私が知るカフェの中でも極小だし、なんとオーナーさんの手作りカフェだし、多分大きく取りざたされることもないカフェだけれど、とてもとても素敵な空間!
ナイショにしようと思った、とっておき
日々数々のお店を紹介していますが、いくつか…みなさんに知らせていないお店もあります。
一つは、客席が少なくて混み合うとお店にご迷惑がかかるかなーと思われるお店。一つは、私がゆっくり作業したくてナイショにしてるお店。
最近は、ちぇりまっぷの限定記事という場があるので、バーなどはそちらで書いていますが…
実はこのお店も結構迷った。最初は間違いなく【ちぇりまっぷ有料版限定】に入れようと思ったのだけど、知らせたい気持ちも湧いてきて…
そう、限定記事を書くのに何が大変って、ブログとは別の書き物が増えることじゃなくて、それを限定記事の枠内にとどめておくこと。ついつい人に話したくなっちゃう(・∀・;
元のブログが「いい店みんなに知ってのもらいたい!」だから、基本無理があるよね。。。有料記事に振り分けて、そこのネタは一般にはナイショにするの。く、苦行(笑)
で、今回はその苦行に負けましたwww
あのホテルの近くにあるローカルエリア
みなさん、こちらのホテル覚えてますか?
ご紹介当初こそ、全く共感を得られないくらいに誰も知らなかったホテルでしたが、今やすっかりインスタの人気者。新しい施設も完成して、ますます素敵になってるホテルなんですが…
そこに行く直前のエリアってのが、相当にローカル感漂う上リア。上の記事でも書きましたが、もしも旅行者さんが、上のホテルの素敵な写真だけ見て憧れてやってきたとしたら、このエリアに差し掛かった時、相当不安になるんじゃないかと心配になる程(笑)
そんなエリアにある、通りの名前すらなく、何番通りの何番地、としか表記方法がないという住所。2区とか7区にはそういうところが結構あって、迷うんですよねー。
実際この時も、同じ2区でありながら全く違う場所に連れて行かれて迷った迷った。幸いにもローカルのお友達との待ち合わせだったので、タクシー拾って彼女に説明してもらって、なんとか到着。
看板も出てない小さなカフェで、名前もないってことだったから、そりゃー迷うわというお話で(。-_-。)
でも…
このカフェがとても素敵だったの。
雑然の中にあるこだわりの物たち
まず店内に入った印象は「雑然」…なんですが、なんかチャーミングなんですよね。
入ってすぐ右手にはカウンター。そこでドリンクを作ってくれるらしい。
カンターの奥には物がたくさんゴチャゴチャしていて雑然とはしているものの、一緒にいた友達の感想によると、
「置いてるものにいい加減なものがないですねぇ」
と。
言われてよくよく見てみると、なるほど、確かにマシンはとてもいいものだし、調理器具の一つ一つも選ばれている感がある。
そしてポットを花瓶がわりにしたお花。
素敵(^・^)
シンプルメニューにこだわりインテリア
メニューはシンプル。ってか、安っ!!(・∀・;
まあ数が少ないから定番ばかりだよ…な…???と思ったら、あら。Espresso Tonicとかある。おや。
お店は面積こそ小さいものの、奥のトイレに続くうところは、メダカなどが放たれた小さな池があり、そこの飛び石を渡って行かないといけないようになってたり…
ちょっとしたボックス席みたいなものも作られてる。
古い足踏みミシンがテーブルとして使われてるのは、ホーチミンでは珍しくないけど、ここのは特に趣があるな。
気がつくと、こんなにゴチャゴチャしてると言うのに、なんだかとっても居心地が良くて、その理由の一つは音にあるじゃないかなーと。
とても柔らかい優しい音の音楽が流れてて、ロースターの下にあるスピーカーを発見。これがどう言うものなのかは存じませんが、店主の音の好みは私の好みに合ってるらしい、とても心地が良かったもの。
爽やかさが心地よいコーヒー
と言うわけで、エスプレッソトニックです。
比重の違いで、そこの方にトニックウォーター、上にエスプレッソ。ちょっと意外な組み合わせに思われるかもしれませんが、コーヒーの苦味とトニックウォーターの苦味が素敵にリンクして、実に爽やか!
それでいてコーヒーもちゃんと楽しめる。これはこれからの暑くなる季節にとても良さそう!!ちなみにグラスが裏表だったので撮りなおしたら、Hoegaardenでしたよね(笑)
ビールじゃないよ。コーヒードリンク。朝からお酒なんて(飲むこともあるけど)飲まないよっヽ(・∀・)ノ
小さな間口だし、とてもローカルなエリアなんだけど、屋根の代わりにあしらわれた、これは枯らしたシュロの葉?かな?と、外席用のパラソルが青い空に映えてとても気持ちがいいし、爽やか倍増!
ここのインテリア、全部店主さんが手がけられたんですって。デザインから施行まで。すごいなぁ。
友達は Cold Brew を飲んでましたが、これがまた爽やか。薄い、と言うのではなく、ローストの段階から…と言うと失礼か。豆の選択からローストまで、大変繊細にされたのではなかろうか?と想像させる爽やかさ。
コーヒーが食道から胃の腑にかけて清めるような爽やかさで落ちていくのがとても心地よい。そして上を見上げると、木漏れ日。なんて、素敵なんだ。
ケーキ工房もあったりします
で、店名にある Cake ってのはどうした?って話なのですが、先ほど紹介した、奥のお手洗いに行くために敷かれた飛び石の右手にケーキ工房が。
この日は味見しませんでしたが、塩卵のケーキをこの日はたくさん焼いていらっしゃいました。焼いてらっしゃるのは店主の奥様。おそらくあまり英語を喋られないようで、さらには寡黙なご夫妻のようで、あまりお話はうかがえませでしたが…
どちらもとてもこだわりをお持ちのご様子。
塩卵のケーキと聞くと、ローカルの方の支持が高いのだろうなと思うのですが、今度食べてみたいなー。
ご主人のコーヒーへのこだわりをみてたら、きっといい加減なものを出されてることあなかろうな、と思われるので。
朝9時くらいまでは、結構混んでいるそうです。
出勤前の方がコーヒーを飲んで行かれるようなので。行くなら9時過ぎが狙い目だ、と言ってました。あと夜。まだ涼しい時期のここでの夜は、さぞや素敵だろうなと思います。
決してきらびやかでも、最新のデザイナーさんが手がけているわけではなく、実に朴訥なお店ですが、素敵ですよ。まだきっと、日本のお客さんもそんなにたくさん伺っているエリアではなさそうですし、もしもこの付近に来たら…
ぜひ行ってみてくださいね。
何より、コーヒー美味しかったので(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Nam’s Coffee &Cake
27 Duong So 1, An Phu, Quan 2
TIme: 06:30 – 17:00
Spent : 30,000vnd/ person
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