団子、ほどは押し固められてないのですが、なかなかほぐれてくれない。

そんな時は、Bun Chaの汁気を少し、かけて見ましょう。ブンは見切りがいいので、いつまでもお互い追いすがったりしません。水分を与えると「あ、潮時なのね」とスッと離れるほぐれるバラけてくれる。

もしくは誰かと分け合う時は、スプーンをちょっと湿らせてナイフのように使って「切る」。麺だけど、もうケーキみたいに切っちゃう。そうする分けやすいです。

ってか、これは肉?肉片?通常、Bun Chaのお肉は豚バラ肉を薄く切ったものを焼いたやつ+つくねとかハンバーグみたいな挽肉をまとめたものを炭火で焼いたやつと相場が決まってるもんですが…

なんと、これ桃の様相なのにご多分にもれず、ちゃんとひき肉のつみれなの!

そして噛んで口に入れるとちゃんと肉々しい。でも表面こんな感じで、噛んだ主観の感じも柔らかめ。

つまりはひき肉の荒さやこね方にとても気を使われてるってこと。そして最初に店の向かい側で見た丁寧な焼き方。そうそう、合わせ網のフレームに丁寧に並べて入れて、ゆっくり時間をかけて焼いているようだった。

実際強い焦げ目は付いてない。遠火でじっくり焼かれた色。でもちゃんと炭の香りは付いてて…

なんて、品、というか凛とした趣のあるブンチャーなんだ!

その焼き加減はバラ肉の方にももちろん及んでてて、これ、写真じゃ分かりにく(だったら動画撮れよ)タレ漬けになってても光に透かすと少し明るみが見えるような質の良い脂がふるっふるに焼けている。

そして、メインのつけダレ。
これがね、ホーチミンで食べるブンチャーらしくない甘さ控えめ。と言って、スッキリもしすぎない。

ブンチャーはハノイのものなので、こないだハノイでも何件か食べたのですが、南の味にスポイルされてたのか、あまりピンとくるものがなく。

それがここのは…すごい絶妙なバランス。量は、やっぱりハノイのタレほど多くないのですが、絶妙にしっかりしてて、でも炭焼きの肉の風味を生かし、麺を食べるには十分な量がある。

入ってきたボウルとは別に取り皿的なボウルをくれてて、少しずつ好きな割合で、麺、ハーブ、肉を混ぜて食べられるようにもしてくれてる。

ローカルフードに品がいいもへったくんれもない気がするんだが、やはり…タレの味や全体のバランスにおいても、品を感じる(๑•̀‧̫•́๑)

まあその品良いところに、ガツンとニンニク放り込んだりするんですけどね(笑)

こちらはかなり大ぶりでゴロロに切ったニンニク+チリをつけたものだ!おいさっきまでの品の良さとは対照的な、正拳突きみたいな薬味だな!

だがそれがいい!
そしてこれでも甘いと思われる方は、ここでヌクマムを足すといいよ。これまたグッと味がしまって美味しい。

ってか、元がいいと何しても美味しいんだよ。
うううう、私、なんで今までここに来てなかったんだっけ????

あ、そしてカニ好きな人はね、このカニの揚げ春巻き、頼んだ方が良いよ。追加部分で是非食べて。ってか、これ、揚げてないの売ってくれないかなあ。家で揚げて、ビールと一緒に揚げたて食べたい。すげーご馳走。

ぬうううう、美味しい!
この通りに美味しいお店があるって予感は何度もしてたのに、このお店になんで今まで行かなかったんだー!

行ってー!
ブンチャー好きな人、ここ行ってー!美味しかったよー!

綺麗になってた!

2023年9月

改装してた

久しぶりに行ってきましたー!
そしたら向かい側にあった焼き場みたいなところは他のお店になっちゃってたし、食べる席がある方も、ちょっと様子が違ってた。

間口になんかドリンクバーみたいなんができてたし、店内もちょっとスッキリしたような。

この日は8時半くらいに行ったんだけど、えらく空いてたなあ。と、思ったらちょっと営業時間変わってたのね。開店直後だったらしい。

前は朝のn6時半からだったから、出勤前のお客さんとかの勢いがまだこの時間くらいまで続いてたんかもなあ。

メニュー

メニューがえらく小綺麗になってまして、お値段ちょっと上がってますね。

でも外国人のお客さんが増えたのかな。
随分とわかりやすいようになってる。ええこっちゃ。

上の茶色いバックのところ、70kのを基本にして、麺抜きとか野菜抜き、逆に盛り盛りのDac Bietかを選べるようになってます。

下の白地のところのは、焼いたつくねやお肉じゃなくて、揚げ春巻きと麺の組み合わせ、海老芋天と麺の組み合わせ、カニの揚げ春巻きと麺のセット。

えー、焼きつくねも揚げ春巻きも、なんならカニの揚げ春巻きも食べたーい、と思った方は、追加トッピングしてくださいね。

前は文字だけのメニューだったから、追加トッピング的なところとか、旅行者さんにはわかりにくかったもんなあ。

Bun Cha Dac Biet

と言うことで今回は4人で行ったのですが、盛りっ盛り。
お野菜なんか4人分盛られてきたから、もう畑みたいになってる。

そして凄まじき肉の量。
もうこの肉だけでお腹いっぱいになる。

まぢでいっぱいになるw
掘っても掘っても肉肉しいつくねや、薄切りの豚肉が出てくる。

南部の場合はこのつけ誰がちょろーっとのことが多いので、つけだれ「に」ブン(麺)を入れて食べることもありますが、ハノイ式だと、タレの器が大きかったりするので、小さいお椀が別で出てくる。

そこに麺とか具材とか野菜を放り込んでタレをかけて食べる、みたいなのっもアリです。

ここのは、タレや肉の量は多いが、器はあんまり大きくなかったので、正直どこでもいいと思います。

思いますが、具材が多いので麺を入れて行方不明になったら創作が大変え。別につけっぱなしになって悪いことはないと思うのですが、見目も美しいもんじゃありませんしねw

Banh Tom

これ、たまに見かけるのですが、結構人気。
細切りにしたさつまいもにエビを乗っけて揚げたもの。または別に揚げたものを組み合わせたもの。

素朴な味わいですが、エビとか、揚げ方がいいのかな。皮までバリバリ食べられちゃう。

凶器みたいになっちゃう口先はちゃんと切り落としてくれてるのがベトナム料理の優しさ。

Nem

揚げ春巻きー。
相変わらず美味しい。

けど、この店初めての人がいたと言うのに、ワタクシったらみんなとのお話が楽しくて、Nem Cua Beの方を進めるの忘れてた…orz

Nem Cua Beはカニの揚げ春巻き。
南部ではどこにでもあるって感じじゃなくて、北部料理の、特に北部スタイルの Bun Cha のお店に見かける程度なので、あったら食べてみてほしい(*´꒳`*)

何はともあれ、引き続き美味しいお店でした♪


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Quan Bun Cha Anh Hong
117 Ly Chinh Thang, Q3
Time: 08:00 – 20:30
Spent: 80,000vnd / person

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