うっかり買ったものがちょっと甘すぎた時
先日ご紹介した牛乳が美味しいお店。色々一緒に買った中に、豆乳と勘違いして買ったピーナツミルクがありまして。
これはこれで美味しいのです。ただゴクゴク飲むには、ちょっと甘い。
別にこの商品だけじゃなく、ベトナムの牛乳系のドリンクには、お砂糖ががっつり入ってるケースが結構ある。
甘さ控えめ、と言うジャンルがけっこう幅を利かせてる日本人マーケットからすると「なんで砂糖入れるのーっ!」と言いたくなりますが、それがここのマーケットニーズなのだから仕方ない。
できることは、苦手なら買わない、ということなのですが、まあちょいちょい間違えて買うわけですよ(。-_-。)
ナッツ系なら、インスタントコーヒーなどで苦味を足すとかでバランスを取ることもできますね。でもフルーツ系だと、結構逃げ道なかったり。
でもそんな時には…食感を変えると、むしろ甘さ控えめになるので面白い。
コーンスターチでプルプル法則
餅にする、といっても米粉を使うわけじゃなくて、コーンスターチを作るのが簡単で食べ口も甘くない。
もちろん他のスターチを使うことで別の食感を楽しむことができ、それぞれのスターチの特徴を知っているならそこを狙って行くのも良いと思いますが、コーンスターチは、餅としても楽しめるし、さらにそれを崩してクリームとしても楽しめる。使い勝手の良いやつなんです。
基本分量は、150ccの液体に対してコーンスターチ大さじ1。
大さじ1(15cc)は小さじ(5cc)の3倍。と言うことは、50ccの液体に対して小さじ1のコーンスターチ、とも言えるのですが、まあ何を作るにしても150cc単位くらいが諸々具合が良いので、この比率、覚えておくと便利です。
酸味の強い果物のドリンクにも、コーンスターチなら無問題。果物の酸や酵素はゼラチンのタンパク質を固まりにくくする作用があるので、フルーツジュースをゼラチンで固まらせようとしたら、都度適量が変わりますが、コーンスターチの比率は割りにものを選ばず均一です。
必ず火にかける前にコーンスターチを液体によく溶かして…
中の弱火くらいで煮ます。絶えず鍋底をゴムベラや木べらなどでこするようにして、なるべく大きく全体をかき混ぜます。
するとだんだんとろみがついてくるので、税隊がとろっとしてから1〜2分、火を弱めてしっかり煮あげます。
煮終わったらお好きなケースに入れて粗熱をとり、冷蔵庫へ。厚みがなければ小一時間。小さなグラスタイプの容器に入れて高さがあるようなら数時間よく冷やしたら出来上がり。
適当な大きさにカットして
カットして、かろうじて角が立つくらいの硬度はありますが、とてもテロテロ。米粉で作った時のようにもっちりネッチリするでなく、タピオカ粉で作った時のような弾力もなく、口の中で押しつぶすと、ペチョンスルンと素直にほどけて行く感じ。
わらび餅程度のコシもない。だがそれが口当たりが軽くて食べやすい。
そして飲む、となると甘すぎに感じたピーナツミルクも、こうすると、逆に「上品な甘さ」に感じるから不思議。ということは、こう言う冷たいデザートでそこそこ甘さを感じるやつって…?
…怖い考えになりそうなのでやめておきましょう(。-_-。)
ともあれ、食感を変えると、全く同じものでも味わいが相当に変わります。その変化を見るのも面白いですが、単純にこのピーナツミルクで作ったモチュモチュ、美味しかったですよ♪
さらには、一旦冷蔵庫で固まらせたこれをビーター(泡立て器)でグアアアアアア!!!っとかき混ぜ崩すと、非常にまったりモッタリとしたクリームになり、パンに挟んだりパルフェにしたりするのにとても良い。
例えばオレンジジュースとミルクを合わせて同じ手順で固めると、オレンジヨーグルトちっくなプルプルデザートかクリームが簡単にできちゃいます。
水分とコーンスターチの比率
再度いいますが、
水分:コーンスターチ=150cc:大さじ1
これを覚えておくと、かなりいろんなプルプルデザートやクリームに転用でき、めちゃくちゃ便利。
ただし、仕上がりの色に透明感を求める時にコーンスターチは不向きです。濁るので、マットな色合いになることを前提に作るのが吉。
身の回りにあるあらゆる液体をこれで固形化して見ると、いろんな料理のアイデアにつながって面白いですよ♪
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