日本食、日頃から自分流の料理だけど、日本食テイストのあるものを作ってるからそんなに飢えることはないのですが、食べて見たい、と思うものはいろいろあって…?
世の中には、ねぶた漬けというものがあるらしい
先日ふと、人様の発信を見ていたらこんなものが。
ねぶた漬けごはんに山ほどかけて食べたい〜!!!😭
ベトナムには売ってるのかな?
今は買いにも行けないけど…
あぁ青森恋しい… https://t.co/WWvrdqHIMi— ちゅろみー (@chanMii319988) September 3, 2021
ねぶた…漬け…?
なんだろう、食べたことない。青森に行った時に、もしかしたら宿で食べたかもしれないけど、お漬物かな?
と思いググってみたら。。。
ふむふむ。やっぱりご飯のお供的な。
そしてレシピをざっと見てみたら、おおっ、これは九州だと、松前漬けとして知られているものに近いのでは?
確かにあれは美味しいなあ!そして久しく食べてない!
ちょっととろっとして味の染みた大根や数の子がコリュコリュしてて歯ごたえも良くご飯も進む。炭水化物と相性が良いが、繊維質がたっぷりなので糖質吸収ブロッキングもできてるし、いいよなあ、あれ。
いいよなあ、あれ。
いいよなあ、あれ。
……つ、作れないかな?(・∀・)
ってことで、ホーチミンのこの環境下で手に入るものでやってみた!
材料
レシピ
というわけで、材料から揃えてみた。
子持ちニシン 1枚 (本来は数の子)
大根・小ぶりのもの1本
昆布・細く刻んだもの 半カップ
エビの開き・細く刻んだもの 半カップ(本来はスルメ)
みりん 200cc
酒 200cc
醤油 100cc
数の子の代用品は?
数の子は手に入らないので or 手に入ってもとても高価になりそうなので、食感が似てる、こちらでは寿司ネタとしても人気の子持ちニシンを採用!
幸いにも近所のお店でデリバリーもしてくれるところが、子持ちニシンを扱ってるのをなんとなく覚えてた。
そう、あのサーモンが安くて美味しいお店だ。
酢で〆られてるはずだけども、かなりお味は穏やかなものが多い。それを調味液に漬け込んでしまえば、酢は殆ど味の障害にはならないはず。ですが…
うおおお。黄色を頼んだつもりが、緑のが来た(・∀・;
しまった。。。と思ったけど、ちらっと味見をしてみるとこれ、わさび風味。そしてベースの味も強くないし、えぐみも非常に少ない。良いお手入れ。
言い換えると、下処理がされ下味がつけられてる素材なので、数の子を塩抜きするところから手をかけるよりもずっと早い。色はアレだが、まあ食感なりを確かめるための試作なのでよかろう、ということで決行。
昆布は?
昆布は、結び昆布を解いてハサミでチョキチョキ。日本だったら刻み昆布が売ってるよね。ちなみに今回使ったものは、今買ったわけじゃないけど、
こちらで以前買ったものです。結構な量を買ったもので買い置きがあった。その他の昆布でもOK。だし昆布的なものなら、お手元に置かれてる方もいらっしゃるかなと。
スルメの代用品は?
あとスルメ。スルメはこちらでも買えるものですが、今は帰るアテがなかったので手元にあったエビの開きを活用。こちらもハサミでチョキチョキ。
要は、旨味のある干した海産物。タラの干物やホタテの干物とかでもいいかも。ただ青物はちょっと癖が出過ぎて合わないかな?という気はします。
わざわざ市場に買いに行くのは…という方は、スーパーでおつまみとして売ってるスルメでもいいかなと。
みりんなんか家にないって方は
わたしもたまたま、人から譲り受けたものがあったから今回は使いましたが、普段は基本みりん、使いません。なので家にありません。
たとえば、水:ココナツネクター=7:3位で代用してます。
酒もないわーという方は
お酒の風味を肩代わりはできませんが、酒を使う理由の一つは、その旨味。ということで、同量の水に多少のうま味調味料を活用するといいでしょう。
まあ今回の料理に関して言えば、食材からめちゃくちゃ旨味が出てくれるので、あまり神経質にならなくても良いと思います。
みりんも酒もなくて水で代用、という場合にはちょっとあっさり目になってしますかもしれませんが、「ないからできない」じゃなくて、代用して味に物足りなさを感じたらなんか足す方向で。
作り方
みりんとお酒を軽く沸騰させ煮切ったら醤油を投入。一煮立ちしたら火を切って冷ましておく。
大根は薄めの拍子切り、またはいちょう切りにして軽く塩を振り、しんなりしたら強く絞って水気を切る。
子持ちニシンは2〜3mmの薄切りに。
で、他の食材全部と混ぜて…
先に作っておいた出汁を全量投入。
おお…緑が鮮やか。。。(苦笑)
で、はい終了(・∀・)
超簡単。
ただ時間をおきましょう。一晩ほどおくと、諸々こなれて美味しくなります。
あらっ、出汁が馴染んだら緑が割と目立たなくなった。ウリの皮部分とか、アヴォカドとか、そんな雰囲気?そしてわさび風味も殆ど馴染んで、浮いた風味にはなってない。
昆布が開いて全体に濃度が出ており、少しトロッとした感じ。大根はパリッパリ、子持ちニシンはコリュッコリュ。そしてエビはしっかり戻ってクニンクニン。
あらーっ、これ極上のつまみじゃん!
もちろん、ご飯にも合う。でも合いすぎて危険。これは粒こんにゃくを混ぜ炊いたご飯を用意しておかないと危険。日本米だと、ちぇりさんが米俵になってしまうまで食ってしまう🐽
シンプルなうどんとかそうめんでも美味しいです。
この日は手打ちのうどんを作ったのですが、この漬けもツルッツル、うどんもツルッツルで、ええもうこれは飲み物ですね。
あと食べるときに納豆を加えてもめちゃくちゃ合いました。醤油納豆のアレンジ版みたいな。
子持ちニシンを手に入れるのが難しかったり、あまりお好みでないというときは、そっち系とで作ってもいいな。もっとお野菜をたくさん入れて。
そのアレンジバージョンはまた後日。
先に記しましたが、昆布や干物に、大根には繊維質がたっぷりなので、ご飯や麺類を一緒に食べると、糖質吸収が若干穏やかになるので、ご飯を食べるときに小鉢一杯でも添えられてるといいですね。
結構日持ちしそうな一品ですし、作り置きして食事のたびにちょいちょい食べるとバランス良さそう。
ちなみに材料が違いすぎるのでねぶた漬け、とは全く言えませんが、ねぶた漬けインスパイアのそれっぽいもの。これはとってもオススメですよー!
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