Can Thoに日本からのゲストをお連れしたのは、旦那さんのお友達がいて、家庭料理を食べさせてもらえるよう、頼んでくれたから!Can Thoの食材は、ホーチミンとちょっと違ってて、美味しい楽しい!
個人宅なので
今回は旦那さんのお友達宅に頼み込んで、お料理を用意してもらったもんで、皆さんもどうぞ、とは言えないのだけど、Can Tho地方でティピカルなお料理を食べさせてもらったのでご紹介。
ってか、旦那さん以外は縁もゆかりもない人間二人がくっついてくるというのに、料理、作ってあげる????

私これまでも何度もベトナムの方のお宅に伺ったことがあるのですが、自分のその時のポジションが、彼らにとっては「見ず知らずの人」でもめちゃくちゃ歓待してくれることがあるのよな。。。
図々しい話です。
しかし今回の料理は私が用意することもできなければ、Can Thoでの店も知らない(店で食べるとえらく高くつくらしいし)。甘える他に道がない。ので、旦那さんの手配に乗じて、恩恵に預かることにする\(๑ -`. ‘- ๑)/

お出迎えまでいただいて、感謝。
Can Thoのネズミ!
ご存知の通り、私はすでにネズミを経験している。
いや、ネズミの人生を歩んだという意味ではなく、ネズミを食べるという経験をしている。
上記外にも何度か。
そう、気に入ってしまってるのである。
何なら、自分のジビエ歴の中では、TOP3に入る美味しさ。
機会があればもっと頻度高く食べるのだけど、残念ながらホーチミンではほとんど食べないだろうから機会が少ない。機会が少ないということは、もしあったとしても質に期待が寄せにくいということ。
ネズミ食べるなら、Can Tho一択。。。と思っていたら、北も食べるんですってね。
今回お連れした、日本から来られてるゲストのKさんは、北で、しかもいろんな調理法でネズミを食べてきたらしい。
あ、Kさん、
↑で珍しい食材などを美味しい料理にして振舞ってくれた方。
そりゃあ、日本で食べられない食材には貪欲なわけですw
だから。。。

もうこれ見た時に、私と二人してお目目キラッキラw
旦那さんも別に普通にネズミは食べるんだけど、二人のあまりの興奮ぶりに若干引かれてたような気がしなくもない。でも多分気のせい。
大きめのものは上半身と下半身二つに切ってくれてて、↓のは下半身。全体がお大きいだけあって、結構肉付きが良い!
小さいのは丸ごと。
ちょっと身のつき方が少なめですが、骨をしがむようにしていただく感じですが、まーっ、美味しい!
深い旨みは、うずらの鶏の身のような濃密さ。もちろん調味料をしっかりと染み込ませてはいるのだけど、それに負けない肉自体の旨みが素晴らしい。

そして、ちょっと↓の写真のみの中心部にある黒い部分、わかります?多分レバー。ここを外さないように捌いてるのがまず素晴らしいよね。
そして、美味しい。

何匹でも食べられる。
私とKさん、むしゃぶりつくように、食べる食べる食べる食べる。ネズミ、受難。すまんなw
堪能したよ。
ホーチミンではなかなか食べられない珍味にして、自分の中のジビエ・トップクラスの美味しさ。素晴らしい。
今回料理してくださった方の腕がよかっったこともありましょうが、何を持って�ても消せない素材の旨みの充実度よ。あー美味しい!
プレコ!
プレコって?
プレコは、南米原産のナマズの仲間。
日本でも外来種として認識されてますが、一般には、「困ったやつ」という位置付け。
プレコは岩に付着したコケや藻類を食べるらしいのですが、これは日本の川に住むアユ、ボウズハゼ、エビ類などの主食と同じ。プレコがコケを食べ尽くしてしまうことで、日本の在来種が腹ペコ&個体を減らすことに(´Д` )
な…っ、なんかプレデターの存在を示す際の空気の揺らぎみたいな模様だな。。。
え、あ。もしかしてそれでプレコ?
プレデターの子供で、プレコ?(違います)

またプレコには、繁殖期に川底や土手の斜面に深い穴(巣穴)を掘る習性があるらしく、無数のプレコが穴を掘ることで土手がもろくなり、崩落や侵食を引き起こす原因に▶︎地形そのものを変えてしまう深刻な被害につながることがあるとか。
あと、基本的には草食(藻食)だけど、岩に産み付けられた他の魚の卵を、コケと一緒に食べてしまうことがあって、他魚種の個体を減らすことがあるとか’、プレコの体は非常に硬くトゲがあるから、漁網を破ったり傷つけたりするとか。。。
な。。なんか多方面に影響がある様子😅
ベトナムのプレコ
ただしベトナムにあっては、ちょっと事情が違う様子。
ベトナム名は、Ca lau kinh(窓拭き魚)
やはり外来種で、当初は観賞用だったそう。
それがメコンデルタなどの温暖な河川に放流され、爆発的に大繁殖。現在はやはり「外来種」として生態系への影響が懸念されてるようですが。。。
ベトナムではこれを、「食べる」んですよねw
人間という天敵がいたw
爆発的に増えた魚=安いので、当初は、あまり裕福では中っった方達が捕獲して食べていた、なんて話もあったようですが、最近ではそれが珍味として人気を博し、一定数の人が食べるところとなって、バランスが取れてるかどうかはわからないけど共存?できてる様子。
ホーチミンでは、とんと見かけないので、メコンデルタ地域の話だとは思うんですが。
で、お味は?
で、今回のプレコさん、こんな感じで佇んでいらっしゃった。
見た瞬間「プレコだ!」と反応されてたKさん、さすが。
ネズミは私も彼も経験済みだったけど、プレコは初めて。

皮はゴリゴリに固くて、焼くと「釜」代わりになってるw
というわけで。。。

レモングラスを突っ込まれてる頭部分をベキッ!と折りまして。。。

メッキメッキと皮を剥いていくw
まるでこう、果物か何かの熱い皮を剥いでいくように、魚をw
うおおおお、こうなるのかー!
そして水分が落ちて少し身が縮んでいるのか、皮と身の間には多少の空間があり、見た目ほどの身の大きさはない様子。

骨からの身離れはとてもよく、弾力があります。
食べると、骨から外す時ほどの段力はか感じず食べやすく、割にしっとりとした淡白な味わい。これに好みのソースなり塩ライムなりをつけて食べるわけですが…
に、日本人的には醤油、欲しかったkw
味わい的には、カマス、とかそんな感じかな?と言う話に落ち着いたのだけど、クセがなく非常に食べやすく、味付けによってなんとでも使えそうなお魚。これは有用!
苔を食べる魚と聞いてたので、鮎的な苔臭さを少し期待してたんだけど、それもなかったなあ。料理した人が上手だったと言う話もあるけど。

外来種で繁殖力旺盛と言うことなので、管理は大変なのかもですが、日本が今もこの魚の増殖に困ってるなら食べればいいのにー、と思うなど。
皮が釜になる魚、ってだけでも結構話題になるし、皮と身の間に「風味」を入れる余地があるので、こちらのようにレモングラスを詰め込んだり、レモングラス、日本では高いから他のハーブ類を入れるなどして楽しんだら、結構面白そうだしSNS映えも取れそう。
味自体もシンプルだから加工にも剥いてそう。
まあ加工に至るまでの、皮の処理とかが大変かもだけど😅
LAU MAM
これはホーチミンでも食べる機会はあります。
私も何度か食べました、が、甘すぎたり、臭気が強すぎたりして、お店の個性が出やすいのか、今一つ、これが正解!ってのに出会えてなかったんですよね。
もちろん、今回もたった1回、こちらでいただいただけなので、それが正解!とは言えないのですが。。。
私に撮ってはかなり正解!
おいっしー!

Mamは、発酵調味料で、この鍋に使われるのは、魚のMAMのことが多い。発行してやわらかくなった魚の身がペースト状になってる感じなので、当然ながらそれ自体は発行臭が強いものだけど、よく火を通すことで窒素化合物系の臭気は飛びます。
何もかにも飛んだら味わいがなくなるので残るものもあるのですが、そこは上手に野菜その他で調和をとってる。

必要な塩みは旨味で補い程よい甘さ。スープ、下手したらゴクゴク飲める勢いのバランス。え、まって。Mamでこんなことになるの?!うんま!!
Mamは複雑な旨味成分を持ってて、含まれる成分には加熱で飛ぶもの、ハーブなどで感じにくくなるもの、酸味を与えることで変化数物などがあり、Mamを使った料理は様々な化学反応の集結なんですが、これをベトナムの方は経験値で築き上げてこられたのだろうなあ。
料理の科学的構造を見ると、本当に「なんて聡明な人たちなんだ」と思わざるを得ない。ここまで複雑且つ、それを成立させるために手をかける料理、なかなかないのではなかろうか。
さらにお魚は、ベトナムでは一般的な川魚の、Ba Sa。
日本でも冷凍食品の白身製品によく使われてたり、「パンガシウス」の名前で売られてたりしますよね。
川魚だけど、最近は養殖のものが多くて、日本人の多くが持つ「川魚特有の泥臭さ」みたいなものを感じさせるものはかなり減ってきてるような気がします。

今回のはとくに「とても綺麗な味」で皮の内側はコラーゲンでとろっとろ。
実に実に美味しい。先ほどのプレコと合わせて、もうこの日は魚を主食にしたんじゃね?ってうらい魚食べた。もうおいしくて止まらなくて😅
家庭料理がこのレベル。
もちろん家庭によりけりなんでしょうが、日頃から思っている、
ベトナム料理の本懐は家庭料理にあり
と言う持論がまた裏打ちされた気分です。
あ、ところで。。。

この葉っぱがめっちゃ美味しかった!↑ちょっとくるくるして見えるのは多分蕨的なやつ。それは売られてるのを見たことあるのですが、混ざってる葉っぱがわからない。
ぐつぐつと鍋で煮ても、シャクシャクとした食感がありつつもやわらかく、そして噛んでいると、微かにトロッとした口触り。めーちゃーくーちゃー美味しい!!!

ホーチミンのレストランではあまり遭遇したことがないけど、中心部で外国人相手のお店が多いからか、足が速くてホーチミンには仕入れにくいのか。。。
うーん、ベトナム料理、まだまだ知らない食材あるなあ!
そして、美味しい!!
お店じゃないから皆さんもどうぞ!とは言えませんが、確実に、私の職歴をレベルアップさせてくれた食卓だったことには間違いので、記録。
ってか、これだけのもの、旦那さんとは友達だとはいえ、見ず知らずの自分達にご馳走してくださいますかね?!
本当に感謝しかない!
ごちそうさまでした!





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